死にそうな子はいねぇがぁ
死兆星が見えるヤツはいねぇがぁ

ヴァルキリープロファイル

(^-^; 私は好きだけど…
ジャンルRPG
発売月99/12
発売元バンプレスト
定価6,800円
メディアDUOケース 2枚
クリア
1プレイ時間ノーマルエンディング17時間
真エンディング40時間
難易度 ★★★★☆
マルチエンディングYes
音声フルボイスに近い
メッセージ速度遅い
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北欧神話をベースにした(結局は似て非なるものになってますが)年末商戦用大作RPG。
画面的にはきれいで、重厚で美麗という方にベクトルは向いていますが、音楽がロック調だったり、アニメーションなオープニングが戦隊モノっぽかったりと愉快な一面もあったりします。
戦闘は、その気になればパブロフの犬でもなんとかなりそうな程度の目押し系アクション要素があり、ダンジョン部分では、難易度によっては「ガア!!」と言いたくなる様なアクションパズル的要素があります。

RPGにはめずらしく難易度設定が有り、easyなら経験値ザクザク、グッドなお宝、走り回っていれば何とかなる易しいダンジョン、hardでは経験値ちょっぴり、まあまあなお宝、トラップはあるわダメージはあるわパズル要素は強いわで悶絶モノのダンジョン、normalはその中間(ややeasy寄り)となっております。
ただしeasyモードでは真のエンディングに行けないというペナルティが有り、normal(特典・ペナルティ無し)・hard(隠し仲間が一人)に比べて仲間になるキャラがえらく少ないためにプレイ方法を間違えるとそれなりに首が絞まって辛くなります。(^^;

もっともクリア後に出現するおまけダンジョンの鍵アイテムがhardモードでしか出現しないので、おそらく作り手側からはhardモードでのプレイ、もしくは複数回プレイを想定されているのだと思われます。(^^;;

で、ある日主人公のレナス・ヴァルキュリア(以下ヴァルキリー)さんはオーディン様に呼ばれました。
職業:戦乙女のヴァルキリーさんは、普段楽しそうに暮らしているアース神族の皆さんとは別暮らしで、有事の時だけ呼び出されるシステムになってます。(^^;
今回も行ってみると、オーディン様(以下社長)と超ミニスカのフレイ様(以下秘書)が、「ラグナロクが来るらしいし、宿敵ヴァン神族もなんか最近騒がしいし、ちょっと地上に行って使える人間をしょっ引いてきてよ。戦争には使いっぱが必要だしさ」(超訳)とか言ってます。
どうもそれ以外にも社長や秘書が何か企んでいるみたいなんですが、どうも社長の声がシャアのせいでしょうか、なんだかロクでもなさそうな結果になりそうな気がしてきます。(--;

早速人手集めの旅に出るヴァルキリーさん。その手順をざっと説明しますと、まずは精神集中で今にも死にそうなヤツ、すでに死兆星が頭上に輝いているヤツの断末魔を聞きつけ、そいつが死ぬのを待ってスカウトです。(^^;

このゲームはストーリーを強制イベントで語る系で、とにかくイベントが長くて飛ばせません。(^^;
オープニングやモノローグからして長くて長くて、ゲーム開始後1時間はセーブできなかったりして悶絶しますが、さらに味方のキャラは死亡するところから始まっているので、皆さんえんえんと語りまくりです。
まあどいつもこいつも死ぬことを前提にキャラがつくられているので、最初から命がドブに捨ててあったり、死ななくてもよさそうな局面でわざわざ死を選んだりと、「ねぇ、社長。ホントにコイツでいいんですか? 何度生き返らせてもコイツまたあっけなく死にますよ?」と思ったりもします。(--;

# たまに「え? え? 何が起こったの? イヤァ、知らない間に仲間が増えてる!!」って時もあります。(^^; …まだ語り足りないのか? (--;
こうして集めた人手ですが、そのままだと使い物にならない(^^; ので、研修したり実戦に突っ込んだりして鍛えてやらないといけません。

ヴァルキリーさんには各地のダンジョンでそれなりに静かに暮らしている魔物の皆さんをかぎつける能力もあるので、そいつを活かして押しかけ正義の味方として敵の殲滅&新人研修をやる必要があります。
ダンジョンの基本は横スクロールの複数階層で、ジャンプアクションやスライディング、時限性やダメージ等の各種トラップがあり、うろうろしている敵に接触すると戦闘開始となっています。
ヴァルキリーさんは晶石という足場にもなる石を撃つという能力もあって、それを壁に撃ち込んで足場にして高いところに登ったり、砕いた破片を積み重ねて高いところに登ったり(それでも届かなくて、宝箱を拾ってきてさらに積み重ねたりも)する事も重要です。
「あたしは普段空飛んだり、戦闘中に羽がはえて飛んだりできるのに、なんでダンジョン内では地べた這いまわって『ソロモンの鍵』+『バベルの塔』みたいな事しなきゃいけないわけ!?」と思ったりもします。(--;

