教育時事問題について考えよう。


教育時事問題を、独断と偏見で、考えてみてみるコーナーです。
いろいろ、反対意見もあると思いますが、
「子供さんのしつけや環境、教育について、
もう一度、真剣に考える機会」になってくれれば幸いです。
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その際は、申し訳ありませんが、スクロールしてご覧になって下さい。


Contents


 特別編

 算数・数学のセンス編

 生徒管理(1)〜(30)

 釧路の学力の現状って?(過去版)
 1〜16&平均点が赤点

 釧路の学力の現状って?(過去版)
 17〜

 学習内容・指導編

 身につくまで反復練習(NEW)

 学校の勉強 やって当たり前(NEW)

 附属の数学 怪しいようです(NEW)

 デジタル授業を行っている方が学力が低い!?

 中3 数学の学校進度、遅くなっていませんか?

 中2 連立方程式の文章問題の確認を

 2022年度から裁量問題廃止

 「判断力がない」=「国語力が劣る」

 「区別がつかない」=「判断力が劣る」

 「区別がつく」=「学力向上への第一歩」

 結局、端折っているのと同じ

 数学 中1・2の進度はどうですか?

 中1数学「正負の数の計算」どうなっていますか?

 中1 数学の授業、どうなっていますか?

 英語の授業、どうなっていますか?

 英語の平均点

 「ディッチュウ」、やめてくれー!

 数学は「目先を追わない」

 「○つけ」の意味

 「インプット不全」と「アウトプット不足」

 国語で「時間が足りなくなる」というケース

 「覚える3段階」をもう一度

 中1 方程式の文章問題がピンチ

 歴史の勉強〜俯瞰から細部へ

 特別支援 大丈夫?

 教育理論編

 読書の方法〜黙読編

 7月の数学の進度

 


 学校生活・しつけ編

 先生編

 それって累乗の話でしょ?

 学校編

 定期テストの平均点に変化が

 評価・進路指導の適切な学校が学力を上げる

 生徒の学力、把握できてないっしょ?

 学校・塾でのスマホの扱い、どうですか?

 家庭編

 全国学力テストの結果がでています(NEW)

 中3 6月学力テストの明暗(NEW)

 宿題をやらない子の真意

 マンガでお勉強

 キリッとしない子供達

 「ぼく できるもん」の勘違い

 「意識付け」と「緊張感」と「学力」

 ゲームの付き合い方と学力

 「勉強法」の見方

 「自分のルール」を「自分で守る」

 うるさくない塾を選びましょう

 宿題と責任と学力

 宿題と責任

 合格可能性98%で不合格になる理由

 進路に対する意識の変化

 地域問題

 定期テスト 鳥取中の中3理科について(NEW)

 授業・生徒対応の問題点(NEW)

 上位層の通知表評価(NEW)

 最近の釧路の状況について

 食塩水の問題で見る数学の格差

 相変わらす悲惨な数学

 釧路の高校のレベルを再認識しよう

 早めに勉強をスタートさせる人が増えてきているようです

 風邪が流行ってきているようです

 附属中1 方程式の計算が怪しいです

 「無計画人間」の足引き

 「教科書なんか、俺のやることではない」という馬鹿者

 江南の入試 厳しくなんかありません

 大学のレベルが地域の学力を反映する

 変わりつつある保護者の意識

 

  
内容が増え、ページが重くなりつつあるので、掲載時期に合わせて分割しました。

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身につくまで反復練習


勉強法以前の問題

 何度か同じ内容を書いてはいるのですが、まだ、うまく出来ていない人もいるようですから、ここでもう一度書いておきます。

 物事を身につけるとか覚えるというのは、やはり個人差があって「一回見ただけですぐに覚えることが出来る」という子もいれば「何回読んでも書いてもなかなか身につかない」という子もいます。
 また、覚える内容や度合いにもよるのですが、小学校のように覚える内容が少なく、うろ覚えでも何とか点数を取れるようなテストであれば、それでも大丈夫なのですが、中学校になると覚える量も増えたり、身につけなければならないものもパターンが多く出てきますから、小学校のような勉強のやり方では通用しませんよね。

 それを「小学校のときはこれで出来たから」と言って、そのまま小学生と同じ事をやっていては、身につきません。漢字や英単語についても、すぐに覚えられる子もいれば、そうでない子もいますし、単語によっても、1回書けば大丈夫というものもあれば、何回書いても何となく頭に入らないという単語があったりします。

 ですから、覚えるのが得意な子、苦手な子でも、練習量は変わってきますし、たとえ覚えるのが得意であっても、ものによってはすぐに覚えられる物とそうでないものがあって、その内容によって練習量が変わってきます。

 ところが、物事が覚えられない、と言っている子の大半は、覚えきるまで練習していません。要するに勉強法云々ではなく、それ以前に「覚えるまでやっていない」というのが実状です。そして、この逆のパターンがあって、不得意だと思って練習をしっかりやっていたら、いつの間にか得意になっていた、というもの。これ、結局は「覚えるまできちんと練習したら出来るようになった」ということですね。

 ということで、もしも「覚えるのが苦手」で「どうしたらいいか分からない」と悩んでいる人は、単純に練習不足なだけですから、例えば、単語テストなどを自分で用意して「それを100%完全に覚えるには、どのくらい練習が必要か」という事を実感させてみてください。覚えられないと言っている子は、上っ面を撫でるようなことしかせず、それでテストを受けて出来ないと言っているケースが多いと思ってください。
(2019/10/05)

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全国学力テストの結果が出ています


各学校で確認をしっかり

 4月に行われた全国学力テストの結果が出てきていて、中3と小6で、学年便りなどで状況が伝えられていると思います。自分も共栄小学校の結果をたまたま見ることがあったのですが、どうやら、共栄小はすべてにおいて、全国平均を上回っているとのこと。みなさんの学校ではどうですか?

 こういうデータについては、一番良くないのが「隠そう」というような感じで報告されているもの。良くても悪くても、子供さんの通っている学校の情報は親にきちんと伝えるのが義務。一部抜粋でコメントが書いてあるだけとか、「上回ってる・下回っている」という言葉だけでお終いになっている学校は、ちょっと注意していてください。ちゃんとした学校やグラフや図をいれて、きちんと保護者に伝えようという内容になっているはずです。

 それともう一点、今の中学校3年生の生徒さんは小学校6年生のときの学年便りを、本当は確認出来るようにしておいて欲しいんです。そして、小学校のときと比較して「良くなっている」のであれば、中学校の先生方が頑張っている、「悪くなっている」のであれば、中学校でボヤッと過ごしているということになります。こうやって、中学校の状況が把握出来るんですね。

 ちなみに、今の小学校6年生の生徒さんは、中学校3年生になって確認出来るように、今回の学年通信を保存しておいてください。そして、中学校3年生になって見比べてみてくださいね。
(2019/09/27)

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学校の勉強 やるのが当たり前


塾に通っても効果の無い子

 自分もちょくちょく宿題をやっていない言い訳で聞くことがあるのですが「学校の宿題をやっていて塾の宿題やってません」という話。これ、明らかにおかしいでしょ。

 というのは、学校の勉強はみんながやることなので「やって当たり前」。それで足りないから塾の勉強をするんですよね。「学校の宿題をやっていて塾の宿題をやっていません」は「塾に通っていない子と同じ事しかやっていません」ということです。それじゃ、成績は上がらないですよね。
 こういうふうに、塾に通ったらどうしなければならないか、が分からない状態で塾に行っている子って結構多いような気がします。おまけに塾の方でも「それじゃ、仕方がないな」になっていたりすると、何のために塾に行っているのか分からないですよね。

 こういう「感覚のズレ」が当たり前のようになっていること、釧路では結構多いような気がします。こういう所が治らない限り、釧路全体の学力は上がっていかないように思うんですが。
(2019/09/07)

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附属の数学 怪しいようです


単元内容が飛んでいるようです

 以前に「気になる情報」の方で「附属の中2数学で、教科書内容が飛んでいる」というお話を書きましたが、今度は単元がまるまる飛んでいるようです。飛んでいるのは「一次関数の利用」とのことです。
 現在、附属では関数の単元が終了し、図形の単元に入っているようで、こういう「急に単元が切り替わる事」は、以前は「教習生」が来たときによく起こっていましたが、今回は、教生の先生などは全く関係なく、単元が飛んでしまっているようです。

 一部の情報ですが、中2数学の担当教師は、以前、小学校にいた先生のようで、それで、中学校の学習内容を良く知らないまま授業をしているのではないかということです。

 あくまで確定情報ではないので、通わせている保護者の方は子供さんに確認して欲しいのですが、もしも、この状態で今後進んでいくと、かなり数学の学力が落ちてくると思います。今までにも附属の数学についてはいろいろ書いてきましたが、今回はその中でも最悪のケースになりそうです。
 これが、もし、本当に起こっているなら、道教委に直接話を通さなければならないレベルの内容です。保護者の方が直接連絡をしても構いませんし、状況がハッキリした場合は、こちらの方からも連絡を入れることが可能ですから、その場合は、こちらに連絡をしていただいても構いません。

 とにかく、早急に確認してみてください。
(2019/08/29)

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中3 6月学力テストの明暗


やっていないところが多いようです

 中3で、6月学力テストをやっている学校が少ないようですが、皆さんの学校はどうですか? 

 それで、まず、試験範囲から確認しますが、4月学力テストは中2の3学期内容が中心。これからやる8月学力テストは1学期の内容が中心になります。
 それに対して、6月学力テストは「中1・2の全範囲」。要するに、入試に向けての対応力があるかないかがハッキリするテストなんです。ということは、6月学力テストを行っているところでは、入試に向けた対応力が薄い子が思いっきり点数を落として、ここから本気モードになっていくんですよ。また、全体的に「範囲の広いテストで得点が伸びない」という子が多くなるので、学校全体の勉強に向けた意識が高まる、と思ってください。

 ところが、4月の次の学力テストが8月学力テスト、という学校だと、目先の勉強だけでとりあえず得点出来ますから、実際に、入試の対応力があるかないかが分かるのが9月の学力テスト〜いわゆる総合Aということになります。

 そして、ここで考えて欲しいのですが、夏休み前に意識が変わって勉強している子供達と、夏休みが明けてから「まずい」と言うことに気づくのでは、学力の差が埋まらないまま入試を迎えると思った方がいいでしょう。

 最悪なのは4月・8月の2回しか学力テストを受けていないこの中には「今まで学力テストで点数が取れていたんだから、今回の総合Aはちょっと失敗しただけ」と自分の実力を過大評価し、結果を軽く考えてしまう子が出てくるということなんです。
 これが6月学力テストを受けていたら、9月学力でも点数が取れないと「自分は範囲の広いテストでは点数が取れない」という傾向を知ることになりますから、勉強に向かう気持ちが変わってきますよね。

 ということで、6月学力テストをやっていない学校では、子供達の勉強に向かう気持ちが、なかなか上がっていかない状況になりやすいので、まだ、ダラダラしているような場合は、カツを入れて夏休みを過ごさせてください。
(2019/07/27)

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先生の説明を途中で遮って「わかんない」と言い出す子、いませんか?


学力低下のホンボシ

 学力が全体的に低い学校に居がちな生徒の話です。
 先生の説明を最後まできちんと聞けず、わからなくなったら、すぐその場で「わかんない〜」と言い出す子。実は、こういう子が、クラス全体の学力を低下させてしまうガンなんです。

 当然、こう言いだしている本人は国語力が低い〜理解力が低いというのは当たり前なのですが、先生がその子に振り回されてしまうと、結局、勉強内容が中途半端なところで切れてしまいますから、周りの子もダメになっていってしまうんですね。
 そして普通は「分からないところがあったら、先生の話を最後まで聞いて、そのあとで質問しなさい」という約束をして勉強を進めるのですが、釧路の場合、そういう子に流されてしまう先生が多いようで、結果、授業中の私語が増えたりしていくんですね。そうやって、最後まで話をきちんと聞けない子を量産しているようなんです。

 それに加えて「わからないところを質問するのはいいことだ」と言い出している教師もいるようで、そういう「授業を乱す子を野放しにしている」ケースもあったり、場合によっては奨励しているように思われるようなことを言っている教師もいるようなんです。これ、まずいですよ。

 一番まずいケースは、「分からない」と言い出すような国語力の無い子が、「よく質問しました」と質問したことを誉められたりしていると、実力が全然無いのに、自分は出来ると勘違いするようになっていきます。そうなると調子にのって、授業をどんどん乱していきますから、周りの子が被害を被って、ドンドンできなくなっていってしまいます。そして、周りの子の学力が低くなっていきますから、常に「分からない」と言っているような学力の低い子でも「普通」とか「自分は出来る方だ」と思いこんで、勘違いの悪循環が生まれてしまいます。

 授業中の様子など、上記のような悪循環になっていないか、子供さんに確認してみてください。学力の低い学校では、ありがちな話だと思います。
(2019/07/26)

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デジタル授業を行っている方が学力が低い!?


まだ、不確定情報ですが・・・

 一部のデータが出ていますが、そこでは「デジタル教材を使って勉強している学校の方が学力が低くなっている」という結論になっているんだそうです。
 まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが、そもそもの一番の原因は、授業内容がしっかりしていないのに、とにかくデジタルを使え、という感覚で捉えている教員が多いのではないか、ということですね。

 これ、プレゼンなどをやっている人なら分かると思うのですが、いくらパワーポイントを使ったところで、肝心のプレゼンの内容がしっかりしていないと話になりません。授業もそれと同じで、授業内容がきちんと整えられていないのに、デジタルだけ使ってみてもあまり意味はありません。

 もう一つは、デジタルを使って授業をやったところで、それほどレベルの高いことは出来ません。内容を見てみると分かると思うのですが、誰でもすぐ出来るようなことをご大層にデジタルを使っている、というレベルになっている場合も少なくないと思います。

 デジタルを使ってきちんとした授業を行えるようになるまでには、まだまだ時間がかかると思いますから、今の段階では、あまりデジタルに頼らず、ノートに鉛筆で字を書く、というパターンの家庭学習をしっかり行ってください。
(2019/07/14)

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定期テスト 鳥取中の中3理科について


やっと、こういうテストを作ってくれる先生が出てきました

 少し前の項目で「区別がつかないと学力が高くならない」という話を書きましたが、中学校のレベルで、きちんと区別がつけられるかどうか確認しようと思ったら、このくらいのテストになります。教科書に載っている説明をそのまま答えれば、それなりの点数になるはずのテストでした。

 ただ、釧路のレベルで考えると、おそらく30点未満(100点満点中)の生徒が大量に出ているのではないかと思います。そして、生徒の印象はただただ「難しい」というものでしかないだろうと思います。本来であれば、こういうレベルのテストでしっかり点数を取るために、家でもきちんと勉強しなければならない、という流れになるはずなんですが、釧路の場合「周りがみんな出来ていないから、出来ないのが当たり前」となって、結果、勉強しなくなって行くんですね。ここが他の地域と違うところなんです。

 それで、これも以前書いたのですが、定期テストは学校単位で作成しますから、学校の状況をふまえて平均点予測をし、その状況に合わせたテストを作らなければならない、という側面もあるんですね。
 そして、そうしないと「出来ないのが当たり前」となって「勉強に取り組む姿勢」という視点で考えると逆効果になってしまうんです。

 そうなると、学校の生徒のレベルで「それなりに勉強して、それなりに点数になる」という問題を少しちりばめて行くとか、もしくは、入試の形式に合わせて「基本的な問題」を大問の1番でまとめて扱うとか、そういう部分が必要だったのではないか、と思います。

 いずれにせよ、本来、中学生のレベルであれば、このくらいのテストできちんと答えられるように勉強するのが筋ですから、鳥取中の3年生は、ただ、単純に「難しかった」で終わらせないようにしてください。
 また、このテストで単に「難しい、難しい」と連呼するような塾は、学力上位層をきちんと鍛えられない塾ですから、ある程度、塾のレベルを見切って、自分なりの勉強を進めていかなければならないと考えてください。特に、将来的に国立大を目指しているのであれば、市販の難易度の高い問題集などで勉強を進めていった方がいいと思います。
(2019/07/08)

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授業・生徒対応の問題点


「出来ない」という教師は伸ばせない

 以前、「裁量問題は難しいからやめてくれ」と道教委に進言していた校長の話を書きましたが、基本的に、こういうスタンスの校長や教師がいると、学力は伸びません。釧路の全国学力テストの結果を見ても分かると思いますが、小学校のときはそこそこの状態であっても、中学校に入るとガクンと下がる一つの原因が、この「教師の意識の低さ」です。

 そして、意識が下がると、二つの面で「対応レベル」が低くなります。
 一つは授業そのもの。もう一つは生徒対応です。

 授業そのものについては、このコーナーで何度か書いていますが、中学校の授業が小学生の焼き回しみたいなものになっているんですね。自分はよく「附属の教師の真似をするな」と書いていますが、附属がやっぱり酷いです。というのは、附属では小学校でまともな授業をやりませんから、中学校で小学校のような事をやり出すんです。それを研修で市内の先生が真似をするわけですから、市内全体で、どんどんレベルが低くなってしまう。数学に至っては、かなり悲惨です。

 もう一つの生徒対応についても、似たような事が起きていて、よく幼児や小学校の低学年くらいだと、そんなに難しいことで無くても「よくできたね〜、すごいね〜」とか言ってあげたりしますよね。それをそのまま中学生でもやっていたりします。ハッキリ言って、中学生でそれは無いでしょ。
 こういうふうに一事が万事で、扱いが全部小学生のようになっているんです。

 ですから、まとめると「全般的に、学力の低い幼児のような扱い」を中学校で行っているんです。こうなると、子供達は学力も意欲も上がりません。そうなると、出来るはずの子も出来なくなってしまうんです。
 ですから、裁量問題が無理だからやめてくれ、という話が出てくるのは、教師が中学生を出来ない子供達のように扱っているところに原因がある〜子供達の責任ではなく、指導している学校の教師の方に原因がある、ということなんです。
 こうやって、学力も意欲も低く押さえて育てている〜これが抑制栽培状態〜というわけです。
(2019/07/05)

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上位層の通知表評価


上位層の評価がぬるい

 以前、学力の下位層が良くなってきているという話を書きましたが、残念なことに上位層は旧態依然で、全然伸びていません。そして、下位層に関しては、通知表評価がしっかりしてきている、という話も書きましたが、上位層については、甘甘なんです。これが釧路で上位層が伸びない一つの原因になっています。

 それで、数学を基準にしてお話をしますが、
 通知表で「3」の場合は、学校の教科書の基本レベルがきちんと出来る。基本例題レベルであれば確実にこなせる。
 通知表で「4」の場合は、学校の教科書内容全般がこなせる。準拠問題集なども確実にこなせる。
 通知表で「5」の場合は、学校の教科書内容に留まらず、教科書外の発展的なものまでこなせる。
という具合です。これが一般的な基準だと思います。

 ところが、釧路の場合、教科書内容が8割程度こなせれば、完全に「5」です。ですから、他地域から転勤してきた方の子供さんで、前の学校は「3」や「4」だったのに、釧路に来たら「5」がついた、なんていうのが当たり前だったんですね。ですから、定期テストなどをみてみても、上位層で差がつく問題などは一切出題されていません。
 となると、子供達の意識は「なんとな〜く、タラタラやっていても5がつくし、俺って天才!?」みたいな、実力も無いのに思い上がってしまう子が出てきて、結果、全然、勉強をしなくなって行くんです。そして「しないから出来ない〜出来ないからしない」の悪循環に入っていく。当然、学力は上がらない、ということです。

 それで、実際に、釧路から札幌南を受けたい、とか、帯広の柏陽を受けたい、という子がいたら、普通、それなりの学力があったとしても、かなり頑張って勉強するでしょ。地域のトップの進学校って、そうやって勉強をきちんとやっていなければ入れないということをみんな知っているんです。でも、湖陵を受けると言って、そんなに必死になって勉強している子ってあんまりいません。湖陵のレベルって、その程度なんです。

 そうやって、甘い通知表評価にして、中学校の段階で「勉強なんか、やらなくても大丈夫」という空気を作ってしまうから、高校入試で本気で勉強に取り組む子が極端に少ない。塾などでも学校の教科書内容からはみ出た難易度の高い問題を取り扱わない。釧路の塾で、中学入試に対応できるところもほとんどない。
 正直に言うと「宝の持ち腐れ」になってしまっている生徒ってたくさんいますよ。もっときちんとした内容で勉強を進めてあげると、まだまだ伸びる子ってたくさんいますからね。

 ですから、釧路で「5」は、他地域の「3」や「4」くらいの実力。そのくらいに考えておいてください。そして、将来、大学進学を目指すのであれば、たとえ、高校は湖陵に行くとしても、札幌南を受ける、とか、帯広柏陽を受ける、という気持ちで勉強を進めてください。そこに合格できるだけの実力を持って、湖陵に行ければ、高校の勉強内容にもしっかりついていけるし、大学ももっともっと近寄ってきます。
(2019/07/02)

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中3 数学の学校進度、遅くなっていませんか?


