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あれれ日記 2006年4月


2006.04.30 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.30

本日も終日甥っ子どものお相手。彼らのお気に入りは恐竜ごっこ。私がティラノサウルスで甥っ子兄弟はトリケラトプスだそうです。戦い疲れました…。


2006.04.29 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.29

SFセミナー2006の詳細時間割が知りたいです。それにしてもSFセミナー公式ページは使えませ〜ん。情報出るのが遅すぎですよっ。今回、案内の手紙が来なかったので企画を早めに知るには案内を貰っている友人を頼るしかなかったです。もう参加者は内輪だけでいいということなのかしら。前はSFセミナースタッフ等のWebなどあちこちで告知してたような気がするけど…。

本日は姪っ子のお宮参り&甥っ子弟誕生日のお祝い会。一日中、甥っ子兄&弟のお相手でクタクタ。ますますエネルギーの塊と化してます。

7月歌舞伎座の演目詳細が来ました…私的にコメント不可。都民劇場で消えていた海老くんの名前が載っていました。しかし、なぜにこの狂言立て?『海神別荘』『天守物語』は玉・海老コンビで観てるし、『夜叉ヶ池』も玉さま主演のを観てるし…うーん、私的にテンション低め。せめて昼夜どちらかは玉・海老コンビで古典をしてほしかったよ。


2006.04.28 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.28

26日に聴いた『キーシン・リサイタル』詳細感想を書きました。神童といわれたキーシンさんももう35歳なんですねえ。でも雰囲気はまだ若いです。見た目はりっぱな青年ですがなんとなく幼い雰囲気をもっています。ロシア系のピアニストって老成した感じのピアニストが多いような気がするんですが、そのなかでキーシンさんのようなピアニストは珍しいんじゃないかな。かなり神経が研ぎ澄まされているタイプに見受けられるのでゆっくり成長していってほしいです。

購入本: ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』(創元FT文庫) マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』(ハヤカワSF文庫)


2006.04.27 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.27

名古屋、御園座『陽春大歌舞伎』詳細感想を書きました。22日、23日と2日続けて観たので感想は個別にせず、まとめて書きました。1日目と2日目では席も違うし多少細かい部分で感想は違ったのですが面倒なので総まとめということで。

なんと今秋に国立大劇場で3ヶ月に渡って真山青果『元禄忠臣蔵』全10編を完全上演するそうです。この企画、国立じゃなきゃ出来ないですね。すごい、すごい。主演は月替わりで、10月に中村吉右衛門さん、11月に坂田藤十郎さん、12月に松本幸四郎さん。この三人が揃っての記者会見があったようです。この記者会見見たかった〜。それにしてもこの企画、次回なんてありえないかもしれないですからね、是非とも行かなくてはですよ。

朝日新聞:「元禄忠臣蔵」初の通し上演 国立劇場40周年記念
サンスポ:
藤十郎、幸四郎、吉右衛門…3人の内蔵助が勢ぞろい
読売新聞:
元禄忠臣蔵、初の全編上演…藤十郎・幸四郎・吉右衛門


2006.04.26 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.26

サントリーホールに『エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル』を聴きに行きました。とりあえず、すげ〜。テクニックがとにかく凄い。音色の多彩さにビックリ、1時間ものアンコールにもビックリ。鳥の巣頭がプリティな写真よりすらりとしたなかなかの好青年でした。詳細感想後日。


2006.04.24 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.24

22、23日はネットミステリ者のイベントMYSCON7な日程でしたが私は名古屋、御園座へ観劇遠征をしてきました。自分の趣味の比重がかなり観劇にシフトしてるなあと思う日々でございます。最終的にどこかで「趣味・読書」に戻るのも予感してますが今はこれでいいかなと。

という事で、今回は染友(染五郎ふぁん仲間のことです)と一緒に観劇遠征です。「染ちゃんが染さまで染なのよ」な話題中心で盛り上がりました。でも会話のなかでの一番のヒットは「松竹・永山会長にファンレターを出してみる?」でした(笑)でもファンレターを装った、ようするに座組みのこととか座組みのこととかの要望書だったりするんですけどね。固定しすぎな座組みのこととか、幸・吉とか吉・勘とか染・海老とか玉・海老とか染・菊とか…あれとこれとあれと。それ以外にも話題は色々と広がり海外行きたい病を発症しそうになりました。金ないちゅーねん、と自分ツッコミを入れてみたりしました。その前に語学もなっ。

2日目には日帰り遠征の染友とも合流し、染話三昧な2日間を過ごしました。来月以降も財布が苦しい日々を送ることになりそうな私たちでした。あっ、無事ストラップを装着できました〜<染友へ。

