| 緊急試聴! 『SMiLE 2004 LIVE』 |
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どうもごぶさたしております。
いきなり私事で恐縮ですが、わたくし一昨年末より体調を崩してしまい、 現在も通院中の身でありまして、 こんなところにノコノコ出てくるいわれはございません。 しばらく更新も滞りメールの応対も出来ず、 放置サイトと化していたこのページですが、 さすがにわたくしも今回の騒動に関しましていてもたってもいられなくなり、 つらい身体に鞭打ってグダグダとごたくを並べさせていただこうという次第であります。 前置きはさておき。 ブライアンが 『SMiLE』 をステージで完全再現する! というニュースが流れたのはいつだったでしょうか。 その衝撃たるや 『PET SOUNDS』 完全再現の時よりも 「マジかよ!?」 度は確実に高く、 大いなる期待と大いなる不安とが交錯したものでありました。 当時の個人的な感想を申しますと、 『PET SOUNDS』 完全再現だけでもうおなかいっぱいというか、 「ブライアン、そんなに無理しないでくれ」 「また地雷を踏む気か」 などと要らぬ心配をしたものでした。 まあその辺の心境は長くなるので省略。 実際にイギリスまで渡って観に行くことなど到底不可能。 おそらくこれだけの歴史的イベントとなると数多の記録係が黙っているはずもなく、 映像・音源は確実に記録され発表されるであろうと予想されます。 公式であれ、非公式であれ。 その日が来る来ると思いつつ何もせず傍観していましたが、 いざ実際に公演が行なわれたという報告を海外ニュース・BBS等で目にするにつけ、 結局黙っていられるわけはありませんでした。 公式発表を待つのが正しいファンなのかもしれませんが、 正しくなくとも 「いいから早く聴かせろ」 というのが正直なところ。 西新宿はまだ動かないのか!? などとやきもきしてしまうここ数日だったりします。 で、本題ですが、要するにネットで流れた音源聴いちゃったので、 それをサクッと新鮮なうちにご紹介しようという趣旨です。 おそらく 2月20日の初演音源と思われますが、 音質は並下といったところ、 『SMiLE』 の部のみ約46分。 とりあえずこの興奮を誰かに伝えたいという、 速報重視で文章も見直し無しの書きっぱなし、 完全なレビューとはいきませんが、どうぞ御了承ください。 また、音源の入手経路等にはお答えできません。重ねて御了承ください。 ネタバレ的な内容ですので、 知りたくない人は読んじゃいけませんよ。自己責任でどうぞ。 --- (結局ここまで前置きです。すみません。) --- 1. Our Prayer で 『SMiLE 2004』 は幕を開けます。 これは以前のツアーでも演奏されましたが、 ほぼ同様で 『20/20』 収録ヴァージョンといったところです。 続いて間髪入れずいきなり注目の 2. Heroes And Villains ですが、 まず最初は 「Gee Chant」 などとも呼ばれる 「トゥットゥールルッ」 という、 『GV Box』 収録の 「H&V (sections)」 に含まれている部分からスタートします。 「How I Love My Girl」 〜 「トゥットゥットゥ」 コーラス 〜 ホルンが入り、 シングル・ヴァージョンにつながっていきます。 コーダ前のアカペラ (「My Children〜」 直前) までいったところで、 今度は 「In The Cantina」 がはさまってくる展開。 「You're Under Arrest !」 の掛け声で 「My Children〜」 に戻り、 シングル・ヴァージョンのコーダ〜以前のツアー同様 「Ah Ah Ah Ah-」 というコーラスタグが入ったかと思うと、 「H&V (sectons) 」 冒頭あたりに出てくるインストパートで幕を閉じます。 まさにめくるめく曲想。 ホルン等による短いつなぎが流れた後、 3. Do You Like Worms が始まります。 『GV Box』 とほぼ楽曲の構成は同じですが、新しい歌詞(!)が追加され、 また合間には 「H&V (sections)」 に含まれていた 「Bicycle Rider」 も歌われています。もちろんハワイ語パートもあり。 「Woo Woo Woo...」 というコーラスをはさみ、続いては 4. Barnyard 。 多くのブートで聴けるおなじみのゆったりしたテンポで、 ブライアン他バンドメンバーが動物を真似た奇声を発し、会場が沸きます。 『ENDLESS HARMONY』 収録の 「H&V (demo)」 に含まれていた歌詞と、コーラスのみ部分とが交互に歌われ、 ブライアンによる 「Pa Pa Pa Pa...」 という声も入ります。 次は 5. Old Master Painter / You Are My Sunshine 。 「OMP」 は従来のブートどおり。 「YAMS」 はブライアンによって歌われ、 サックスとバイオリンによる締めの部分もしっかり再現されています。 間を置かずピアノが入り 6. Cabinessence が始まります。 『20/20』 収録ヴァージョンを完全再現。 コーラスが素晴らしく、 「over and over〜」 のパートなどは神々しいほど。 ここでいったん間が開きます。もちろん会場からは割れんばかりの拍手と歓声。 二つ目のセクションは 7. Wonderful から始まります。 『GV Box』 収録のスマイル・ヴァージョンといいましょうか、 ハープシコードによるヴァージョンが再現されています。 そしてメドレーのように途切れることなく、 「Wonderful」 と連なる初登場のメロディーと歌詞により 8. Look につながっていきます。 このつながりの切ないメロディーが素晴らしい! 鳥肌たちました。 「Look」 には歌詞&コーラス、サックスパート等が付け加えられ、 演奏は聴いたことがあるものの、全く知らない曲のよう。 