最低でも1学期中に「二次方程式の計算」まで

 数学の学校進度については、以前、基準となる進度を毎月書いていたのですが、ある程度、進度が通常通りに近い形で進められるようになっていたので、お休みしていました。ところが、最近の学校の進度を聞くと、微妙に遅い感じがします。
 サブタイトルにも書きましたが、普通は二次方程式が終わるくらい。遅くても二次方程式の計算に入っていなければならないのですが、全体的に、最低限の進み具合。場合によっては、ちょっとそれよりもちょっと遅め、という感じで、この調子だと、ちょっと難易度が高めの内容の「演習」は「ほとんど無し」で終わってしまうのではないかと思います。

 そして、こういう遅れ気味の傾向になると、端折って飛ばされてしまうのが「二次方程式の文章問題」。釧路の教師って本当に文章問題の説明が下手で、そのせいか、本人もやりたくないんでしょう。中1の「方程式」、中2の「連立方程式」、中3の「二次方程式」の文章問題が思いっきり手薄になってしまうんです。

 さらに言うと、数学の入試では、中1〜3の方程式系統の文章問題は、レベルで言うと「中程度」。釧路の高校で言えば北陽から上の高校に行くくらいのレベルの子なら、本来、普通に出来なければならないレベルなんです。ところが、この辺りの子供達の数学のレベルが圧倒的に低いんです。だから学力テストでも平均点が低いんです。

 ですから、例によって例のごとく「端折られた〜」「飛ばされた〜」「教科書を読んでお終いになった〜」「教科書の内容をちょっと扱っただけで、ほとんど練習しなかった〜」という状況が学校で起きていた場合、これは大ピンチですから、家庭でしっかり勉強させておきましょう。
(2019/06/26)

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中2 連立方程式の文章問題の確認を


伝言板の「算数・数学の問題に挑戦30」も見て下さい

 中1の「方程式」と合わせて、中2の「連立方程式」の文章問題に関しては、教科書の例題をサラッとやってすぐに次の単元に入っていく中学校が多いんです。おそらく、学校の教師がうまく説明出来ないため、端折って誤魔化しているのではないかと思います。
 プリントを用意して、ちゃんと時間をかけて練習問題をこなしているという中学校の話は、ほとんど聞きません。過去に自分の方で押さえている分に関しても、1、2校程度。ひょっとすると、同じ先生が転勤してやっているだけで、実質、まともに生徒に練習させている教師は釧路で1人だけなのかも知れません。

 そして、今がちょうど、中2の「連立方程式の文章問題」に入っているところだと思います。ですから、子供さんに聞いて「何か、ちょっとやっただけで、次の一次関数に入っちゃった」ということであれば、明らかにおかしいですから、学校がそういう状況になっているようであれば、学校の勉強内容と平行して、連立方程式の文章問題も自力で勉強を進めてください。
 ちなみに「食塩水の問題であれば、どのレベルまで扱わなければならないか」ということに関しては、伝言板の「算数・数学の問題に挑戦」のコーナーでも触れていますので、具体的な内容に関しては、そちらも参考にしていただくといいと思います。
(2019/06/23)

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2022年度から裁量問題廃止


入試が元に戻ります

 道教委の発表によると、2022年の3月に実施する入試から、裁量問題を廃止し、以前のように全員同じテストを受験する方式に変わるそうです。ですから、今の中学校1年生から入試が変わるということになります。
 個人的には、理科・社会が標準入試に難易度を合わせていて易しすぎですから、これだと高校の理科・社会に対応できないだろうと思っていたので、いいことだと思います。英語・数学でも、標準問題では「これが高校入試?」と思うような問題もでていましたから、おそらく、そういう問題が無くなってくるだろうと思っています。

 そして、道教委がこういう入試を行うというようになった背景には、北海道全体で、学力の低い層がかなり減ってきたことがあるのだろう、と思っています。少し前に書いた釧路の現状のお話で「Iランク」や「Jランク」の子でも、以前よりきちんとしてきているという状況が、全道的に広がってきていると考えていいのではないかと思います。
 表向きは「指導内容が変わる」というような話ですが、実際は、この学力状況の影響が大きいだろうと思います。

 逆に言うと、旧態依然の状況が続いている地域では、今後、さらに悲惨になるということ。学校によっては、まだ、指導内容がしっかりしていないところもありますから、学校の様子を注意してみていてください。
(2019/06/22)

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宿題をやらない子の真意


できる気でいたいから

 ここでは「学力が高め」で「ボク、できるもん」と思っていて、それでいて宿題をやりたがらない子についての話です。

 過去にそういう子、何人もいました。そういう子って小学校や中学校の1・2年生くらいまでは、成績上位の方にいるんです。ところが、中3になってバタバタ〜と成績が落ちてきて、結局、受験校を下げることになってしまう子の多いこと。特に、総合ABCなどの試験範囲の広いテストからガタガタになってしまうケースが圧倒的に多く、そういう状況になってから頑張っても手遅れになってしまうんですね。中1の頃は湖陵を狙っていたのに最終的には江南にしたなんていうのはざらで、場合によっては北陽まで落ちます。
 それで、今回は、そういうふうにならないように気をつけよう、という話です。

 実は、これ、ハッキリしていることがあって、その一つが「出来る気でいたい」というものなんです。というのは「自分は勉強が出来るんだ」と思っていたいので、基本的な内容の宿題が出たときに、万が一出来ない物があったら「自分は出来る」という根拠のない自身が崩れてしまうからなんです。だから、敢えて見て見ぬ振りをする。

 そして、もう一つは「実は、できない」ということ。
 基本的な内容の宿題でも、内容を見てみたら「出来ない問題」が結構あって、実際に手を着けようと思っても、手が着けられない。だから、敢えて「サボった」ということにして、自分の実力のないのを誤魔化しているケースなんです。

 大きく分けると、この2つ。当然、実力が無いのが暴露される中3の後半当たりからガタガタになってしまうんですね。

 この中3から著しく学力が低下してくる原因の一番は、物の考え方が「小学校レベル」のまま、というもの。
 これを見抜くのに一番適しているのが中1の「方程式」。式をきちんと作らずに小学校の計算で解いてしまっている子、いませんか? こういう子って「答えがあってるからいいじゃん」という感覚で、中学校のいわゆる「数学の考え方」を理解せず、算数感覚のまま過ごしてしまうんです。こういう子は中2までは何とかいけますが、中3になってからボロボロになっていきます。なぜかというと、中3の内容は、いわゆる「算数ではなく、数学の考え方で問題を考えて解く」という内容になってくるからです。

 もう一つは、国語力の問題。国語のテストの調子があまり良くない。実際に字に書いてあることだけでしか判断できない。こういう子は、今まで書いてきましたが「理解力・判断力」が低く「その場で考えて問題を解く」ということが出来なくなっていきます。そういう子が一番ピンチなんです。

 ただ、本当は、こういう子は高校入試の段階で発覚する事が多いのですが、釧路の場合、上位校の倍率が低く、場合によっては定員割れを起こしたりしますし、また、こういう実力が伴わないタイプの子が多いので、周りが落ちてくれて自分が助かるというケースもあり、高校だと湖陵あたりにスッと入ってしまうケースも少なくありません。
 そうなると、高校にすんなり入ったことで、さらに勘違いが進み、北大でもどこでも受かるような気分になってしまう子も多く、結果として、思ったような大学に全く手が届かず、思いっきり大学のランクが下がってしまうというのが現実です。

 ですから、基本的な宿題だと、サッと余裕で終わらせられるのが、本当に実力のある子ですから、そこを目指してください。
 大人になってからだと、どんなレベルの仕事でもサッとこなせる人が実力のある人ですよね。実際に仕事をやらせて、簡単に済むことをモタモタやっているような人は、実力があるとは言いません。あくまでも仕事がきちんと出来る人を目指しましょう。
(2019/06/19)

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マンガでお勉強


昔から学習マンガというのがありましたが

 ゆとり教育が終焉を迎え、学生の学力レベルが徐々に回復してくると、マンガの質も向上してきます。お父さん・お母さんの頃で言うと「ガラスの仮面」を読むのに「たけくらべ」や「若草物語」「嵐が丘」などの文学の知識があった方が楽しく読めたと思いますし、「めぞん一刻」でも五代君を八神さんが問いつめるときに題材にしていたのは夏目漱石の「こころ」だったりします。何気なく読んでいるマンガでも、それを読むのに必要なものは、ある程度身につけていましたよね。

 それが最近では、だんだんマニアックになってきていて「はたらく細胞」だと高校の生物の知識がちょっとあった方がいいと思いますし、「ヘタリア」だと、こちらも高校の世界史の知識があった方が楽しく読める。「聖☆おにいさん」だと、ブッダ・キリストに関する知識があった方がいいと思います。
 もちろん、こういうマンガをきっかけにして、知識を広げていくなんていうのも、いいのではないでしょうか。

 それで、個人的には、よくある学習マンガのように、結局は学校の学習内容をマンガでただ追いかけているようなものよりは、そのものを題材にしてお笑いにしているようなものの方が、より、本質を理解できるように思います。

 ちなみに、上記のマンガではアニメになっているものもありますから、アニメから入ってもいいでしょう。「ちはやふる」で、百人一首に触れるのもいいのではないでしょうか。
(2019/06/18)

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最近の釧路の状況について


底辺層が少なくなっています

 最近の釧路の状況で一番顕著なのは、一時の内申インフレが収まったということ。まだ、一部の中学校では残っているようですが、少し前の「かけ算の九九が満足に出来なくても通知表が3」なんていう内申の付き方で「Gランク以下の子がほとんどいない」という状況からは抜け出したようです。ですから、相対評価のときにいた「Hランク、Iランク、Jランク」などの子供達が復活してきています。要するに、学力の低い子にはきちんと「1」とか「2」とかがつくようになってきて、評価がだんだんしっかりしてきた、ということですね。

 また、相対評価のときの釧路の状況だと「H・I・Jランク」の子供達の学力レベルは、場合によってはアルファベットが裏返しになる、とか「小学校1・2年生の漢字すら全然ダメ」というような、小学校の低学年以下のレベルだったのですが、最近は、同じ「H・I・Jランク」でも、小学校3・4年生の漢字までついて行けるレベルになってきています。
 要するに、本当の下の層のレベルが底上げされてきている、と考えていいと思います。以前の「かけ算の九九が満足に出来ない」というレベルの子は通級とか特別支援の方で指導を受けている、という話も出ています。ですから、無理して通常クラスにいてチンプンカンプンなまま、ただ座っているということも回避されているよううですね。
 そして、こういう学力の極端に低い子というのは、どこの地域でも一定の割合は出てくるので、学校1つにつき、やはり数人はいると思います。そういう意味では、かなり他地域に近づいてきていると思ってもいいでしょう。

 上記のように、学力保障条例が出来てから、学力の低い層についてはかなり改善されてきています。ということは、高校入試で考えた場合、明輝より下のレベルの学校は、今までのような感覚では受験できません。一昨年では武修館でも不合格者が出たという話がでてきていますし、学力下位層の底上げがかなり進んでいると考えた方がいいでしょう。
 また、未だに内申のインフレが治っていない学校では、内申点が高いから大丈夫と思っていたら、学力テストで点数が取れずに残念な結果になる、という可能性も高まっています。学力が一番低い子のランクが「G」や「H」という学校は、注意が必要です。
(2019/06/15)

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「判断力がない」=「国語力が劣る


読めない・聞けない子供達

 よく「私語をする子供」っていますけれども、その中には「話を聞いていても分からない」から「面白くない」となっていて、そこから「私語に走る」というケースも少なくありません。結局は理解力が劣るということになるんですが、その前提は前項で書いた「国語力」ということになりますね。

 それで、国語力の無い子を見つける方法をここで書いておきます。

 その1つ目は、よくお父さん・お母さんからも聞く話なのですが「うちの子、聞かれたことにきちんと答えられない」というもの。これは、すぐに分かりますよね。前項で書いた「遅刻の理由」を聞いたときに「遅れました」と答える子というのは、完全に国語力が欠如しています。
 そして2つ目。これ、テストの解答をみて下さい。「〜というのはなぜですか?」と聞かれて、普通「〜だから」や「〜のでという答え方をする、ということは、お父さん・お母さん方だと小学校の頃に習っていますよね。でも、それがちゃんと出来ない子ってすごく多いんです。もちろん、中学生でも高校生でも。

 それで、こういうふうになっていく原因として、例えば「この本を読んで面白かったところは、どんなところですか?」というように子供さんに聞いたときに「○○のところ」と答えるように、最初の段階では「聞かれたことにきちんと対応する答え方」を勉強するんですが、それがおろそかになっているのではないかと思います。こういう子の場合、テストの問題を解かせても、文末がしっかりせず、ただ、単に、文章の中に書いていることを写しているだけ、という答え方になっています。そして、文面から内容を判断して答える、という内容に関しては、全く手が出なくなっていきます。要するに「書いていないことは分からない」ということ。

 また、読書の仕方も「ただ、声に出して読めばいい」というようになっていて、声に出して読めても中身が分からない、というふうになっているケースも多いのではないかと思います。要するに、今、目の前にある字を読むことだけに集中するようになってしまっていて、次から次と、今まで読んでいた内容が頭から抜け落ちて行き、結局、全体を把握できない読み方になっている、というケースですね。

 読書の仕方については、別の項目で「朗読」について書いていますから、ここでは割愛しますが、こういう「きちんとした読み取りが出来ない子」の場合、結局、問題を解くときに、文面の中から内容を判断して答える、ということが出来ず、単に書いてある「単語」や「フレーズ」だけを見て、勝手な判断をしてしまうという現象が起きます。これ、単に「語彙力」の問題ではなく〜中学生に「小学生用の言葉の意味が分かっている問題」を解かせても、こういう現象が起きます〜文章を読んできちんと中身を把握する「読解力」の問題なんです。言葉の意味が分かっているから中身も分かっていると思ったら大きな間違いで、言葉のつながりから、何を言いたいのか、という部分が理解出来ない、と考えておくといいと思います。
 こうなると、正しい理解が出来ない、正しい判断が出来ない、ということになるんですね。

 そして、この一番の原因は、問いかけに対して「きちんと答えることが出来ない」。実際に、きちんと答えられない子に多く見られる現象なんです。
 これ、実は、一度癖がついてしまうと、直すのに時間がかかります。要するに「頭の中が判断出来ないようになってしまっている」から。そうなると、脳は楽な方に向かいますから、面倒な作業を入れるのに苦労する、ということです。ですから、なるだけ早いうちに手を打ってください。

 よく、女子高生で「っていうか〜」式に全然関係ない話をし出すとか。そして、大人でもいるんですけれども、こちらからの問いかけに全然関係ない話をし出す、国語力の低い女子高生レベルの人とか。でも、正直、大人になってこの状況だと、もう、治らないかも知れません。
(2019/06/11)

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「区別がつかない」=「判断力が劣る


「判断」の基本は「判別」と「基礎知識」

 前項の続きですが、勉強でも日頃の行動でも大事になってくるのは「判断力」です。例えば、掲示板に載せている食塩水の問題なども、結局は「どこをどう変えれば正答できるか」という「判断力」の問題と言ってもいいでしょう。そして、この判断力を身につけていくためには、前項で書いた「区別をつける」ということが大切になってきます。

 例えば、社会科を例にとると、テストの問題を読んで「何を答えればいいか」ということを考えるときに、まず「基本的な知識がきちんと区別されて頭に入っていること」が要求されます。中学生の問題でよく出題される例で行けば、歴史の「日宋貿易・勘合貿易・南蛮貿易・朱印船貿易」の4つのワードが、ちゃんと区別されて頭に入っていれば、設問に対してすぐに答えを書くことができます。逆に「分からない」と言っている子は、この区別がついていない子なんです。
 当然、この基本的に知識が無ければ、何を答えに選んでいいか「判断」が出来ない、ということになります。

