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あれれ日記  2004年4月  


2004.04.30

GWはカレンダー通りで本当は出勤する予定だったけど休みにしてしまいました。

上野の東京都美術館で『第78回 国展鑑賞。母の友人の作品が展示してあるのでまずはその作品目当て。チケットをいつも送っていただいてタダというのも大きい(笑)。大抵は観に行っていたのだけど最近はご無沙汰で3年ぶり。

母の友人の作品は工芸部門の織物。今回の作品はかなり凝った織りの帯。色合いが素敵で実際身につけたほうがより映えそうな作品でした。織物を観た後は絵画部門をふらふらと鑑賞。絵画部門は以前の展示の傾向から随分雰囲気が変わったように思った。前はどちらかというと正統派的な人物画や風景画、もしくは前衛的な抽象画が中心だったと思うが今回はイラスト的なデフォルメされた絵が多かったように思う。内容もメッセージ性を持たせ、ちょっとファンタジィックな雰囲気のあるモチーフを使っている感じ。全体的にトーンは暗めなのが多かったのだけど、それが今の時代性を現しているようにも思えて面白かった。いつもはあまりじっくり観る作品は少なかったのだけど今回はわりと私の好みなのが多かったかも。絵画の次は写真部門。さまざまな技法を使って写真というよりほとんど絵画な作品が多かった。写真を観るといつも思うのだけど写真の「見せる」吸引力になっているのは自然の造形美の力強さがほとんどなのではと。構造物を撮った写真でも面白いと思うのはかならず自然なもの(空、時間が刻み込んだ痕など)が入り込んでいる。今年はいつもより楽しめた展覧会でした。

同じ美術館内でやってる『栄光のオランダ・フランドル絵画展』も観たかったのだけど、体力が待ちませんでした。以前なら展覧会のはしごをしても平気だったんだけど…。

帰りは銀座まで出て和光のフレンチレストラン「アルペッジォ」でランチ。ここのフレンチはかなり軽めですがソースなどはしっかり凝っていて美味しいです。接客も丁寧だけど堅苦しくないので心地良い。


2004.04.29

ひさびさに植物な方々と銀座で会合。ちょっとおしゃれ系のゆったりしたビストロでのんびりランチした後は浜離宮でお散歩。祝日は浜離宮はただで入園できるらしい。不健康同盟になりそうな面々だったので「たまには日に当たらないと」としっかり光合成してみる。ふらふらお散歩して喉が乾いてきたので「マリアージュフレージュ」でケーキとお紅茶。お紅茶の名前の由来の本が楽しくて載っている紅茶を全部制覇したくなったり。まったりのんびりな一日。会話のほうはわりと真面目というか、結構本の話題を広範囲に。翻訳ミステリの将来を憂えてたりもしました。ファンタジィという言葉をネガティブ方面に使用するというファンタジィー好きにあるまじき発言もしてみました。ちょっと秘密な日記は確かにすぐに見つかりました。

■ ケリー・リンク『スペシャリストの帽子』(ハヤカワFT文庫)読了

あら?これレーベルなんだったっけ?NVじゃなくてFTかあ。というような読後感でした。ホラー風味の心象小説といった趣の短編集。作者の性別を知らないで読んだのですが、初っ端から思いっきりフェミ系だなあとの印象。案の定、作者は女性でした。

読書会後の感想:

自分がいまひとつと思っていた『生存者の舞踏会、あるいはドナー・パーティー』『雪の女王と旅して』『少女探偵』などの面白い部分を発見できたり。また私が最初の『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』にフェミニズム小説感覚を感じてしまいすべての作品をその部分にこだわりその観点からのみ読んでしまい、ポップな部分を読み逃してた感があるのがわかったのも私的にかなり有意義だった。またケリー・リンクの緻密さがかえって「夢の断片」化を完全にしてしまって「フックのなさ」に繋がっているのかなーとか思いました。私が大好きなのは『ルイーズのゴースト』、だってゴースト可愛いんだもん。この作品は緑が大好きな女の子といい、キャラだちしてて楽しいです。あと『人間消滅』の切ない雰囲気と『靴と結婚』の二章『ミス・カンザスの最後の審判の日』『マーズ・アタック』的めちゃくちゃ感覚がわりと好き。

全体的にガーリーな小説という部分で『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』元ネタの絵『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』はケリー・リンクの作風を実は端的に言い表してるような気がしてきたよ。リンク『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』じたいは元ネタの絵とは随分かけ離れてますが(たぶん語感のよさで選らんだであろうと思う)。それにしても元ネタがわかるのとわからないのでは面白さは半減だろうということで、その部分が悔しかったりも。でもアメリカのサブカル体験しないと無理な元ネタがかなりありそでした。


2004.04.27

今日は歌舞伎座での2年に一度のお祭り『俳優祭』。すでに昼の部に行ってきた人たちのレポがあちこちにUPされていた。とっても楽しそうでうらやましい。

試写会などほとんど当たらないくじ運の悪い私が珍しく当選して喜んでいたものの当日おもいっきり体調を崩して行けなかった朝日ベルサロンの『姿月あさと×市川染五郎トークショー』ライブレポートが公式サイトにUP。うわー、歌あり、歌舞伎の実演ありの盛り沢山な内容だったんだ…行きたかったよ〜。歌と歌舞伎実演が動画ありなのがうれしい。特に歌舞伎のほうは裏方さんの仕事や化粧のしかたなどもあり興味のある人はぜひ御覧になってください。


