殺ったわ!お父さま!!

ソウルエッジ

\^o^* おすすめの1本
ジャンルF・ACT
発売月96/12
発売元ナムコ
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
ジョイスティック付き限定版有り
クリア
1プレイ時間30分
難易度 ★★★☆☆
マルチエンデイングYes
音声あり
メッセージ速度---
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アーケードから移植された3D武器格闘ゲーム。
剣だの槍だのトゲ付きヌンチャクだので相手をどつきまわし、いやがる相手の頭に背後から剣を突き刺したり、相手を串刺しにしてそのまま背後に投げ飛ばしたりと、「ブシドーブレード」なら1秒に1回は死ぬ技のオンパレードな内容になっています。(^^;
30フレームなので、鉄拳シリーズ等に比べればちょっと動きはガクガクしていますが、今でも充分遊べるクオリティです。
非常に美しいオープニングムービーが話題になり、ファミ通でも殿堂入り(格ゲーは、移植度が高ければ殿堂入りするという話もありますが(^^;)したゲームですが、その生い立ちは結構ドラマでした。
まず、最初にソウルエッジが世に出ようとした時、一歩先に登場した武器格闘ゲームがありました。初代「闘神伝」(95年1月)です。そこでソウルエッジは差別化のため、作りなおされることになりました。って、いつから作ってたんだ、このゲームは。(^^;

そうしてようやくアーケードに登場した「ソウルエッジ」ですが、全然受けませんでした。(--;
にゅうも何回かプレイはしたのですが、地味とか、CPUが意地悪すぎとか、当時はガードボタンが押せなかった(^^;とかですぐにやめてしまいました。(^^;

で、その後ソウルエッジは「バージョン2」として戻ってきました。中ボスと海外用の主役キャラを使用可能にし、全キャラに3D格闘の華・浮かせ技を追加(旧バージョンは基本的に空中コンボの概念が無い)、敵の攻撃をはじくガードインパクトの仕様変更、タイムアタックモードの追加、一部技の変更、CPUの柔軟化など主にシステム面での変更が目立ちます。
この後、結局アーケードのソウルエッジは中ヒット作品として記録されることになります。

で、その後PSに移植された「ソウルエッジ」。基本的には「バージョン2」をさらにバランス調整したものです。
相変わらずロード時間は短く、移植度はかなりのもの(さすがに背景は簡略化されたものの、星空は再現されてます。オリオン座が見えたときはさすがにビックリ(^^;)で、なおかつバランス調整により、アーケードでは入らなかった空中コンボが入る(^^;とか、ある意味究極のストーリーモード「エッジマスターモード」を追加したり、音声勝ちセリフを増やしたり、一般公募したコスチュームで全キャラに3Pカラーを追加したり、ゲーム開始直前にボタンを押すことによって、女性キャラ2名の下着の色を変える事ができるようになってたり(--;、BGMを3種類(アーケードと、アーケードアレンジと、PSオリジナル。ちなみに前者と後者を作ったチームは別。それから前者のチームはもうナムコさんにいません。…もうおわかりですね。(^^;)も突っ込んだり、エンディングを一枚絵からポリゴン人形劇にし、しかも特定のポイントでボタン入力する事でエンディングが分岐して幸せになったり、エンディング中にミニゲーム(^^;が始まったりと、過剰なまでの追加仕様はとても中ヒットで終わったゲームに対する待遇ではありませんでした。逆にそこまで手を入れなければ大ヒットすることはない、という事をナムコさんはわかっていたのかもしれません。

システム的に多少クセというか、何というかがありますし(武器を無くすと何故か全キャラ同じ動きのデク状態(^^;になるとか、連携技の後に全キャラ共通に長い隙があるので、対戦で連携技同士で戦うとまるでターン制みたいにみえる(^^;;とか)、鉄拳シリーズ程は奥は深くないですが(基本的には読み合いメイン)、隠し要素等がかなり多く、長く遊べる1本に仕上っています。


で、ソウルエッジを知らない方のために、説明しておかなくてはならない重要な事が一つあります。
ほとんどのキャラがイロモノという事です。(^^;
「種子島」にも勝てる強力な剣(^^;を探している用心棒(主人公)、二言目には「祖国のために」が出てくる極右好青年、当時イスラム教圏のギリシャでギリシャ神の神託を受けちゃったパン屋の娘、長ーい地下生活で気が違っちゃってるイタリアンのボンテージおじさん(でも海外一番人気。おかげで海外版のSoul Bladeは広告がとってもダーク(^^;)、主人公を放浪剣士というだけで恋人の仇(しかも実は死んでない(--;)と勘違いして襲撃する手製ヌンチャクテロリスト、どう見ても化学繊維のレオタードにポニーテール、しかも胸の先に…(--;トゥームレイダーのレイラ姉貴も裸足で逃げ出しそうな、ナイスバディなくの一の姐さん、うっかり?父親の首を跳ね飛ばしてピーンと来てしまい、いもしない父の仇をとるために強力な剣を探している(どういう思考パターンだ?)不良の兄ちゃん等々。
もし、私がこれらの登場キャラで、カッコイイオープニングを作れと言われたら頭抱えます。それでもカッコイイOPができちゃっているのですから、ナムコさんすごい!というかチャレンジャーです。(^^;

それから、前述の「エッジマスターモード」とは、各キャラごとのストーリー(MYSTみたいに「本」にストーリーが書いてある。同じキャラと2回戦ったり、PSオリジナルキャラと戦うことも)にそって、特殊な条件下(極端に短い時間で敵に勝つ、特定の技でしかダメージを与えられない、最初から少ないライフゲージで戦う等)で敵を倒していくと様々な「武器」がもらえ、他のモードでも使用できるという、技の練習も兼ねるナイスなモードです。
もらえる武器には、攻撃力や防御力が増減するもの、敵の武器破壊力が上がるもの、すばやく動けるようになるもの、リーチが本来の武器より長いもの、ライフゲージが回復するもの、逆にライフゲージが減るもの(^^;など、1キャラにつき7種類用意されています。対戦の時に武器の性能差が大きいと、ハンディキャップどころの差ではないのはご愛敬。(^^;;
これを集めるのがなかなか楽しいのですが、ストーリー自体が結構です。

神託パン屋娘のストーリーで、発狂不良少年を倒すというエピソードでは、「投げで倒せ!(それ以外の技ではほぼダメージ無し)」となっているのですが、この女の投げは、相手の頭を股間に挟んで捻じった上に投げ飛ばすというのと、相手の股間を蹴り上げて(女性キャラは仰向けに倒れるが、男性キャラは前を押さえてうつ伏せに倒れ、その後頭部に追い打ちがガンガン入る(--;)、「ごめんなさいね。(はぁと)」って言う凶悪なシロモノです。(^^;
でもってこの結果、「うぐっ…ち、父上…」って更生しちゃったらしいです。よくわかんないけど、スゴイデス。カタルシスウェイブもびっくり。(^^;;

というわけで、バカゲー(^^;の要素もさりげなく入っているPS版「ソウルエッジ」。にゅうのお気に入りの1本です。

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