定光寺

 愛知県瀬戸市にある定光寺は臨済宗妙心寺派で、1336年(建武3)の創建とされる。
 後世、尾張藩主となった徳川義直がここを墓所と定め、廟所となった。

山門

寺はやや高い所にあるので、参道をかなり登る。
(右下部分に余計なものが入ってしまいました。ごめんなさい。)
本堂(重要文化財)

応仁頃(1467-69)の築とされる。
源敬公廟入口

源敬公とは徳川義直のこと。ここから義直墓へと通じる。
獅子門(重要文化財)

墓へと向かう途中にあり、この門にある獅子の彫刻(下写真)は左甚五郎の作とされている。
竜の門(重要文化財)

この門をくぐると、墓所に入る。
焼香殿(中央:重要文化財)と宝蔵(右:重要文化財)

金箔を施してあり、かなりきらびやかな感じがする。
しかし、保存のために周囲を板で囲ってあり、中をよく見ることができないのが残念。
宝蔵の右には、義直に殉死した五人の家臣の墓がある。
唐門(左上写真:重要文化財)と徳川義直墓(重要文化財)

徳川義直(1600-50)は徳川家康の九男で、母は志水氏(お亀の方・相応院)。1607年(慶長12)に尾張清洲藩主となり、1610年に名古屋城を築城して移る。

義直は儒学を奨励したとされ、この墓所の配置も儒教様式に則ったものとされている。

←築地塀(重要文化財)

瀬戸焼の板を漆喰で挟みながら積み上げている。