2004.04.25

うわー、すいません。京極夏彦作/茂山千之丞『妖怪狂言 パートII』のチケット売り出し日、昨夜間違って書いてました。正しくは5月8日(土)10時からです。

書いてる時の自分の頭の中とタイピングしている時の指がうまくリンクしていないらしい。しかもその間違いにすぐ気が付かないのも情けない。

購入本: サラ・ウォーターズ『荊の城』上下(創元推理文庫)


2004.04.24

東京国際フォーラムを通ったらすごい人が並んでいました。なんの列?なんだろう?と不思議に思って並んでいる人たちを観察したらわりと若い男の人中心だったのでPCとかの展示会かと勘違い。でもどうやら「東京国際ブックフェア2004」開催中だったらしい。知らなかったよ…。

勢いで11月の『ロイヤル・コンセントヘボウ管弦楽団』コンサートのチケット買っちゃった。随分と先だなあ、忘れないようにしよう。

京極夏彦作/茂山千之丞『妖怪狂言 パートII』が8月27日(金)19:00から東京文化会館大ホールで行われます。京極夏彦さんも出演します。演目は「豆腐小僧(とうふこぞう)」、「狐狗狸噺(こくりばなし)」、「神鳴(かみなり)」、トーク「狂言入門」です。面白そう。5月8日(土)からチケット一般販売です。


2004.04.23

歌舞伎役者の二代目 坂東吉弥さんの訃報が…ええっ、うそぉ…。だって三月歌舞伎座で「義経千本桜・すし屋」の弥左衛門役でいつもの味のある演技で泣かせてくれたばかりなのに。舞台ではハリのある声だったしお元気そうに見えたんですが。名脇役といっていい役者さんでした。まだ66歳なのに、これからまだまだ色々やっていただきたいお役があったのに…ああ、ショック。ご冥福をお祈り致します。

閣僚議員の国民年金未納問題、言うにことかいて「うっかりしてました(by中川)」とか「うっかりしてたんでしょ(by小泉)」だって。へえ、それで済むのか、責任論を語る資格あるの?とか思ってしまうんですが。

<イラク邦人誘拐拉致人質事件関連>の日記を一番下に移動してまとめました。日々見つけた言及サイトもいったん上にUPした後、下へ移動します。この件に関してはまだ言いたいことは色々あるけどいったん休止予定。とりあえず三人が会見するまでは書かないかも。早く会見できるようになるといいなあ。堂々と出てきて下さい。


2004.04.22

歌舞伎座『七月大歌舞伎』演目詳細→http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0407/7kg_1.html


2004.04.21

会社を30分早退して、東京文化会館へ『アレクサンダー・ギンディン(アレクサンドル・ギンジン) コンチェルトの夕』を聴きに行く。オーケストラは東京都交響楽団。アレクサンダー・ギンディンは聴いたことがなかったのだが、17歳でチャイコフスキー国際コンクール最年少入賞という経歴で華やかな音色のピアニストかな?という期待と曲目が私の大好きなラフマニノフ『ピアノ協奏曲第三番』だったのでひさびさに生で聴きたいなとチケット購入。すでにあまり良い席が残っておらず、オーケストラなのに前から3番目。まあ、近くで聞くのもいいかなと思ったんだけどなぜ前の列がS席じゃなくてA席なのがよくわかった日でありました(笑)。席が前すぎるとひとつひとつの音の響きはわかるけど、交響曲としてのまとまりのある音色が聴けないんですね。演奏者の息遣いや、ハミング、鼻をすする音まで聞こえちゃうし(笑)。

最初の演目はムソルグスキー「交響詩『はげ山の一夜』」。東京都交響楽団はかなーり以前に一度聴いたような気がするんだけど、どういう演奏だったか記憶なし。よく聴き慣れたおなじみの曲だけに東京都交響楽団のレベルがわかるだろうと臨んだら、むむっ、ひどい…いくら前の席で聴いたからといってもまとまりが感じられず音も濁ってるというか迫力も欠ける。これは、私の知り合いのアマのオーケストラのほうがもしかして良いかも?な感じで大ショック。母も同様に感じたらしく、「席が悪いせいだけじゃないよね?」と首をかしげる。次の曲がとっても心配。

ちょっと不安な気分で二曲目ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第三番』を聴き始めましたが、おおっ、ギンディンさんのピアノの音が素敵です。最初はちょっと硬いかなと思いましたが、曲が進むにつれ柔らかでありながら骨太でかつ華やかさもあって、しかもなんというか叙情性に溢れる素敵な音色になっていきました。また曲のもつドラマチックさに気持ちを湧きたてられ、すっかりこの曲の世界に没頭して聴くことになりました。この曲の華やかさと熱情的なものが見事に表現されていたと思います。ああ、やっぱりこの曲好きだなあ。ギンディンさんの演奏はかなり私の好みでした。オーケストラのほうも1曲目とは段違いにいい演奏をしていたと思います。

