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あれれ日記 2004年11月


2005.11.29 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.29

昨年からの薬漬け生活をここ半年でようやく抜け出して安心していたのにまた薬を飲むことになってしまった(涙)。うーん、なぜにして?お医者さんは「抵抗力つけるには規則正しい生活を。まずは早寝!」っていうけど、普通の人より規則正しい生活しているつもりなんですがっ。寝つきが異常に悪いので寝不足ぎみではあるけど。また、夜ネット断ちするかな…。

 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(ハヤカワFT文庫)読了。
ファンタジィーというよりもっと土着的な物語の民話のような3つの物語。とても視覚的で生理的感覚。ああ、この物語、自分の内にもあるなあという感覚がしました。どこか懐かしい。

購入本: 演劇界別冊『若手花形歌舞伎 花之巻』『若手花形歌舞伎 月之巻』(演劇出版社)


2005.11.28 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.28

お天気が良かったので三宅坂周辺から皇居のお堀沿いにぶらぶらと銀座までお散歩。銀座まで案外近いんでビックリ。資生堂パーラーでお茶してデパ地下でチーズ買って帰宅。これから色々とお散歩コースを見つけてみよう。

このところTVドラマが面白いと思えなくてTVをだいぶ見なくなった。見るとしてもドキュメンタリー系ばかり。最近はテレビ東京のビジネス関連周辺ものかNHK総合のスペシャルとか、それと何気につけて見入ってしまうことが多いのはNHK教育だったり。NHK教育は今日、夕方から古代遺跡ロマン『トロイ・伝説の戦い』なんてものをやっていた。途中から見始めたんだけど、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』が読みたくなっちゃった。神話じゃなくて、本当の話だったつーのが面白い。

NHK教育といえば日曜の夜はよほど見たい番組が無い限り『N響アワー』『芸術劇場』2本立てを一気に見るのが習慣になりつつある。『N響アワー』、今回は毛利衛さんゲストだったのでいつもと趣向を変えた放送。毛利さんがハイビジョンで撮影した宇宙の映像をバックにバッハ「無伴奏 チェロ組曲 第1番からプレリュード」を流したのだけど、ほんと宇宙にはなぜかバッハが似合うと思う。『芸術劇場』『ヴァディム・レーピン&ニコライ・ルガンスキーリサイタル』の模様。うわー、すごく素敵な演奏会だったのねえ。これはチケットを取ろうか悩んだんだよなー。そんなに高いわけではなかったから思いきって取れば良かった…やっぱ生で聞きたかった。個人的にレーピンが聞きたいと思っていた演奏会だったけど、ルガンスキーのピアノの音色も好きだ。これから要注目しておこう。


2005.11.27 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.27

祖母の一周忌。秋晴れの気持ちのいいお天気でお寺さんの境内の紅葉した木々がとても美しかったです。前日の突風で枯れ葉が舞い落ちお掃除が大変でした、と住職さん。

法事には甥っ子も参加予定だったけど甥っ子兄が体調を悪くしてお母さんと甥っ子二人はお留守番。半年以上会ってなかったので会えなかったのはちょっと残念。弟に甥っ子の最近の写真を見せてもらったらとても会いたくなってしまった。まあ12月には確実に会えるでしょうからそれを楽しみにしておきましょう。


2004.11.22 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.22

 エドワード・ケアリー『望楼館追想』(文春文庫)読了。
こ、これは好きなタイプの小説だ〜。奇妙で滑稽で切なくて、そんな物語。文庫化してくれてありがとう!にじむさんがプッシュしてる時から気になってはいたんだけどハードカヴァーだとなかなか手が出なくて。とりあえず、好きだ宣言ということで。感想は後日。


2004.11.21 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.21

一緒に京都観光〜大阪観劇しようねと言っていた友人に「やっぱり行けなくなった」と振られ、お金も大変だしなあと諦めていたはずの大阪松竹座『坂東玉三郎 11月特別公演』。それなのに歌舞伎好きサイトなどで「すごく良かった」との観劇感想を読んでしまい、ついうっかり大阪松竹座へ電話してしまう。そしてチケット状況を教えてもらったら「この日でしたらちょうど真ん中近くが空いてますけど」と言われ、これまたついうっかり「買います」と答えてしまった私。はい、そうなんです、ついうっかり本日なぜか大阪灘波でうろちょろする私でありました。

