そして10年後。…(T-T)

闘神伝昴

(-_-) …つまんなかった…
ジャンルF・ACT
発売月99/ 8
発売元タカラ
定価5,800円
メディアCDケース 1枚
クリア
1プレイ時間45分
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングYes
音声有り
メッセージ速度遅い
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PS黎明期のコンシュマーオリジナル傑作3D武器格闘ゲーム、「闘神伝」のシリーズの1本。
「闘神伝」(95年1月)は、アーケード版「ソウルエッジ」を作りなおさせた、なんて事もあった当時にしてはナイスな1本だったんですが、「闘神伝2」(95年12月)はまだともかく、二頭身でマイムでぐにぐに&リカちゃんもいるぞ「にとうしんでん」(96年9月)、なぜキャラがみんなイラスト??「パズルアリーナ 闘神伝」(97年6月)等など、段々個性的な道を歩き始めます。

で、これは一体何が起こったんだ!? な「闘神伝3」(96年12月)は、登場キャラが30人以上(でも過半数コンパチ)、30フレームモードと60フレームモードを両方用意、バトルフィールドがやたらめったら狭い&天井低し、回数制限有りでソウルボムが撃てる、ってシューティングかい、これは!!(^^;とか、格闘ゲームのシステムとか操作性とかグラフィックとかは2の方が良く出来てるし、初代の方がゲームとしては美しかったですよ(--; な感じでありました。

でもって今回の「闘神伝昴」。「ソウルエッジ」の続編、「ソウルキャリバー」DC版の発売に遅れる事1週間。…もう相手にされてないみたいです。(^^;;

で、「闘神伝昴」ですが、あれから(闘神伝3)10年たったということで既存のキャラクターがほぼ総入れ替え、やっぱり不評だったんですかねぇ、って感じでステージも初代・2の頃の広いものに戻りました。
グラフィックは…、オープニングアニメはキレイなんですけど、各対戦毎にネオジオCD並のローディングを経てようやく見られるキャラポリゴンは、2の方が良かったかも。(--

システムは初代からのL1、L2「側転」に加え、L1+L2で「フリー移動」ができるようになりました。押している間は好きな方向に走りまわれますが(ただし、敵より一定距離以上離れることはできない(^^;)、攻撃の方向補正が(ゲーム全体的に)甘々なので(--; ちょっと使いにくいです。
「側転」は、無敵状態で軸をずらして攻撃を避ける&事後硬直アリというモノなんですが、初代の頃は結構イカしていたこのシステムも、なんだか今回は「ファイティングアイズ」のエスケープを彷彿とするモノを感じなくもないです。

このシリーズのシステム、もう一つの売り「一発必殺技ボタン」(R1、R2)ですが、今回は改良されたとの事で、同時押しや方向キーをプラスする事でほぼ総ての必殺技を出すことができるようになりました。って、もうSNKがPS版「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」でやってますがな。(--;
今までは一発出しボタンだと強必殺技しか出ない、とかがあったので、一生懸命コマンドを習得したんですが、全部出せちゃう&63214789+△(最後飛んじゃうので入力は大変。一発出しだと、前+R2)なんか覚える気になれません。(--;
…このシステムのせいで、シリーズを重ねる毎にゲームバランスが大味になっていく気がしないでもないです。

他にも弱攻撃→強攻撃のチェーンコンボ、前+△でガード不能技(一部のキャラはガード可能技って…(--;)、前+○でガードキャンセル(ゲージ使用)、後+△でガードインパクト(--; (モードでは、特定の勝利条件(投げのみで倒せとか。でも投げで1ドットずつしかダメージを与えられないって一体…)で勝つとキャラのカラーが増えるグッズモードとか)等などいろんなゲームから拾ってきたよーなモノがありますが、あんまり重要でないかも…。何せ、飛び道具がかなり強いゲームなんで。(--;;

