帰ってきたアクトレイザー

ダーククラウド

f^-^; 私は好きだけど…
ジャンルA・RPG
発売月00/12
発売元SCE
定価5,800円
メディアDVDケース DVDROM1枚
クリア
1プレイ時間100時間以上
(普通にやれば15時間もあれば十分かも(^^;)
難易度 ★★★☆☆
マルチエンディングNo
音声戦闘時のみ
メッセージ速度たまに飛ばせる
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その昔、任天堂SFCの黎明期に「アクトレイザー」(エニックス)という、現在では古代祐三氏のサウンドで名が残っている感のある横スクロールのアクションゲームがありました。
どちらかというとマイナス面で語られる事が多く(^^;、主人公が神様が乗り移った石像のせいか動きが妙にもったりしており難易度は結構高かったです。
「人間を誘導して町を作る」というモードもあったりしたんですが、できることが意外と限られており(隠し事をしている人間に雷を落として白状させるのには笑いました(^^;)ちょっと期待外れな一面もありました。
何故いまさら「アクトレイザー」の話をしたかと言いますと、今回の紹介タイトル「ダーククラウド」をプレイをしていて「アクトレイザー」を思い出してしょうがなかったからなのです。(^^;

「ダーククラウド」はアクション色の強い3DRPGで、
1, 3Dダンジョン(通路と部屋で構成されるローグ系自動生成式)を探索して
2, ジオラマパーツを回収し、
3, 当該パーツをジオラマエリアで組み立てて街を作り、
4, ある程度街ができてくるとエリアボス出現(^^;、
5, ボスを倒して次のエリアへ、というのが基本の流れになっています。
CMでも「ジオラマRPG」と銘打ち、「パーツを組み合わせ、街をつくる」とか「可能性は無限大! 君だけの”街”をつくりあげよう」なんてパッケージ裏には書いてありますがそんな事はありませんで、その期待外れさが「アクトレイザー」だったりします。(^^;;

ストーリーの方ですが、まず世界には東の国と西の国がありました。軍事国家・東の国は、西の国を征服するために、壷に封印された魔神に目をつけたのです。
というわけで、オープニング前半では魔神復活祈願ダンスを呪いダンサーズのみなさん(最終エリアで雑魚敵として登場)が、PS2ならではの大人数(^^; &一糸乱れぬ動きで延々と踊りつづけます。(^^;;
思わず、何か違うゲームを買っちゃったんじゃないだろうか? と不安になったりもします。

これが一段落すると、主人公(お名前変更可能)の住む西の国の素朴な村に舞台は移ります。
主人公はいろいろ細かい服のパーツ(帽子の飾りとか上着のすそとか)がPS2な感じの少年で、母親と二人で暮らしています。
今日は村祭で、一足遅れて広場に向かった少年が見たものは…、やっぱり村祭で延々と踊る人々でした。(^^;;
その時は、マジで違うゲームを買っちゃったような気がしましたです。(--;

結局は魔神が攻めてきて、平和な村は主人公ごとこっぱみじん…と思いきや、自称・精霊王とやらの爺様に助けられます。そのまま精霊王は主人公を勇者に認定(^^; 、どんなものでも封印してしまう「アトラミリア」なる石を主人公の左手の甲にくっつけてしまいます。見た目はまるでレンズマン。(^^;
なんでも村が吹っ飛ぶ直前に、精霊王は家やら風車やら釣堀やら村人(^^; をアトラミリアで個別封印パック(一つの家を、住人、家畜、物置、玄関のランプ、柵、物置、2階、などと不可思議な個別包装をしてある)して助けてくださったそうな。
しかーし、肝心の封印パックはお近くのダンジョンの中に吹っ飛んでってしまったため、封印パックを回収&開封して村を元に戻すべく主人公はダンジョンに向かうのでありました、というお話です。(^^;

回収してきたアトラミリアは、ジオラマモードで並べて街を作る事になります。
確かにどう並べていくのかはプレイヤーの自由なんですが、MAXまで上げるとご褒美が出る「リクエスト」というパラメータがあります。
街の住人の「商売柄海に近いほうがいい」とか「誰それは嫌いだから近くに置くな」(--; なんていうご要望をかなえると上がっていくのですが、全員のご要望をかなえるMAX100%を考えると大して自由度なんぞありゃしません。(^^;
特にエリアが進むとより自由度は低下しますし、その上最終エリアにはジオラマモードは存在しないという豪胆さです。(^^;;
何でもクリア後にジオラマモードをいじるのが熱い(開発者談)だそうですが、用意された解答を崩し、付近住民の幸せを無視してまで(^^; やるものを当方は見出せませんでした。

で、このゲームはRPGという事になっていますが、実は主人公にはレベルアップという概念はありませんで、代わりにレベルアップするのは武器の方だったりします。
各武器に1〜4個空いているスロットにパラメータ増強アイテム・アタッチメントを装着、敵を倒して経験値を溜め、レベルアップ(経験値さえ溜まれば、任意のタイミングで実行可能)で装着アイテムを吸収してパワーアップする、というのが武器のレベルアップの流れです。
パラメータの数が18もあるので(^^;(攻撃力・魔力のみ各武器ごとに上限値が決まっている。他はMAX99)、それなりに個性的な武器が制作できます。
その後は、全パラメータの60%を繰り越してアタッチメントに変換する「ステータスブレイク」か、現在武器の上級武器の初期パラメータを越える事でステータスそのままで上級武器に変換させる「ビルドアップ」でさらなるパワーアップを狙う事になります。