 進学先の高校を選ぶときも同じですね。この内申とこの学力であれば、この高校、というふうに普通は判断します。ところが、きちんとした入試の情報が学校側から伝わっていないとか、何でも安易に考えてしまって「私、この高校くらいなら行ける」という判断をしてしまったり、自分の実力を過大に評価して「勉強なんかしなくても、このくらいの高校だったら行ける」とか、そういうケースの場合、大抵「物事の区別がつかない子に多い」んです。だから、誤った判断をしてしまう。例えば「この内容は勉強しなくても大丈夫だけど、この内容は練習しないと危ないな」とか、そういう区別が出来ないため、何でもかんでも「勉強しなくても大丈夫」と考えてしまう、そういう思考形態をしている、と考えるといいでしょう。

 そして、前項で書きましたが、数学の基本的な概念に関して「直線と線分で定義が違う」というような、本当に基本を突っ込んで考えると、それなりの理解力や国語力が必要になるんですが、その辺が薄い。さらに言うと、その理解力が無いので、話を聞いても「なんだそんなことか」くらいにしか考えず、何でも分かったような気になってしまう。でも、ちょっと突っ込んで話をすると、すぐに頓珍漢な話にしかならない、ということになります。
 子供達の身近な例で行くと、遅刻して「どうして遅刻した?」と聞いて「遅れました」と平気で答える子、いまだにいます。理由を聞かれているのに、理由にならない答えを言ってくる、という状況になるんですね。自分が言っていることが理由なのか何なのか区別がつかない子なんです。でも、それが遅刻の理由になっていると思っているんです。

 ですから、小学校や中学校の段階で、物事の区別をきちんとつけられるように。そして、その区別が日常生活できちんと出来るようになるためには、基本的な知識をきちんと覚えると言うことと、読書などを通じて、国語力を鍛えておくということが大事になります。

 単純な見方としては、日頃話している内容や、国語のテストの点数などで判断です。そして、それで「危ないな」と思ったら、物事の区別をつける習慣をつけておこう、と考えてみてください。
(2019/06/09)

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「区別がつく」=「学力向上への第一歩」


より細かな区別ができるように

 社会科の歴史などを例にとると分かりやすいのですが、小学校のときには「ざっくりとした全体の流れ」だったものが、中学校では、それがもっと細かくなりますよね。そして、高校に入ると「覚える量がものすごく多くなる=それだけの量を区別して覚える」ということになります。
 要するに、学力が高くなればなるほど、細かな区別が必要になるということです。

 逆に学力が低い子になると、こういう区別がつかず、何となくボンヤリと覚えている、という状況になっています。例えば、英単語のhereとherが一緒とか、theseとthereの区別が曖昧とか、そういうふうになってくるんです。

 ですから、区別をつけるということを少し意識すると、物事がハッキリしてきたり、勉強がスムーズに進むようになってくるので、まだ、中学校1年生になったばかりの生徒だと、この「区別」というのを曖昧にしないようにしてください。

 また、以前には「角錐に母線がない」などと平気で言い出す人がいたりして、掲示板にはまだ母線の説明を載せていますが、結局、この人、物事の基本的な区別がついていない人だったんです。というのは、この人、「どこの長さが母線の長さになるんだ」と言い張っていたんですね。それで、そもそも「母線」と「母線の長さ」というのは定義が違うんです。「母線」は「直線ないし半直線」の定義ですし「母線の長さ」となると、これは長さがある以上「線分」の定義なんですね。こういう区別がつかないんです。
 それで、なぜ、このような例を書いたかというと、実は、これを言っていたのは塾の講師です。ですから、学校の教師や塾の講師でも、こういう基本的な区別を知らずに教えている人がいるだろう、ということなんですね。
 そして、こういう人に習ってしまうと、結局、上っ面だけ「覚えろ」という話になりがちですから、子供達の基本的な理解力が劣ってしまうことになります。

 ですから、学校の先生や塾の先生が「怪しい」と思ったら、自分で事典などを調べて、きちんと勉強するようにしてください。
(2019/05/31)

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結局、端折っているのと同じ


計画が立てられないのは、生徒も教師も

 5月19日付けで書いた「進度の遅い学校」、突然、時間数が増えて教科書内容を終わらせました。それで、なぜ、こんなことが起きるかという話。

 これ、結局「教科書内容をやりました」という既成事実作りなんです。授業進度について、細かくチェックが入るようになったため、それを追及されてもごまかせるようにと、教師が自分の保身のためにやっているだけで、生徒の事は全く考えていないと思った方がいいです。

 というのは、特に、数学のような積み重ね科目は「学校で習う〜家で復習〜前回までの内容を身につけた状態で次の内容を学校で進める〜」という「学校と家庭学習の往復」を作って子供達の学力を高めて行くんですね。ところが、比較的身につきやすい内容で日数をかけ、見につきづらい内容は、短い期間で終わらせてしまう、ということをやると、家庭学習期間は「簡単なところに家庭学習の日数が多く、練習が必要なところに家庭学習の日数がかけられない」ということになります。
 これが無計画授業の最大の欠点なんです。塾に通っている子などは、塾の進度と学校の進度が合わずに、結局、苦労してしまう、ということも起きます。

 以前、学校の先生と思われる人が、ここの掲示板に書き込みをしていましたが、その方もやはり「家庭学習との連動」に関しては、ほとんど考慮されていませんでした。すなわち、無計画に「ただ、教科書が終わればいいんだ」ではない、ということ。時間数をまとめて進度を取りました、というのは、単に端折ったのと同じです。
 学校でそういう状況になっていないかどうか、確認してください。
(2019/05/25)

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キリッとしない生徒達


やることをきちんとやらない子が多い

 これも極々基本的なことなのですが、まだ、きちんと出来ない子供達が多いので、書いておきますね。

 宿題や課題はもちろん、予定がちゃんと立てられないとか、基本的な「やらなければならないことがきちんと出来ない子」って、釧路ではすごく多いんです。
 そして、なぜ、そうなるかという理由も簡単なんです。「甘やかす大人がいるから」なんです。そうやって甘やかされているから、厳しく言うと「厳しく言う人がおかしい」という感覚で物事を考える生徒が多くなってしまうんです。

 この甘やかす場所、当然、学校がそうなんです。宿題をやってもやらなくもオーケー。忘れてもおとがめ無し。怒られる訳でもなんでもないんです。当然、塾もそう。生徒から嫌われたくない一心で、やっていなくても、うやむやにしてお終い。最悪は、注意して嫌われたくないから宿題を出さない、なんていうところもあるんです。
 だから、結局学力が上がらないんです。

 最近、ちょくちょく「宿題を出さずに成果を出した」という学校の話もありますが、これ「意識面を生徒に依存している」学校です。例えば、首都圏で進学意識が高く、学校で宿題を出さなくても通っている塾で宿題が出ているとか、そういうところで効果が上がったような気になっている、というだけ。こんなこと、釧路でやったら、みんな附属のような事になりますから。

 逆に学力の高い地域というのは、こういう「やらなければならないことをきちんと徹底してやらせているところ」なんです。宿題のチェックなどもかなり厳しいんです。お父さん・お母さん方と話をすると、やはり、学力が高い保護者ほど、こういう家庭での勉強させることへの意識が高い。子供がサボってると怒りますよね。
 ですから、宿題を通して、子供達をキリッとさせてあげてください。
(2019/05/22)

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「ぼく、できるもん」の勘違い


いつでも「できる」が本当の「できる」

 極々基本的なことなのですが、まだ、勘違いしている子供達が多いので、書いておきますね。

 学校で「習ったその場」では、誰でも出来るんです。大事なのは一週間経っても、一ヶ月経っても、それが出来るかどうか。しばらく経ったあとでもきちんと出来る状態になって「身についている」という判断です。漢字や英単語、計算などは特にそうですん。

 それで、実際に子供達が「ぼく、出来る」と言っているのでやらせてみても、実は全然出来ていない、ということが結構あります。「出来る」という意味が分かっていない子が、まだまだ、たくさんいるということです。
 そして、たぶん、教えている側も、その場で出来れば「出来ている」という判断なんだと思います。要するに教えている先生が、その場で出来れば「出来ている」という判断をしているので、子供達もその気になっているんだと思います。

 ということは、子供達が、きちんと身についていないのに「出来る」と思いこんでいるということは、教えている側の意識が低いかしっかりしていないことの表れなんです。

 ですから、学校の先生もお父さん・お母さんもそこから一歩感覚を進めていかなければなりません。テスト前になって慌てて勉強しなくても済むように、先生も保護者も、その点を子供さんにきちんとお話ししていってください。
(2019/05/21)

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数学 中1・2の進度はどうですか?


進度が遅い学校が出始めているようです

 中1は「正負の数」が終わって「文字式」へ、中2は「式の計算」が終わって「連立方程式」に入っていく頃になっていますが、どうですか? 最近、また、以前のような「進度の極端に遅い中学校」が出始めているようです。教育長が替わって、ちょっとだらしなくなってきているのではないでしょうか? 

 そして、進度もそうですが、学習内容も大丈夫でしょうか? 
 中1で言えば「正負の数」の四則混合計算。誰でも出来るような簡単なところにダラダラと時間をかけてしまい、四則混合のような、それこそ練習が必要な計算は、ほとんど練習せず、飛ばしたようになって進んでいませんか?

 また、中2では「式の計算」の後半で「等式の変形」や「整数の証明」というところを習うのですが、それが適当に扱われてお終いになっていませんか? 

 学校の教師が言う「学力の低い子に合わせて勉強を進めています」というのは「学力の低い子が出来ない所は適当にやって誤魔化します」と言っているのと同じ。当たり前の事ですが、学校で行われる授業時間数は一定ですから、その時間数で学力の低い子に合わせたら、当然、難易度の高い問題は扱いません、と言っているのと同義なんです。
 こういう発言をしている教師がいたら要注意です。

 そして、学校の進み方が遅かったり、難易度の高めの問題をきちんと扱わなかったりしている学校であれば、自分で勉強しなければなりませんね。ですから、学校の進み方というのは、やはり、お父さん・お母さんの方でも、チェックを入れなければならないんです。他の地域では学校に任せていて心配ないところが多いと思うのですが、釧路ですから、お父さん・お母さんに余計な負担がかかってしまうのは、ある程度、しょうがないと思って、子供さんの勉強の状況などを確認してみてください。
(2019/05/19)

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中1数学 「正負の数の計算」、どうなってますか?


手順がおかしい釧路の数学

 釧路の子供達は「計算力が極端に劣る」んです。これ、ご存じの方も多いと思いますが、附属小中出身者って計算が極端に不得意で、ちょっと複雑な計算になると、正答率が50%近くになることもあるんです。要するに「半分、計算間違い」。
 それで、自分は、釧路の子供達の計算力が低いのは、この附属のおかしな計算指導が蔓延したため、と考えています。

 特に「正負の数」の単元で怪しいのは「乗除混合〜四則混合」にかけて。四則混合に関しては生徒の計算手順もおかしく、順序通りの計算ではなく、先にグチャグチャに符号をいじってしまったりします。

 そして、おそらくは、こんな計算をしていると教師自体も計算ミスがかなり多いのではないかと思うんですね。そうなると、教師が黒板に書いて計算すると、もたついたり、ミスを生徒に指摘されたりして、どんどん生徒の信頼を失っていく。結果、教師自体が黒板にきちんと計算を書かなくなっていく、という流れになろうかと思います。
 ですから、途中の計算を書かない教師は要注意ということですね。

 ちなみに、自分は、学習塾時代、生徒のアンケートに「先生の計算を見ていると、なんか楽しそう」とか「計算が好きになった」と書かれたことがあります。なんのことはない、単に元気良く計算式を書いているだけなんですが、それでも、生徒に聞いてみると、学校の教師はイヤそうにダラダラと計算を書くようなんですね。おまけにすぐに間違える。生徒は、そういうところに不満があるようですね。

 それで、やはり、小学生や中学生に教える場合、基本は「元気良く」だと思いますし、そんなに面倒な数字も出てこないわけですから、ちゃんと手順通りやれば、ミスは極端に減らせます。
 ですから、子供さんがグチャグチャな計算をやっているようであれば、きんとした手順通りの方法を教えてあげてください。そして、どれだけ計算をきちんと教えているかも確認してみてください。
(2019/05/07)

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中1 数学の授業、どうなってますか?


算数から数学に変わる、大事な通過点

 前回は英語について書いたので、今回は「中1 数学」。この4月の時期の数学は、小学校の算数から中学校の数学へ頭を切り換える時期です。この時期でまずやらなくてはならないことは、考え方の基本。

 ここが大事なのですが、数学は「最初の約束事(後に定義・定理として習いますが、中1の段階では、その用語を習っていないので、生徒に説明するときには「約束事」という言葉を使います)」を基準にして、そこから物事を考えていけるかどうか、という事なんです。そして、それを身につけるために、まず中1の最初に「自然数」「絶対値」という用語が出てきますから、それを使って考え方の基本を身につけていこう、ということになるんです。

 それで、ここでは「自然数」を例にとりますけれども、「自然数」の約束は「物の個数や順位を表す数」ということになっているんですね。そこから「1は自然数か?」「2は?」「100は?」「小数は?」「分数は?」「負の数は?」「0は?」ということを考えていって、最終的に「自然数とは具体的にどういうものか、把握する」というスタイルになります。
 ところが、それが分かっていない教師に当たると、単純に「1,2,3,4,5・・・っていう数字。0は入らないから間違えないように」でお終い。要するに「約束事を覚えるのではなく、数字を覚えろ」という指導になっています。こういう感覚のズレが、後々、数学の伸びない子を育ててしまうんですね。

 よく「神は細部に宿る」といいますが、こういう細かい部分の違いが、3年も過ぎると大きな差になって表れます。釧路の数学が出来ないのは、こういう細かな不備の積み重ねなんですよ。

 ということで、もうすでに「自然数」などの用語は習っていると思います。ですから、子供さんに「自然数ってどんな数字?」と聞いてみてください。きちんと「約束事」を答えてきた子はオーケー。数字を答えてきた子は「数字じゃなくて、言葉で習った約束事の方だよ」と確認してください。それで、答えてきたらオーケー。「え〜、そんなの習ってない〜」と言ってきたら、これから、数学は苦労しそうだ〜、と思ってくださいね。
(2019/04/23)

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英語の授業、どうなってますか?


ここを見ると、英語の教師レベルが分かる

 しばらく、この項目で、英語の話を書いていますが、今回は「この辺を見てくれると英語の教師の指導レベルが分かる」という内容です。

 ご存じのように、釧路の英語の状況は、前項で書いたように平均点などが壊滅状態。授業の話を聞いても「単語の練習は全然しない」「教科書の訳はプリントを配ってお終い」。結局、授業で何をやっているの? という状況なんですよ。
 それで、そういう教師って、古くさい、旧態依然の英語の教え方だったりします。勉強不足なのか、進歩が無いんですよ。ところが、全国的に見た場合、これ、今のところ、大学の予備校が主導しているようなんですが、相当、英語の指導の仕方が変わってきています。なので、お父さん・お母さん方が習った頃と違っているところを2つほどピックアップして、旧態依然の指導をしているかどうかを見極めてもらおうというのが、今回の主旨です。

 そこで、まず、1つめ。「on」です。
 これ、スマホのコマーシャルでも見たことがあると思うのですが、今、onは「上」というふうに習いません。基本は「接触」です。それで、学校の教科書でも、onが出てきた場合、何でもかんでも「上」にしないように、
I'm on the rugby team.(ラグビーチームに入ってるんだ)
のような使い方を早い段階で入れています。

 もう一つは「any」。anyは、今は「いくつかの」という意味で習いません。基本は「どんなものでも」という意味です。
 たぶん、お父さん・お母さんの頃は、
I don't have any books.
という文が出てきた場合、この場合は「いくつか」という意味ではなくて「not〜any」で「一つも持っていない」と訳すんだよ、と習ってきたと思いますが、本来の意味は「私はどんな本であっても、持っていない」と言う意味なので「not〜any」で「一つも持っていない」という訳をつけるんです。
 もちろん、疑問文のときも「どんな本でもいいから、持ってるかい?」と聞いているのでanyを使っているんです。ですから、someの疑問文・否定文用の単語ではないんです。

 ちなみに、カシオの電子辞書を持っている方は、実際に調べてみてください。ジーニアス英和辞典では、すでに「いくつかの」という意味は、削除されていて、載っていません。

 ということで、英語の指導内容は、今までとかなり変わってきていますから、そんなときに「ディッチュウ」とかやられた日には、ひっくり返ってしまいますよね。もちろん、ちゃんとやっている先生もいますから、そういう先生の当たりはずれで子供達の学力に大きな差が出る、ということになるんです。

 そして、こういう語学に関する意識の薄さが、どういう影響を与えるか、というと、例えば、少し前に「釧路にカジノを誘致する」なんていう話がありました。でも、もし、これが釧路に来たところで、海外観光客向けのインフラが整っていないでしょ。少なくても、海外観光客の受け入れ態勢を整えているところを比較すると、ビックリするくらい立ち後れています。
 要するに、語学の意識が薄いと、海外の人に対してどのような事をしなければならないか、という意識が薄くなってしまうんです。街の発展にならないですよね。

 ですから、街を発展させたいと思ったら、まず、教育の現場を見直すということなんですよ。
(2019/04/19)

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英語の平均点


学力テストの英語の平均点って、だいたいこうなります

 前項で英語について書いたので、その追加です。実は、北海道は英語のレベルが低くて、かなり易しい。ですから、学力テストの場合、普通は、国語と同じくらいの平均点になるんです。昨年度では、阿寒中で英語の平均が国語の平均より高かったりしているんですね。本来、そのくらいなんです。

 そして、もう一つ、英語は、小学校の影響をほとんど受けない科目なんです。例えば、数学だと「小学校で習った計算」ができなければ中学校の数学も出来なかったり、漢字がダメだと国語がダメになったりするんですが、英語だけは、中学校からスタート。それも幼児レベルの「基本中の基本」から始まるわけですから、余計な復習なども必要ないんです。そう言う意味では、一番、指導しやすい科目なんですよ。
 これ、裏を返すと、中学校の指導状況の善し悪しが直接テストの点数に影響が出る科目とも言えるんです。

 そういう中で、こんなことあり得ない、と思われるような事を平気でやる教師がいた場合、それは、子供達の英語の習得の足を引っ張っている教師ということにしかならないんですよ。

 子供達にきちんと英語を身につけさせられないから、教科書の訳を配ってお終い。単語の練習は「勝手にやっておけ」。教科書を読ませれば「ディッチュウ」。こんなことやっている教師って、完全にアウトじゃないでしょうか。

 そして、こういう雑な感覚で授業を進めて行った結果がどうなっているか、というと、中1の教科書の訳がきちんと出来るようになるまでに2年の終わりくらいまでかかってしまったり。湖陵に行っている子でも、中3の教科書の訳を最後まできちんと出来無い子は、かなりいると思いますよ。

 ところが、前項でも書きましたが、2020年に向けて外国語を強化しよう、なんていうふうに取り組んでいる所では、会話形式でかなり練習をしているという話も聞きますし、大学進学などを狙っている中高一貫校などは、中学生までの授業内容を2年半くらいで終わらせて、高校の内容に早いうちに入っているという話も聞きます。

 ですから、少なくとも、英語の平均が国語の平均より大幅に低いという段階で、危機感を持って取り組むくらいの感覚でなければならないんですよね。
 ちなみに、まだ、音別に大塚さんがあったときには、首都圏との転勤の関係で、特に英語の学力差が酷い、ということで、保護者からの要請があったため、英語の指導レベルがかなり高く、子供達も英語の学力がかなり高かったんです。ということは、音別で出来るなら、釧路市内でも出来るはずなんです。それをやらないようにしているのは誰なのか、ということですよ。
(2019/03/17)

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「ディッチュウ」、やめてくれ〜!