さて、肝心の観劇ですが、1日目はまずは舞台全体を俯瞰してみたかったので2等席を取りました。2階7列目センターでしたが花道も七三は確実に見え、歌舞伎座2階席より断然観やすかったです。ほぼストレスなし。2日目は奮発して特別席。2列目センターで、前すぎかな?と危惧していたのですが、舞台自体が歌舞伎座より低めに設置されているので首も痛くならず、脇や奥が見切れることもほとんどなくかなりの良席。歌舞伎座で4列目〜5列目あたりのイメージかな。御園座は趣がまったくない劇場でしたが見やすさでいえばかなり良い劇場でした。

芝居に関しては詳細感想は別途書きますが少しだけ。『梶原平三誉石切』の染五郎@梶原平三が色んな部分で若い梶原でしたが思った以上に素敵でした。きちっと基本の部分を丁寧にしっかり演じつつ、染五郎ならではという部分もあり、とても爽やかでやんちゃな可愛らしさがある梶原。幸四郎さんに習ったのだとは思いますが所々、吉右衛門さんを彷彿させました。染友たちは仁左衛門さんにも似ていると言っていました。演じ方は全然違うし、私は幸四郎さん×吉衛門さんミックスプラスアルファ染個性かなとしか思わなかったのですが、確かに凛と背筋が伸びた立ち姿と品のいい色気が仁左衛門さんとダブるところがあったのかなと思いました。

『本朝廿四孝・狐火』の芝雀@八重垣姫がまさしく赤姫らしいおっとりとした品のよさと芯の強さを見せ、また踊りもかなりの頑張りようで非常に良い出来。琴を入れた常磐津の演奏で、構成もこの一場で独立して見せられるようになっておりほぼ新作といっていい舞踊劇でした。30分ほどの短いものですがとても華やかで見せ場もたっぷりあり、これは今後定番演目になっていけるものだと思う。

『勧進帳』では幸四郎さんが力のこもった弁慶をみせる。声がかなり伸びて、台詞回しにも迫力があった。特に延世の舞は絶品。2年前の国立の時よりかなり良い出来であった。がしかし、手馴れた役だけに余裕がありすぎるのか、命懸けという緊張感があまり伝わってこないのが残念だ。染五郎@富樫がまだ対等でない部分も大きいとは思うのだが…。染ちゃんの富樫自体は非常に良い解釈だし、形や動きも良いのだけど。でもまだまだ対等ではないんだよね。それと幸四郎さん弁慶で非常に気になる部分が一箇所ある。義経に労をねぎらわれる場で気が逸れているのでは?思う瞬間が往々にしてあるのだ。毎回じゃないのでその時の気持ちの集中度の違いなんだろうけど。


2006.04.21 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.21

明日、名古屋御園座へ観劇遠征してきます。1泊して2日連続同じ演目を観る予定(笑)だって東京じゃまだなかなか見せてもらえないであろう染五郎@梶原平三&芝雀@八重垣姫なんですもん。これは万全を排して行かなくては。染ちゃんは今、勢いに乗りつつあるのでそのまま頑張ってほしい。芝雀さんはそろそろもう一皮向けて欲しい時期。八重垣姫はニンに合う役柄のはずだし年齢的にも歌舞伎座や国立大劇場でできるくらいになってほしい〜。ということで二人がどこまで大きな役をこなしているかとっても楽しみなのです。わくわく。

今月は御園座『陽春大歌舞伎』がこの配役でなければ金毘羅にまた行きたかったんですがさすがにそこまでお金の余裕がありません。金毘羅の金丸座は本当に素敵な芝居小屋なのでまた行きたいなあ。

はてなの調子がおとといあたりからおかしくないですか?はてなアンテナがめちゃくちゃになったり(2005年の日付になったりしてました)、はてなDiaryが反映されなかったり。障害情報をみてももイマイチよくわかんない。

映画『花よりもなほ』が観たい。キャストが私の好きな役者さん(岡田准一、宮沢りえ、古田新太などなど)ばかりだし時代劇だし、公開されたら観たいなと思っていた映画。いつ公開かな?と公式ページをのぞいてみた。ストーリーを読んでビックリ。あれえ?パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』とかなりかぶってない?偶然とはいえここまで基本ストーリーが似るとは。絶対観にいかなくちゃ。