とにかく空中からの対地必殺技、もしくは強力な飛び道具を持っているキャラ(と言っても、飛び道具が無いのは1キャラだけ)が強く、間合いをキープして撃ちまくれば、まあなんとでもなります。(^^;
とあるキャラなんざ、対空技で飛びあがった後に対地飛び道具を撃つ事が出来ます。しかも一度に4発出て敵を追尾したりします。むう、全体的にアバウトな感じであります。(--;

ストーリーの方なんですが、これがもうーっ、っていうか何て言うか、どうしましょう?って感じです。
主人公は、一応前作の主人公エイジさんの弟子のスバルくん。高校を休学して修行の旅を続けるドラ息子です。エイジさんと見てくれと技はほぼ同じで、同じ感覚で使えます。
で、もう一人、エイジさんのライバルだったカインさんの養女ナルが出てきます。(闘神伝3にも隠れでいましたが)
なんでもカインさんがナルを学校に預けっぱなしにして行方知れずになってしまい、ナルは養父を探すため、わずか数年でカインさんの技を総てマスターしてしまったそうな。(--;;

後は、10年前にストリートファイトで負けた女に惚れて世界最強の格闘家を目指す、ヌンチャク使いのカメラマン(22)(--;とか、必殺技で隕石を呼び(側転でかわせます)、敵を抱えて大気圏の外まで飛び出すくの一とか、3歳の時に教会で祈っていたらウラヌスに弓をもらってしまった幼児のふりした16歳女とか、その彼女とインターネットで知り合ったイギリス貴族とか、大変愉快な仲間たちが9人、いきなり「闘神大武会」に招待されます。
その招待状には、イニシャル「E」と書かれていました。そう、今回の主催者は前作の主人公エイジさんなのです。(もうマニュアルに書いてある(--;;)
スバルくん達は、それぞれの目的を胸に「闘神大武会」に参加するのでありました、というのが大筋です。

今回は流行り?のチームバトルで3人一組。つまり3チームしかありません。(--;;
主催者チームを合わせても4チーム…。エイジさん、もっと大会開催のノウハウを学んだほうが良かったのでは…

前作のキャラは、エイジさん(ただし、必殺技は弟子にあげてしまったのか減ってる。見てくれもだいぶ変わって、髪形といい覆面といい「オレのミニ四駆に勝てるかな」とか言い出しそうでコワイ)とノーコンティニュークリアで乱入してくる、おなじみヴァーミリオン(コワイ、というかヒドくなってます(--; 相変わらず蹴り以外の攻撃は全部ガード不能)ぐらいで、エリスとか、女王様とか、トンファー女刑事とかは影も形も出てきません
かろうじてデュークがまともな人生を送っているようですが、少なくともショウやカインはろくでもない事になっている模様。うーみゅ…。

全部こんな感じで、一応エイジさんには四聖武具を揃えるという目的があるようなんですが、クリアしたキャラに渡しちゃいます。
ヌンチャクカメラマンでクリアすると、「力がみなぎってくる! これでオレは世界最強になったんだ! よーし、世界中の女をゲットしに行くぜ!」とか言い出します。エイジさん、責任とってくれよ…。

こんな愉快な「闘神伝昴」ですが、プレイタイムが規定時間(3時間から9時間)に達すると、さらに愉快なミニゲームが追加されます。
内容は、落ちモノパズルx2(not パズルアリーナ闘神伝)、上からインベーダーみたいにブロックが降りてくるブロック崩しポリゴン・エアホッケー、ワイヤーフレームシューティング(「好奇心は猫を殺すか」によく似たミニゲームが。元ネタがあるのかも)、ポリゴン・リズムアクション(「ポケットムームー」によく似たゲームが)等など…。

うがああああーっ!! (T0T)、少なくとも「にとうしんでん」までは感じられた、オリジナル格闘ゲームの誇りは一体どこへいってしまったのか…
私のPSソフト750本の歴史は、実は初代「闘神伝」から始まっています。結構好きだったんですよ、ええ。今でも好きなんですけどねぇ…。

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