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あれれ日記 2004年9月


2004.09.25 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.25

オーストリア旅行より帰ってまいりました。

旅行過程はインスブルック〜チロル地方〜ザルツカンマーグート〜ザルツブルグ〜ウィーン

面白かったけど疲れた…体力なさすぎな私。2泊×3回と最後3泊なのでわりとゆったりめな旅行のはずだったんだけど…。盛りだくさんだったからかな。元々、海外旅行時には食欲がなくなってしまうことが多いのだけど、今回も後半ほとんど受け付けない状態になってしまった。昼夜かなりちゃんとしたレストランでの食事ばかりだったせいで最初とばしすぎたのかもしれない。美味しかったけどさすがに毎日レストランでしっかりスープ(サラダ)−メイン−デザートじゃ食傷ぎみ。前半の田舎では味付けがやたらと濃かったし。

それにしてもカフェで色々ケーキを食べたかったんだけど、あまり食べられなかった…。今回の旅行の目的のひとつだったのにショック。

チロル地方やザルツカンマーグートは山や湖の景観がきれいでした。湖沿いはいかにも避暑地って感じだし、山のほうは花が可愛らしかった。

インスブルックとザルツブルグの旧市街地はまあ、いかにも田舎のヨーロッパな石畳な街並みと教会とでしたが残念ながら昔ながらの雰囲気はそれほど残ってはいませんでした。戦争で建物がだいぶ壊されたらしいのでしょうがないのかな。街としてはザルツブルグのほうが面白かったです。ちょうど上流階級の方々らしき結婚式を観れたのも面白かったし、夕焼けもきれいだったし。

ウィーンは街自体の面白さはほとんど無かったなあ。それがかなり残念でした。もちろん王宮や宮殿、美術館は素晴らしいものがありましたがいわゆる街並みとしては強引な較べ方ではあるけど銀座あたりとさほど変わらない。その代わりカフェのお茶やケーキが洗練されて美味しかったです。

ウィーンはやはりまずは音楽を聴きに行く目的でいくほうがいいかも。夜は長いしあちこちで色んなコンサートをしているし。今回は王宮コンサートの初心者向けのコンサート(オペラさわり集なもので楽しいものでした)のみだったけどオペラ座でオペラぐらいは観るべきだった。もしくは楽友協会でのコンサートか。それで昼間はのんびり美術館や博物館を見てカフェでお茶という感じをするのが一番似合う街ですね。

私的にウィーンは美術史美術館をかなりゆっくりじっくり観て回れたのが一番良かった。思った以上に良い絵が沢山あり飽きませんでした。クリムトやエゴンシーレのあるベルヴェデーレ宮殿内のオーストリアギャラリーのほうはツアー日程のほうだったのであまりゆっくり観れなかったのがしごく残念。


2004.09.14 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.14

The Sound of MusicやEdelweissを歌い、メランジュとともにザッハートルテを食べ、クリムトとエゴン・シーレとブリューゲルなどを観てきます。では行ってまいりまーす。


2004.09.09 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.09

涼しいけど、蒸し暑い日が続きます。気圧のせいか夏バテか、このところ立眩みがひどい。食欲は普通にあるから低血圧症のほうかな。

ヴァル・マクダーミド『殺しの迷路』(集英社文庫)
出だしから面白く、サスペンスフルでなかなかに面白かったんだけど前作以上に後味が悪い作品だったなあ。サイコ殺人と犯罪組織追求の二本立ての本筋としてはなかなか面白いです。本当の悪役は意外なとこに、な展開がマクダーミドらしい皮肉に満ちてるし。前作に絡んでシリーズものの面白さも味わえる。が、キャロルとジョーダン両方とも活躍させようとしたためだろうがサイコ殺人の話と犯罪組織の話とがまったく繋がりがない分、多少散漫な感じも否めない。

