七不思議の世界
古代の七不思議新世界の七不思議現代の七不思議
 

<新世界の七不思議メニュー
<新世界の七不思議(5)
 
 
新世界の七不思議(7)>
 
新世界の七不思議(6)
コンスタンチノープルの聖ソフィア寺院
 
聖ソフィア寺院はコンスタンチノープル(現イスタンブール)にあります。六世紀に東ローマ(ビザンチン)帝国皇帝ユスチニアヌス1世によって,ギリシャ正教の総本山として建設されました。しかしこのビザンチン建築の傑作も歴史の変遷と共に数奇な運命を辿ることになりました。
 

皇帝ユスチニアヌス1世は西暦530年から聖ソフィア寺院の建設を開始し,国力の全てを投入しました。16万人の労務者を従事させ、全領土から素晴らしい材料を集め、財宝を全て使い果たしました。祭壇は2トンの銀と50万個の真珠で飾られ,寺院内部には大理石が敷き詰められ,高さ54m,直径34mのドーム屋根を持つ巨大な寺院が完成しました。完成までに6年の歳月がかかりました。
 
その後900年間にわたってキリスト教寺院として存在し続け,多くの信者がここを訪れました。しかし1453年オスマントルコ軍がコンスタンチノープルを包囲し,東ローマ帝国が滅亡した時、聖ソフィア寺院もイスラム軍に占拠されました。そしてオスマントルコのメフメット二世の命令で,イスラム教のモスクに改造されてしまったのです。祭壇は取り払われ,壁面のモザイク画は漆喰で埋め込まれました。十字架は降ろされ,三日月が掲げられました。外にはミナレット(祈りの時間を知らせる長尖塔)が立てられ,以後500年近くイスラム教のモスクとして存続して行くことになります。
 

20世紀にはいって,トルコ共和国が誕生後,聖ソフィア寺院は博物館として解放されることになりました。壁の漆喰ははがされ,モザイク画が再び壁面を飾ることになりました。現在ではイスタンブールの旧市街観光の名所となっています。
  
 
聖ピエトロ大聖堂
 
キリスト教寺院で聖ソフィア寺院に匹敵する規模を持つのはローマの聖ピエトロ大聖堂です。現在のものは1506年から120年かけて拡大しながら建設されました。最終的には44の祭壇,390の聖像を備え,8万人を収容できる規模になったそうです。建設に着手したときはすでに聖ソフィア寺院はイスラムのモスクとなっていた訳で、ローマ教会としてはより大きいモノを作りたかったのでしょうね・・・。
  
 
<新世界の七不思議メニュー
<新世界の七不思議(5)
  
 
新世界の七不思議(7)>

 「七不思議の世界」TOPページへ