『花よりもなほ』公式サイト:http://kore-eda.com/hana/


2006.04.19 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.19

最近、どうも金銭感覚がおかしくなってきているような気がするのでお小遣い帳をつけることにした。とりあえず今月分を思い出せる分だけ大雑把に記入してみたんだけど…あうう、どう考えてもちょっと出費が多すぎだ。それと今年観終わった観劇チケット代を計算。我ながらやっぱりヤバイかも。まだ観ていない購入済みのチケット代はまだ計算したくない…。それにしても出費のほとんどが洋服代、化粧品代、観劇代、本代。何かを減らさないと後で首を絞めることになりそうだ。

黄砂のせい?ここ数日、アレルギー症状が悪化。スギ花粉はそろそろ終わりで今はヒノキ花粉の時期。今年はヒノキの花粉が多いのかしら?と思っていたのですが普段この時期にいきなり悪化することはないので黄砂のせいかもしれない。皮膚がガサガサでございますよ(涙)

宮部みゆき『模倣犯』を現在読み中なんですがこれ精神的になかなかキツイです。


2006.04.18 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.18

歌舞伎座『六世中村歌右衛門五年祭追善興行 四月大歌舞伎 夜の部』詳細感想を書きまし。歌右衛門さんに関して私の思い出話をほんの少し書いたのですが、私は小さい頃、「歌舞伎」を「歌舞伎」として認識せず「お芝居」として観ていたことに思い当たりました。最近、「歌舞伎」ってなんだろう?なんて自分の思考をもてあそぶようなことをしてきましたが、私にとっての「歌舞伎」は「お芝居」のようです。お芝居としてどうなのか?という部分の私のこだわりの原点はここかな。


2006.04.17 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.17

6月歌舞伎座の詳細演目が出ました。うわーん、期待した大顔合わせが無いじゃん(涙)。なんとかできないのかしらー。ひさびさに時代物の通し狂言を観たかったんですが。それにしても今年は立て続けに新歌舞伎をかけますねえ。少し前まで時代ものばかりかけてたからバランスを取るためかな。まあ、その代わり来年は現在の歌舞伎座の建物が最後の年だから一気に時代物をもってくる可能性大。6月はなんといっても昼の部は『荒川の佐吉』、夜の部は『暗闇の丑松』でしょう。どちらも見ごたえがある演目だし、それぞれ柄にあった役者配置。どちらも可哀相なお話ですが。あとは夜の部は『身替座禅』が楽しくて初心者向けです。よくかかる演目ですが役者の組み合わせによって色んな楽しみ方ができるし。奥方玉の井の私的ベストは今のところ団十郎さん。とってもキュートだったなあ。また観たいです。

染ふぁん的には昼の部が美味しいですね。「角力場」で二枚目優男の若旦那、与五郎とギラギラした駆け出しの相撲取り長吉と正反対の二役。『荒川の佐吉』では佐吉の友人の辰五郎。この役、なかなかいい役だと思う。昔、やはり仁左衛門さんの佐吉の時に勘九郎時代の勘三郎さんがやっていたと思うんだけど、いつだっけかな。夜の部の『暗闇の丑松』の料理人祐次は出番はあまり無かったような?バタバタっと出てきてバタバタして終わりじゃなかったかな。って、だいぶ忘れてるなあ。『暗闇の丑松』はいつ観たんだっけな?

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歌舞伎座『六月大歌舞伎』詳細演目
http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0606/6kg_1.html

【昼の部】(午前11時開演)
一、『君が代松竹梅』
    松の君-----翫雀
    梅の君-----愛之助
    竹の君-----孝太郎
二、『双蝶々曲輪日記』「角力場」
    濡髪長五郎-----幸四郎
    吾妻-----高麗蔵
    放駒長吉、与五郎-----染五郎
三、昇龍哀別瀬戸内『藤戸』
    老母藤波、藤戸の悪霊-----吉右衛門
    浜の男-----歌昇
    浜の女-----福助
    佐々木盛綱-----梅玉
四、江戸絵両国八景『荒川の佐吉』
    荒川の佐吉-----仁左衛門
    丸総女房お新-----時蔵
    仁兵衛娘お八重-----孝太郎
    大工辰五郎-----染五郎
    隅田の清五郎-----愛之助
    鍾馗の仁兵衛-----芦燕
    成川郷右衛門-----段四郎
    相模屋政五郎-----菊五郎

【夜の部】(午後4時30分開演)
一、『暗闇の丑松』
    暗闇の丑松-----幸四郎
    女房お米-----福助
    料理人祐次-----染五郎
    四郎兵衛-----段四郎
    女房お今-----秀太郎
二、 新古演劇十種の内『身替座禅』(みがわりざぜん)
    山蔭右京-----菊五郎
    奥方玉の井-----仁左衛門
三、『二人夕霧』(ににんゆうぎり)傾城買指南所
    藤屋伊左衛門-----梅玉
    後の夕霧-----時蔵
    いや風-----翫雀
    おきさ-----東蔵
    先の夕霧-----魁春

