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『SMILE』 DAYS研究
1966年 8月 - 9月 |
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1966
2-7月 8-9月 10月 11月 12月 1967 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 |
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| 8/上 |
この頃から、ブライアンとヴァン・ダイク・パークスは
『DUMB ANGEL』 用の曲を本格的に書きはじめ、
気持ちが乗ったときには、一晩で一曲を書き上げていったという。
またこの頃、のち11月にツアーで訪れるビーチ・ボーイズに先行して、 ブライアンがイギリスを単独で訪れる予定が当初あったという。 三日間の日程まで組まれていたが、 レコーディングに専念するためなのか、飛行機がいやだったのか、結局はキャンセルされている。 |
| 8/3 |
Wind Chimes (1) track / 2:28 [Gold Star] #56448 (AM10:00-PM2:30) 12人のミュージシャン(カールを含む)が参加。 おそらく 『SOT vol.17』 (Disc3 1-6) 収録のものが、 この日のセッションではないかと思われる。 |
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8/9 | 8/11 |
Good Vibrations* mix [Western] この三日間、先々月までに集中的にレコーディングが行なわれてきた 「GV」 のミキシング作業が行なわれている。 おそらくいくつかある early mix のうちの一つが、この時出来たものと思われる。 |
| 8/11 | この日、ツアー中だったカールに、ブライアンが電話を通して制作中の 「Good Vibrations」 を聴かせたところ、ファンキーだが奇妙すぎる、と評されたという。 (カール自身はギター・プレイヤーとしていくつかの 「Good Vibrations」 のセッションに参加している。) |
| 8/12 |
Untitled Song #1 (I Ran?) (1) track / 2:16 [Western] Look (1) track [Western] #56473 (PM1:00-PM5:00) 11人のミュージシャンが参加。 この日のセッション・シートには 「Untitled Song #1」 という記録が残されているが、 テープ・ボックスのラベルには 「Look」 の表示が残されているという。 両者は同じ曲なのだろうか? 「Look」 はこの後セッションが行われていないが、 「Untitled Song #1」 の方は10月13日にヴォーカル・セッションが行われ、 その際 「I Ran」 と改称されたといわれている。 「I Ran」 については未詳だが、一説にはピアノによるインスト・トラックといわれている。 「Look」 はこの時点でいったんセッションが頓挫していた 「Good Vibrations」 のメロディーの一部がアレンジされ登場しており、 何らかの関連があるとも考えられる。 「Look」 は全部で20テイク録られ、 その様子は 『SOT vol.17』 (Disc2 5-9, take3のみ『SOT vol.16』 10) に収録されている。 |
| 8/24 |
Good Vibrations (16) track and vocal [Sunset Sound] 前回 6月18日から約二ヶ月ぶりのセッション。 ツアーから戻ったビーチ・ボーイズによるヴォーカル・セッションも行われている。 |
| 8/25 |
Good Vibrations (17) track [Western] Wonderful (1) track / 1:55 [Western] #56550 (PM2:00-PM7:00) 6人のミュージシャンが参加(ブライアン、デニスを含む)。 ブライアン自身は 「Wonderful」 でのハープシコードの演奏に参加、 デニスはこの日、ドラムではなく 「GV」 でのスローになるパートのオルガンを担当したといわれている。 |
| 8/29 |
(session cancelled) [Western] (PM1:00- ) |
| 8/31 |
(session cancelled) [Western] (PM4:00- ) |
| 9/1 |
Good Vibrations (18) track and vocal / 1:15 [Western] #55949 He Gives Speeches (1) track and vocal? [Western] (PM4:00-PM7:30) 7人のミュージシャンが参加(ブライアン、デニス、カールを含む)。 「GV」 はこの時点でまだバック・トラックの一部がレコーディングされている。 また、この日は 「He Gives Speeches」 のセッションも行われたといわれているが、未詳。 |
| 9/3 |