どうやら、附属発祥のようです

 タイトルの意味が分からない人もいると思うので、一応、説明します。「ディッチュウ」というのは、英語の「Did you〜?」の発音。それで、意味が分からなかった人というのは、そもそも、今まで、そういう読み方をしたことが無いっていうことですよね。でも、こういうおかしな読み方が、釧路全体に蔓延しつつある(!?)、というか、複数の学校で、こういう読み方で指導しているんですよね。これ、下手をしたら釧路の恥になりますよ。というのは、どこの地域も外国人観光客を呼び込もうとか、英語に力を入れているところが多いわけで、そこに来て、これじゃあ「あんた達、何習ってきたの?」ということになるでしょ。

 それで、現段階では、一番怪しいのは附属。今の中1は「ディッチュウ」です。鳥取も怪しいです。過去では大楽毛でもありました。

 そもそも、英語には、小さい「ッ」の発音はありません。アクセント+短母音です。これ、前に書いたのですが、「good」は「グッド」とは言いません。「グド」、もしくは「グード」に近くなります。幼児教育用の本でも「犬」は「ドッグ」とは表記されず、今は「ドグ」もしくは「ドーグ」です。また、「Did you」自体も、こんなふうに強調されて発音することは、ほとんどありません。

 入試では聞き取りテストなどもありますから、おかしな読み方で覚えてしまうと、かえって分からなくなってしまいますから、子供さんの読み方を確認して、おかしかったら直して上げてください。
(2019/03/16)

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定期テストの平均点に変化が


評価・進路指導の適切な学校が学力を上げる2

 以前「評価・進路指導の適切な学校が学力を上げる」というタイトルでこのコーナーに書きましたが、その続きです。

 実は、自分の受け持っている生徒の得点通知表を見てみると、学校の定期テストの平均点に変化が見られます。というのは、最近になって、今まで100点満点で70点以上の平均点が当たり前だった中学校で、平均点が50点強から60点弱の間におさまるようになってきているんです。
 これ、非常にいい傾向なんです。

 今までは、中学校も小学校のような通知表の付き方で、テストも小学校のようなカラー刷りのテストと同レベル。通知表に「5」がついていても、小学校の評価の「たいへん良くできました」みたいなもので、結果、ほとんど5がついていて、普通だったら「湖陵の理数科を狙うか」というBランクの生徒でも、蓋を開けると「北陽の推薦をとる」という状況になっていたりしました。
 そして、最近では、この「目線の低い小学校レベルの通知表」から、少しずつ脱却しつつあるようなんです。

 これも以前書きましたが、定期テストの場合、平均点というのは高すぎても低すぎてもダメ。子供たちの評価がきちんとバラけるように作らなくてはダメで、それが徐々に学校の平均点に反映してきているようなんです。
 実際は、今のところ「絶対評価」に切り替わっていますが、本来の「絶対評価」で生徒の成績をつけるとしたら、市内なら市内で統一テストにして、その点数できっちり評価する、ということになるんですが、それはちょっと無理。となると、以前の相対評価のように、学校内でバラけるようにテストを作って、きちんと点数を取っている子を「5」、というふうにしていかなければならないんです。
 子供達にとっても、他校の生徒の状況は分かりませんから、ちゃんと身の回りにいて日頃見ることができる生徒の中で「きちんと勉強を頑張っているやつが成績がいいよね」というふうになっていかないと、全体が良くなっていきません。

 この辺は、学校の方が良くなっていて、塾の方が感覚がおかしかったりします。旧態依然の「釧路感覚」でいるのは、むしろ塾の方ではないかと思いますよ。
(2019/02/24)

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数学は「目先を追わない」


「目先を追う」と遠回り

 自分が授業をする際、例えば中学生であっても「小学校内容から復習をする」という前提で話を進めています。数字で計算をして答えを出せないものは、文字が入ると、もっと分からなくなるという現象にもなります。特に、今の中学校は、小6から中1へ〜「算数から数学への頭の切り替え」という点が全くうまくいっていないようで、その中1での挫折が、高校入試まで影響を与えているちう状況です。

 ですから、例えば「関数が出来ない子」というのは「関数の意味が分からない」というよりも「文字を使った式になると、代入や方程式を使った計算が分からない」というケースの方が圧倒的に多く、特に釧路の子はここで出来なくなっている、と思って間違いないです。
 それで、これは昨年の例ですが、やはり「今、やっている内容で点数を取れるように、今習っている内容をやって下さい」という話があったのですが、自分の方で、お母さんに「数学だけは目先を追ったらぜったいダメですよ」という話をして、中学校1年生内容の文字式の代入の計算や方程式の計算の符号の扱い方などをしっかり練習させたところ、中3で習う「二次関数」のテストで90点という点数を普通にとってきたんです。

 そして、中3で習う内容に関しては、実は、二次関数からあとは、ほとんど、新しく出てくる内容はありません。二次関数に例をとると「式・変化の割合・変域」だけ。あとは、中1・2で習った関数や図形の内容と合体させて、そこで考えさせる、という内容になって行くんです。
 となると、中3で今習っている内容を勉強しようとすると、その都度、中1・2の復習をしなければならない訳ですから、それであれば、最初に、中1・2の内容をしっかりやって、その後で中3の内容を一気にかぶせて行った方が、明らかに時間短縮になりますし、理解も伴いやすくなるんです。

 ですから、入試に向けての勉強という視点でみると、目先の内容を追いかけて焦ると、かえって逆効果だと考えてください。ただ、そういう勉強を中3になってからしっかり出来るようにしておくためには、数学以外の自分で勉強して内申点を確保できる科目でしっかり内申点を稼いでおいて、余裕を持って勉強できるようにしておきたいですね。
(2019/01/18)

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「○つけ」の意味


どうなったら○なのか、ということをきちんと考えてみましょう

 よく言う「○つけ」ということ。いろんな方法が語られていたりしますが、そもそも「○をつける」ってどういうことなのか、をしっかり認識しておかないと、間違えた指導をしてしまうんですね。
 ですから、ここでは「○つけ」の意味について、お話しておこうと思います。

 「○がつく」というのは、単純に「合っている」ということではありません。「学習内容をきちんと身につけた」という証なんです。そして、その「学習内容をきちんと身につけたかどうか」を見るのが「テスト」ですよね。
 こうやって書くと、当たり前ですよね。

 じゃあ「学習内容をきちんと身につけた状況」というのは、どういう状況か、というと、これも簡単です。「一発目できちんと物事が出来る状態」「いつでも、どこでもきちんと答えられる状態」になっているということです。
 ここも当たり前ですよね。

 ということは、本来、テストで一発目に答えられたものしか「○」ではないんです。これを別の言い方をすると「やり直して合っていたものは、本来、○では無い」んです。
 ここから、指導の仕方に関わってきます。

 小学校でも低学年あたりでは「きちんと間違えたところを直す」という癖をつけさせるために、敢えて「やり直して持ってきたものに○をつける」ということは、もちろんあります。中学生であっても、よほど、学力的に問題があって、それこそ、小学校の低学年に近いレベルの子であれば「やり直して○」というのはあるでしょう。
 でも、最低限、中学生で、物事が普通に出来る子に対して「やり直して持ってきたら、何でも○」ということは無いんです。一発目できちんと答えられるレベルになっているかどうかを見極めて、それで出来ているものに対して、初めて「○」、なんですよ。

 また、自分が書いているやり直しの○の話は、自学に関してです。それも、覚える内容についてで、社会科や英単語などのときの話です。数学などの考える問題ではありません。
 そして、そこでは、一旦問題集を解いて、最初に出来ていたところは赤ペンで○なんです。そして、もう一度勉強し直して、同じ問題を解いたときに「新たに一発で答えられるようになったものについては赤以外の色で○をつけましょう」という話なんです。
 要するに、自学自習であっても、一発できちんと出来るというレベルになっていて、初めて○に出来るんだよ、ということを書いているんです。

 ところが、意味が分かっていない所では、何をやり出すかというと、きちんと身についていない状況でも、やり直して持ってきたら、何でもかんでも○なんです。それも、自学でやるのではなく、先生が生徒の目の前で○をつけて、結果、身についていなくても、やり直して持っていけば○になる、という誤った感覚を生徒に植え付けてしまっているんです。だから、子供達は「きちんと物事を身につけよう」という習慣が無くなってしまうんです。
 そして、こういう指導をやっているのは、おそらく釧路近辺だけではないかと思います。少なくても、自分が北見にいたときには、そういう○つけを行っている先生はいませんでした。

 さらに、ここから何が起きるかというと、きちんと身につけなければ○にしない、という意識で物事を進めていた子が、何でもかんでも○にしてしまう教師や塾講師にあたったとすると、きちんと物事を身につけなくても大丈夫なんだ、という意識になり、その結果、学力的な結果がグンと一気に下がるという現象が起きます。きちんとやらせれば出来る子がズルズル落ちていってしまうんです。

 ということで、例えば、小学校のテストで「間違っていたところを直して持っていけば、○にして点数を上げてもらえる」という指導を受けたら、どうなるか。これ分かりますよね。
 同じようにして「最初は赤ペン、やり直して持ってきたら別の色のペンで○」なんて、本質が分からず、上っ面だけ真似して、結局「何でもかんでも○」にしているような塾に通ったらどうなるか、も分かりますよね。

 ましてや、自分は、数学などの問題に関しては、同じ問題を解いて合っていても○にはしません。最低限、数字を変えて、それできちんと出来るようになっていなければオーケーは出さないんです。「子ども未来塾」でやっている「算数検定もそういうシステムです。それを、社会だろうが、数学だろうが、とにかく「やり直して合っていれば○」になっているような指導になっているところでは、特に数学の学力は向上しません。だから、釧路では、塾に行っても数学が出来るようにならないんです。根本が分かっていないからです。

 そして、ここが、子供さんの学力を上げられる所かどうかの見極めのポイントなんです。
(2018/12/27)

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「インプット不全」と「アウトプット不足」


覚えられないのは どこに問題があるか

 基本的に単純に「覚える」ものが不得意、という話であっても、その原因がどこにあるのか、ということが分からなければ、対処のしようがありませんね。ということで、今日は、そのお話。

 タイトルにもあるように「インプット不全」というのは「覚え方が悪い」、「アウトプット不足」というのは「覚えた物を頭から引き出す練習が足りない」ということです。当たり前ですが、大きく分けるとこの二つの理由があるんですね。
 そして、指導する側から言えば、インプットがしっかりしていて、単に「アウトプット不足」だけであれば、普通に問題を解かせていけば改善されます。ここは誰でも出来る非常に楽なところなんです。

 ですから、問題なのは「インプット不全」なんです。
 この「インプット不全」になる一番大きな理由は、適当に答えたり、どこかに書いてあることをこっそり盗み見して、それを答えたりしているうちに、きちんと頭に物事が入らなくなっていく、ということなんです。そして、その呼び水になっているのが「アクティブラーニング」。きちんとやっているならいいんですが、適当に答えても、ちょっとずるい事をやっても、何でも「いいですね」にしてしまっていると、この「インプット不全」の子が大量に出てくるようです。

 そして、こういう「インプット不全」になっている子は大抵、単語だけを覚えていて、その区別がついていないというのが一般的です。例えば、よくある例としては、英語のhe his himを単に「彼」とだけ覚えていて、どこでどの単語を使うのか区別が出来ていないような状況になっているんです。社会・理科で、そういう現象が顕著でしょう。例えば、山脈を例にとると、単に「山脈がある」とだけ覚えていて、どこがロッキーなのかアンデスなのか、ヒマラヤなのかアルプスなのかが区別がついていなかったりするんです。

 となると、指導する立場としては、こういう子は、まず一番最初に「インプット」をすべて総ざらいして、区別をつけたり、関連づけた覚え方を身につけさせたり、単に語呂合わせにしたり、と、もう一度、正確な形で頭に入れ直す、ということが必要になります。

 ところが雑な指導をしているところは、単に「練習をすれば何とかなる」式で、ただプリントをやらせるだけ。そして、間違えたところを直すだけ、それだけにしかなっていないので、インプット不全を起こしている子は伸びていかないんです。むしろ、上記に書いたように「適当に答える」という癖をつけさせてしまうだけ。そして、これをやってしまうと、全体的にどの科目も、適当に答えるようになってしまい、総合的な順位などが下がってしまう、という現象が起きます。

 逆に、雑に練習だけで伸びていったとしたら、それは、インプット不全が解消されてきていると思った方がいい。

 それで、自分の手の内を明かすようで、あまり好きでは無いのですが、アウトプット不足を解消するには1ヶ月あれば充分なんです。ですから、中3の子でインプット不全を起こしている子は、ギリギリまでインプット不全解消を行うようにして、その後、演習をたたみかけるんです。そうなると、社会・理科は「入試が一番出来た」というふうになっていくんですね。

 ということで、今年の年度始めのあたりに書きましたが、こういう雑な指導で適当に答えを書くような癖をつけさせるような塾から、不合格者が出るんです。不合格を出すのには、ちゃんと理由があるんですよ。
(2018/12/12)

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国語で「時間が足りなくなる」というケース


文章の読み方

 国語で「時間が足りなくなる」となると、単に「読むのが遅い」などと思われることも多いのですが、実は、そこではありません。単純に「問題を解くときに余計な時間がかかっている」と思ってください。

 例えば、よくある問題パターンで「○○と同じ意味を差す言葉を文中から選びなさい」というものがありますが、この問題、どうやって解いていますか?
 最初から、もう一度読み直して、どこに書いてあるか一生懸命場所を探す、なんていうことをやっていませんか?

 何となくサラッと読んだだけで、内容は分かった、という気持ちになってしまっていて、結局、飛ばし読み状態になっていませんか? 
 こういうケースの場合、一つ一つ字を追っていようが、速くサッと読めていようが、どちらであっても、結論として「きちんと文章を読めていない」ということなんです。実は、ある程度のペースで本を読めるようになると、その段階で「本くらい普通に読める」と思ってしまうのですが、本当は、それが一番怪しい。上記の問題は、そういう怪しい読み方をしている人を「ふるいにかける問題」だと思っておけばいいんです。これに引っかかると、なんどもなんども読み返しているうちに時間がかかってしまうでしょ。そこで「時間が足りなくなってアウト」ということになるんですよ。

 そして、これが他の問題であっても、結局、もう一度読み返して、それを何度も繰り返しているうちに時間がかかる、というのが、国語で時間がかかってしまう、一番の問題なんです。

 そして、実際には、本を読むときに、こうやって繰り返して読む、なんていうことは、あまりしないのではないでしょうか。そうなると、結局、そういう人は、きちんと本を読めていない、ということになるんです。

 今まで、国語は大丈夫、と思っていた方も、もう一度、自分の本の読み方を確認してみてください。国語の問題って、そういうところを突いているんです。
(2018/12/12)

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「意識付け」と「緊張感」と「学力」


「生徒管理」を知らないという罪

 以前からお話をしている「生徒管理」という話についてです。この点に理解の無い塾に行くと、学力が上がらないという話です。

 実は、この「生徒管理」の中で大切になるのは、やはり「生徒の意識付け」なんですね。生徒が勉強に向かってどういう姿勢で取り組むか、ということが重要になってきて、その姿勢が良くないと結果的に「学力が上がらない」ということになっていきます。
 そして「勉強に向かう意識がしっかりしている子」というは、自然に勉強に集中するようになりますから、授業でも、良い意味での「緊張感」が生まれるんです。この緊張感が出てきたときに成績が伸びて行くんですね。

 それで、釧路の場合、学校も塾も、この「緊張感が全くない」というところが多いですから、学校と塾を行き来しても、雰囲気的にそんなに変わらない。まあ、塾に通った分、成績が上がったとか、そういう話が出てくることはありますが。ですから、釧路から出たことが無いという人は、この辺のニュアンスが分かりずらいと思います。

 これがハッキリ認識できるのは、転勤族などの「他地域から来た人」。「塾でも宿題が出ないし、釧路の子って全然勉強しないですよね」と言うのが他地域から来た人。そうなんです。勉強に向けての意識付けが全くないからなんです。学校でも塾でも同じなんです。そして、他地域から来た人が一番心配に思うことは「うちの子、この雰囲気の中にいて、勉強に取り組む姿勢が悪くならないかしら〜ドンドン、勉強しなくなっていくのではないかしら」ということなんです。

 それで、もしも、きちんと意識付けされている子が、この緊張感の無い塾に通ったらどうなるか。答えは明白。ドンと学年順位などが落ち込んでしまうような事がおきます。いくら、勉強をきちんとやっているような感じであったとしても、意識付けが出来ず、緊張感の緩いところに行った場合、本人や周りが気づかないうちに、その雰囲気に染まって、今まで積み上げてきた物を全部台無しにしてしまったりします。

 これが釧路の学力が低い、一番の原因なんです。塾に通っている子がそれなりにいるはずの市内の方が、郡部よりも全国学力テストの結果が悪い、という現象になってあらわれるのは、そういうことなんです。
 ですから、子供さんを塾に通わせようと思った場合、キリッと緊張感を持った塾に通わせなければ、成績向上は望めないと思っていていいと思いますよ。
(2018/12/12)

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「食塩水の問題」で見る数学の格差


昨日の「食塩水の問題」を見てください

 12月4日付けで掲示板の方にアップした「食塩水の問題」を見て、その後で、この内容を見ていただくと、釧路の状況が見てきます。それで、特に裁量問題の学校を受験しようと思っている人は、しっかり確認しておいて欲しいと思います。