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ぼそ…とつぶやいてみる。最近、歌舞伎観劇に新鮮さを失っているような気がする。やはり観劇を減らす方向のほうがいいのかなあ。歌舞伎は同じ演目を色んな配役で楽しむものだけど、最近ついつい厳しい目で見がちになってきた。何度か同じ演目観てくると、そのなかでとても感動したものが自分的Bestな配役になる。最近そのBest配役な芝居の呪縛から逃れられなくなってきたような。別な見方の面白さがあるはずなんだけど、あの時のほうが良かったなあと思うことが最近多くて


2006.04.16 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.16

歌舞伎座『六世中村歌右衛門五年祭追善興行 四月大歌舞伎』夜の部を観ました。一番のお目当ては『伊勢音頭恋寝刃』。貢は仁左衛門さんが一番しっくりくる。品の良い硬さのなかに甘さをみせる。そのバランスが絶妙。それと時蔵さんのお紺がかなり良かった。この方はここ数年で一気に一皮向けた感があります。梅玉さんのはしこくて鋭さのある喜助も良かったなあ。期待してた福助さんの万野は作りすぎのような…。非常に攻撃的な万野。前のめりすぎてメリハリが効かない。柄に合う役だと思ったけど、あんなに老けた感じにしないくてもいいと思うし、いつもの可愛らしいネチこさでやればいいのに。

『井伊大老』は短縮版だった。短縮版だと夫婦の情愛のみクローズアップされる。吉右衛門さんと魁春さんが持ち味を活かして手堅い出来。しかし静の方の館の場だけの短縮版より井伊大老の取り巻く政治状況や、正室の昌子と愛妾の静の方の対比をみせるフルヴァージョンのほうが「死」「別れ」の緊迫感のなかでの情愛がより強調されもっと切なくなるのにと思った。私的には『井伊大老』は2年前の幸四郎さん・雀右衛門さんの時のが今のところベストだ。詳細感想後日。


2006.04.15 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.15

購入本: アストリット・パプロッタ『死体絵画』(講談社文庫) ジョナサン・ケラーマン『マーダー・プラン』上下(講談社文庫) クライヴ・バーカー『アバラット』(ヴィレッジブックス ) ジェイムズ・パタースン『翼のある子供たち』(ランダムハウス講談社)


2006.04.14 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.14

スタジオジブリの公式サイト『ゲド戦記』予告編が見られます。うわ〜、まんま宮崎アニメやんか〜。って確かに宮崎アニメには違いないんですけどね。宮崎駿作品といって通じるんではないでしょうか、これ。キャラクターが宮崎駿氏の絵柄そのまんまというのが大きいんでしょうけど。それにしても宮崎駿氏が関わっていないのにここまで似てるとは驚きました。でも似せようとしても監督が違えば必ず違うものが出来てくるはずなんですが。吾朗監督としての特色ってどこにあるのでしょうか。そういう部分でも俄然、興味が湧いてきました。どちらにせよ本編を観ないとわからないですね。

予告編:http://www.ghibli.jp/25trailer/


2006.04.13 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.13

5月の予定がだんだん凄いことになってきた。最近、観劇などで予定を入れすぎて時間的余裕もお金の余裕も無くなりつつあるので少し減らしていこうと決心したばかりだというのに…ダメすぎじゃん、自分。今日は新橋演舞場で行われる予定の芝雀さん、福助さん、亀治郎さんの「女形の夕べ」に申し込みをしてしまった。好きな役者の名前を見るとテンションが上がってしまうのよね。とりあえず体調に気をつけなければ。

あっ、SFセミナーの申し込みもしないと。明日、振込みすること!ここ3年続けて欠席してたら案内が来なかった(涙)ということで久々に出席します。本会のみですが、参加する皆様よろしくー。

ええっと、これで観劇、コンサート、イベント含めて5月の予定が計10回…。むう、完全にタガが外れてるな…。


2006.04.12 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.12

久々に「ル パティシエ タカギ」のケーキを食べる。ここのケーキはかなり濃厚で満足感が高い。私はチョモランマをセレクト。中身はモンブランですがなぜか名前はチョモランマ(笑)


2006.04.11 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.11

今日は歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎』の歌舞伎会特別会員売り出し日。とりあえず団十郎さん復帰の昼の部は確実に観ようとGW中の日程でGet。思った以上に楽勝だったので拍子抜け。演舞場と喰い合ってるのかな?夜の部は平日に『黒手組曲輪達引』を幕見狙い。海老蔵さんの『藤娘』はある意味観たい気もするが…うーむ。