唯一、気になったのが鼻を啜る音(笑)。アレクサンダー・ギンディンは興奮してくるとかなり息遣いが荒くなるというか、ズーハースハーしておりました。しかも興がのってきたあたりから、部分部分でハミングしながら弾いていたのがちょっと驚きました。あの難曲を弾きながらハミングかー、ただもんじゃないなとか思いましたことよ。でもそういうものが途中から全然気にならなくなりました。それだけ曲に引き込ませる力があったということでしょう。次の曲ムソルグスキー「組曲『展覧会の絵』」もギンディンさんのピアノで聴けると思っていたら違っていたようで、『ピアノ協奏曲第三番』一曲だけかとガッカリでしたら、その代わりにアンコールを二曲も弾いてくれました。これがまた素晴らして感動。すっかりファンになってしまいましたよ。

三曲目のムソルグスキー「組曲『展覧会の絵』」(ラベル編曲)も超メジャーな曲。曲の面白さはかなり堪能できました。特に弦楽器のまとまりは素晴らしかったです。がっ、管楽器が弱すぎ&不安定すぎっ。うわーん、この曲で管楽器が弱いなんでダメじゃん。東京都交響楽団はやはりソリストのバックにつくタイプのオーケストラなのかなー。オーケストラ単独で聴かせるにはちょっとバランスが悪いなあ。むーん、『ピアノ協奏曲第三番』で見直したんだけど。

ということで、オーケストラのほうは少々気になったけど、アレクサンダー・ギンディンが素晴らしかったので大満足。やはりクラシックコンサートもいいなあ。生の演奏の臨場感はCDでは味わえないし。


2004.04.20

あちぃ〜、もう夏日だって。まだ4月なんですけど…。地球温暖化?

4月から残業続きで疲れ果て。忙しくなるとは言われていたけど、本当だったか。甘く考えてた私が悪かったよ。「大丈夫?目が真っ赤だし、クマもすごいよ〜」と周囲に心配されております。で、でもこれはネットの見すぎ&寝不足のせいかも…。

ああ、、ショックだあああ。猿之助さんが七月歌舞伎に出演できないとなって、玉三郎さんが穴埋めとして出演する、というのはとっても「玉さま、漢ですっ」なニュースです。でもね、でもね、演目がなんとなんと玉さまファン熱望の『桜姫東文章』。もうやらないと思っていた役柄だけに、うれしいことはうれしいんですけど…決して猿之助一座がいやなわけでも、段治郎さんがいやなわけでもなく、むしろ頑張ってほしいと思っているけど、でもこの一座、コンビで『桜姫東文章』は納得いかーん。長年、いつかまたやってくれるに違いないと期待していた演目なんですよぉ。もし今度、玉さまがやるとしたら一世一代かと思っていただけに。これで最後ってことないですよねえ(懇願)。私としては権助に仁左衛門、清玄に団十郎の豪華配役を期待してるんですが…。でもここでやってしまったら、今度はいつだよーー。そろそろ玉さまも桜姫をやるにはギリギリな年齢かと思われ…。

渦中にいるときより、落ち着いてホッとした後に来るんだけどな。精神的に不安定になったり体調をガタガタに崩したり。そういう経験の無い方は幸せですなあ。


2004.04.18

良い食事とワインは体に優しいのね。昨日さんざん食べて飲んだのに胃がもたれなかった。本日も快晴だったがちょっと疲れが抜けてなかったので、冬物をクリーニングに出し、お夕飯用の買い物を早めに済ませて、あとは家でごろごろと。

購入本: ぴあMOOK『オペラワンダーランド』(ぴあ) ぴあMOOK『バレエワンダーランド』(ぴあ) 北村薫『朝霧』(創元推理文庫) スティーブン・キング『ザ・スタンド』1巻(文春文庫)


2004.04.17

昼間は半袖でも大丈夫なくらいの暑い一日でした。あつーー。

ひさびさに一日めいっぱい遊んだような気がする。まずはデパ地下でお弁当買って『四月大歌舞伎 昼の部』を鑑賞。鑑賞後は日本茶を飲ませるカフェで屋久島のお茶をいただきながらのんびり。その後、本屋さんの海外文学棚であれこれと。本屋に寄るとやっぱり何かしら買ってしまうなあ。夜ご飯は銀座でこの値段はかなり良心的だわなフレンチ屋でうまーな料理とワインを。ひさびさに飲んだのでちとほろ酔い加減。なかなかに贅沢な一日だった。ああ、いいねえ、こういうの。

『四月大歌舞伎 昼の部』は、最初の演目の『番町皿屋敷』は怪談ものだと思っていたら男女の愛憎物語だったんで驚いた。あのくらいでお菊を殺すなんて可哀想だわ、と思いながら観ていたら、「お菊、性格わる〜」「俺でも殺すね」って男子若干2名の感想。「ええっ、そうなの?そういうもん?。お菊の立場も考えてやってよー、つーか殺さなくても…。」と男女で意見が分かれた内容でした。ふむ、こうやって意見が分かれて感想言い合うのも楽しいかも。怪談もののほうも観て見たい。