 それで、まず、食塩水の問題にはどういうものがあるか、という話からですが、これは問題を見てもらえれば分かるように
「食塩水に食塩水を混ぜて新たな食塩水を作る」
という問題が基本パターンです。ここが第一段階。

 そして、そこから派生して
「食塩水に食塩を混ぜて新たな食塩水を作る」
「食塩水に水を混ぜて新たな食塩水を作る」
というところまでを掲示板に示しました。この他に「水を蒸発させる」などもあるのですが、このように、基本パターンに少しずつ変化を付けていくようになっているんですね。ここが第二段階

 そして、その次の段階としては
「食塩水を取り出して混ぜる」
「食塩水の一部を取り替える」
というふうに発展していきます。ここを第三段階としておきましょう。

 それで、自分が以前いた北見やその他の釧路以外の大手学習塾のある地域では、方程式の文章問題を扱うときに、ほとんどの学校ではプリントを用意して、最低でも第二段階までは学校の授業で扱っていたんです。ところが自分が釧路に転勤してきて驚いたのは、釧路では第一段階ですら怪しい状況だったんですね。
 そして、通知表についても、他地域では第二段階や第三段階までクリアしなければ「5」はつかないのですが、釧路では第一段階をクリアしていると「5」がついていたんです。差は歴然としていますよね。
 そして、方程式の単元で「プリントで問題の練習をしたかい?」と生徒に聞くと、大抵は「してない」「教科書の問題だけをやって終わった」と答えます。すなわち、釧路では、文章問題に関しては、こういう「プリントを用意して練習する」という感覚自体がない学校が圧倒的に多いようです。

 じゃあ、釧路の塾ではどうなのか、という話ですが、実は、釧路は塾でも第一段階までしか扱わないところが圧倒的に多い。なぜなら、学校の定期テストで出題されないから。これも塾に通っている子供さんに聞いて欲しいのですが、学校と同様に「塾でこういう問題、練習したかい?」と聞くと、大抵「してない」と答えます。
 最悪は、塾で教えている講師ですら、こういう「類別」を知らない、なんていうところもあります。問題研究が圧倒的に緩い。だから、食塩水の問題であれば、どのレベルをどの子にやらせるのか、という指導上の配慮は一切無い、と考えていていいと思います。だって「そういう配慮があれば、ちゃんとやっているはず」ですから。

 もう一つは感覚がずれている講師が多いということです。

 どういう事かというと、食塩水の問題では、第一段階で基本パターンを見せ、図や表の書き方を確認して、次の第二段階に行くんです。そうすると「図や表」があった方が「どこに違いが出てくるか分かりやすい」ため、この第二段階までやったときに、生徒が「図や表でビジュアル化することが大切だ」ということが分かって来るんです。その方がスッキリ考えやすく、問題を解きやすいから。ですから、まとめると「図や表は難しめの問題を解くときに非常に有効なツールになる」と教えるわけです。

 ところが、釧路では第一段階までしか教えず、そこで図や表を書かせるということをやるわけですから、結果、基本パターンを身につけさせるために「図や表」を書かせるという感覚でいます。ですから、まとめると「図や表の書き方を覚えて問題を解け」ということになっています。要するに「考えろ」ではなく「覚えろ」で教えているということです。何のための数学なのか。

 ですから、ここで「図や表」の扱いに差が出てきます。「上のレベルの問題を解くための考えるツール」として与えるべき物が、ただ単に「覚える道具」にされてしまっている。こんな事をやっていても学力は上がりません。だから、塾に通う子がいくらいても、釧路全体の学力は上がらない、ということになります。

 そして、こういう事を自分は塾にいたときに、学生アルバイトや新人講師に研修として行って来ていたんですが「こういう違いを認識出来る講師」は指導力が伸びていきますが、「さも、最初から出来ていた」ようなそぶりで、いい気になったことを言う講師は、全然使い物になりません。「いい気になっているやつ」というのは、実は「分かっていないやつ」と同義です。釧路は、そういう講師も多いと思いますよ。

 そして、最後に、こういう問題を扱ったときの生徒の姿勢ですが、これも他地域と差があります。
 他の地域ですと、第一段階が出来ていたとしても、第二段階で分からない問題が出てきたら、全部、赤ペンで直して来るだけです。○にはしません。ところが釧路の子は、解答を見て、写し書きをして○をつけます。

 ○つけについては、また別の機会に書こうと思うのですが、要するに「出来ていない物は出来ていない」とハッキリさせなければならないのが「出来なくても出来たふり」をしてしまうのが釧路の状況と考えてください。もちろん、出来たふりをしていても点数は取れないですよね。何となく、講師の姿勢が生徒の姿勢に反映されていて、分かっていなくても分かっているふりをしろ、みたいな感じに見えるんですね。

 このように、学校・塾・生徒の悪い癖が抜けない限り、釧路の学力は上がっていきません。そして、圧倒的にダメなのは、学校・塾の認識不足や勉強不足だと思いますよ。知ったかぶりをして、出来ているふりをしていたところで何の意味もありません。
(2018/12/05)

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ゲームとの付き合い方と学力


相関関係があるかも!?

 最近のゲームの中古市場を見ていると、昔のシミュレーション系のものにプレミアがついて、結構、高額になっていたりします。

 具体的に言うと「光栄」の物ですね。「三国志」シリーズとか「信長の野望」「提督の決断」「大航海時代」なんて、たぶん、お父さんが聞いたら、ちょっと懐かしく思うかも知れませんね。それから、ガストの「アトリエ」シリーズのものは、PS4やDS、スイッチなどで、復刻していますよね。どうやら、このあと、歴代の錬金術師が勢揃い、というゲームが出るらしい。プリキュア・オールスターズのような感じなのでしょうか?
 それで、例えば、光栄のものに関しては、PS2のときのソフトよりもPS1のときの物の方が高かったり、そちらの方が需要があるのかな、という気がします。

 それで、学力の変遷とちょっとリンクさせると、PS1の頃は、昔の学力の高めの状況でしたが、PS2に入ってから、いわゆる「ゆとり教育」が入り込んできて、実は、ゲームの難易度や数値の見方などが、異常に楽になってきているんです。
 これ、アトリエシリーズに例をとると、最初の「マリーのアトリエ」では、ゲーム内時間で4年内にクリアしなければならないという条件でしたし「エリー」では、4年で1段階クリア、そしてさらに追加になる2年でベストエンディングを迎えなければならない、という設定でしたが、PS2に入って最初の「リリー」では、わざとに年数を伸ばすことが可能。そして「ユーディー」では、制限無しになります。
 要するに「計画をきっちり立てて進めなければクリア出来ない」という条件が「無計画でもある程度オーケー」というふうに徐々に緩くなってきているんです。

 そして、最近、人気が出てきているのは、楽な方ではなく、逆に「設定のきつい方」。そちらの方が達成感がある、ということなのかな、と思います。

 さらに、マリオについては、今でこそ、小学生向き、という感じがしますが、ゆとりの時代は、中学生でも「マリオガ好き」という子が結構多くて、自分は、そういう話を聞いて「ゆとりのために、子供達の精神年齢が下がっているのではないか」と思っていました。
 ですから、それが、元に戻りつつある、ということは、全体的に「精神的な面」「学力面」ともに、上に上がってきているのではないかと思っています。

 それで、子供達がゲームにはまる理由なども考えてみてはいるんですが、単純にゲームのシステムだけで見ていくと、一つはスーパーマリオブラザーズのように「短期・中期・長期」の目標が設定されていて、それをクリアしていく系統のものが人気が高いようです。簡単に言うと、失敗したところ(短期目標)から繰り返しやって1面クリア(中期目標)。そして、全面クリア(長期目標)という流れ。
 これが、学力の高い子に人気があるゲームは「複数目標設定」で「提督の決断」のようになると、最終的には「太平洋戦争でアメリカに勝つ」になるのですが、それまでに「自国の生産力向上」や「支配地域の拡大」、「相手の行動を予測した戦術」など多岐に渡る内容を同時にこなしていく事が求められます。

 そして、このゲームの傾向が「目標感」に表れます。マリオが好き、という子には「短期・中期・長期」で目標を立てるようにするといいのですが、学力が高めの子が好むゲームをやっている子は、比較的、幅の広い、細かな目標設定にした方が、最終目標をクリアしやすくなります。
 ですから、短期・中期・長期で目標を立てるときには「テストの合計点が○点」という感じになりますが、学力が高めになると「科目別に目標を立てる」とか、もっと細かく言うと「単元別」とか、そういう、より細かで具体的な目標を立てやすいんです。

 そして、もう一つ。これが大事だと思うのですが「ゲームとの付き合い方」をきちんと学ばせるということです。最近よく聞く話で、子供を放ったまま、スマホにベッタリの父親・母親って、ちょっと話題になっていたりしますよね。こういうケースって、きっと、子供の時に遊び道具のゲームとどのように付き合っていくかが分かっていない親なんじゃないかな、と思うんです。ゆとり時代って、ゲーム機が一気に氾濫して、結構、野放しだったか、逆にゲームに理解の無い親が、頭ごなしに「やったダメ」で通してしまったんではないかと思うんですね。
 結果、触れすぎ・全く触れていない、の2極となっているケースが多いのではないかと思うんです。「触れすぎ」の子は、しょっちゅう触れていないと落ち着かなくなりますし、「まったく触れていない」ケースだと、ゲームに免疫が無い状態。そういう人がスマホを持つとどうなるか、ということなんですね。

 ゲームをやりまくっていた、という子なら、何となく分かると思うのですが、実は「子供の頃、ゲームなんかやったことが無い」という人でも、スマホを持ったら、四六時中ネットを眺めていたりするんですよ。ですから、何にせよ、極端というのは、よくないのではないか、というのが自分の感想です。
 そして、もう一つ言うと、頭ごなしに「ゲームなんかダメ」と言う人って、実は、ゲームをしたことが無い人なんです。自分の中の勝手な想像で「ゲームはダメ」の理屈を作り上げているだけなんです。ある意味、昔の「マンガを見たらバカになる」と言い出していた人間と大差ありません。
 そもそも「自分でやったことも無いものに関して、意見を言えると思っていること自体、間違いなんだ」ということに気づいていない大人って、道理が分かっていないのかなと思います。で、結局、話の内容は、どこかで聞きかじってきたことを単純にご披露している、テレビに出てくる雑なコメントしか出来ないコメンテーターレベルの話にしかなっていない、実感を全く伴っていない話にしかなっていなかったりします。

 ですから、子供達が面白いと思ってやっていたりすることであれば「どこが面白いところなの?」とか、子供と一緒になってやってみたりするとか、そうやって、子供の気持ちを理解しつつ「付き合い方」というものを子供達に教えてあげることが、本当は一番大切な事なのではないかと思います。
 そして、マンガでも何でも構わないですから、そういう物との付き合い方をきちんと子供に教えてあげることによって、勉強の大切さも伝えられる訳ですから、そこで、勉強に向けての意識付けが出来れば、学力も少しずつ上がっていくことになると思います。
(2018/11/29)

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相変わらず悲惨な数学


こりゃ、悲惨だわ〜

 某中学校での話。中1・2生の11月学力テストで「今回の数学のテストは難しかったから100点満点ではなく、60点満点のテストと思ってください」と言った教師がいるとかいないとか。生徒はみんな30点くらいしか取れていないんですよ。

 これ、申し訳ありませんが、全道で行われている学力テストです。そんなバカげた話があるわけがありません。その学校だけ数学が出来ないんです。そして、学校の教師が自ら「難しい」と言っているということは、その教師、中学校の数学のレベル自体を把握出来ていないということです。
 釧路の場合、おかしな教師が多く、校長会の会長が「裁量問題は難しいからやめて欲しい」と、恥ずかしい発言を平気で言い出すような状況ですから、一般の教師が、中学校の数学の難易度を勘違いしているのも、当たり前と言えば当たり前の現象でしょうね。前にこのページにも書きましたが、附属で行われている研修でも、中学校の数学が、小学校算数の焼き回し以下のレベルだったりします。

 要するに、簡単に言ってしまうと、数学が出来ないのは、こういう教師のせいなんです。他の科目から見てもダントツにできていないでしょ。これ、問題が難しいのではなく、教師の教え方が下手すぎて子供達が出来なくなっている、というのが本当のところです。
 ですから、ここで、数学指導のダメ教師の見方を書いておきます。

1 問題演習量が少ない
 学校の教科書をなぞるだけであれば、1学年分の教科書を終えるのに3〜4ヶ月もあれば充分です。でも、そうなっていないのは、計算の練習をしたり、いろいろな問題を考えたり、そういう時間まで含めて1年間なんです。ところが、実際に問題を解いているのは1時間で2問とか3問とか。
 そんな事をやっている教師は、子供達の数学の学力を上げられるわけがありません。

2 テスト前に「問題の解き方を覚えさせよう」としている
 定期テスト前にプリントを配り、この解き方を覚えてきなさい、で点数を取らせている教師がいます。そして、日頃きちんとした授業を行わずに、テスト前の対策だけで何とかしようと、こういう事ばかりをやっていると、定期テストと学力テストの平均点が乖離していきます。ちなみに、釧路の学習塾もほとんどこのパターンで、数学を社会科の勉強の仕方で対応しようとしています。
 日頃、きちんと教えられない分、こうやって点数をとらせて誤魔化そうとしているのが実態。

3 学力上位層の得点が低い
 子供達の中には、当然、数学が不得意という子もいて、教えてもなかなか点数の取れない子というのが出てきます。でも、ちゃんとした授業を行っていれば、ちゃんとした子は点数を取ってきます。そういう「ちゃんとした子」も点数が取れていないようであれば、それは、ダメ授業、ということですね。

 それで、こういう状況のままでも、中学校は卒業しますし、釧路の場合だと、ボーっとしたままでも高校までは行けるんです。ところが、数学というのは、物を考える基本となる学問なんです。そこがしっかりしていないと、その先が悲惨なんですよ。特に進学を目指している子。

 これはたぶん、大学進学を経験したお兄さんとかお姉さんがいれば分かると思うのですが、大した勉強なんかしなくても、高校まではすんなりと行けますよね。ただ、そのあと大学進学となったときには、思ったような大学に行けていないというのが、本音じゃないですか? 中学校の延長感覚のままで、大学も何とかなるだろうと思っていたら、どうにもならなかった、というのが実際のところですよね。

 正直な話、みんな「いいふりこき」をしたがるんです。塾あたりだと「ギリギリになってから勉強しても合格しました」とか、お父さん・お母さんでも「私が面倒を見て、合格しました」とか。そんな「いいふりこき」の話なんか全く参考になりません。きちんと勉強しなかったら高校にも大学にも行けない、というのが本当の「現実」なんです。釧路は全体が低いから、その「高校」が簡単に入れてしまう、というだけなんです。そこから先のギャップは大変なものなんです。そして、うまく行ったというところよりも「いや〜失敗だった」と後悔している家庭の方が圧倒的に多いんです。
 これが現実なんですよ。
(2018/11/26)

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「勉強法」の見方


レベル・時期・目標が基準

 色々な人が色々な勉強法の話をしていて、どれがいいのか分からない、という話も結構聞きます。となると、何か基準があった方が分かりやすいですよね。
 それで、実は「プロがきちんと教える勉強法」と「アマチュアが教える勉強法」というのは、根本的な違いがあるので、まず、そこから確認してください。

 普通、プロが「こういうふうに勉強してごらん」という場合、まず一番最初に基準としているのは、その子の「学力レベル」です。レベルに合わない事をやっても効果は無いんです。例えば、読書法などでも「声に出してきちんと読んでごらん」と指導するのは、基本的に「小学校の低学年」とか「学力の低めの子がきちんと読むための練習」とか、そういうレベルの子にさせる読書法ですよね。そして、ある程度学力がついてきた子に関しては「いちいち音声変換せずに字をなるだけ早く目で追って、短時間で文章を読みとる練習」というふうに変わっていきます。
 こういうふうにレベルによって、練習の仕方が変わります。
 ですから、それを取り違えて学力の高い子に「一生懸命早口で読む練習をしよう」なんて事をやっても、学力は高くなっていかないんですね。こんな事をやるのは、完全に間違いです。

 その次は「時期」を見ます。分かりやすい例で行くと「テスト前」だと、時間的な事を考えて「ある程度、覚えて対応」というのは出てきます。でも、そういう時期でない場合は「ちゃんと考えよう」という風になりますね。この辺は分かってもらえるのではないかと思います。
 よく「数学は解き方を覚えてしまえ」なんていう話が出てきたりしますが、基本的に、これは「テスト直前」の方法です。それを「日頃の勉強もそれで間に合わせてしまえ」とやっていると、結局、見たことの無い問題が出てきたときの対応力がつきませんし、残念ですが上のレベルには行けません。

 それから、目標ですよね。目標が高ければ高いほど、求められることが変わってきますので、そうなると「勉強法を切り替える」というのは、当然、出てきます。扱う問題集のレベルも変わってきますし、勉強計画も変わってきてタイムテーブルをしっかり組まなければならないんですね。これは大学入試を経験した人だと分かると思います。

 それで、自分はこのページでは、そのレベルなどを考慮している物に関しては
「もしも、○○になっているようであれば、○○を試してください」
というふうに、きちんとレベル設定をして、勉強法の話を書いています。実は、こういう関係の話は、割と厳密に書いているんです。

 ただ、アマチュアの人が勉強法を述べている場合「自分の勉強法は万人に対応している」みたいな書き方をしているものも少なくありません。自分でやりもしない事を想像だけで書き連ねているものもあったりして、こんなこと誰がやるんだろう、と思うことも少なくありません。
 ですから「こういう方法で、○○に受かった」系統の話は、あまり信用しない方がいいと思います。というのは、そういう話の場合、その子のレベルや時期、目的にかなっていただけで、万人に通用するとは思えないからです。
(2018/11/21)

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「覚える3段階」をもう一度


「覚えるのが不得意」と思っている子の「はまりやすい罠」

 以前、このコーナーに書いたことがある「覚える3段階」。最近「私、覚えるのが苦手〜〜」という子が増えているようなので、もう一度、確認しておこうと思います。

 まず、その3段階は
1 知らない
2 うろ覚え
3 完璧

 そして、覚えていくというのは「知らない」から「聞いたことがある・とりあえず知っている」という状況にしたり「知らない」から「きちんと覚えた」という状態にすることですね。そして、もう一つは「うろ覚えのもの」を「きちんとした知識にする」ということです。