時間的に余裕をもって大阪に到着することにしていたので事前に幕見があると聞いていた国立文楽劇場での文楽『仮名手本忠臣蔵』3段目(お薦めの段は時間的に無理だった)を1幕見しようとの目論見も。がっ、方向音痴な私が地図を持っていかなかったのが大間違い。まずは松竹座を探すのにうろちょろ、ようやく目当ての場所を確認できたもののかなりの時間を食ったあげくそこから5〜10分のはずの国立文楽劇場が見つかりませ〜ん。うろちょろ歩き回ったあげく、なんつーの、渋谷で文化村を探すのになぜか円山町まで行ってしまい「あ、あやしい場所?」とかいうような感じになってしまいすごすごと引き返す私。誰かに聞く勇気が持てなかった私はすでに3段目が始っちゃう時間だしと仕方なく文楽は諦め。名物のたこ焼きでも食べるかなと思い直してはみたものの、どこもかしこもすごい行列。並ぶのめんどくせーな私は即効諦めてみました。んで、そういや関西風うどんは美味しいよなと老舗な店構えのうどん屋さんを見つけ『今井』とかいう店に入ってみました。でも入り口の老舗な雰囲気とは違い中は新しいビルだった…がーん、ちょっと期待外れ。でも関西だしのお汁は美味しかったよ、うどん自体は腰がなくて普通だったけど。

そんなこんなで、いよいよ大阪松竹座の中へ。第一印象は狭いっでした。歌舞伎座より一回り小さいかな。売店もひとつしかないし情緒はあまり無い感じ。でも狭い分舞台が近く見えるし、舞台の空間も狭いので少数人数での舞台とは思えない密な感じが良かった。しかし筋書きが2500円ってなに?劇団☆新感線のパンフじゃないんだから…。歌舞伎座では大抵1200円(襲名披露の時とかは少しupするが)なので倍の値段。しかも20日すぎなのに舞台写真入ってないし〜(涙)。でも記念だからと買ってしまいましたが。どうやら松竹座のパンフは舞台写真が入らないとか?ほんと?プロマイドの舞台写真(500円)は売っていたので、玉三郎@政岡の素敵なショットのを買おうとしたら売り切れだったよ(涙)。いいショットのは早々に売れちゃうんだよなあ。染五郎@知盛のも良いショットのは売り切れていたけどどうしても欲しかったので1枚Get。ほんとは紫内掛け姿の沖の井も欲しかったんだけどやっぱり売り切れてた…。

肝心の内容はといえば、「観に来て良かった!。観劇の神様、大阪までうっかり来る気にさせてくれてありがとう」な素晴らしい芝居でした。もう大感激です。役者はもちろんのこと謡、鳴り物も揃ってたし、かなり充実した舞台だった。『伽羅先代萩』の後半はダダ泣きだわ、『船弁慶』の知盛で大興奮だわ、あまりに集中して観たので見終わったあとグッタリ。無理してナイトシアターのチケを取らなくて良かったかも。私の体力じゃやはり泊まりでいかないとダメだわ。とりあえず満足満足な一日を過ごして帰宅いたしました。普通に大阪までは観劇の範囲内ということが分かったのでまた観に行きたい演目をやるようだったら行ってしまうかも。その前にお金貯めないと…。

観劇感想は観劇感想ページに。興奮したまま書いたからすげー長い…。


2004.11.19 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.19

 ジェフリー・ディーヴァー『コフィン・ダンサー』上下(文春文庫)読了。
やっぱりディーヴァーさん、話の構成がうまい。2転3転するストーリーを見事に転がしていく手腕はお見事。どちらかというと話の方向性はサスペンス系のほうにいっているかな。オチに「やられた〜」でした。ただ、主人公キンケイドの四肢麻痺の状況が好転し、アメリアとの関係が前作のいい意味での緊張感がなくて残念。科学捜査の積み重ねが解決に向かっていくという
『ボーン・コレクター』での緻密さも今回はちょっと脇にまわっているし。キャラを立ててシリーズにしていくぞ、という感じがみえみえな部分が…。どきどきわくわく感があって次どうなるんだろうなジェットコースター小説としてはかなり面白いし、相変わらず犯人像がみょうに魅力的。ただこのままでいくと次回作が大味になっていきそうな雰囲気があるので、その不安を裏切ってもらいたいものです。次回作『エンプティー・チェア』、早く文庫化してください。