しかしキャロルとジョーダンの関係がこうなるとは…。前作までの報われそうで報われない恋愛が面白かったに。なんだ、この展開?になってるよ。つーか、ジョーダンが「男」と証明するためだけの捨てキャラはいらなかったなあ、どう考えても可哀想なんですけど。しかもこの二人のバカップルの加減が二人の身に危険をさらし、ヘタすりゃ事件未解決<小説だから、そんなわけないだろ。しかもそのせいで後味悪いものになってしまったし。お互いプロなんだし、命かかってるんだから自重しろっ!とちょっとイライラ。悪役のほうもほどほどに魅力だがプロにしちゃに最後ちょっとバカだし。あんなに感情に振舞わされてよくボスやってこれたな、とか。多少のツッコミが…。サイコキラーの方のキャラ設定がかなり説得力があっただけに、もう少し描きようがあったんじゃないかな。

やっぱり男女が主役だと、シリーズものの傾向としてどうしても「恋愛」が主体になっちゃうのが私としては微妙…。この作品でもミステリ部分が緊迫感あるのに、恋愛部分だけベタベタなハーレクイーンロマンスになっている。バランスがよければ恋愛も描いてくれたほうが楽しいからいいんだけど、仕事にそれを絡らませちゃうと、私の好みからちょっと外れる。まあ、今回ようやくカップルになった二人には精神的ダメージを受けるハメになっているので次巻でどう描くかで今後のシリーズの方向性はみえるでしょう。

私ったらハリポタ5巻に引き続きすっかり作者の術中にまんまとハマって、イライラさせられっぱなしです。次は明るくラスト爽やかな本を読もう。何がいいかしらん。


2004.09.07 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.07

暑かったり寒かったり、晴れたり大雨だったり、どっちかにしてくれ、な天気が続きます。風邪ひいちゃうよー。今日は蒸し暑かった。空梅雨だった反動が秋にきているんじゃないのと思ってしまう。

それにしても台風もやたらと多いし、浅間山も噴火しちゃうし、何かの前触れ?とかつい思ってしまうのが人情。このところのヘンな気候だけじゃなくロシアのテロ事件の悲惨な状況があったりと、なんとなく世の中の空気がどんより重くなっているところに、大きめの地震でしかも2回もあったということで、かなり悪い連想をされた人が多かったんじゃないかしら。次の日の朝「昨日の地震、怖かったねえ。よもや、と思った」と話題にしている人が多かったです。私もその一人でしたけど。世の中の空気感てとても大事なような気がする。世界的に前向きになれる雰囲気作りっていうのはできないものかしら。平和の祭典と言われるオリンピックはそういうイペントにしていこうという試みのひとつなんだろうけど、現状その方面はあまり果たしてないような気がする。うーん、カレルレン(by 『幼年期の終わり』)が来るしか道は無さそうだ。

暗い気持ちといえば今回のハリポタ5巻は読んだ直後より後になって暗い気持ちを引きずるかも…どよーん。そして次に読み始めたヴァル・マクダーミド『殺しの迷路』もかなり暗いお話になりそうな予感。内容が楽しそうな本を選ぶべきでした。

それにつけても来週からの旅行に向けて気持ちを切り替えなくては。この時期気候が読めないので衣服の支度に悩み果ててます。ガイドブックも一行も読んでない。小説を読んでる場合じゃないってば…私。


2004.09.05 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.05

J・K・ローリング『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』上下(静山社)読了。

なんつーか、最後までハリーはかなりイヤな子に終始してました…。最初から最後まで怒りまくり。いくら反抗期な年齢だからと言ってもかなり自己中心的になっているし、考え方も浅はか。ハリー君、ちょっとはきちんと思考してみろよ、とツッコミまくりです。あげくのはてに自分の能力の過信が仲間たちを危険に巻き込むし、そのふがいなさを大人たちに当り散らすわ、いくら過酷な運命を辿っているとはいえ、今回の自業自得には同情の余地はなし。今までもところどころでダークなものは出てましたけど、なんだかんだと最終的にはヒーローだったはずのキャラはアンチヒーローに変貌しております。恋模様の部分はちょっとお子ちゃますぎて笑えたけどね。

今回ハリーは自分の父や名づけ親シリウスの良いところばかりじゃない面を見ることになったりと自分の拠り所としていた価値観が崩れていき、無邪気に善悪の判断をすることが許されなくなっていますが、まだまだ目をつぶっている状態。次巻以降、きちんと自分と向き合えるといいんですが…。校長以下、大人たちががかなり甘いから、どうなるやら。そのまま傍若無人な考え方をしていると第二の闇の帝王になりかねない勢い(笑)。

