雨上がりの銀座に・・・

 「今年は雨にたたられているのかなぁ」
思わず溜息がでてしまう。
99年10月15日(金)待ちに待った銀座まつりの夕方だ。
早めに会社を抜け出したものの、気持ちが滅入るように小雨が降り続く。
今年の新庄祭りは宵まつりが雨で中止となった。
銀座まつりまで雨にやられるのかな。みんな気が鬱になってきつつある。
だが、そんな気持ちを吹っ切るように囃子がなりだす。鞨鼓だ。
いつ、どこで聞いても新庄囃子はすばらしい。

いつの間には雨はあがっているではないか。
人形にかけられていたビニールも取り外された。
囃子が宿渡りにかわる。

さあ、出発だ。
新幹線新庄延伸を祝した垂れ幕が誇らしげに銀座の待ちへ繰り出す。
なんと、各町内の旗が連なるように参列した。これにはさすがに感激した。
新庄中の山車がすべて参加してるんだ。
雨が上がった銀座の街は、ものすごい人出となった。
みんな手を振ってくれる。
子供の頃、山車を引きながら沿道の人々に手を振られたとき、まるで自分に手を振られたのだと、錯覚したときがあった。でもすごくうれしいんだよね。

山車が銀座の4丁目交差点をわたる。新庄ではものすごく大きく感じる山車がまるで子供のおもちゃのように感じてしまう。
和光、三越の間を通過した瞬間にシャッターをパシリ!

博品館を曲がった辺りで小休止。
吹き抜ける風に、冬の気配を感じてしまう。
ハッピの襟元をおもわず重ねる。

再出発。
JRのガード下を右折する。
ここは銀座で唯一電線がある場所。電線マンと呼ばれる人々の出番である。
ラストの直線にさしかかる。沿道の子供達がうれしそうに手を振っている。

数寄屋橋の交差点を過ぎ、首都高速のガードの下で終わり。
2時間くらいのパレードだったがまた楽しい思い出となった。

今年の冬は1900年代の最後の冬。そして2000年最初の正月。
新幹線で新庄へ帰ろう。
みんなまっててくれるかな。

新庄まつりのページへ戻る