渋谷ホラー

東京SHADOW

f^-^; 人にはすすめられないかも…
ジャンルAVG
発売月96/ 9
発売元タイトー
定価8,800円
メディアMケース 3枚
クリア
1プレイ時間1時間
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングYes
音声ほぼフルボイス
メッセージ速度遅い
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西谷史原作・監修の全編実写のホラー系のアドベンチャーゲーム。
舞台はあのサウンドノベル「街」の舞台にもなった、東京都の渋谷です。このゲームには他の土地が出てくるわけではないので、「渋谷SHADOW」が正しいタイトルかもしれません。私は、渋谷・原宿育ちで、現在の職場も渋谷近辺にあるので、渋谷はとてもなじみの深い街です。ゲーム中に登場する街の風景を見るだけでも懐かしく楽しかったりするんですが(私が小学生の頃、ザリガニを取りに行って転落した(^^; 東郷神社の池も出てきます)、渋谷の街を知らない人にはどう見えるのかなぁ?

主人公のヒデ(画面にはあんまり出てこない。普通の兄ちゃんぽい)は、恋人の女刑事・高城京子(役者さんは宝生舞)と久々に渋谷でデートをすることになります。ところがライブハウスでデートのはずが、京子の急用でおとり捜査に。しかも京子が目を離した隙に、ヒデは殺されてしまう(パターンは選択肢によって複数(^^;)のです。
気がつくと幽霊になっていたヒデは、渋谷の地下に巣くう謎の古代異星生物メギド(--; に捕らわれた京子を救うために渋谷を駆けずり回るのでありました、というのが大まかなストーリーです。

中盤以降、ヒデは京子と行動を共にすることになりますが、何せ主人公死んでます。映画「ゴースト」や「オールウェイズ」のような、主人公の姿は見えないけれど、主人公の助言は彼女に届くといった状態です。だいたい彼女は助言(選択肢)に従ってくれますが、たまに鋼鉄の意志で選択肢の内容と違うことをやってくれるので注意が必要です。(^^;
こうして京子に助言しながら、メギドの手先や特殊メイクばりばりのゾンビども(^^; をしりぞけ、やはりメギドにとらわれていた亜紀子やキャシーといったヒロインを助けて、地上へ脱出するのが主な目的です。

シナリオをクリアするごとに選択肢が増えて、別のシナリオ(本筋は変わらず。この事件を見る角度がかわる)に派生するというタイプのアドベンチャーゲームで、大きなシナリオは5種類、エンディングはバットエンドやミステイクエンドを含めて約50種類という、なかなかボリュームのあるというか、とにかくコンプリートが大変なゲームです。
ゲーム終了時に表示されるフローチャートは、なかなか良いです。自分がいままで通ってきた全ルートを大まかに確認できるほか、各シーンの縮小画面を使っているので、大体どのシーンが分岐地点だったのか直感的にわかりやすいです。その時に達成率も表示されるのですが、私の場合、5つのシナリオの各エンディングとそれなりの数のバットエンドを見ましたが、達成率は67%です。(^^;;

ゲーム中の実写&CGムービー(量や時間はかなり多め)や、一部の静止画はかなりキレイな部類に入ります。ちゃんと飛ばせますし。(^^;
だがしかし、ゲーム中の移動シーンのほとんんどで使用されている、パラパラアニメ(洞窟の移動の場合なら、少し違う洞窟の通路の絵を数秒に1枚くらいの割で切り替えている)は飛ばせません。ゲーム中のセリフはほとんど音声のみ(その音声もあまり聞き取りやすいとは言えないうえに、効果音や決定音が妙に大きくてちょっと嫌)で表現されていますが、これも又飛ばせません。ひたすら説明的なセリフが多いので、一つのセリフがやたら長いのも困りもの。(--;
体感的には、3分の1は飛ばせるけど、残りの3分の2はコントローラを握ってひたすら待つという感じです。(--;
サウンドノベル式に何度もあそばせるタイプのゲームなので、これはちょいとキツかったです。

全体的に見ると、移動シーンが何種類もある時があったり(地図をクリックしてすすんだり、実写の分かれ道でどちらに行くかとか。特に後者は地元民のにゅうでも難解(--;)、途中の微妙な選択肢でもエンディングが変化するのでエンディングを潰しにくいとか、同じシナリオを3回以上クリアしないと登場しない選択肢があるとか、ううむな点が目立ちます。
その一方、特殊メイク関係は一部チープに見えるところもありますが(パッケージが一番チープかもしれない(--;)、なかなか頑張っていると思いますし、ロード時間は気になりませんし、宝田明演じるの木の精は妙に気合が入っていて(^^; 楽しいです。

話がぐちゃどろ系のゾンビホラーだったり、話の後味が…だったりと、やたら購買層が狭く、セールス的にはちょっとかなという気がします。ですが、映像に関しては製作側の気合を感じることができます。足りなかったのは、映像とゲームをつなぐ演出とほんのちょっとの心配りでしょうか。
おもしろくなる要素は持っているのに、映像が先走って空回りしちゃっているかな、というのが私の正直な感想です。


このゲームはCD3枚組なのですが、ゲームに使うのは2枚で、最後の1枚はおまけディスクです。
このおまけディスクには宝生舞のインタビューや、メイキングのムービー等が収録されているのですが、にゅうがスゴイなと思ったのは冒頭部分の「東京SHADOW」のCMのBGMが初代ダライアス
やるなタイトーさん、キャッチ・ザ・ハートって感じです。(^^;

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