あとは『棒しばり』『義経千本桜 渡海屋・大物浦の場』とバラエティな演目がならんでて色々と面白かったっす。でも、勘九郎さんのオーバーアクトはちょっと?な部分もあったなあ。基本的にうまい役者なので、オーバーアクションするとくどくなるんだよねえ。勘九郎さんは押さえ気味の演技のほうが好き。やりすぎな部分を見せられるとちょっと白ける。三津五郎さんと仁左衛門さんはさすがだなという感じ。インパクトととしては福助さんのお菊がある意味「女」以外のなにものでもなかったのが、すごかった。後日詳細感想で色々書きたい。

購入本: バリー・ユアグロー『憑かれた旅人』(新潮社)


2004.04.15

昨日、ひさびさに夜更かししたら辛いです。体力が完全復活してないのに、自己管理がなっちゃない…うーアホだ。それこそ自己責任ですな。

自分的にブロードバンドにしたのは間違いだったかも。4月から仕事がやたらと忙しくて会社でネットが出来ないストレスが溜まっているところに、自宅で見放題なのはヤバイ。つい興味のある話題のところを探して読みふけってしまい、夜更かししてしまうし、Amazonなどネットで色々で買い物をしてしまうし。しかしAmazonは商売上手だね。買おうとするもののページにオススメ品や関連ものが紹介されているとつい見てしまって一緒に買うハメになることが多い。なぜ、これとこれが一緒にオススメ?というものも出てくるけど、それはそれで楽しい。

4月10日の『エロチカ』(講談社)発売記念懇親会で北野勇作氏とお話させていただいた時『北野勇作どうぶつ図鑑』の続きが欲しい〜とお願いしたら「たぶん、無理だと思う。そもそも『北野勇作どうぶつ図鑑』は書店に全然置いてもらえてないし。でもあの薄さでは棚に置いても目立たないからねえ」とおっしゃっていて、それはもったないとヒラマドさんと私で箱入りにしたらいいのに、と話していた。可愛らしい本だし、箱入りは本気でいい提案だと思うんだけどなあ。早川書房さん、無理ですか??。


2004.04.13

宮崎駿監督の次回作『ハウルの動く城』のハウル役の声優にキムタク起用って、まじーーー?!やめてーーーーっ。最近のキムタクはキムタク以外のものを演じられないんだから、絶対やだ!。うわーん、今までの有名俳優の起用はまあなんとかOKだったけど今回ばかりは本気でイヤ。どうしてもSMAPからの起用がいいんだったら稲垣くんなら許せる。彼だったら柔らかい良い声してるしナレーションは実績あるし。それにキャラ的にも気が弱いハウルにピッタリだっ。今からでも遅くない、鈴木プロデューサーよ、考え直せ。宮崎さんはTVを観ない人なんだから今回の人選、よく分かってないよ。稲垣くんに変わってたって気が付かないに違いない。

最近ほんとに本が読めてないなあ。読んでいるのは歌舞伎関連本ばかり。役者や演目についての資料にちかい本ばかりなので感想書いてないけど面白いですよ。あと、今はクラシック音楽を聞くのにハマってます。生のオペラが観たい、ポリーニのコンサート聴きに行きたい〜っ。でもこれから鑑賞予定の4月、5月の舞台やコンサートのチケット購入代金がかさんでいっぱいいっぱい。

購入本: ぴあMOOK『歌舞伎ワンダーランド』(ぴあ)

購入CD: ダニエル・ガッティ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団『バルトーク : 管弦楽のための協奏曲』(EDR BMG)  カルロス・クライバー指揮/バイエルン国立管弦楽団/ヴァラディ『J・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」(全曲)』(ドイツ・グラモフォン)  カラヤン指揮/ベルリン・フィル/フレーニ/パヴァロッティ『プッチーニ:ラ・ボエーム(全曲)』  クナッパーツブッシュ指揮/ウィーン・フィル/フラグスタート/スヴァンホルム『ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」第1幕(全曲)』(ポリグラム)  ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル『ショスタコーヴィチ 交響曲10番』(ビクターエンターテイメント)


2004.04.12

会社帰りに地元の駅で役者の古田新太さんに遭遇。派手な格好で古田さんだと知らなければ「怪しげなおっさん」的に目立ってました。2月に観た『レッツゴー忍法帖』の時に比べたら随分と絞まっていたような感じ(決して細いとは言えませんがっ)。5月の『髑髏城の七人』に向けてトレーニグしているのでしょうね。それにしても駅前で人待ち顔でぼけ〜っと立っていらっしゃいましたが誰を待っていたのかしら。ごほごほと咳払いをされたのですがそれがみょうに通るいい声なのが笑えました。思わず声を掛けようかと一瞬考えたのですが、「地元では声を掛けないで」とどこかで言っていたような気がしたのでやめておきました。

イラクでの日本人人質事件はまだ解決せず…今日中くらいには、とか考えていたんですが甘かったようです。それにしてもこういう事件に対していろいろ考えちゃう自分もいれば好きな作家さんや役者さんに遭遇して一人うれしがっている自分もいて、その感情の振れ具合がなんだろうなあ〜、こんなんでいいのかな〜と思うんだけど、それでもこれが私の日常なんだよね。