戦闘は最高4匹対味方パーティー4人の戦いになります。が、基本は敵1匹を味方全員で袋叩きというのが当該ゲームの特徴です。
細かいルールを説明するとキリが無いのではしょりますが、少々「リングにかけろ!」キャラで説明すると、影道総帥のアッパーで浮かせた所を高嶺くんのフックを当てると経験値ボーナスが付くアイテムが出たり、各自ストレートやらジャブを当ててゲージを溜めて、溜まったところでハリケーンボルト、Sローリングサンダー、ジェットアッパー、ギャラクティカマグナムを一気に(一匹の敵に)ぶち当てたりとか、ヒット回数1のハリケーンボルトより多段ヒット技のSローリングサンダーを先に持ってきた方がコンボがつながりやすいとか、ギャラクティカファントムやウイニング・ザ・レインボーの時は背景に読み込み無しでムービーが出てて凄いがムービーはやっぱり飛ばせません、等があります。(すみません、何だかさっぱりわからないですね (--;;)
まあ、なんとなく必殺技が強くて短いキャラを愛用したくなってくるのと、戦闘後ボタン連打しているとたまに凍る(--; とか、何回も必殺技フルコースをぶち当てないと死んでくれないインフレ状態の敵のHPなんてのも困りモノですが、よくできてはいると思いますです。

こうして稼いだ経験値で新人ども(含む自分)レベルアップさせ、トライエースさんお得意のたくさんのスキルにポイントをつぎ込ませます。
で、もちろん戦闘関係のスキル(カウンター攻撃とか分身攻撃とかHP増強とか)も必要なんですが、それより人物特性の方が重要でして、こちらは「勇敢」「気品」「博愛」なんていう望ましそうなものから、「無鉄砲」「根性無し」「悲観的」なんて望ましくなさそうなものや、「下戸」「かなづち」「媚び媚び」なんて思わず無言になりそうなものとバラエティ豊かにそろっています。
ちなみに序盤で仲間になる弓兵ラウリィ君の人物特性は、「臆病」「不運」「かなづち」「心配性」「博愛」「真面目」「ロマンチスト」となっております。ここまできっちりとパラメータ化されたダメ男も珍しくって素敵です。(^^;

ここにポイントをつぎ込むと、強いものはより強く、美しいものはより美しく、大かなづちは小かなづちに、大悪党は小悪党に人格矯正されますです。(^^;

ある程度新人が見られるようになってきたら、神界転送であの世? に送り込みます。こうなるとヤツはヴァルキリーさんの手を離れて、神々の下っ端としてこき扱われる運命が待っております。(^^;
ヴァルキリーさんの評価は送り込んだヤツらがどの程度活躍してくれるかにかかってますので、あんまりひどい状態で送ってしまうとヴァルキリーさんの評価がマイナスに傾くだけでなく、定期的な秘書の報告会で「アイツ死んだわよ」とお小言をくらうハメになったりもします。
「アイツは生きてる間もろくな事なかったけど、死んだ後もひどいもんだったわねぇ…」としみじみしたりもします。(^^;
下戸に祝勝会で無理に飲ませてマイナス評価はあんまりだろう、とか思ったりもしますが。

こんな事をくりかえしているうちに、時も流れてラグナロク勃発。
ヴァン神族の本拠地ヨツンヘイムに乗り込んで、メガテンでおなじみの魔王スルトを倒すとエンディング…になります。
秘書が「よくやってくれたわね。これで神の世も安泰だわ。これから祝勝会だけど、アンタは疲れてるだろうから帰って寝てていいわよ。次なんかあったらまた呼ぶから」とか言ってスタッフロールです。ちょっと待てーい!! (--;;

これがいわゆるノーマルエンディングで、普通にやるとこっちになってしまいます。(^^;
真エンディングに行くには、社長と秘書の目をギリギリまで欺き、イベントをこなさないといけないんですが、当方といたしましては攻略本か攻略サイトを見てくださいとしか言えません。(^^;;
真エンディングは、これまた語り系大爆発ノンストップイベントの目白押しなので、「明日仕事で朝早いんだよー、頼むからセーブさせておくれよぅ」という状態にならないように、時間に余裕がある時のプレイがオススメです。

ゲームとしてはたまに凍る以外は丁寧につくられていると思いますし、戦闘マニアやスキルマニアにはたまらない凝り様となっております。
ストーリーは、当方は相性が悪かったですが(^^; 壮大っぽくてよろしいのではないかと…。(弱気)
次回作があるかはわかりませんが、現在のレベルが充分なものであり、尚且つ次が期待できる1本ではあります。

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