『SMILE』 DAYS研究
 1967 7

 1966
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 1967
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7/5  Untitled #1 (She's Goin' Bald?) (1)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #57941
  (PM2:00-PM5:00)
 ビーチ・ボーイズによるセッション。
 「Untitled #1」 という名で記録されており、 おそらく 「She's Goin' Bald」 ではないかと推測される。 『SMILE』 期の 「He Gives Speeches」 を下敷きに、歌詞を変えて改作されたもの。

7/6  Untitled #2 (She's Goin' Bald?) (2)
  track [Beach Boys Studio] #57942
  (PM2:00-PM5:00)
 ブライアン、カール、アルによるセッション。
 「Untitled #2」 という名で記録されており、 前日の続きで 「She's Goin' Bald」 ではないかと思われる。
 「She's Goin' Bald」 はいくつかのセクションに分かれており、 テープ編集のあとも見られるので、 前日一日で完成しなかったとすればこの日も引き続いてセッションが行われたのではないだろうか。 (マスターの番号が異なることもあり、未発表曲かもしれない可能性も無いわけではない。) 「She's Goin' Bald」 のセッションは 『SOT vol.18』 収録。

7/10  Wind Chimes (1)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #58034
  (PM2:00-PM5:00)
 ビーチ・ボーイズによるセッション。 『SMILE』 期のものとは大きく異なってアレンジされた。 コーダ部には「Holidays」のピアノのフレーズをアレンジした美しいセクションが登場。

7/11  Wind Chimes (Insert) (2)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #58034
  (PM2:00-PM5:00)
 ブライアンとカールを中心とした、 「Insert」 のセッション。 「Wind Chimes」 のセッションも 『SOT vo.18』 に収録。

7/12  Wonderful (1)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #58035
  (PM4:00-PM7:00)
 ビーチ・ボーイズによるセッション。 『SMILE』 期のものとは異なるアレンジで、歌詞の一部が欠落している代わりに、 「Bicycle Rider」 による挿入部がある。 レコーディングは一日で終了。 『SOT vol.18』 収録。

7/13  Whistle-In (1)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #58036
  (PM2:00-PM5:30)
 『SMILE』 期の 「H&V」 の一セクションをもとにしたといわれる短い曲。 レコーディングは一日で終了している。

7/14  Gettin' Hungry (1)
  track and vocal [Beach Boys Studio] #58037
  (PM2:00-PM6:00)
 レコーディングは一日で終了。 『SOT vol.18』 にセッションの一部を収録。
 この日のセッションで、 『SMILEY SMILE』 のレコーディングが終了。 この曲はのちにブライアン・ウィルソン&マイク・ラヴという不思議な名義で、 シングル・カットもされている。

7/20  『SMILEY SMILE』 のマスタリング行なわれ、セッション全てが終了。
 実質約一ヵ月半のセッションで、あまり力も入っておらず、 ある意味手を抜いた急造のアルバムとも思われているが、 『SOT』 でセッションの様子を聴いてみると思った以上に手をかけられており、 苦しい状況にありながらも試行錯誤を繰り返していたようである。

7/下  7月、キャピトルは 『PET SOUNDS』 を追いかけるように発売したベスト・アルバム 『BEST OF THE BEACH BOYS』 の第二弾 (Capitol / 2706) を発売。 人気があいかわらず根強かったイギリスでは 3位を記録しているが アメリカでは最高位50位とふるわず、 すでにビーチ・ボーイズが過去のものと認識されつつあったと思われる。
 7月31日、シングル 「Heroes And Villains / You're Welcome」 (Brother / 1001) が発売される。ブラザー・レコード名義の初のリリース作品だったが、 ジャケットはかつてキャピトルが用意したものではなく、 『SMILE』 期の録音がオン・タイムで唯一発表されたのは、この短いB面曲のみだった。 最高位12位と健闘はしたが、 「Good Vibrations」 に続く作品としては弱く、 未完に終わった 『SMILE』 の長い長い後遺症が、 ブライアンをはじめこのあとビーチ・ボーイズそれぞれに続いていくことになる。
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