ああ、そういえばいきなり更新が頻繁なのはノートPCが直ったからです、はい。ブロードバンドはネットを見ることに関してはあまり感じないのですがダウンロードとかがやたらと早いです。ハードディスクを初期化していたので色々とupdateとかしなくちゃいけなかったんですが、半日程度で全部出来ました。以前ダイヤルアップの時に初期化してやり直した時はまる2日かかっていたのに。


2004.04.10

甥っ子兄の幼稚園入園式&甥っ子弟の誕生日ということで朝早くから弟夫婦家へ伺うことに。駅に着いた時点ですでに入園式の時間だったので直接幼稚園へ向かい入園式見学。制服姿の甥っ子兄は「おめでとう」と声を掛けると恥ずかしがっておりましたが誇らしげでもありました。青空が広がり暖かいお天気で桜もまだ残っており、イベント日としてはとてもいい日和でした。甥っ子弟もおしゃべりはまだだけど随分声を出すようになり同じ「む〜、む〜」でも節をつけて歌を歌っているようだったり、食べさせろ〜とわかるような自己主張してみたりだったりしております。うれしい時の表情が本当にうれしそうにくしゃくしゃな顔をするので見ていて楽しい。

夜は「e-NOVELS」の「e-ROTICA特集」で北野勇作氏の作品を読者書評で書かせていただいた関係で『エロチカ』(講談社)発売記念懇親会に出席させていただきました。作家さん、評論家、超有名読書サイト主催者ととってもすごい面子のなかに私みたいなど素人が混じっていていいのだろうか?とかなり不安を抱えての出席でしたが、とても楽しく過ごさせていただきました。思い切って出席して良かった〜。やはり北野勇作氏ときちんとお話させていただけたのが一番うれしかったです。お相手してくださってありがとうございます。その他、いろいろと楽しい場面に遭遇しました。ネット関係でもおひさしぶりな方々にお会いできて良かった。

とりあえず、政宗九さんが乾くるみ『イニシエーション・ラブ』(原書房)に付箋張りまくりで読んでいらして「誰かと話したい〜」とスーツ姿が珍しい蔓葉信博さんとこそこそネタばれ話をしている姿が怪しくてちょっと萌えました(笑)。最終的には乾くるみ氏ご本人に確認されていたようです。ああ、そうか読んでいるとそういうことができたのかと、早く読んでおけばよかったと思いましたよ。

それにしてもどこまでく書いていいんでしょうかね?。とりあえず続く…かも。


2004.04.01

間がまた空いてしまいました。また喉頭炎をわずらい体調を崩してしまっていたりも原因ですが、それよりなにより更新する術が無くなっていたのが大原因であります。なんとノートPCが壊れてしまったんですよっ。ようやく光ファイバー接続にして晴れてダイヤルアップユーザーからブロードバンドユーザーになったというのに〜、どういうことですかっ(涙)。

WindowsXPユーザーなのに光ファイバー接続するたびにフリーズしてしまって、そうこうしているうちにどんどん動作不良になってきて使い物にならなくなったですよ。メーカーと接続会社両方のサポートセンターに電話しましたが全然ダメダメで、結局物理的問題だろうということで修理に出すことになりました。でもPCが無い生活なんて考えられないですよ。しかたないので両親に売ったもののそのまま放置されていた昔のノートPCを引っ張り出してきました。Win95だし、ダイヤルアップしかできないし、動作遅すぎ。Win98update用だったのでWin98にしてなんとか光ファイバー接続にしようかと思ったんですがWin98updateした時点でハードの空き容量がほとんど無い状態だわ、ダイヤルアップ接続が遅すぎてWindowsupdateも出来ないわ、ドライバもインストールできないわ、これじゃ光ファイバー接続は無理です(泣)。しかしこんなに遅い動作でよくネットをやっていたなあと思うほど遅いです。これから当分この状態ですか、と思うとちょっとゲンナリ。当分はメールチェックだけでネット徘徊生活は諦めですわ。

購入本: ジョン・ソール『ミッドナイト・ボイス』(ヴィレッジブックス) ウィリアム・エリオット・ヘイゼルグローブ『雲母の光る道』(創元推理文庫) 西原理恵子『毎日かあさん』(毎日新聞社) 萩尾望都『バルバラ異界』2巻(小学館)

購入CD: マウリツィオ・ポリーニ『ベートーヴェン:ピアノソナタ第22番・第23番<<熱情>>・第24番・第27番』(ドイツ・グラモフォン) マウリツィオ・ポリーニ『CHOPIN:ETUDES OP.10 & OP.25』(ドイツ・グラモフォン) フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ指揮『プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」』(EMI CLASSICS)

購入DVD: 英国ロイヤル・オペラ ショルティ指揮『ヴェルディ:歌劇「オテロ」全曲』(Pioneer)


<イラク邦人誘拐拉致人質事件関連備忘録リンク>

*リンク集
http://pwiki.chbox.com/news/pukiwiki.php?iraq_rachi
http://s03.2log.net/home/hagakure/archives/blog1331.html