それにしても5月は歌舞伎座のほかに演舞場、文楽、クラシックコンサート、その他でかなりスケジュールが埋まってしまいこんな生活でいいのだろうか?と自問自答。そろそろ観劇を減らす方向で行くつもりだったのだけど…。

あれれ?歌舞伎座の先々の出演者情報は都民劇場がいつも早いのだけど、ここはあくまでも目安としての情報。今回も少しづつ修正されている。先ほど見てきたら6月の出演者のなかにいた雀右衛門さんの名前が消えていた…大ショック。うそおお(涙)6月は都民劇場情報を信用するとして、菊五郎さん・幸四郎さん・吉右衛門さん・仁左衛門さんと座組みが揃っているから、時代物で雀右衛門さん一世一代で大きな役をやってくれるのではないかと期待してたのに。そういえば7月からは海老蔵さんの名前が消えてました。玉三郎さんと海老蔵さんで何の演目をやってくれるのかしらと結構期待してたのにな。7月は8月歌舞伎座に向けて大人しくしておくか。

パルコ歌舞伎『決闘!高田馬場』を観て「歌舞伎」をもっと観たいと思った歌舞伎初心者の人へ。5月の新橋演舞場『五月大歌舞伎』の夜の部をオススメします。小屋としては歌舞伎座をおすすめしたいけど、まずは一般的なイメージのThe歌舞伎的演目で宙乗りがある『石川五右衛門』&華やかな女形の踊りの『京鹿子娘道成寺』&そして分かり易く笑えてかつラスに人形振りの踊りも見られる『松竹梅湯島掛額』の3演目が揃った新橋演舞場の夜の部がとっつきやすいです。『松竹梅湯島掛額』では亀治郎@お七(堀部ホリの役者さん)と染五郎@吉三郎(安兵衛の役者さん)の絡みもあるしね(笑)

新橋演舞場『五月大歌舞伎』詳細情報:http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/0605/index.html


2006.04.10 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.10

最近、本に関する情報が目に入らなくなってきた。数年前まではWeb上限定&局地的に流行る本というものがあった。でも最近残念ながらそういう本情報をとんと見かけない。私のアンテナの感度が悪くなったかなとも思っていたけど、そうでもないかなと。Blogやmixiなどのソーシャル・ネットワーク系が流行りだした頃から啓蒙系サイトや偏愛作家&本をプッシュする日記サイトおよび掲示板の動きが無くなってきて読書人たちのオススメ本が横に広がらなくなってきたように思う。Webサイトの役割が変化してきた結果かな。

Blogは外への発信ではあるけどコメント機能は一つの話題限定での会話になりがち。次に転がっていきにくい。TB機能も便利なようだけど自分の意見を人に読んでもらうためのものだから、話題の集約機能としてはちょっと違う。自分が気になる話題を掲示板に書き込んでそれを読んだ人たちがまた反応して書き込んでというように話題が広がって情報が集まってきたり、またLink集という形でまとめてそこから話題を展開していった時期のような話の広がり方はなかなかできないような気がする。またソーシャル・ネットワークは知り合い限定なので一般的な本の話題でいろんな人に対して話題を広げる機能は持ち得ない。しかもここも話題ごとの会話になるし、自分がコメントをつけない限りその話題に反応している人がいるかどうか追いかけられない。

本読みのツワモノたちのところを読みに行き、掲示板を覘けば様々な情報を得ることができた時代は終わったのだろう。ほんの少し前のことなのに個人の偏愛本が横に広がっていったそんな外に開かれたサイト時代が懐かしく思えた。情報過多な時代の情報過疎な私の感傷でした。

ぼけぼけしております。昨夜、NHKアーカイブスで『NHK特集「襲名〜九代目幸四郎誕生〜」』が放映された。23:10からNHK総合での放映だったのに何を勘違いしたのか24:10からだと思い込んでいて見逃した。のんびりとTBS『世界遺産「空から見るイタリア」』を観ていた…。これはこれでとっても観たかったのでまあいいんだけどね。でもチビ染が観たかった(クスン)

購入本: アストリット・パプロッタ『死体絵画』(講談社文庫) ジョナサン・ケラーマン『マーダー・プラン』上下(講談社文庫)


2006.04.09 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.09

譲ってもらった古本: J・P・マンシェット『殺戮の天使』(学研)、ジョゼ・ジョバンニ『復讐の狼』(ハヤカワNV文庫)、『フランス・ミステリ傑作選(1) 街中の男』(ハヤカワHM文庫)、『フランス・ミステリ傑作選(2) 心やさしい女』(ハヤカワHM文庫)