ハリーが暗黒面を曝け出しているのとは反対に脇のキャラクターたちは大活躍。ロン、ハーマイオニーはきちんと自分の足元を固めている感じです。やっぱりロンとハーマイオニーのコンビは可愛い。が、なんといっても今回成長著しかったは今まで頼りなかったネビルとジニー。この二人のほうがかなり大人になってます。特にネビル、あんたすごいよ。私的にネビルは後半の主役です。あと、スネイプ先生も大活躍。ひねくれてる部分は変わらないものの、やらねばならぬ事と私情ときちんと分けている。まあ一部、感情的になりますがあれもハリーが悪いしな。それと反対に、ハリーの保護者的部分が強調されていた、愛すべきハグリットの無邪気さが「をいをい」なことを引き起こしたり、ダンブルドア校長でさえ弱さが見えたりもします。また1巻で気になったペチュニア叔母さんのトラウマがやはり伏線になってもました。大人たちのもうひとつの側面が少しづつ露わになってます。ある意味、大人たちが活き活きしてきた巻でもあるなあ。

ハリーが成長のとともに見なければいけない様々な側面の描き方がうまい。ローリングさんは計算して書いてるのだろうか?今後、もっと大人たちの状況も描きこんでほしいと願ってしまいますが、どうなるのでしょう。私としてはどうしても大人たちの心の部分のほうに興味がいってしまいますねえ…。とりあえずあと2巻、今後が楽しみです。うーん、私はすっかり大人側の感覚でしかこの本を捉えることができません。子供たちはこの巻をどう読むのだろう?


2004.09.03 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.03

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』読み中。あらら、ハリー君てば怒りまくってますよ。いやな子になってます(笑)。

TVドラマ『世界の中心で愛をさけぶ』を見てる最中。うわー、やっぱ『高校教師』とリンクしちゃう〜。


2004.09.01 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004.09.htm#2004.09.01

ハリポタ祭りになにげに参加。amazonに予約していた第五巻が本日無事到着。わりとひねた性格しているのでベストセラー本は盛り上がっている最中には絶対に手にしない私であるが、なぜかハリポタにだけはとっとと購入しちゃうのはなぜかしらん。ロンとハーマイオニーが可愛くて…。もうおばさん入ってるせいかしら…。

ベストセラーといえば日本のベストセラー小説『世界の中心で愛をさけぶ』は周囲でいい評判を聞かないしタイトルのパクリ問題のこともあり手に取る気がさらさら無く、勿論、映画も観る気が無く、ましてやTVドラマも見る気が無かったんです。がっ、しかし好きな俳優の緒方直人さんと山田孝之くんが出てるしー、しかも仲代達代さんに三浦友和さんという渋い配役もあるしなあ、となんとなく見始めたら、ハマちゃいましたよ、TVドラマ『世界の中心で愛をさけぶ』に。話自体のクサさはツッコミどころ満載なんですけど、主人公の二人が可愛らしくてねえ…切な〜い気分になりながら見てる自分がいる。 しかし、純愛だのお涙頂戴ものだのって、嫌いだったはずなのに。やっぱ、おばさんだ…私。でも主人公の山田孝之くんと綾瀬はるかの主人公カップルはまじでいいっす。

すでにドラマは佳境に入ってるんですが私的にベストドラマのひとつ真田広之&桜井幸子『高校教師』なみの緊迫感あるカップルぶりを見せてます。話は全然違うんだけど、なぜか思い出すのです。お互いぎりぎりな部分での恋愛ってところが似てるのかなあ。このドラマに桜井幸子さんが出演しているので、なおのことそう思うのかも。そういえば綾瀬はるかの台詞回しが桜井さんにどんどん似てきている気がする。あとそれ以上に驚いたのが山田孝之くんが大人になった姿が緒方直人さんなんだけど、ちょっとした仕草、台詞回しがお互いやっぱり似てる。一緒に撮影しているわけじゃないはずなのにお互い影響しあってる感じ。

購入本: J・K・ローリング『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』上下(静山社)