購入本: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(ハヤカワFT文庫) エドワード・ケアリー『望楼館追想』(文春文庫)


2004.11.15 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.15

そろそろ読書再開モードになりつつありますが…。↓またも染ちゃん語りかよって言わないでね(^^;)。今はジェフリー・ディーヴァー『コフィン・ダンサー』(文春文庫)読み中です。


2004.11.14 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.14

 市川染五郎『すこぶる染五郎』(ソニーマガジンズ)読了。
この本を買って読んだのを表明するのは染ちゃんファンのミーハー根性としか思われないよなと思ったのだけど、この本は染五郎ファンだけに読ませるのはもったいない本だと思ったので書いてみる。実は染五郎の本は以前にぴあ関西版でのフォトコラムをまとめた
『キテレツ』を読んだことがある。非常に素直な日記風のエッセイでわりとおちゃめな素顔をのぞかせるものだった。でもまあ染五郎に興味がなければ20代後半の役者稼業をやっている青年のちょっとした生活の一コマを見るという感じのものであった。なので、『すこぶる染五郎』もそんな感じのエッセイなのかな?と思って本屋で手に取った。立ち読みする気満々で(笑)。どうやら『すこぶる染五郎』は雑誌『鳩よ!』の連載を纏めたものらしい。あれ?『鳩よ!』って文芸誌だよな?とちょっと不思議に思いながら読み始めたら、内容が濃くてこれはちょっと立ち読みで済ますわけにはいかないぞと、即効購入。

まず驚いたのが端正な文章。エッセイなので語りかけるような文体なんだけど、これがとても明快で率直で非常に好感がもてるいい文章なのだ。そしてそれ以上に良いと思ったのがその内容。自身の創作に対する情熱を語るその文章は一般的ではない「歌舞伎」や「日舞」というものを読者にきちんと伝えつつ、彼自身がどう創作へ目覚め、どう作り上げようとしているのかを内面を分析しつつ語っていく。またその創作への情熱とともに役者としてどう道筋をたてていきたいかやはり明快に分析しそしてその上で前向きに先を見つめている。よくぞそこまで自身ををきちんと把握しているなと驚く。

また、私が感心したのは歌舞伎に対する想いを「歌舞伎」はどういう演劇なのかを踏まえつつ語っているので、歌舞伎の一端を知りたいと思う人間にとってかなり興味をひく部分をきちんと描いてくれている点。役者側からみた「歌舞伎」のあり方や舞台を作っていく過程をかなり丁寧に描いてくれているのでこれはちょっとでも「歌舞伎」に興味のある人にはかなり面白いと思う。そしてそれ以上に「創作」に対する情熱のあり方が、たぶん歌舞伎に興味がなくても「創作全般」に情熱を持つ人であればとても共感するのではないかと思う。それほどに率直だ。そしてその努力に素直に応援したくなる。「創作」を夢としている20代、30代の人にかなりオススメ本です。

私的にツボだったのは染五郎の、星新一作品をなんと歌舞伎にしていて、そして出来れば映画『タイタニック』をそしてあげくに江戸川乱歩や田山花袋、夏目漱石を歌舞伎にしたいと語るその壮大かつマニアックな夢を持つその感覚。うああ、こういう感覚の持ち主を応援しないわけにはいかないよ。この本でますます染五郎を応援したくなりました…。それにしても、演劇から小説、アート、TV、まんが、ゲームにいたるまでアンテナ広すぎ。この本情報じゃないけど染ちゃんの最近はまったTVは『池袋ウエストゲートパーク』『ケイゾク』『TRICK』だそうで…。薄々感じてたけどやっぱ染ちゃん、オタッキーだ…。


2004.11.13 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.13

卓上ガスオーブンを購入したので初運転のためレーズン入りパウンドケーキを作り。ケーキ作りは数年ぶり。かなり手順が怪しい私…ケーキ作りは結構得意だったはずなんだけど、やってないとダメね。でもモタモタしたわりにはきっちり膨らんで美味しくできました。これから色々挑戦していこう。作りたいのはアップルパイ。

