!…暴力的なネタバレ、グロテスクな内容暴露が含まれています。

デス様を撃ち抜いた「黄色い悪魔」
のPS版

イエロー・ブリック・ロード

(-_-) …つまんなかった…
ジャンルアドベンチャー
発売月96/08
発売元アクレイムジャパン
定価5,800円
メディアCD-ROM 1枚
クリア
1プレイ時間1時間
難易度 ★☆☆☆☆
マルチエンデイングNo
音声ほぼフルボイス
メッセージ速度遅い
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サターンマガジン上で行われている読者による人気投票で、最下位超魔王と呼ばれる「デスクリムゾン」。「デス様」と呼び親しまれ、敵はメガドラの帝王「ソード オブ ソダン」だけとも言われていますが、しかしその地位はけっして安定したものではありません。声優魔人「スタンバイ Say you!」や海運魔王「大冒険」、デフ様こと「デフコン5」、惑星戦士「プラネットジョーカー」などが毎週激しいデッドヒートを繰り広げ、10点満点の評価点で2点台の点数をあらそっているのです。(ちなみにランキングされているソフトは600本以上!)

その激しい攻防のさなか、一瞬とはいえデス様を撃ち抜き、最下位に躍り出たダークホースがこの「イエロー・ブリック・ロード」でした。いきなりランキング下位に姿をあらわし、デス様を撃ち抜いたその姿を人は「黄色い悪魔」と呼んだのです。

で、このゲームですが、PS版があるのでそちらでプレイしてみました。
なんでもMac版があるそうで、操作系は主にマウスカーソルを動かしてクリックするというものになっています。残念ながらPS版はマウスには対応していないのですが…。

ストーリーは「オズの魔法使い」のパラレルワールドといった感じで、謎の主人公(ドロシーじゃありません。私らしいんですが…)がいきなり「オズの魔法使い」の世界に飛ばされてしまい、世界の危機を救うため、ブリキのきこり、ライオン、かかし男と旅をする…というものらしいです。
ゲームが始まると、いきなり黄色いレンガ道の端に自分はいて、マウスカーソルで道の先をクリックすると移動できるようになっています。こうみるとMYSTみたいなのですが、道をクリックすると静止画で先の場面に切り替わる時と、ムービーで移動する時が混在していて変な感じです。道は多少曲がってますが、左右に振り向けるだけで基本的に1本道なので迷う事はないようです。ちなみによそ見をしても、何の変化もスイッチもないのがちょっとさみしいです。「オズの魔法使い」でMYSTをしたかったような気がするのですが、謎です。

そのうち、どうやらノーム兵とやらがこの世界に攻めこもうとしている、という事が分かってきます。それをエメラルドの魔女に伝えようとしたかかし男は行方不明、ライオン(何故か前足は逆関節)は敵に捕まっていて、いま頼りになるのは、初対面でいきなりオノで襲いかかってきたブリキのきこりだけです。
この辺からだんだんあやしくなってきます。最初こそライオンを助けるためにノーム兵と戦いますが、後の戦闘はこちらをノーム兵と間違えたエメラルドの城の衛兵ばっかりです。同士討ちですねぇ。
一応「戦う気はない」とブリキのきこりは言いますが、前述の通り怪しいもんです。ですが「かかし男」にいたっては「めんどくさい、戦っちゃおう!」とえらいダイレクトな物言いをします。(^^;;

戦闘はコスモギャングを彷彿とする、一定スピードで前進してくる敵を攻撃してノックバックさせ、一定以上引かせたら勝ち、一定以上踏み込まれたら負けというシステムになっていて、一応通常攻撃や各種アイテムを使った攻撃方法によって相性があります。
ちなみに攻撃方法は、オノで切りかかったり、円ノコを投げつけたり、錫で固めたり、刃物を仕込んだ帽子を飛ばしたり、笛でカラスを呼んで襲わせたりとまるでモータルコンバットのようなものばかりです。

そうして戦闘を乗り越えて、エメラルドの魔女の玉座に行くとオズがいて、彼女はノーム王と和平を結びに行って留守だと言われます。3つのしもべは城で待つ事になりましたが、主人公は「帰りたそうだから」という理由で強引に元の世界に戻されてしまいます。(^^;; このあたり、主人公に選択の余地はありません。
あれれ?と思っていると、実家(?)の水晶玉に助けを求めるエメラルドの魔女が映って、おしまい。
ええっ、どっかで何か見落としたかな?、もう一回やり直さないとダメかな?、と思っていたら、「to be continued」という文字と「イエロー・ブリック・ロード2」の予告ムービーが…。
アークザラッド1か!?(--;;

何となくこのゲームが酷評される意味は理解しました。普通にやっても1〜2時間で終わる上に、このストーリーの中途半端さ。何も知らないでやったら相当怒ってしまいそうな代物です。いくら3年前のゲームでも、ちょっと、ねぇ…。
迷わないようマップは狭めに単純にして、うざったくないように戦闘回数は極力減らして…というのはわかるような気がするんですが、プレイヤーがどこに面白さを見つけるかという肝心な部分がすっぽり抜けている感じでした。

ところで2は出たのでしょうか? Mac版でも話を聞かないのですが…。


追記
大変失礼いたしました。ちょいと調べてみたところによると、Mac版の2は発売されていました。(外伝まである!)
何と2は「'94マルチメディアグランプリ」なる賞も受賞しているようです。また、シナジー幾何学のホームページには、「イエロー・ブリック・ランド」なる子供向けのホームページが設けられ、かわいくデフォルメされたキャラクターが「黄色い悪魔」の称号に負けるかといろんなコーナーで健闘していました。更新もまめに行われているようです。
そこで知ってしまった驚愕の新事実! 何と「イエロー・ブリック・ロード1」のMac版は\3,200だったのです! さらに二枚組である「2」の定価は\5,300でした。
何故だ、アクレイム!? ほぼベタ移植で何で\2,600も値上げするのだ!?

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