メドレーであることを強調するかのように、 「Child, Child..」 というコーラスが随所に垣間見えます。 続いては 9. Child Is Father Of The Man 。 VIGOTONE 盤等のブートに収録されていたヴァージョンを踏襲しており、 非常に重苦しい雰囲気。 SOT での軽さはありません。 この曲にも歌詞とメロディー、コーラスが追加され、ブライアンが陰鬱に歌います。 後半に出てくるストリングスのパートが壮大さを増していて、とてもいいです。 10. Surf's Up は以前のツアーでも演奏された、 『SURF'S UP』 収録の、ライヴでもおなじみのヴァージョン。 後半のピアノのみでブライアンが歌い上げるパートにストリングスが加えられており、 悲壮感が増しよりドラマチックに。最後は 「Child」 コーダ。 ここでまた一段落。会場からの多大なるリアクション。 「Wonderful」 から 「Surf's Up」 まで、 メドレー形式で途切れなく演奏されるのですが、この4曲の流れが実に素晴らしい。 今回の 『SMiLE 2004』 の核心とも呼べる、美しさに満ち満ちたパートといえるでしょう。 直に観たら絶対泣く。はぁぁ〜。 第三のセクションはいよいよ 「The Elements」 の登場です。 ストリングスによるワルツ序曲風のインストが始まり、 11. I'm In Great Shape につながります。 『ENDLESS HARMONY』 収録の 「H&V (demo)」 に含まれていた 「Fresh Air〜」 以下短い部分のみの再現で、 サックスが続けてメロディーを繰り返し、 唐突に 12. I Wanna Be Around をブライアンが渋く歌い上げます。これも短い。 しかし続けて、 Friday Night (Woodshop Song) 部分とでも呼びましょうか、 カナヅチやノコギリの音が鳴らされると会場からはどよめきと拍手が。 続いては 13. Vegatables 。 基本は 『GV Box』 ヴァージョン、前の曲からのつながりで、 効果音のパーカッションが多く鳴らされ楽しい雰囲気。 「sleep a lot, eat a lot...」 パートももちろん盛り込まれています。 コーダは 『GV Box』 とは異なり、 『SMILEY SMILE』 ヴァージョン終盤あたりに登場するパートで終わります。 (コーダに入るところでブライアンが一小節タイミングを間違えるのがご愛嬌。) この曲はやはり人気があるのか、歓声・拍手がやけに多い印象を受けました。 短い間を置いてマリンバ、ホイッスルによる 14. Holidays 。 なんと歌詞が! ついている!! 聴いたことのないコーラスパートまで付け加えられ、 さらには 「Amusement Park U.S.A.」 風の、 ヴォコーダを通した声で歌われるパートまであり、 「Look」 同様全く新しい曲を聴いているかのよう。新鮮です。 続けて 15. Wind Chimes なのですが、 『SMILEY SMILE』 ヴァージョンでのコーダ部分 「Ting-A Ring」 パートが 「Holidays」 との間にはさまっています。 なんとゼイタクな! 『GV Box』 でのマリンバヴァージョンで構成もほぼ同じですが、 終盤パートが長めにアレンジされており 「Can't Wait Too Long」 風のコーラスも登場します。 そ・し・て。 「H&V (intro)」 でおなじみのホイッスルパートから始まるのは 16. Mrs.O'Leary's Cow (Fire) 。 始まると同時に会場からは大きな歓声が。まさかの完全再現。 重苦しい雰囲気ですが、 「Fall Breaks And Back To Winter」風のコーラスが! ドラムによるコーダで曲は終わります。 「The Elements」 最後を飾るのは 17. I Love To Say Da Da ですが、 「Fire」 直後にまず、 「Cool Cool Water」 中間部でおなじみの 「Water」 コーラスが登場。 しかもコーラスに載せて全く新しいメロディー・歌詞を、 ブライアンが呟くように歌います。 続けて 『GV Box』 ヴァージョンの 「I Love To Say Da Da」 ですが、 こちらも従来のコーラスに被せるように新しいメロディーと歌詞が追加。 「Look」 「Holidays」 ともども、 これまで聴いていたのはバックトラックだったということになりますね。 後半にはストリングスアレンジも加えられ、新しい曲の印象。 「Da Da」 が終わると、 リプライズとしてか短く 「Our Prayer」 の一部分が歌われ、 最後の曲 18. Good Vibrations につなげられます。 この 「GV」 も一筋縄では行かず、 構成こそ通常ヴァージョンとほぼ同様ですが、 歌詞が 「She's already workin' on my brain...」 等と歌われる、 「GV」 初期ヴァージョン (トニー・アッシャー、あるいはヴァン・ダイク・パークスによるもの?) をも踏襲しており、後半には 「Hum-Bi-Dah Hum-Bi-Dah Woo Woo」 というコーラスも登場する変則版。 最後はやっぱり大盛り上がりの 「GV」 で 『SMiLE 2004』 は幕を閉じます。 --- 細かい感想などはなるべく省いて、とりあえずご報告まで、 というスタンスで事実のみ淡々と紹介させていただきましたが、 内心は興奮の暴風域。 震えております。耳血出そうです。 もちろんこれが1966-67年の 『SMiLE』 とは違うものである、 ということは大前提だと思うのですが、 あーいろいろ考えるとまた長くなりそうなのでやめます。 見方は人それぞれ。 とりあえず最後に。 み、観たい。 観たいぞ! 観せろ! 日本で!! |
| (2004.02.23) |
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