*江川紹子さん
http://www.egawashoko.com/menu1/

*浅田彰さん
http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html

*パウエル米国務長官のインタビュー
http://www.state.gov/secretary/rm/31489.htm

*パウエル米国務長官のインタビューの訳
http://d.hatena.ne.jp/INCOGNITO/20040416
http://d.hatena.ne.jp/hira137/20040417

*東浩紀さん
http://www.hirokiazuma.com/blog/

*議論まとめ
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040409#p8
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040420

*個別言及サイト
http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20040427
http://d.hatena.ne.jp/dokusha/
http://le-matin.air-nifty.com/asalog/2004/04/post_102.html
http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040423
http://blog.odn.ne.jp/sydney/archives/000203.html
http://le-matin.air-nifty.com/asalog/cat783881/index.html
http://web.sfc.keio.ac.jp/~lune1978/mt/archives/000924.html
http://d.hatena.ne.jp/naozane/20040422
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline947769.html
http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20040420#p1
http://www.din.or.jp/~tud/diary.html#22
http://www008.upp.so-net.ne.jp/wildlife/nisenikki.html (4/22)
http://www.kamiura.com/new.html
http://guitar.jp/MT/archives/2004_04.php
http://www.smn.co.jp/kanehira/mokuji/040411.html
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040420
http://d.hatena.ne.jp/hira137/
http://d.hatena.ne.jp/INCOGNITO/
http://homepage2.nifty.com/m_uchida/index.htm(4/16)
http://d.hatena.ne.jp/rhydd/
http://purax2s.adam.ne.jp/
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/
http://www.neats.org/
http://amrita.s14.xrea.com/d/
http://reimy.com/index.php
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040415
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040414
http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20040413#p6
http://d.hatena.ne.jp/walkeri/20040414#p3
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20040411
http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20040410#p1
http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20040411#p2
http://www.din.or.jp/~tud/diary.html
http://d.hatena.ne.jp/nauboo/20040411
http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20040412#p1
http://www.alles.or.jp/~spiegel/200404.html#d10_t3


*日記<イラク邦人誘拐拉致人質事件関連>

2004.04.20

本日、後で拉致された二人が無事帰国。

いくつかのメディアはいまだに情報操作しようとしているように感じるのはなぜかしら。「もっと怖がるように脅かされた」が正しい言い方だと思うのだけど、なぜ「もっと怖がるフリをするように要求された」なんだろう?。それと「殺さないから」と言われてても実際ナイフを突きつけられたりしたら、フリするどころか本気で恐怖を感じると思うのだけど?。誘拐した犯人に自分が同じようにやられたら?という想像力は無いのだろうか?

2004.04.18

4/15に拉致された二人も無事解放。よかった〜。

危険だからと、すべての日本人をイラクやら紛争地域から引き上げさせたら、現地の情報がまったく入ってこなくなる可能性がある。命あっての、だけど、「何も伝わらず、何も見えない」で済ましていいのだろうか。それにしても、今回の事件に対するマスコミの態度も解せない。自分たちで自分たちの首絞めてるのがわかんないのかしら?。

アメリカのパウエル米国務長官のインタビュー原文。政治家たるものこのくらい言えないとな、と思った。つまるところ、「日本はもっと国際社会(アメリカ中心のだけどなっ)に犠牲を払って援助せいよ。」ってことだとは思うけど、政治家としては正しいだろう。あのバカブッシュだってこのくらいは言うと思うぞ。日本の政治家のダメっぷりが際立つね。http://www.state.gov/secretary/rm/31489.htm

2004.04.17

なんでこんなにグチグチ続けてるんでしょうね、私。でも今回の件ではあまりにもイヤな空気が流れすぎてる気がして。

なんだか、もう情けないね。いったいどうしちゃったんでしょう。日本の政治家はいったいどこ向いてるんですか。ああいう政治家の発言を許す人たちは、これから、本営発表だけしか情報が得られないことに繋がっていくのを容認するってことですよ。それでいいのか?。情報規制にうるさいネットの方々がなぜこんなに平気で情報操作、規制を許し乗っかってしまったのか私には不可解です。

ネットをしない、一応普通の人よりは政治の動きを側で見ていた年配の人に今回の誘拐された邦人三人や家族に対してのネット世論(?)を伝えたら「それ、右翼系団体が嫌がらせやってるんじゃないかと思うけど?。そういうのに煽られてるのが多いの?ちょっと驚くね。今の状況を許せば、戦前に逆戻りになりそう。そういう空気が流れてるように思う」ということでした。ちなみにその人は「今のアメリカの政治は嫌いだけど、戦後、食料や医薬品を送ってきてくれて助けてくれたいう恩義は消えないんだよね〜、だからアメリカという国は嫌いになれない」とも。基本的にぜんぜん左翼な方じゃないです。

<イラク情勢のひとつ>

読んでみてください「イラク現実のひとつ」
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404d.html

2004.04.16

人が何かするということはどんなことであれ、自己満足なんだと思うんだけど。自己がなければ自ら何かするってこと出来ないでしょう?。なぜ「自己満足」がいけないのかよくわからない。そうやって人が何かすることで、人と人が繋がっていってるんじゃないの?。それは日常のごくごく些細な生活にもいえることだよね。「自己犠牲」ってあるけど、それも究極的には自分のためだよね。人ってそういう生き物なんじゃないの?。それがどこに向かうか、の違いだと思う。ふと、思ったんですが偽善と善意の境界線ってあるんでしょうかね。