 それで、前述の「覚えるのが苦手」と思っている子の大半は、どうやら「一度聞いたら、全部完璧に覚えなくちゃならない」という、上記の「1から3」に必ずならなければならない、と思いこんでいるケースが非常に多いんですね。そうやって、自分に余計なプレッシャーをかけてしまうから、なおさら「覚えられない」と思いこんでしまうんです。
 もちろん、本当は「一発で完全に頭に入るのが理想」ですけれども、コンピュータではないですから、そんなにそんなに簡単に「全部頭に入ってしまう」なんていうことは無いわけで、ある程度「うろ覚え」というものも出て来るんです。

 そして、もう一つ「覚えられない」と思っている子のダメな部分が、この「うろ覚え」から「完璧に頭に入れる」という作業。ここが雑なんです。自分で問題集を解いたときに、きちんと頭に入っているものと、そうでないものの区別が出来ていないんですね。

 以前、○つけの話のときに書いたのですが、子供達の問題集やノートを見ると、全部○なんですよ。基本的にあり得ません。それだけ物事をパッと覚えられる子が「覚えるのが不得意」とはなりませんよね。それで、どうやっているかというと、ノートや参考書、答えを見て、それを書き写して○にしてしまっている。要するに「きちんと覚えていないのに○にしてしまっている」ということなんです。それで、その単元を通過してしまうと、結局、頭に入っていないままの状態で、入試までの時間を過ごすということになります。

 もう一つは、その場で思いついた事を適当につじつま合わせしてお終い。こういう事をやっていても、物事をきちんと頭に入れることは出来ません。違いが明確でなかったり。とりあえず「何となく聞いたことがある」程度のものであれば、きちんと調べることです。そういう作業をやっていくうちに、だんだん、記憶に残っていきます。

 常識的に考えても「知らない問題が出てきたら、とりあえず答えを写して○にしておこう」という勉強をしていたところで、結局は内容が分からないままで終わってしまうということは分かると思います。

 ですから、分からないところをきちんと区別して、きちんと調べる。その場の思いつきやでっち上げで誤魔化さない。
 「覚えるのが不得意」という子は、この点をしっかりさせていっください。
(2018/11/15)

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釧路の高校のレベルを再認識しよう


思った以上に低い

 以前から、釧路の高校のレベルについて書いてきましたが、これが、まだ、上がってきません。となると、将来的に大学進学を考えているのであれば、その状況をしっかり考えておく必要があります。

 それで、今回は帯広との比較で見てみようと思いますが、釧路の場合、湖陵理数科と帯広柏陽、湖陵普通科と帯広三条、江南と帯広緑陽が、入試の合格ラインでほぼ同レベルです。ですから、帯広で「将来、大学進学を考えている」ということで、勉強を進める場合、当然、帯広柏陽を目指す訳ですから、それと同じレベルであれば、釧路の場合「湖陵理数科」に合格出来るだけの学力をつけましょう、ということになります。もちろん、文系の人でも「理数科に合格できるだけの学力があって、でも、将来的に文系に進むから、普通科を受験します」というスタンスで考えます。
 実は、これ、高校のレベルが分かっている保護者の方の間では「理数科に受からなかったら大学には行けないしょ」という感覚が普通なんです。

 そして、これが帯広の高校基準で、札幌になるとさらに高い訳ですから、当然、道東じゃ不安ということで、札幌の高校を受験する子も後を絶ちません。
 これが進学の「現実」なんです。

 ですから、釧路の場合、中学校や小学校のレベルが圧倒的に低いんです。だから、高校のレベルも上がらないんです。
 以前から話が出ていますが、釧路だと湖陵の理数科40人しかいない上位層が、帯広に行くと帯広柏陽の高校1つ分になるということです。逆に「江南くらいでも国立大学に行ける」と考えている場合、帯広で考えると普通科にいけるか、帯広南商業にするか、と迷っているレベルでも大丈夫と思っているということになりますから、これ、他の地域で話すと「笑われる」レベルなんです。そのくらい、周りの地域は学力がしっかりしている、ということなんです。

 そういう認識で、これから進学の事を考えて欲しいと思います。
 もしも、他地域のレベルを知りたいと思っている方がいらっしゃるのであれば、北海道学力コンクールで、他地域の高校を志望校にすると、自分の位置が分かると思いますし、ここに書いてあることも納得できると思います。
(2018/11/09)

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「自分のルール」を「自分で守る」


人から言われるだけでなく

 自力で勉強できる子の中に多いのが「自分でルールを作る」ということが出来る子。例えば「1日○ページやる」とか「必ず、○時から○時までは机に向かう」とか。
 そして、もう一つは、その「自分で作ったルール」を「自分で守れる」ということ。すぐに手を抜いたりしないで、きちんとやりきること。
 それが出来ないと結局、自分から進んで勉強できるようになっていきません。

 これ、部活でも習い事でも同じですね。野球がうまくなりたいと思ったら「毎日、家で素振り100回」とか、ピアノが上手になりたいと思ったら「毎日、ハノンを一通りやる」とか、そういう練習を自分で決めて、自分で実行してうまくなって行くんですね。
 さらに、部活や習い事で、そういう感覚が身についていると、いざ勉強となっても力をつけていくことが出来ますが、逆にそれが出来ないと、部活や習い事の意味が半減してしまうのではないかと思います。

 「自分でルールを作って、それを忠実に実行する」ということが、子供さんが伸びていく秘訣と思ってください。
(2018/10/30)

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早めに勉強をスタートさせる人が増えているようです


中1・2から始める人が増えているようです

 進路指導なども早めになってきていますし、勉強の意識も少しずつ変わってきているようで、今までは、一部の「大学進学希望者」や「釧路を出て、他の地域で勉強する」というような、いわゆる「学力への意識の高い人」以外は、結局、中3になってからギリギリまで勉強をしない子が多かったのですが、最近では、先を見据えて、早めに勉強をスタートさせる人が、釧路でも増えてきているようです。

 それで、これも、実感している人が多いと思うのですが、結局、北大のように国立・私立で名前の通っている大学に行っている子というのは、基本的に中1の段階から成績がいいですよね。
 そしてまた、中学校時代は「出来る方」と思って余裕で過ごしていたのが、高校に入って、いざ模試などを受けてみると「偏差値が足りない」ということで、そこからしっかり勉強をやりだした子はいいのですが、その「偏差値が足りない状況」でも、そのままの状態で過ごした場合、志望大学を変更しなければならなかったりします。

 結局、早い段階からきちんと手を打っている人が、最終的に「目標に到達する」という状況になる可能性が圧倒的に高いんです。その対策を講じる人が、少しずつ増えてきているということです。
 そして、釧路の場合、依然として、まだ全体的に学力がへこんでいますから、その中で「出来る」と思っていても、高校に行ってからは、そのままの感覚では通用しないということです。
 たぶん、そういう実感が、だんだん出てきているのではないかと思うんですね。

 中1・2生は、もう、2学期の中間テストの成績などが出てきていると思いますから、もしも、まだ、余裕と思っているようであれば、一回、釘をさして、感覚を変えるようにしてあげてください。
(2018/10/27)

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風邪が流行ってきているようです


学級閉鎖・学校閉鎖があるかもしれません

 急に寒くなってきたせいか、体調を崩している子が急激に増えているようです。1クラスで3、4人程度欠席という所も出てきているようで、学級閉鎖になるような勢いで蔓延していると思っていた方がいいと思います。
 当然、体調管理に気を付けて、基本過ぎるかも知れませんが、うがい、手洗いと合わせて、ストーブをつけたときの部屋の湿度の調整などにも気を使って、出来るだけ、体調を悪くしないように心がけてください。特に、中3生は、これから総合Cがありますが、3回の学力テストが徐々に点数が伸びていくというパターンで終われるように、しっかりと準備をしたいところですから、途中で、体調を崩すと勉強のペースが上がらず、得点の伸びが期待出来なくなると思います。 そして、子供さんに学校の状況を確認して「方程式の文章問題」の扱いがどうだったか、を把握しておくこと。「教科書を読んでお終い」「教科書をなぞってお終い」という学校であれば、大至急、自力の勉強に取り組んでください。
 それと合わせて、塾に通っている子供さんには塾での勉強内容も確認しておいてください。湖陵や江南に行きたいと思っている生徒さんであれば、上記のパターンをすべてきちんと扱っているかどうかを確認してください。抜けているパターンが多いようであれば、それは「教務が把握出来ていない塾」と考えて、教務的にあまり信用できない塾、という判断でいいと思います。そして、そういうところに通い続けたところで「湖陵・江南は危ない」もしくは「湖陵・江南に受かったところで、その先の進学は無理」と思っていた方がいいですよ。

 また、自分は以前から気になっているのですが、学校側の「学級閉鎖・学校閉鎖」の連絡は、タイミング的にもちょっと遅いように感じていますし、ホームページなどの伝達ツールも全く使われていないようです。旧態以前の「連絡網で当日連絡が来るだけ」になっている学校があるようですから、連絡を聞き逃さないようにして欲しいと思います。

 実は、先日の台風のときなども、おそらく教育委員会が決めたのだと思いますが、釧路町の学校は前日に「休校」が決定していて、テレビのニュースでの伝達があったのですが、釧路市内は、そういう気配が全くありませんでした。実際に「当日の朝、連絡が来た」という学校もありました。
 こういう「あらかじめ分かっているもの」のときには、やはり教育委員会がしっかり各学校に伝達をして、早急に状況を集約したり、学校側に指示を出すなどの処置をとらなければならないものではないかと思います。そういう点では、釧路の学校は、全体的に「ぬるい」と思いますね。
(2018/10/23)

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中1 方程式の文章問題がピンチ


教科書をなぞってお終いになっていませんか?

 釧路の中学校が他の都市部の中学校と全く違うのがここです。数学の文章問題をほとんどやりません。

 前にも書きましたが、以前として全く治っていません。「ほとんど病気」という意味で「治る」の字を使いましたが、未だに教科書をなぞってお終い。教科書の内容を教えることが数学の授業だと思っているようです。

 それで、中1の方程式で勉強する内容というのは、どのくらいあるか、前にも一度書きましたが、ここでもう一度確認しておきます。

・整数関係
・代金(「合わせて○個系も含みます)
・過不足
・年齢
・平均
・速さ
・割合(「原価と利益」も含みます)
・図形(移動する点の問題も含みます)
・その他

 これだけの内容があるんですから、教科書をなぞっただけで全部出来ると思ったら、大きな間違いですよ。
 それで、教科書だけでは無理、ということで、大抵のところでは、プリントを準備して生徒に大量に練習させるんです。それが当たり前なんです。それすらやっていない学校があるんですよ。

 おまけに、塾もこれに近いところがたくさんあるようです。数学を教えるのに、どんなパターンがどれだけあるのかも知らずに「生徒の持ってきた問題」とか「生徒が出来そうな問題」とか、そういうのだけをやらせてお終い。だから、塾に通っても数学の学力が上がらないんですよ。

 ですから、この状況で「自分は数学が出来る」と思っていてはいけません。釧路で出来る方は「他地域の普通以下」くらいに思っていた方がいいんです。総合ABCの学校平均だって20点台だったりするんです。そして、これ、塾に通って勉強している子も含めての点数なんです。学校も塾も「数学の教務については全く無知」というのが釧路の実状と思っていた方がいいと思います。

 それで、大学に行きたいと思っているような子供さんは、市販の問題集をきちんと用意して、自分で勉強を進めてください。上記のパターンを参考にして、勉強を進めてもらえればいいと思います。

 そして、子供さんに学校の状況を確認して「方程式の文章問題」の扱いがどうだったか、を把握しておくこと。「教科書を読んでお終い」「教科書をなぞってお終い」という学校であれば、大至急、自力の勉強に取り組んでください。
 それと合わせて、塾に通っている子供さんには塾での勉強内容も確認しておいてください。湖陵や江南に行きたいと思っている生徒さんであれば、上記のパターンをすべてきちんと扱っているかどうかを確認してください。抜けているパターンが多いようであれば、それは「教務が把握出来ていない塾」と考えて、教務的にあまり信用できない塾、という判断でいいと思います。そして、そういうところに通い続けたところで「湖陵・江南は危ない」もしくは「湖陵・江南に受かったところで、その先の進学は無理」と思っていた方がいいですよ。
(2018/10/06)

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これって「累乗の話でしょ?」


某中学校の中3の授業

 このページを見ている人は、こういう話が出てきたら「あ、ここだ」ということが分かると思いますが、某中学校の3年生の数学で「紙を2枚に切ってその2枚を重ね、また切って次は4枚重ね・・・としていくと、富士山の高さになるのに何回切ればいいか?」という授業があったそうです。いわゆる「2倍、2倍と増えていく」という問題ですね。

 それで、これ、数学を専門にやっている人はみんな分かっているんですが、こういう話って、大抵は小学生でやる話です。せいぜい引っ張っても「2倍、2倍と増えていくのは2の累乗の関係」ですから、中1の「正負の数」の累乗が出てきたときにする話なんです。同様のネタで「豊臣秀吉が100畳敷きの大広間で米を褒美にもらう話」なんていうのも、ベテラン講師であれば、生徒への話題作りとしてストックしているでしょうね。

 ですから、こういう授業って、中3の今の時期〜もう、総合学力テストが始まっていて、入試に向けての勉強も始まっていて、教科書内容も早めに進めて、生徒に受験の準備を早くしてもらおうという時期〜でやる内容ではないんですよ。これ、その場の思いつきで、適当に引っ張ってきた話だと思いますよ。普通に、年間を通して授業の計画を立てている人間のやることではありません。

 もともと、学校の教員の養成や授業の研究を目的としていますから、学習内容との関連で実験的な事をやっていく学校であるという認識はみんなあるんです。ただ、だからといって、何でもかんでも適当に、その場で思いついたことを突然やりだしてもいい、ということでは無いんですよ。そういう認識が無いんですね。だから、内容の吟味もなされないまま、普通は小学生にやるような内容でも突然中3でやりだしたりするんです。
 ピザの話と言い、今回の話と言い、本人は「素晴らしい授業をやっている」つもりなんでしょうが、ハッキリ言って、レベルが低すぎて「情けない」。

 ちなみに、上記の「豊臣秀吉」の話ですが、こんな話です。
 秀吉が褒美をもらうことになって、百畳敷きの大広間に通されたとき「この広間の畳に、最初は1粒、次は2倍の2粒、次は2倍の4粒、というようにこの広間に米を置いていって、その敷き詰められた米を褒美としていただきたい」と言ったそうです。それを聞いて「何だ、そのくらいなら、すぐに用意出来る」と言って、実際に始めたところ、その数は膨大になり、結局、秀吉の知恵にいっぱい食わされてしまった、ということです。

 この話では、最初は1からスタートしますから、2の99乗の米が最後の畳に乗ることになるんですね。そして、その数は
 633825300114119496518783205376
粒です。
(2018/09/29)

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うるさくない塾を選びましょう


総合Aのあと、勉強を考えている人へ

 ごくごく当たり前のことで申し訳ありませんが、塾選びの一番のポイントは「うるさくない」ということです。

 今の時期、総合Aが終わり、実力が足りていないことに気づき、今から慌てて塾を選ぼうと考えている方もいらっしゃると思いますし、最近、多くなってきているのは、中3の受験情報を聞いて「結構出来ると思っていたあの子が、あの学校を受験するんなら、うちの子は、今から勉強を始めないと間に合わないんじゃないかしら」と塾を考え始める中1・2生。

 そこで、ここでは、4月の年度スタートから半年経って、ある程度、塾の評判なども分かってきていると思いますから、これから、「どこの塾にしようか」と考えているお父さん・お母さんにアドバイス。単に「友達が行っているから」と安易に選ぶことの無いようにしましょう。

 実は、釧路の学校もそうなんですが、学習塾も同じで、単純に「授業が良ければ生徒の学力がつく」という気分でいるところが多いんです。ところが、本当はそれだけではダメで、このページでは「生徒管理」と言っているんですが、生徒のしつけとか、教室内の環境作りとか、そういう所をしっかりさせなければならないんですが、そういうことには無頓着なんです。せいぜい「掃除を綺麗に」くらいの感覚だったりします。
 ですから、生徒の私語をきちんと注意するとか、生徒の集中しやすい環境を作ろうとか、そういう感覚が薄かったりするんですね。
 そして、その一番代表的なのが「うるさくない」ということなんです。

 それで、大手の学習塾で、先生の説明を生徒が聞くという学校のような「集団指導」の形を取っているところであれば「授業中うるさい」というような話は、すぐに情報として入ってくると思いますから、集団指導塾はその情報で大丈夫でしょう。意外と盲点なのは、マンツーマンで教える「個別指導塾」の方です。
 この個別指導塾の「うるさいか、うるさくないか」のポイントは、実は「自習スペース」にあります。

 生徒の自習スペースが通常の授業を行っているところと別の部屋になっているところは、それでオーケーです。
 ところが、自習スペースが授業を行っている所と同じ部屋になっているところは、見学に行ったときに、そこにチェックを入れてみてください。授業をやっている横で、生徒が騒いでいたり、話し声がうるさかったり、場合によっては講師も一緒になって騒いでいたり。こういう塾はパスしましょう。
 というのは、自分の方にも情報として入ってくるのですが「自習スペースで上級生が騒いでいてうるさい」と不満を言っている子が何人かいるんです。そして、授業と言ってもビデオなどを見せられているような感じだと、簡単に言えば「うるさい中でテレビを見せられているだけ」。そして、こういう塾の場合、講師が一切注意もしませんし、場合によっては一緒になってダベっている感じになっているようです。

 ですから、今から塾を考えている方は、ちゃんと見学に行って、様子をきちんと確認してから決めるのがいいと思います。
(2018/09/23)

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附属中1 方程式の計算が怪しいです


分数の計算 確認してください

 例年の事なのですが、今年もやっぱりやってくれました。現在、習っている方程式の範囲なのですが、その計算の扱いが雑過ぎて、子供達がきちんと計算出来ていない状況になっているようです。とりあえず、小数の計算で両辺10倍・100倍まではいいんですが、分数で「分母を払う」となると、極端に怪しくなっているようです。
 附属中に通わせている中1の保護者の方は、必ず、確認してください。

 というのは、附属出身者って「計算苦手だよね〜」という子が圧倒的に多いんです。おかしな計算をやって、全然、答えが合わなくて、結果、身につくものも身につかない。さらに、高校に行って、ちょっとややこしい計算になると、完全にアウトになってしまうんです。

 教師の方は「計算よりも文章を読みとることが大事」なんて言っていたりしますが、扱っている文章は、前に書いたように「ピザを使った扇形」だったり、ハッキリ言って小学校レベルの内容なんです。
 ですから、こういう基本内容をバカにするような教師は完全にアウト。ましてや、いいふりこいて「出来るふり」をしたって、結果、やっている内容は低レベル。こんな状況では子供達の学力は伸びません。
(2018/09/15)