購入本: スティーブン・キング『ダーク・タワーV −カーラの狼−』上・中・下(新潮文庫)


2006.04.08 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.08

午前中、両親の買い物に付き合って銀座。ついでに自分のスカートもGet。

午後は国立大劇場へと向かう。なに?また歌舞伎?と思われるでしょうが今回は歌舞伎じゃないんです。本日は『ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団』、コンテンポラリーダンス鑑賞です。ダンスはクラシックバレエを一時期わりと観ていて、モダンダンスはベジャールのみという鑑賞歴。そんな私にコンテンポラリーダンスが分るのか?とちょっと不安でしたがどうせなら一切知識を入れないで観ようとチラシも読まずに臨みました。そして予想以上にかなり面白く拝見しました。思い切っていってみてよかった〜。誘ってくれてありがとう(感謝)

今回の『ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団』の演目はピナの初期作品『カフェ・ミュラー』『春の祭典』。わかるわからない、というものではなく感覚的に非常にストレートに訴えかけてくるダンスでした。不安感、閉塞感、激情、そんなものがドカンと心に訴えかけてきて、気が付かないうちに自分のなかですさまじく頭がフル回転しはじめるのがわかりました。非常に感覚的かつ生理的な部分でまず受け止めてそれを咀嚼しつつ身体表現のエネルギーを受け止めるという感じ。うむむ、ダンスの感想は音楽の感想以上に書くのが難しいですね。でも後日、もう少し詳細感想を書けるといいなと思っています。

しかし、また鑑賞対象が増えちゃた。コンテンポラリーダンスは一度は観てみようくらいでしたがなんと思いっきり自分の好みの範疇だった。文学でいえば境界線系の本という感じかなあ。揺れの幅が大きい。ああ、咀嚼するのが非常に楽しいんですけどっ。


2006.04.07 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.07

わたわたと気だけ急いて小さいミスを連発してしまった。落ち着け、自分。そんなバタバタな時間を過ごしていたけど、昨夜会社帰りに友人とシネスイッチ銀座に『かもめ食堂』を観にいった。なんだか気持ちが落ち着く映画だった。現在、気持ちにあまりゆとりがない女性へオススメかも。おとぎ話のような映画でした。こういうのを癒し系って言うのかな?

萩上直子監督・小林聡美主演『かもめ食堂』
シネスイッチ銀座1で鑑賞。フィンランドのヘルシンキを舞台に小さな日本食レストランでの淡々とした日常を描く日本映画。この取り合わせの妙が上手く作用して不思議な空間を醸し出していた。また会話の間や登場人物たちの佇まい、人との距離感がなんだか良いです。ありそうで無い、所詮はおとぎ話なんだけど、その空間がそこにあってほしいと思わせる映画でした。

日テレで放送されていた小林聡美主演の『すいか』が好きな人はたぶんこの映画も好きじゃないかな。小林聡美という女優さん独特の地に着いた透明感というのかな、そんな部分が非常によく活かされた映画だと思う。

6日に幸四郎さんが御園座で公演している『勧進帳』で弁慶800回目を迎えたそうです。足掛け46年ですか。継続は力なりですね。それでも幸四郎さんの祖父、7代目松本幸四郎さんの1600回にはまだまだ及ばずなんですよね。というか7代目が凄すぎ。さすがの幸四郎さんもおじいさんを超えるのは無理そう。弁慶はかなり体力を使う役柄だそうで昨年演じた吉右衛門さんが「そろそろこの役をするのは体力の限界」とおっしゃったほどだし。幸四郎さんも体力と気力を上手くバランスを取って演じるのは大変でしょうけど頑張っていただきたいです。幸四郎さんの弁慶は観るたびに印象が違うのですが今回の御園座の弁慶はどんな弁慶なんでしょうか。観に行くのが楽しみです。とはいえ、私としては芝雀さんの義経と染五郎の富樫がどれだけ成長しているのかが興味津々だったりするんですけどね(笑)

スポーツ報知:http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060407-OHT1T00023.htm
ZAKZAK:
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_04/g2006040706.html


2006.04.05 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.05

慌しく時間が過ぎていく。来週には落ち着くといいなあ。

気分的に落ち着かないのは仕事だけでなく、なんとなくまだ3月の気分を引きずっていたからかも。少しづつ書いていたPARCO歌舞伎の感想をようやく今日纏めました。PARCO歌舞伎『決闘!高田馬場』4回目千秋楽の感想書いちゃった♪ということで、ここまで辿り着くのが長かった〜(笑)。さて、気持ちを4月に切り替えて頑張らないと。