■ ヴォルフガング・ベッカー監督『グッバイ・レーニン!』ビデオ鑑賞。
切なく、でも気持ちがほんのり暖かくなる映画でした。こういう映画を見ると最近遠のいていた映画も色々と見たくなる。

購入本: 市川染五郎『すこぶる染五郎』(ソニーマガジンズ)


2004.11.11 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.11

インフルエンザの予防接種を受けてみた。昨年も受けたけどそのわりに高熱をだしたりしていたので効果があったかどうか。まあ気休めですかね。


2004.11.09 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.09

色々と入手先を確保しておこうと思ってとうとう松竹歌舞伎会にも入ってしまった。一応、来年3月からの勘九郎さんの中村勘三郎襲名披露対策なんだけど…1月からあれこれと行ってしまいそうな自分が怖い。だって来年1月は東京だけでも歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂と4ケ所で歌舞伎があるんですよ〜。しかし、多すぎないか?いくら歌舞伎ブームでもまだ歌舞伎観劇人口はそれほど多くないような…。割を食うとこも出てきたりしないかしら。

歌舞伎だけじゃなくてクラシックコンサートや演劇も行きたいの沢山あるなあ。あまり情報がすぐに入ってくるのも困る。今年のチケット代を計算したらほんとにすごいことなっていて自分でもビックリ(本当の観劇好きの人には遠く及ばないけど、自分的にはかなりキツイ)。今は染ちゃん熱にも浮かされてるので今年はもうそのまま突っ走りますがっ。えっ?だからそのぉ、大阪まで行くとか行かないとか…ゴホッゲホッゲホッ(〜〜;)。さすがに来年はもう少し抑えよう。安い席の割合いを増やすか回数減らすかしないと続かない。まあこの観劇熱がいつまで続くかにもよるけど自分的には読書モードをあげていくのが一番なんだけどね。

購入本: グレッグ・イーガン『万物理論』(創元SF文庫) フリッツ・ライバー『ファファード&グレイマウザー1 魔の都の二剣士』(創元推理文庫F)


2004.11.08 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.08

お世話になった(お世話もしたけど)方がUSへアサインされて行くので壮行会。お子様の学校のことが色々大変そうだった。でも日本に残して単身赴任するより家族で行くほうが絶対いいと思う。お子様たちも転校はちょっと辛い経験だろうけど海外での生活は良い経験になると思うし。


2004.11.07 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.07

オーストリア旅行で一緒だった方々と会食。12名のツアーだったのだけど地方の方もわざわざ上京してらして全員集合。旅行の続きをしているような感覚でした。会食後はツアー最年長のご夫婦のお宅へお邪魔。とにかくパワフルな皆さんに圧倒されつつ楽しいひと時を過ごしました。それにしても、人生を楽しんでいる方って本当に色んな意味で若いなあとつくづく実感いたしました。見習わなくては!


2004.11.06 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.06

サントリーホールに『マリス・ヤンソンス指揮 ロイヤル・コンセントヘボウ管弦楽団』の演奏を聴きに行きました。この楽団の演奏を聞くのは3回目です。前2回はかの有名なリッカルド・シャイー氏の指揮の時でした。今回は就任したばかりのヤンソンス氏。うわー、やっぱこの楽団、すばらしいわ。感動、感動の一夜でした。ヤンソンス氏のパワフルかつ繊細な音作りにも感嘆いたしました。行ってよかった。詳細感想後日。感想溜まりまくってる…。


2004.11.03 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2004-11.htm#2004.11.03

 イアン・コールドマン&ダスティン・トマスン『フランチェスコの暗号』上下(新潮文庫)読了。
ダン・ブラウン
『ダ・ヴィンチコード』と肩を並べたとの売り文句でまたまたキリスト教に絡む薀蓄物小説なのね、と手に取りましたが、これは薀蓄物というより青春小説の意味合いが強い物語でした。いやあ、友情っていいねっ。古書『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』の秘密をめぐって物語は進みますがこの謎解きが主眼なわけではありません。大学生4人組の揺れ動く不安定な時期の友情の物語としてかなり秀逸。作者二人が学生時代にこの小説を描いたということで、そのままストレートに若者の感情が描かれている。これはハリウッドの青春ものが得意な監督でぜひ映画化してほしいかも。