イラクでの邦人三人が無事解放。よかった、ほんとによかった。

でもまた別な二人が拉致されたらしい…ほんとにいったいどうしたらこの状況を改善できるのでしょうか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040415k0000e040069000c.html
http://www.asahi.com/international/update/0415/020.html

ブッシュ大統領ってまじでアラブ系というかイスラム系の人たちが嫌いなんでしょうかね。バランス感覚がなさすぎ。パレスチナ側と交渉の場を持つこともせず、イスラエル一辺倒…。国連も何もできないし、こちらも状況悪化するばかり。
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200404150162.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040415dde001030030000c.html

パレスチナの歴史→ http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/1670/

それにしても、お互い自分たちがされた痛みを他人へやっていることに気が付こうとしないなんて悲しいですね。どこかで止めないといけないのに。強いほうが自制しないと、と私は思うのですが…。

2004.04.15

どうやら楽観視できない状況になってきているみたい。もしかしたら結構早く解決するかなと甘く考えていたんだけど…とにかくなんとか早く解決して無事に帰ってきて欲しいです。

2004.04.13

あまりにも二元的発想ばかりが表面だっているのはとてもいやな雰囲気。そんな単純なことで済まされる問題じゃないでしょう。お互いがあまりにも乖離しすぎ。何か違ってきてしまっている気がしてならない。

人質の家族が感情的すぎるのはしかたないし責められない。自分が同じ立場だったら何言い出すかわかったもんじゃないと思うから。けど、ここぞとばかりにそこにのっかって「自衛隊撤退」を声高にしてる人たちもなんだかな。言うべきところが違うのではないか。まずは「テロは卑怯である。即刻人質を返せ」と武装集団に訴えるべきところなのではないだろうか。「自衛隊撤退を選択肢から外したのは疑問だ」というのだったらわかるけど、なぜこう極端に走るかね。だから人質なっている人を中傷している品性のない方々に隙を与えちゃってるような感じ。ほとんどネット上だけですけど、こういう人たちって匿名のなかに隠れてやってるんだからそれこそ自己責任を負えてないじゃないですかね。自分でわかってやってんの?。本人、特定されても言えるのかしら。

しかし政府というか小泉も「テロには屈しない」だけしか言えないのもどうよ。つくづく言葉を尽くすということを知らない人間だと思う。こんなのが首相なんだもんなー。今までの首相のなかで一番タチが悪いような印象なんですが、どうだろ。同じ立場でもイギリスのブレア首相はかなり自国民から責められているのに、とことん説明をしようとしている。一国の代表たるべき人間なら言葉を尽くしてわかってもらおうとするべきなのに。まあ、それにしてもなぜイギリスが今回のイラク戦争でアメリカに協力したのもわからないでいるんですが…。石油の利権欲しさってだけで、やったとは思えないんだけど、いまいち理解できないんですわ。私の勉強不足なのでしょうか?。

ちなみに私は自衛隊派遣反対派だけど行かせちゃったんだから、「今」撤退はありえないとは思う。だけど、この人質事件と関連なしでタイミングを見て一度引き下がらせるべきだとも思う。そもそも自衛隊派遣の時期を間違ったんだと思っている。どう見ても戦争真っ只中状態にしかみえないの国に行かせたのは大間違いだ。もっと落ち着いてからでも良かったろうに。恐々と復興支援しても、はかどらないでしょうしね。それに今後ももっとひどく日本人が狙われると思うし。まあ、まずは今回のイラク戦争を起こしたアメリカに意見できなかったところから間違ってると思う。

それにつけても、いまだに自作自演ネタがあちこちで。新聞にも載せちゃうのがおそろしや。そんなに陰謀説を唱えたければ人質が無事帰ってきてから検証すればいいだけの話だろうに。私的には9.11ニューヨークテロ事件での「ユダヤ人陰謀説」と同じくらいのネタにしか思えませんけど。イラク人のための活動してきた彼らがイラク人を悪人(犯人)に仕立ててイラクのイメージを悪くするようなことをするとは到底思えません。

ネタということで、ついでに書いちゃうわ。アメリカの政府はなんのビジョンもなしに、「石油欲しいーー」「金儲け、へへっ」「次の大統領選の資金ほしか〜」「俺は十字軍送って聖人になるんだ〜」って感じで大軍送り込んだようにしか見えませんがな。しかも圧倒的な軍事力をただ見せびらかしているだけのように見える。ファルージャでの爆撃で死んだり傷ついた幼い子供まで「敵でテロリスト」の括りなんだそうですね。あんたたちの考える「圧政から救わなければいけなかったイラク人」っていったいどこの誰なんですか?。人の考えを変えるは何が大事って、「生活の安定」そして「教育」なんですよ。そして国と国としては外交、交渉、これ一番大事ね(ニセチャイニーズ風)。しかもアラブ世界は根回し、交渉がとっても大事な世界だそうですよ。なのに、交渉してるようには全然見えません。「暴力に訴えていいことない」という研究が一番進んでいるのはアメリカだと思っていたんですが、どうやら勘違いだったようで。イラクに送られたアメリカ社会ではマイノリティの方々が大半らしい軍人さんたちもいい迷惑ですね。あそこはすでに完全に階級社会だな。