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評価・進路指導が適切な学校が学力を上げる


通知表が甘い学校はピンチ

 今までもずっと言ってきましたが「評価を適切にするときちんと学力が上がる」という事が実際におこり始めています。通知表が適切になった学校が、学力テスト結果を上昇させているんですね。ただ、以前は、こういう取り組みを行っている学校は1校だけでしたが、それが増えてきているようです。
 となると、通知表結果が甘いところは、結局、生徒の学力が上がらず、学力の逆転現象で下がっていってしまうと思います。そうなると、今までの進路指導が通用しません。大丈夫と思っていた子が不合格になるケースも出てくるのではないかと思います。

 もちろん、生徒の評価というのは、通知表だけではありません。進路指導も評価につながっています。ですから、安易に「家で決めてきたら、その通りに願書をとるよ」という進路指導では、子供達は真剣に勉強に取り組もうとしなくなります。進路指導においても、しっかりしたお話が出来るようにきちんと準備している学校の生徒がしっかり学力をつけて、逆転合格していくようになってきます。
 ですから、学校の進路指導状況をよく見て確認しておいて、甘いようなら、少し、子供さんにハッパをかけるようにしてください。
(2018/09/13)

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「化ける」子


これ、業界用語です

 塾の業界で「化ける子」というと、良い意味なんです。何らかのきっかけで、急に学力がグッと上がってくる子のこと。それで、こういう子がどれだけ出てくるかが勝負なんです。基本的には、こういう「化ける子」を年間にどれだけ出すかが、塾の勝負所にもなっているんです。
 それで、実は、この化ける子、最近、未来塾で見かけました。O小学校の子。それで、こういう子というのは、例えば、家での勉強だけでなるかというと、なかなかそうはならないですし、学校だけでもなかなかなりません。学校と家庭の両輪がうまく行ったとき、もしくは、塾と家庭の両輪がうまくいったときに、化ける子が出やすくなるんですね。

 ということは、だんだん改善が進んできて、ひょっとしたら、学校が良くなってきているのかも知れません。こういう子供達が出てきてくれると、釧路の学力もだんだん向上していくと思います。
(2018/08/14)

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「無計画人間」の足引き


なんでもかんでも「思いつき」

 これも、本当にいい加減にして欲しいんですけれども、その場で何でも「適当な思いつき」ばかりやるやつがいるんですよ。これ「大迷惑」。物事をきちんと取り組んでいる者が、こういうやつに足を引っ張られて、うまく行かなくなってしまうんですよ。そして、もっと悪いのは、子供が「それでいい」と思ってしまうんですよ。非常に悪影響。

 例えば、サッカーやホッケー。「今日は、急遽、リンクが使えることになったので、練習を入れます」とか。予定も何もあったもんじゃないでしょ。そして、こういう練習をしているから、生徒は自主練習なんかやらないですし、当然、自分の弱点を克服しようなっていう気がなくなってしまいます。
 そして、そういう事をやっていると、子供達も、その場その場の行き当たりばったりの事をやりだします。これじゃあ、教育上よろしくない、っていう話ですよね。

 それで、これも酷いんですが、某中学校で夏休みの宿題が、両面印刷したプリントで換算するとだいたい150〜200枚くらいで、ページ数で計算すると、ざっくりした計算で600〜800ページくらいあるんですよ。ひょっとしたら、もっとあるかも知れません。それで計画を立てると、お盆休みなんかを考慮して最低でも1日10枚くらいのペースでこなしていかなければ、ならないんです。それも、どこかの私立進学校じゃないんです。普通のクラスでもないんですよ、特別支援クラスなんです。今までさんざん放ったままにしていたくせに、今年になって突然、こうなんです。
 実は、自分も、宿題は多い方なんです。それでも、生徒が1ページ解くのにどのくらい時間がかかるか、きちんと計って出しているんです。それもストップ・ウォッチで計ってやっているんですからね。そして、出す量も、だいたい、1日30分〜1時間。場合によっては、それより少し多めくらいなんです。ところが、この教師、とりあえず、数を出しておけばいいって言う感じ。同僚の教師も呆れているそうです。生徒は夜の12時過ぎまでやっているようですよ。

 それでね、こういう「思いつき」だけで物事をやっている大人が、子供を教えると、子供も最終的にその場の思いつきでなんとでもなる、と思ってしまうようになるんです。

 例えば、大人になって、会社で会議があったりするでしょ。ちゃんとした会社だと、会議の議題があったら、それに参加する人間って、あらかじめ物事を調べてきたり、意見をまとめておいたり、きちんとした準備をして会議に臨むんです。でも、釧路の場合、何にも準備せず、ただ、顔を出して、その場の思いつきを適当に話しているだけっていう人、多いような気がします。

 そして、ここからが大事なんですが、こういう思いつきだけっていうのは、短期的に見ると効果のあることもあるんですが、長期的に見ると、結局、物事が停滞してしまうんです。だから、大手の企業などは、そういう停滞しているところからは撤退してしまうんですよ。で、どういう事が起きるか、というと、例えば、某自動車会社。元々「釧路○○」としてきちんと独立していたところが、現在は「旭川○○釧路営業所」となって、要するに、きちんとしたところに本部事業を置いて、きちんとしたことが出来ないところは、その下部組織に格下げになってしまうんです。こんな状態で、景気なんて良くなるわけがない。

 結局「思いつきだけで何とかなる」と思っているやつが、いろんな意味で足を引っ張ってしまう事になるんです。だから、そういう感覚の生徒を育ててしまっては、結局、釧路のためにならない、ということ。特に子供達と接する者にとって「教育とは子供の将来を見越した、長期的なスパンで考えなければならないもの」ですから、そこで「思いつきで物事を済まそう」なんてとんでもない話なんですよ。
(2018/07/29)

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「教科書なんか、俺のやることではない」という馬鹿者


間抜けな思い上がり

 「いいふりこき」というのか「思い上がり」というのか「教科書のような簡単なものは、俺のやることではない」という大バカ者がいます。これもビックリしますよね。生徒に物事を教えている人間が、教科書に何を書いているか分からないんですよ。それで、教科書と関係ない話をダラダラやり出したり。呆れるでしょ? 

 と書けば、ほとんどの人は、だいたい、どの中学校の話なのか、分かると思いますが、あの中学校です。

 それで、毎回、教科書の改訂になると、指導内容のどこが変わったのか分からないものですから、かならず、飛ばしてやらない内容が出てきたりするんですよ。喫緊では「中学校2年生の数学の、A=B=Cの形の連立方程式の計算」。これ、新たに加わったのを知らなくて、生徒に「家庭教師の先生が言っていたと先生に言ったら、先生がつむじを曲げるかも知れないから、教科書を見ていて気づいた、というふりをして、新たな内容が加わったことをこっそり先生に教えてあげなさい」と、生徒を通して知らせるようにしているのですが、こんなこと生徒に言われる以前の問題だろ、っていう話ですよね。

 そして、こんな調子で、思い上がった馬鹿者というのは、必ず、間抜けな事をするんですね。そして、教科書をバカにしてかかるということは、基本をバカにしてかかっているんです。こういう人間は、生徒の前に立っちゃダメな人間なんですよ。
 基本をバカにしてかかっている例だと、以前も書きましたが、英語の「7月」を「ジュリ」と書いて顰蹙を買ったやつ、なんていうのもいました。基本をバカにしていると、こんな小学生でも知ってる子は知ってるぞ、という内容すら知らずに恥をかいてしまうわけですよ。

 それで、なんでこんなことを書いたかというと、実は、生徒情報ですが、また、教科書をきちんとやらず、教科書にはアンダーラインを引いてお終い。そして、学校の教科書とは関係ないことをダラダラやり続けている教師が出てきているんですよ。
 それで、そのことをあらかじめ覚悟していて、自分できちんと勉強するということを前提に、その学校に通わせているのならいいのですが、それを知らずに通わせているのであれば、その学校に通っている以上、自分できちんと勉強しなければならないという覚悟を持ってもらわなければならない、ということなんです。
 そして、この夏休みを利用して、足りない分をきちんと取り戻して、2学期を迎えるようにしなければならないんです。
 ちょうど復習〜というより、自学になると思いますが〜にいい機会ですから、夏休みを有効利用してくださいね。
(2018/07/26)

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宿題と責任と学力


きちんとやりきる子がどのくらいいるか?

 話としては、昨日の続きになるのですが、この宿題と責任の感覚がどのくらいしっかりしているかで、学力に差が出るという話です。

 それで、学年順位と学力の関係をいろいろ調べていくと、どうやら、学校によって「きちんと物事をやり遂げる感覚」のある生徒の層があるようなんです。例えば、お隣の中学校だけれども、学力に差がある中学校で、片方をA中学校、もう一方をB中学校としてお話ししますが、A中学校は、学年順位の平均点との推移を見てみると、どうやら、学年順位で言うと80位くらいまでの子が、割と進学に向けての意識が強く、勉強に関してきちんと取り組む子供達のようなんです。ところが、B中学校だと、それこそ、湖陵に行きたいと思っているくらいの、学年順位で言えば10〜15位くらいまでの子しか、きちんと物事をやらないようなんですね。結果、これから進路指導で話が出てくる総合A学力テストあたりになると、A中学校とB中学校では、平均点で30点近く差がついてしまうんですね。

 そして、こういう風に「勉強に向かう意識の差」が、そのまま学力差になって現れるんです。当然、こういう意識をきちんとするために、自分はこのコーナーで「生徒管理」の話を書いているんですが、おそらくは理解出来ないでしょうね。そして、正直に言うと、塾なども「単純に、テストの点数を良くする教え方」だけしか頭に無くて、結局「学習意識」という生徒のしつけという面では、他地域に相当遅れをとっているんです。

 また、A中学校とB中学校では、保護者の意識も違います。A中学校の方は、どちらかというと「出来ないなら、きちんとやりなさい」という感覚の保護者が多いように思いますし、B中学校ではどちらかというと「学校の宿題なんか」とバカにしてかかったり、「勉強しなくても出来る」という意識の保護者が多いように思います。

 ということで、最終的に大事になることは「与えられたものをきちんと最後までやりきる」ということ。最後まできちんとやりきっているのであれば、とりあえず、最初の段階では、ギリギリになって慌ててやっていようが何であろうが構いません。そして、最後までやりきる事を続けていって、そのときに子供さんが「ギリギリになったら、辛いな」と思うようであれば、そこから、少しだけ計画的に物事を進めよう、という気になっていくんです。それを「放ったままでもいいや」と思っているうちは、いつまでも計画的に物事を進められるようになりませんし、最悪は、勉強を放っているうちに周りにどんどん抜かれていって、希望している高校に行けなくなるということも、考えていかなければならないんです。
(2018/07/22)

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宿題と責任


きちんとやりきるのが当たり前

 これ、以前にも書いた話で、結局「自分に与えられたものを最後まできちんとやりきる」というのが与えられた「責任」になるんです。逆に言うと、途中で宿題を投げ出すような事が起こった場合、自分のやることに「責任感がない」ということになります。

 それで、これ、お父さん・お母さん方だと分かると思うのですが、与えられた仕事があった場合、期限までにきちんと終わらせるようにしますよね。「時間が無くて、このままだと間に合わない」となると、最低でも残業。それでも終わらない場合は、家に持って帰って、最悪「昨日は徹夜だった」なんて、ちょっと仮眠をとるくらいで、次の日の仕事に行ったりします。
 ですから、与えられた仕事は最後まできちんとこなすというのが基本です。もちろん、期限内にどうしても終わらない場合は、上司と相談したりして、期限を切り直したりもしますよね。こうやって、どうしても無理な場合は、事前に相談するわけで、少なくても「期限内に出来る」と判断されたものに関しては、きちんとやりきる、という話になるんです。

 それで、これが小学生くらいであれば、多少、大目に見られることもありますが、中学、高校と進んで、それでもまだ「出来ません」「やってません」という話になるのは、さすがに「まずい」と思わないとならないですよね。

 そして、この感覚、結局は、周りの大人がまずいんですよ。一番まずいのは「教師が無責任」ということ。一番ハッキリしているのが「授業進度が守れない」ということなんです。自分の責任において、決められた時間内にきちんと学習内容を終わらせる、ということなんですが、これが「無理だ」と思ったら「放ってしまうんです」。途中で諦めて、最後までやらないんですよ。こんなことを目の前の大人が平気でやっていれば、生徒も「無理だ」と思ったら途中で投げ出す子になりますよね。

 釧路の学力の低い状況が続いていたのは、こういう「目に見えない悪い感覚の連鎖」なんです。意識の問題と言ってもいいです。例えば、一番最初の授業は、今後の計画などを生徒に話す「オリエンテーション」になるわけですから、そのときに「どの時期にどのような事をやるか」という事を話して「これだけの内容をやるのは、大変だけど、みんなも頑張ってくれ」という事をあらかじめ伝えておけばいいことですね。そういうことすら、やっていないところが多いわけですよ。

 そして、生徒がそういう無責任な感覚のまま大人になった場合、どういう事になるか、というと、結局、自分で物事が出来ないと思ったら、途中で投げ出して逃げていくようになるんです。

 今「働き方改革」という話が出ていて、残業をしなくてもいいように、きちんと仕事を効率よく計画を立てて進められるようにしよう、ということになってきていますよね。でも、最初から「途中で投げ出してもいいや」と思っている人に、計画も何もあったものでは無いんですよ。無計画に進めて、出来なかったら投げ出せば良い、と思っているんですから。

 そして、学校でも、きちんと進度管理が出来ていて、いわゆる教師自身が「自分の責任の元にきちんと終わらせる」というところでは、生徒もきちんと宿題を終わらせるようになってきています。でも、未だに緩い感覚の学校では、生徒もだらしないんです。おそらく、学力の低い学校というのは、この無責任感覚が横行しているのではないかと思います。
 というのも、宿題をきちんと終わらせる感覚の薄い子のいる学校って、だんだん絞られてきているんですよ。

 ですから、子供さんの宿題感覚を見てみると、学校でどのような指導が行われているのか、だいたい見当がつく、と思ってください。さらに、周りの子供達の状況なども確認してみると、ハッキリしてくると思いますよ。
(2018/07/21)

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江南の入試 厳しくなんかありません


昨年の入試の江南は、ごくごく普通

 最近、塾の話として「江南の入試が厳しかった」なんていう話が、ちょくちょく入ってきます。それで、こんな話が出てくる自体、釧路の塾って、こんな感じなのかな、とガッカリします。ハッキリ言って、情けないですよね。

 これ、帯広と比較するとハッキリすると思うのですが、江南って、ボーダーは、帯広の市内公立普通科の一番下の緑陽よりも下なんですよ。だから、学力的に言っても、まだ楽なところにいるんです。逆に、ここで厳しいというのなら、帯広だと、市内普通科に受からせるだけの学力をつけられません、と言っているのと同じ。

 さらに倍率です。
 江南なんて、せいぜい不合格者は、多くても20人程度なんです。これって、普通は、塾にもどこにも通っていなくて、受験状況が分からず受験してしまったため不合格になってしまった、という、塾にもどこにも通っていない子だけが不合格になってしまうだろう、と思われるくらいの人数なんです。
 ところが帯広緑陽って、昨年の倍率は1.8倍。少なく見積もっても、120〜130人は不合格になっているんですよ。これくらいだと、塾に通っていても、失敗する子が出てくるだろうと思われる人数なんですね。

 それで、この状況で、江南の入試が大変だったというような事を言っている塾は、帯広に行ったら「市内の普通科に受からせるのは無理です」って言っているのと同じなんですよ。結局、帯広に行ったら相手にされない塾なんです。
 ね、こういう話を聞くと、ガッカリするでしょ。
 今まで、釧路は学力が低かったから、とりあえず勉強っぽい事をしておけば、それで合格していたんです。ところが、ちょっと周りがきちんとし始めると、指導力が無いから、とたんにアップアップしちゃうんです。

 ということで、前にも書きましたが、釧路の学力が低いのは、塾がダメだからなんです。本来は、学校がきちんとし始めてくれたんで、積み重ねが今までよりもスムーズに行くようになったから、上位層の湖陵・江南の入試が前より楽になった、くらいに思えなかったらならないんです。
 どうやら、まだまだ残念な塾が多いようですね。一回、帯広あたりの受験環境の厳しいところに行って、修行してきたらいいんじゃないのかな。
(2018/07/18)

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歴史の勉強〜俯瞰から細部へ


大雑把に把握してから、細部へ向かう

 社会科の歴史の勉強内容を考えてみると分かると思うのですが、小学校は「ざっくり、大雑把に」全体像を眺めて、そこから中学に行って、少し内容が細かくなって、さらに高校に行くとかなり詳しくなる、という流れをとっている事が分かると思います。だから、小学校のときに、きちんと全体像を眺めて置かないと、中学校に入って、少し詳しくなると、全体像が掴めないまま、ただ、定期テストに合わせて教科書内容を何となく覚えるだけになってしまう、という勉強の仕方になってしまうのではないでしょうか。
 ですから、算数や国語同様、歴史が不得意という子も、小学校内容に戻って勉強し直して構いません。

 逆に、歴史が得意という子は、総じて、教科書に出てくる以上の細かい内容を知っている、という子です。歴史小説とか、マンガなどでもいいのですが、そういうものに触れているため、社会の授業で習う内容よりも、細かくリアルに覚えているんですね。
 そして、そういう部分に興味を持たせようと思ったら、教える側の保護者や先生が、ちゃんと細かい内容まで押さえていなければならないんですね。そうやって、知識の深い子を育てて行くんです。ですから、知らないんであれば、子供達と一緒に勉強していく感覚でいいですよ。最初は、歴史マンガでも構わないですから、そういうところから、まずは「全体像を把握すること」。そうやって、一本筋が通ると、あとは、それに細かい部分をくっつけていけばいいんですから。
 例えば、
「なぜ、幕府は長州征伐を2度も行ったのか?」
「薩英戦争って、結局、どっちが勝ったのか?」
という話であれば、マンガや大河ドラマに触れている程度で、知識として入ってくると思うんですね。このくらいの「学校の教科書より、一歩突っ込んだ」レベルのところまで知っていると、ちょっと賢い感じがしますよね。
 ちなみに、中学受験を行っている子は、小学校の段階で中学校内容まで勉強しています。

 逆に、一番ダメなのは、知ったかぶりで、適当な事を言って誤魔化してしまうこと。周りの大人がこれをやると、子供達も、きちんと物事を把握しようとしなくなってしまいます。結果、子供達の学力を下げてしまうんですね。
(2018/07/16)