なかなかこの地道な作業が単純作業好きのにゅう(^^; には楽しくて延々と遊んでいたわけなのです。
が、「ビルドアップ」はどのパラメータを上げればいいのかヒントが少なく、唯一序盤からヒントが出る「バゼラード」→「古代の剣」→「月影刀」→「アマノムラクモ」→「ダーククラウド」ルートのビルドアップは、主人公の最終武器3つの中では最弱だったりします。
わかった時は涙がでましたが、三種の神器が進化して暗黒剣になるという度胸に免じて許します。(^^;

で、これだけならまだ良かったんですが、実は主人公には5人の仲間がいて、それぞれ個別に武器が設定してあるので、全員に最強武器を全部揃えようとするとにゅうみたいな100時間プレイになってしまいます。(^^;
メンバーは、2人目はダンジョンで拾った野良猫が変身したパチンコ・ロリ系猫娘、3人目はハンマー小僧、4人目はアラビアンで乳揺れもアリな魔女(最強)、5人目は他の一族はみんな流暢な日本語を話すのに、なぜか一人だけカナ交じりで話す槍戦士、6人目は背中のプロペラで常時浮いてるマシンガン兎、と彼らの武器を揃えているだけで日も暮れます。
実は飛び道具系の2,4,6人目を集中して育てて、全員で共有できる強力なアタッチメントを「ステータスブレイク」で1つ用意しておけば、クリアするだけなら用は足りすぎてお釣りジャラジャラだったりするのが涙です。

というのもラスボスはある法則さえ理解してしまえば、体力的には大した事無いので最強武器でなくてもわりとさっさと死んでしまうのです。(^^;
# しかもラスボスが遠くの位置にいて接近できないので、近距離専門の主人公ではトドメが刺せないというオマケ付き。(^^;;
武器をいくら強くしても、ラスボスが体力的にイマイチで強さを実感できないのはちょっとさみしいです。
それから、苦労して苦労して作った血と汗と涙の最強武器が最終ダンジョンで宝箱から出てくる時もありますが、まあそれも良し。(^^;;

崖や川を飛び越えるときには2,6人目、スイッチの扉を開けるときは3人目、魔法封印の扉を開けるときは4人目、通路が黒い霧で封印されているときは5人目、アトラミリアを取るときは主人公、と同じフロアで何回もこまめにキャラを切り替える必要があるのが多少うざったい気もしますです。(^^;
時々出てくる目押しアクションも、主人公の動きに合わせたボタン押しをするのですが、タイミングを見る方が忙しくて背景の主人公なんて見ているヒマはないや、というかそもそも何で目押しアクション?(^^; と思ったりもしました。
いや、対ヘビ戦の目押しアクションに失敗すると、ひでえ! これは助からんわ! うわー夢に見そう…ってなヤラれ方をするのは好きです。(^^;;

操作感は良好で、細かく武器を育てるのが好きな人ならかなり楽しめると思います。
ただアクションは多少ハードで、ボス敵が結構強いので、アクションが苦手な人はちょっと苦労するかもしれません。4人目が出てくるまでの辛抱って気もしないでもないですが。(^^;


実は6人目が登場すると、2人目が飛び越えられる崖は6人目も越えられ、6人目が越えられる大崖は2人目では飛び越し不可、と存在意義が危機を迎える2人目の猫娘。
彼女の真の存在意義は、彼女の武器喋るパチンコ「スティーブ」くんにあります。(^^;

こいつは敵をロックオンすると喋りだす(画面下に字幕が出る)Y字人形型パチンコで、1種類の敵ごとに10種類ほどのセリフが用意されています。
敵の弱点、倒すと出す宝物、たまに「ビルドアップ」情報なんぞを喋りますが、過半数は雑談です。

・対ガニー戦
「オレさ、悩んでるんだ」 「あいつのハサミはたいしたことなさそうなのに…」 「あいつに勝ったことないんだよ、じゃんけんで」

他にも
「気がつくと浜辺にうちあげられていたんだ」(苦労しているらしいです)
「てっ… てめえはあのときの…」(意味不明)
「幼いころ、オオハゲタカにさらわれた、オレの気持ちが…」(食われなくてよかったね)
「アンディーあにき! やめろっ! やめてくれー! はっ…ゆっ…夢か…」(ステファニーという妹や弟もいるらしいです)
なんて事を喋ります。(^^; ラスボス戦では「最後まで使ってくれて ありがとうな」(実は序盤の武器なのでかなり弱い)なんて言ってくれたりもします。
戦闘中なのに気が散る(--; という弱点もありますが、愛すべき武器の一つであります。

注:入手確率はランダムなので、クリア一直線で頑張ると入手することなくゲームが終わる可能性があります。

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