市川崑監督が『犬神家の一族』を30年ぶりに自己リメイク。金田一耕助は30年前と同じ石坂浩二さん。市川崑監督は90歳ですかあ。うわあ、お元気ですね。すごいや。その映画になんと尾上菊之助さんが出演決定。お母様の富司純子さんと共演だそうです。菊ちゃんは佐清役でしょうね。

「犬神家の一族」製作発表(毎日新聞):http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200604/graph/05/index.html

菊ちゃんドアップ写真(お父様の菊五郎さんにクリソツ):http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200604/graph/05/26.html


2006.04.04 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.04

仕事が何気に忙しい。昨年はこの時期悠長に構えていたら大変なことになったんだったなあ。今年も微妙に大変そうな感じになってきた。さすがに昨年のような冷や汗をかくような事態にはならないと思う。あの時は1週間が1ヶ月もあるような感じだったなあ。あれから1年、私のスキルはあの時のまま…いかんなあ。

アンドリュー・テイラー『天使の鬱屈』の感想を4/3日記↓に追加しました。ひさびさに読書サイトらしい日記が続いた(笑)近頃は海外ミステリに偏りぎみです。現在は宮部みゆき『模倣犯』を読み中。

3月中に読んでいたのに感想upするのを忘れていた2冊をメモ。後日感想追加します。

 ピーター・スピーゲルマン『黒い地図』(ヴィレッジブックス) 

 T・ジェファーソン・パーカー『サイレント・ジョー』(ハヤカワHM文庫)


2006.04.03 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.03

風の強い一日。おかげで花粉症がちょっと悪化。

フレッド・ヴァルガス『青いチョークの男』、アンドリュー・テイラー『天使の遊戯』『天使の背徳』の感想を4/1と4/2日記↓に追加しました。興味のある方はどうぞ。

 アンドリュー・テイラー『天使の鬱屈』(講談社文庫)読了。
『天使の遊戯』『天使の背徳』に次いで3連作の最終巻。今回は前2作に登場したマイケルの母親ウェンディの視点から描かれる。ウェンディ・アップルヤードは夫と別居。学生時代からの親友ジャネット・バイフィールドを頼り身を寄せる。そこで彼女は大聖堂図書館の蔵書目録作成を引き受け詩人として有名なフランシス・ユールグリーヴ参事司祭に関心を抱く。彼女が身を寄せたイングランド東部ロシントンという閉ざされた土地に潜むフランシス司祭の謎と呼応するようにバイフィールド家に漂いはじめる影。

結果的にこの巻が一番面白く、しかもこの巻単独で読んだほうがインパクトがあって良かったのではないかと思う。ウェンディという女性のキャラクターがとても活き活きとして素敵だ。三部作のなかでは一番、魅力的な女性のような気がする。過去を振り返る手法を使っているので、語り口には追憶の甘さと苦さが上手くブレンドされる。またフランシス司祭の謎を追うという部分での二重に過去を遡るという手法も上手く活かされている。

ただ読者にとって(私にとって)一番の気がかりのエンジェルについて納得できる描き方はそれほどされていない。エンジェルについては隙間を埋めるエピソードがもっと欲しいと感じる。エンジェルはあくまでも脇役なのだよなあ。主役にして1本書いて欲しいと思う。

もし今からこの3部作を読もうという方は『天使の鬱屈』『天使の背徳』『天使の遊戯』という順番をオススメする。この3連作は年代を遡りつつアップルヤード家とバイフィールド家の因縁を解いていく形になっているのだが、残念ながらその仕掛けは上手く機能しているようには思えない。かえって刊行順を逆に辿り年代順に読んだほうが面白いような気がする。


2006.04.02 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.02

 アンドリュー・テイラー『天使の遊戯』(講談社文庫)読了。
3連作の第1作目です。本屋でCWA賞受賞という帯に惹かれ(CWA賞は私の好みのものが多いのだ)
『天使の鬱屈』(3連作の最終巻)を購入。3連作構成のミステリということで、前2作も一緒に購入したのだけど、なんと『天使の遊戯』を実は2年前に購入し読んでいました…。読み始めて、何か既視感があると思ったら〜!どうやら日記には読了感想を書いていない様子…。おかげで、本購入の事実をすっかり忘れてたよ。なぜかというと、ミステリの出来としてどうもすっきりせず、自分のなかの評価はそこそこ。本もどうやら売り払ったような様子。ああ、大失敗、これで2作目以降が面白くなかったらガックリだ。