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大学のレベルが地域の学力を反映する


その土地の大学のレベル=地域の学力

 北海道の場合、各主要都市に大学がありますが、この大学のレベルを見ると、地域の学力がだいたい分かります。

 それで、これは釧路の例です。
 釧路には、釧教大と公立大の二つの大学があって、まず、公立大についてからお話しますが、実は、自分、釧路はまだ独自に大学を持てるだけの地域の力は無いだろう、と思っていたんですね。そこに公立大を作ったんです。結果、どうなったかというと、出来た当初は、公立大の学生が、当時まだあった星園高校という女子が多く通う学校の前に車で乗り付けてナンパする、ということで、大学生の車がズラッと星園の前に並び、地域問題とか、ある意味、社会問題になっていたんです。そして、星園が無くなったあとは、今度は商業高校に乗り付けていたりして、商業高校もレベルが格段に落ちていったんです。
 夜中に爆音を立ててバイクを乗り回していたのも、結構、公立大生が多かった、なんていう話も聞いています。

 要するに何が言いたいか、というと、その地域の学力的な底力が無いのに、いいふりこいて大学を作ったところで、ろくな結果は生まない、ということなんです。

 ところが、最近、そういう悪い話を聞かなくなってきました。地域の学力が少しだけ上がった辺りで、公立大もきちんとしてきたんですよ。ただ、まだ、公立大のレベルまでです。
 釧教大については、実際に通っている学生に話を聞くこともあるんですが「どうして、教育大に来たの?」と聞くと「センター試験の点数が悪くて、他に行くところが無かったから」という返事が圧倒的に多い。学生に聞いてみると「半数以上がそういう学生ではないか」ということなんですね。正直に言うと、そういう気持ちで教師になってもらったら困ると思うんですが、まだ、地域の学力がそこまで追いついていないので、釧教大は、まだまだ、現状が変わらないだろうと思います。
 これが、もう少し、学力が上がって、地元から教員志望の生徒が出てきて、その学生が地元の大学のレベルを底上げしてくれるようになると、釧教大のレベルも変わってくれるんですが。

 ということで、結論として言いたかったことは、地元の大学のレベルというのは、地元の子供達の学力が高まり、その高いレベルの子が通うことで底上げされていくんですね。
 実際に、工業大学について言うと、以前は、室蘭工大と北見工大では、室蘭工大の方が圧倒的に上だったんです。ところが、最近の大学のレベルを見てみると、一部の予備校では北見工大の方が上になっていたりします。これ、実は、地元の学力という意味では、現在、室蘭より北見の方が高いんです。こういうふうに、地元の学力が上がれば、地元の大学のレベルでも逆転現象が起きるんですね。
 ですから、大学の事を考える場合、最も大切なのは、地元の学力的な底力です。
 結局、いいふりこきをしても、底力が無いとうまく行かない、というのは、すでに公立大で経験済みのことですから、ここから、公立大、釧教大のレベルを上げていく上でも、まずは、小中学校の勉強をきちんと出来るようにしていかなければならないんですよね。
(2018/07/09)

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読書の方法〜黙読編


音読は朗読、じゃあ、黙読は?

 読書の方法として、まだ、本自体を読むという習慣が無い「幼児〜小学校低学年、もしくは、それに該当するレベルの読書力の子」については、まず「元気良く、間違えないように声に出して読みましょう」という練習をする、という話は以前書きました。
 そして、音読については、登場人物の感情などを考えて、それを表現しながら「朗々と読む」〜いわゆる「朗読」の形で「読む練習をする」という話も以前書きました。ちなみに、この「音読」、絵本の読み聞かせや朗読会のような場面で扱われる内容は主に「文学的文章」になりますから、朗読として扱われる種類の本は「お話の本」とか「小説」が主になりますね。
 それで、今回は「黙読編」です。

 そこで、まず、大事になるのが、黙読は「音声変換をしない」という事です。もちろん、小学校の低学年くらいであれば、いわゆる「声に出して読みましょう」という練習を学校でもやっていますから「声に出したつもりで読む」という読み方を行っていると思いますが、そこから、徐々に「音声変換せず、字を見るだけで言葉を認識できる」ように鍛えていきます。

 これは、経験のある人も多いと思うのですが、実際に文章を読ませたときに、ただ早口で読んでいるだけの子って、実は、国語力はあまり高くないですよね。ただ、単に「字を読んでいるだけ」の子にしかならないんです。一生懸命、字を追いかける事だけに夢中になって中身が頭に入ってこなくなるんです。
 これが、進んでいくと、早く読むために「飛ばし読み」をするようになります。そうなると、キーワードだけを追いかけていくだけで文章を読んだ気になってしまって、実は文章全体を理解できていなかったりするわけです。そうなると、理解力も深まらず、ただ、上っ面を撫でているだけだったり、何か、気になる単語が出てきたら、それに執着して、とんちんかんな読み方をしてしまうんですね。そうなると、全く国語力が上がりません。

 それで、実際に本を読んでみると分かるのですが、いちいち音声に変換せず、文字を見るだけで意味を捉えられるようになると、文章を最初から最後まで、きちんと速く読み切れるようになります。もちろん、ある程度訓練が必要ですが、読書量が多く、なおかつ意味をしっかり理解している人は、大抵が上記のような「音声変換無し」の読み方をしています。

 さらに、これを進めていくと、一つ一つの言葉を見ることから、ある程度続いた言葉のかたまりをいっぺんに見て内容を認識していけるようになります。例えば
「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」を
「国境」「の」「長い」「トンネル」「を」・・・・と分けて視点をずらす方式から
「国境の」「長いトンネルを」・・・・・とまとめていき、最終的には
「国境の長いトンネルを」までをブロックで一気に捉えるようにしていきます。
 そうすることで、読書スピードが格段にアップするんですね。そして、これを究極まで高めたものが、皆さん、ご存じの「速読法」なんです。
 もちろん、自分はそこまで行き着いてはいないですし、年齢によって、視野もちょっと狭まってきている感じで、せいぜい「ゴルゴ13」のマンガのセリフくらいまでの縦幅くらいしか、いっぺんに視野に入れられないのですが、それでも、この縦幅を視野に入れられれば、字を追いかけて、いちいち目線を縦に動かさなくても、目線を横にサッとずらしていくだけで、セリフが全部頭に入ってきます。

 ということで、黙読の方法は「音声変換しないこと」。特に「論理的な文章」で、音声変換で飛ばし読みをしていると、結局、その内容の一番肝心なところが理解できていなかったりします。いわゆる「単語・フレーズ」だけを読んで、理解したような気になっているだけなんですね。
(2018/07/07)

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特別支援クラス 大丈夫?


連携無し 宿題もごっそり

 こちらに入ってきている情報によると「特別支援クラスの授業の進め方が滅茶苦茶になっている」ようです。

 一例として挙げると、中1・2の頃は、小学校の5年生の計算までしかやっていないのに、中3になって、突然、中1の内容を進め始めているそうです。要するに、小学校5年生で習う「割合」とか「図形の面積」関係は完全にすっ飛ばしで、当然、小学校6年生内容は全くやらず。
 そして、帳尻を合わせようとしているのか、宿題が強烈に多く、いわゆる、普通の子供達が通うクラスの5倍、6倍。あのね、特別支援の子が、通常のクラスよりも宿題が多いって、それ、こなしきれないんじゃないの? それとも、通常のクラスが少なすぎるのかい? だったら、通常のクラスをもっときちんとやりなさいって話なんですよ。

 要するに、学年が進んだときの「授業内容の連携」が全く無いんです。
 そして、特別支援の子供達の宿題のこなせる量なども、無頓着なんですよ。
 通常のクラスで「大学進学を狙っている」なんて言う子だったら、それこそ「学校の勉強レベルじゃ足りない」ということになって、必死にやりなさいという話になることもあるし、私立中高一貫校などでは、上位進学を目指しますから、ものすごい量の宿題が出るような事はありますよ。だけど、特別支援クラスですよ。もう少し考えろっていう話ですよね。

 通常のクラスの授業進度が割としっかりしてきたと思っていたけど、それって、ダメ教師が特別支援に回ったということなのかな? 結局、ダメ教師のやることは、放ったままにしないで、校長・教頭、しっかり管理しなきゃダメだよ。そして、そうやって「管理されるのがイヤだ」という教師は、子供達と触れさせたらダメさ、専従にでもなってもらいなさい。
(2018/07/05)

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7月〜夏休み前まで〜の数学の進度


7月分も出しますね

 昨年と同様、ここでは、このくらいの進度で進んでいればオーケーです。昨年は、頑張って進めていた学校もあったのですが、今年は、全体的に緩んでいるような感じがします。ただ、昨年の受験状況から、上位校を目指す子が増えていますので、進度が遅れている場合、それが命取りになる場合もあります。保護者の方は、しっかり子供さんの学校の学習進度を把握して、遅いようならまず、学校、次は、市教委、そして、最後は道教委と相談を進めてください。

 まず中3から。
 中3は、二次方程式の計算が終わっていればオーケー。ただ、頑張って早めに進めているところは二次方程式が終了するくらいではないかと思います。基本的に二次方程式の文章問題は、中1の「方程式」や中2の「連立方程式」と比べ、バリエーションが少ないので、文章問題は8月に入ってからでも2週以内に終了させることが可能です。
 ここで気をつけたいこと。過去に進度が遅いため「二次方程式の計算は公式を覚えて、それに数字を当てはめれば出来るから」と公式だけ教えて1時間で終了させたバカ教師がいました。こんなことが無いように、子供さんのノートの確認をしてくださいね。特に、現時点で、まだ「平方根」が終わっていないというような中学校は危ない、と思っていてください。

 中2は「連立方程式」が終了していればオーケーです。ただ、大抵の中学校は7月中に「一次関数」に入っているところが多いのではないかと思います。
 ここで注意しておくことは「一次関数」の理解を進めるためには「連立方程式の計算」がスラスラできなければなりません。計算で、もたついてしまって、理解が進まない・進度が遅れる、ということは当たり前ですから、早めに一次関数に入っている中学校では、子供さんの「連立方程式の計算力」を確認しておいたほうがいいと思います。

 中1は「文字式」の単元が終了していればオーケーです。早めのところは「方程式」に入っているところがあるかも。
 ここでの注意は、もしも「文字式」が終わっていたとしても「文章からの立式」がきちんと出来ているかどうか。「%」や「速さ」を文字式で表せないということであれば、当然、方程式の文章問題の立式も出来ない、ということになります。誰でも出来る簡単なところだけに時間をかけて、肝心な「次の単元につながる内容」が薄い状況で終わっていると学力がついていきません。そして、ここは、今後の数学の学力を大きく左右するところですから、子供さんの勉強内容をきちんと確認してあげてください。
(2018/06/24)

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生徒の学力、把握できてないっしょ?


定期テストが易しすぎ

 今回、附属の中3の前期中間テストの平均点が入手出来ました。それで、自分、このコーナーで、定期テストの難易度についても何度か触れていますが、ハッキリ言って、生徒の学力を全く把握できていない教師が作ったテストです。

科目 国語 数学 社会 理科 英語 合計
点数 78.5 72.6 76.2 85.2 77.8 390.4

 これ、点数を見たら分かると思いますが、驚くほど易しいんです。平均点が70点を超えると普通は「かなり易しいテスト」と言われるんです。ところが、これ、全部そうでしょ。おまけに理科などは、どこの世界に平均85点ってあるの? という感じ。上位層の差が付かず、これだと単に、当日の調子が悪くてボケた子が点数や順位を落とすテストにしかなっていません。こんなテストでは、きちんと実力を計れないんです。そして、こういう易しいテストで満足させてしまうから、上位層の「上を目指そう」という意識をドンドン削いでいく。だから、高校に入ってから伸びない子が多いんです。

 ということで、この定期テストで点数が取れたからと言って「ボクは出来るんだ」とは思わないこと。塾などに通っている人が多いと思いますから、基準は塾のテストにしてください。そこで、全道順位や市内順位を目標にして、さらに上を目指していって欲しいと思います。
(2018/06/19)

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学校・塾のスマホの扱い、どうですか?


学校では「生徒は禁止」となっているはずですが・・・

 まず、学校での扱いから。
 学校では「生徒はスマホを持ってきてはいけない」ということになっていると思います。これは、問題ないでしょう。問題は「学校の先生はどうなっているか?」ということです。例えば、中学校の教師だと、空き時間ができたりしますが、そういう時にスマホでラインをやっている人とか、いませんか? 空き時間といっても、勤務時間ですよね。
 おそらくは、きちんとしている所が多いと思いますけれども、中には、あまり良くない話が出てきているところも。

 また、塾ってどうなんでしょう? 学校で禁止なんですから、普通は塾でも禁止ではないかと思いますが、どうですか? 同じ、勉強をするところですよ。親に「迎えにきて」と連絡をするのに、いちいちスマホを使う必要はないと思います。終了時間が決まっている訳ですから、それに合わせて迎えにいけばいいですし、もしも、補習などで遅れるような事がある場合は、塾の電話を使うようにすればいいですよね。
 塾にスマホを持たせた場合、授業が終わった途端にすぐスマホを取り出す子って出てくるんじゃないかと思いますが、その横で補習をやっている生徒がいたりするんですよね。それってどうなんだろう? と思いますし、生徒が勉強をしている最中、空き時間の講師が、生徒から見えるところでスマホを見ていたりするのって、どうなんだろう? とも思いますよね。

 それで、実は、最近の研究結果では、スマホを体から遠ざけておいているこの方が学力が高くなるんだそうです。ですから、塾の場合でも、塾に持って行くよりも、家においていった方が、授業中気にせずに済みますし、塾の中でダラダラとスマホをやっていて、親を待たせるなんていうことも無くなるんです。

 皆さんの通っている学校の先生は、きちんとスマホの扱いが出来ていますか? 塾でのスマホの扱いはどうですか?
(2018/06/16)

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変わりつつある保護者の意識


ここ数年で、こんなところが変わってきています

 釧路では、ここ数年でいろいろな変化が起きています。ここではそれを少しピックアップしていこうと思います。

 まず、1つ目は、夜遅くまで幼児や3才未満の子を連れて歩く親が減少しています。レンタルビデオ店やブックオフなど、以前は、よく見かけていたのですが、最近では、あまり見かけなくなりました。それと合わせて、中高生が夜遅く外を歩き回る姿も見かけなくなって来ています。以前は、自転車でブックオフまで来て、夜遅くまで中高生が立ち読みをしていたのですが、最近では、ほとんど見かけません。ちなみに、これは、公立大でも、そういう学生は減ってきていると思います。

 ですから、夜遅く子供を連れて歩いたりするのは、小学校低学年あたりの親からパラパラいる、というくらいまでになってきているのではないかと思います。また、夜遅く、子供が外に行くのを注意する保護者が増えてきているのかな、とも思います。
 時間感覚が向上したのと合わせて、子供の行動時間についても、気にする保護者が増えてきているのではないかと思います。

 また、宿題などに関しても、きちんと最後までやる、という生徒が増えてきています。やらなければならない事をきちんと最後までやる、という感覚も向上して来ていると思います。この辺に関しては、保護者のしつけの向上があるのではないかと思っています。

 まだ、若干、地域的にばらつきがあるとは思いますが、それでも、良い方向に向かっているのは、間違いないと思います。これが、釧路市全体に浸透していくと、いいと思っています。
(2018/06/11)

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合格可能性98%で不合格になる理由


釧路では、あり得ない話なんですが

 釧路の場合、受験倍率が1.1とか1.2の高校が多いのですが、その倍率であれば、普通、模試で「合格可能性98%」になっていると、よほど「当日、熱を出して保健室で受験した」などのトラブルがない限り、入試までその子のペースで普通に勉強して、普通に受験して普通に受かります。
 ところが、去年もあったようなのですが、この「合格可能性98%」の子が不合格になってしまうケースがあるんです。

 じゃあ、そういう子が不合格になってしまうのは「なぜなのか?」と考えたときに、一番可能性が高いのが「このデータ自体が狂っていたのではないか」というものなんですね。実は、塾によっては「自分の贔屓の子に、テスト中、答えを示唆して歩く講師」がいるんです。例えば「間違えている問題があると、その解答欄を指さしてあげたり」とか。そして、そういうのが癖になると、テストのときに講師が見回って歩いていると生徒の方から「これ、違う?」という顔をしてきたりするんですね。
 そして、これ、1科目で答え2つ分、となると、点数で4〜5点ほど。もしも5科目でやっていると、20〜30点分も狂いが生じることになります。これでは、実力以上にデータが良く出てしまいます。そして、受験間近で点数が20点近く違ったら、データも全然違ってきます。

 ですから、自分の場合、割とみんなからも好かれているような子が、万が一、残念な結果になっていると、おそらく、こういうことが起きているんじゃないか、と考えてしまいます。

 ということで、この点についても、子供さんに確認してみてください。上記のようなことになっていないかどうか。そして、もしも、このような事が行われていて、模試の状況が良くなっている場合、そのデータは、信用できません。
 今からならまだ間に合いますから、テストの時には、良くても悪くても、自分の実力がしっかり出るように受験する、という心構えでいてください。そして、足りないところをしっかりと勉強していく、という気持ちになっていれば、大丈夫だと思います。
(2018/06/06)

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進路に対する意識の変化


進路指導が変わってきています

 自分が家庭教師を始めた頃は、保護者の方で内申点の計算や実際の子供さんの学力の把握もきちんと出来ていない人が多くて、それが数年前まで続いていました。そして、学校側の指導も、中3の二学期に保護者説明会が行われるまで、すなわち、三者面談が行われる2、3ヶ月前まで、高校の話など一切出ていなかったという状況でした。

 それが、最近、様変わりしてきています。一番変わってきたのは、やはり学校ではないかと思いますが、最近では、中2や中1の段階で、きちんと高校の話をしている学校が増えてきています。ですから、中1の段階で「このままの状態だと、私、○○高校にしか行けない」なんて言う、今までではあり得なかった事を言う生徒が増えてきているんですね。
 それが進路状況にも現れていて、昨年は、今までより、上位校の倍率が上がっていきましたし、当然、倍率が上がれば、合格ボーダーラインも徐々に上がってくるので、そこにきちんと対応していないと失敗しますね。
 また、早い段階で勉強に向けての意識付けが行われていますから、早い段階できちんと勉強している子も少し増えてきて、学力をきちんとつけてきている状況になってきてます。ですから、今までのようにギリギリになってから慌てて塾に駆け込んでくるという生徒が徐々に減少してきていて、その辺の勉強への取り組み方も、変化してきているように思います。
(2018/06/02)

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更新2019年 10月 7日 (月)

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