あらら、また脱線ぎみのふらふら文章ですね。なぜこんなにあからさまに自分の心情を書いているかといえば、もしかしたらこういう発言すら許されない社会に今後なる可能性を今は否定できないからなんですよ。だから「今」書いてます。自分でもこんなこと書いちゃってバカだなと思いつつ。しかし長い日記だね〜、さすがに疲れたかも(笑)。

2004.04.12

イラクでの日本人人質事件はまだ解決せず…今日中くらいには、とか考えていたんですが甘かったようです。

2004.04.11

イラクでの日本人人質事件、犯人側から解放するという声明をアルジャジーラへFAXしてきたというニュースを昼過ぎに聞き、ああ、よかったとホッとしたのだがまだ解放された形跡はない。本当に大丈夫なのかまだまだ予断許さずというところ。一瞬解決したんだ、と思ってしまっただけにかえって不安が募る。

それにしてもまだ自作自演とか言ってる人がいるみたいだけど、本気で書いています?。そしてそう思わせてしまう日本のメディアの放送はなんなの?。手荒な扱いをされているシーンのことを流さず、触れもしてないのはどうして?なんのための自主規制?。よくわかんないんですけど。でもなんかすごくいやーな感じ。見るのは辛いですがあえてリンクします。ZAKZAK(記事)、euronews(動画)、BBC(動画)。

危険な場所でも行かなくてはならない、という使命感を持って行った彼らはそれこそ大変な目にあっているイラクの人々を助けるために行ったんですよ。それは国でやらなくちゃいけないと散々言っている「人道援助」に他ならない。だって、まだ危険な場所とわかって自衛隊を「人道援助」のために派遣したんでしょう?。同じことじゃないですか。そして宿営地に砲弾を浴びてから手も足も出なくて活動できてない自衛隊は今何のためにイラクにいるんでしょうか。それこそ命のさらされる危険を覚悟で行かせたんですよね?。現状あまり身動きできない彼らの代わりに活動してるのが民間ボランティアだということも言えるのです。

実のところ、私にとって他人のために危険地域でボランティアをするような彼らのありようというかモチベーションというか行動力は理解できない部分もある。それでもそういう日本人がいるというのはとても誇りに思います。こういう志を持っている人がいない世界って悲しいとは思いませんか?。人と人同士が助け合うのが当たり前な社会であってほしい。そして今回もしかしたら人質事件が解決するかもしれないのだって、今までの人と人との繋がりがあったうえでの外交交渉での結果でしょう。今まで日本とイラクと友好関係だったおかげで大多数のイラク人が親日感情を持っていて、そして人質になった彼らがイラクのために尽くしてきた、その事実がなければ交渉はうまくいかなかったと思います。武力で解決することの理不尽さを身に沁みてわかっているのは戦場にいるイラクの人々だと思う。

捕まった日本人三人が悪いとかみたいな論調の方々、今回悪いのは卑劣なことをした武装集団だという部分をきちんと認識していてほしい。

そもそも、この治安悪化を招いたのはアメリカですよねえ。米国人4人を殺した犯人を捕まえるのに、周辺地域を無差別に爆撃して450人とも600人ともいわれるイラク人を殺してるアメリカの行動は反米感情をあおるだけの行動にしか見えないんですが。そもそもいったいなんのための戦争だったんですか?。そして日本はいったいなぜこんなアメリカの尻拭いをしなくちゃいけないんでしょう。いったい誰のための自衛隊派遣なわけよ。同列に見られないために、もっと何かできないんだろうか。

明日の朝、いいニュースが入っていることを祈って。

2004.04.09

「人の命は地球より重い」、そんな甘ちょろい言葉が私は好きです。責任ってなんだろう。きちんと考えなければいけないんだと思います。様々な場面で考えてそして行動することへのリスクを考え、そして何が大事かを…。今回のイラクでの人質事件でやはり一言書きたい。ニューヨークテロ以降の情勢に対して今まで色々と書いてきた私が今回書かないでいるのは逃げてる気がしたので。

国が「人道援助」を本気で考えてやっていると言うなら、日本人の命は最優先で守られるべきと考えています。もちろん、今回人質に取られた彼らにも非はあります。たぶん彼らもリスクは考えた上での行動であったとは思います。だからと言って、「無謀」「自業自得」なんてことは言えないです。彼らにとって「やらなければいけないこと、やりたいこと」に出会ってしまったのだからその行動を非難することが出来るでしょうか。それに、そもそもこういう事態が起こることになった原因はどこにあるのよ。それを忘れちゃいけない。

国は今回の対処を間違えると日本にとってテロはもっと身近なものになるでしょう。私はこのまま平和ボケでいたいですよ。国として非難を浴びようとも。

日本で放送されている人質の映像はかなり甘い部分だけのようです…実際はナイフを突きつけれられかなり恐怖におびえているシーンも映っています。これを見て「自作自演」なんて言えますか?。BBC放送です。どんな帰り方であろうが無事に帰ってきてほしいです。でもこれを見るとかなり不安です。