まったく面白くない、というわけではないのだ。被害者側と加害者側の視点が交互に描かれ、物語に奥行きがあります。被害者側の苦悩は奇麗事に済まされない内面が書き込まれ非常にリアル。主人公の一人、サリー・アップルヤードは娘を誘拐されてしまう被害者。女性副牧師という立場なのだが、内面は誰しもが悩みそうないわゆる俗な悩みに翻弄される女性として描かれる。精神的に強くもなく、神との対話というものはほぼ無く、ごく普通の女性。この1作だけ読みと、わざわざ珍しい女性牧師として描く意味があるのだろうか?と思う部分も(実は3連作を全部読むと必然だったりもするのだが)。

また加害者側の一人が凶行に至った背景もきちんと描かれ、その精神的ゆがみが納得できるようになっている。ただし、一番肝心の事件そのもの謎が投げ出されたまま。1作だけでも完結したサスペンスミステリとして読めるとは書いてあるが、三連作と聞けばよくわかる、いかにも導入部的な物語である。この1作目で挫折した人、多いんじゃないかなあと思う。

 アンドリュー・テイラー『天使の背徳』(講談社文庫)読了。
3連作の第2作目。
『天使の遊戯』にちらりと出てきた老牧師、デイヴィッド・バイフィールドが主人公となります。時代が遡って1970年代のロンドン郊外が舞台。デイヴィッドは10年前に妻を亡くし、17歳の娘がいる。出版社社長の魅力的な女性を友人から横恋慕する形で再婚。幸せな生活を送っていたが、近所に謎の兄妹が越してきてから少しづつ周囲に不穏な空気が流れはじめる。

『天使の遊戯』では厳格な牧師としてのイメージしかなかったのだけど、この巻のデイヴィッドはかなり俗ぽいです。おまえそれでも牧師様かよというほど煩悩に振り回されています。確かに聖職者とて一人の人間なんですが、それにしてもまあ、随分とあからさまに描きますねえ。この巻でも主人公に感情移入できる作りではありません。あえてやってるのかな。この主人公の苛立ちがそのまま不穏な空気と重なった時に悲劇はおきる。デイヴィッドの独白はちょっとイライラしますが主人公を取り巻く登場人物たちのキャラクターの面白さとシチュエーションの面白さで読ませます。にしても、デイヴィッドの歪みの描き方をもう少しなんとかできれば、「エンジェル」ももっとキャラ立ちするんじゃいかと思うんだけどなあ。

ミステリとしてなかなか題材が良いだけにやはり連作ということでどうしても曖昧模糊したものがあるのがもったいない感じ。1作目、2作目は独立したものと評価するには微妙ですね。

購入本: 宮部みゆき『模倣犯』全5巻(新潮文庫) ビル・ネイピア『聖なる暗号』(ハヤカワNV文庫) 浦沢直樹×手塚治虫『PLWTO』3巻(小学館)


2006.04.01 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-04.htm#2006.04.01

お花見の予定でしたがまたしても腰に痛みが走りとても残念だったけど諦めました。風邪で2日間寝込んだせいでまた腰の筋肉が弱っていたものと思われる。単に寝相が悪くて寝ている間に腰をヘンに捻ってしまってる可能性も…。炎症止めの湿布を張り腰痛体操をして近所をよちよちと軽く散歩。途中まで快調だったがだんだん腰が重い感じになってきたので帰宅。痛み止めに頼るのはそろそろ止したほうがいいかな。

 フレッド・ヴァルガス『青いチョークの男』(創元推理文庫)読了
フランス・ミステリ批評家賞作品
『死者を起こせ』が面白かったフレッド・ヴァルガス作品。『死者を起こせ』でもちょっとクセのある登場人物たちのキャラクター構成の面白さとユーモラスななかに鋭い視線を投げかける物語の妙で楽しませてくれたのですが、今回の作品も不気味で陰惨な事件を扱いつつもどことなく諧謔味がある作品です。前作よりその諧謔味は切っ先が鋭くてヘタすると痛さを伴うような感じがあります。主人公含むほとんどのキャラクターはかなりクセのある風変わりな人物ばかり。しかも「愛すべき人物」というにはほんの少しずれすぎている。しかも本筋ではない主人公の思索がそこここで描かれ、ミステリとしては多少まどろっこさを感じてしまう。だが彼らのその風変わりさを楽しめれば小説としてはかなり面白いと思う。ミステリとしては雑だと思うが、それでも捻り具合はなかなか上手い。ちなみに直感型の主人公なので本格好きにはダメかもしれません(笑)

<<4月鑑賞予定>>
国立大劇場
『ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団』
歌舞伎座
『六世中村歌右衛門五年祭追善興行 四月大歌舞伎』夜の部
御園座
『陽春大歌舞伎』
御園座
『陽春大歌舞伎』
サントリーホール
『エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル』