Crack The Whip
Teeter Totter Love
When I Get Mad I Just Play My Drums
Brian Wilson

<session date>
 ・1967/01/25?
 ・1967/02/09?
 ・1967/02/12
 ・1967/02/17

 『SMILE』期の1967年 1月〜 2月にレコーディングセッションが行われたとされる、 Jasper Dailey 氏のためにブライアンが書いた新曲ともいわれる三曲で、 ビーチ・ボーイズ用、 『SMILE』 用の曲ではない。未だに音源は一切未発表。

 Jasper Dailey 氏は本来歌手ではなく、 当時の西海岸周辺のレコーディング・スタジオ御用達のカメラマンで、 スタジオミュージシャン達にも愛されていた好人物だったという。 今日見られる 『SMILE』 期の写真の多くが彼によるもので、 他にもアソシエイション、ママス&パパス、タートルズ、 ドアーズなどミュージシャンの写真を多く残しているそうである。
 ブライアンも彼がお気に入りだったようで、そのためか何故か彼のために曲を書き、 レコーディング・セッションまで行っている。 当時設立したブラザー・レコード用のプロジェクトともいわれているが、 ブライアン流の「ユーモア」だろうか?

 歌詞を書いたメモには1967年 1月25日の日付が残されていおり、 2月 9日にはスタジオが予約(使用?)されたという記録が残されている。 2月12日には Dailey 氏がヘッドフォンをしてマイクを前にしている写真、 2月17日にはブライアンとエンジニアのチャック・ブリッツが 「Crack The Whip」 をレコーディングしている、 とキャプションのついた写真が存在しており、 これらが正しければ実際に何度かセッションが行われていたようである。
 「Teeter Totter Love」 は、記録によれば 1:58 の、 短く他愛もない歌詞を繰り返す軽快な曲だったそうだが、 彼の声はざらざらしていて、そう美声というわけでもなかったそうで、 歌うというよりは息継ぎをしながら歌詞を繰り返し話しているふうだったという。
  Dailey 氏は既に亡くなったそうだが、 氏は 「Teeter Totter Love」 のアセテート盤を所持していたそうである。

<音源>


 * なし