Wonderful* He Gives Speeches* mix [Western] この日、どちらもセッションが行われたばかりの 「Wonderful」 「He Gives Speeches」 両曲のミキシングが行なわれている。 |
| 9/5 |
Good Vibrations* mix [Western] この日は、 「GV」 のトラックのミキシング作業が行なわれている。 |
| 9/6 |
(overdub session cancelled) [Western] (PM2:00- ) |
| 9/8 |
Holidays (1) track / 2:25 [Western] (PM2:00-PM7:00) 11人のミュージシャンが参加(ブライアン、デニス、カール、ヴァン・ダイクも演奏に参加)。 セッションのウォーミング・アップに、 Wilson Pickett の 「In The Midnight Hour」 のジャム・セッションが行われている。 この日レコーディングされた 「Holidays」 という曲は、 のちにブートで 「Tones / Tune X」 と誤って名前が付けられたインスト曲だと考えられる。 おそらく Vigotone盤 『SMILE』 (Disc2-4) 収録のものがこの日のセッション。 「Holidays」 が 「The Elements」 に関係があると考えられることもあるが、 この段階で 「The Elements」 の構想がどの程度あったのかは不明である。 |
| 9/12 |
Good Vibrations (19) track [Western] ここにきてまださらなる 「GV」 の試行的なレコーディングが行なわれている。 一週間前のミックスで気に入らない点があったのだろうか。 |
| 9/19 |
Prayer (1) vocal [Columbia] (PM7:00- ) ビーチ・ボーイズによるヴォーカル・セッション。 ブートにセッションの一部が収められているが、 そこでブライアンはこの曲を 「Intro to the album」 と呼んでいる。 アルバム冒頭に入れることを予定してレコーディングされたようだが、 のち12月にブライアンがキャピトルに渡したトラックリストには、この曲は含まれていなかった。 |
| 9/20 |
unknown overdub session [Columbia] (PM7:00- ) デニスによるオーヴァーダブ・セッションといわれており、 おそらく前日の 「Prayer」 ではないかと思われる。 |
| 9/21 |
Good Vibrations (20) track, vocal and mix / 3:40 [Columbia] (PM7:00-AM0:00) この日、テルミン奏者 Paul Tanner を迎え、最後のオーヴァーダブ・セッション、 及びリード・ヴォーカルのオーヴァーダブが行われている。 その後遅くまで最終的なミックス作業が行われ、翌22日早朝、 「GV」 が完成したと考えられる。 「GV」 のヴォーカル・セッションがいつどれだけ行われたのかは正確な記録が残っていないが、 ツアーの合間をぬいながらビーチ・ボーイズのヴォーカル・レコーディングが行われたと思われる。 長らく懸案だった 「GV」 が完成したことで、 10月以降 『SMILE』 のためのセッションが集中的に行われることとなる。 |
| 9/22 |
unknown overdub session [Columbia] (PM7:00-AM0:00) |
| 9/23 |
unknown overdub session [Columbia] (PM7:00-AM0:00) |
| 9/下 |
この頃アルバムタイトルを 『DUMB ANGEL』 から 『SMILE』 に変更。
ブライアンとヴァン・ダイクは、 『SMILE』 のための曲を次々と書いていき、
「神に捧げるティーンエイジ・シンフォニー」 というコンセプトを打ち出していく。
また 9月下旬頃には、 『SMILE』 用ブックレットのため、 ヴァン・ダイクの友人だった Frank Holmes にイラストの依頼がされている。 歌詞に基づきイラストを描くという作業で、 実際に作業が行われたのは10月だといわれているが、 作業用に渡されたヴァン・ダイクの書いた歌詞の中には、 最終的には使われなかった 「Do You Like Worms」 や 「Cabin Essence」 の歌詞があったという。 また、この頃から、 ブライアンの周辺では、 David Anderle、Jules Siegel、Michael Vosse ら新しいタイプの友人知人が出入りするようになり、 『SMILE』 セッションに深く関わっていくことになる。 ドラッグの影響下、ブライアンの奇行は日増しにひどくなり、家の中も様々に変化していった。 リヴィングには砂場が作られ、その中心にピアノが置かれた。 プールにはすべり台が作られた。 ミーティング・ルームにはテントが張られ、中はクッションで溢れかえり、 コインを入れると点灯するライトが吊るされていた。 人形や風鈴、アングルによって見え方の変わる絵、ホイップ・クリームの缶など、 まるで子供が好むような環境が作られていった。 ビジネスのミーティングはプールで行われたという。 |
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