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あれれ日記 2006年6月


2006.06.29 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.29

6月28日に『秀山祭九月大歌舞伎』の製作発表が行われたとのこと。幸四郎さんと吉右衛門さんのガチンコでの兄弟共演は12年ぶり。そんなに前だったのか。コメント読むとやっぱ兄弟なんだなあと思う。共演できるようになって良かった。これからもどしどし共演してくださいまし。

東京中日スポーツ:http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/tkhou/20060629/ftu_____tkhou___004.shtml
デイリースポーツ:
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/06/29/0000061109.shtml
日刊スポーツ:
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060628-52672.html
日刊スポーツ(第二報):
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060629-52672.html
スポーツ報知:
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060629-OHT1T00072.htm
ZAKZAK:
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_06/g2006062911.html

 是枝裕和監督・ 岡田准一/ 宮沢りえ主演『花よりもなほ』


2006.06.28 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.28

何気に忙しくわたわたと仕事をしているわけですがサントリーホール『ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団』と新橋演舞場『魔界転生』のチケットはしっかりGetです。多少お金はかかるけどチケットを確実に入手するには先行販売のある会員になるのが早道ですね。一般販売で買うことしか知らなかった頃にはなぜ皆さんそんなに確実に入手できるんだろう?と不思議だったんですけど。でも確実に入手できる分、お金がいくらあっても足りない状態にもなります(^^;)

それにしてもどこかで抑えないと…。とりあえず今年のクラシックコンサートはロイヤル・コンセルトヘボウでいったん打ち止めにしておくかな。でもヨー・ヨー・マさんのリサイタルは心残りだなあ。うーん悩む。

6/24に観劇した歌舞伎座『六月大歌舞伎 昼の部』2回目感想を簡単に書きました。ちょっと地味かなと思った六月大歌舞伎でしたが思った以上に楽しみました。夜の部の『暗闇の丑松』は良い席でもう1回見たかった。でもちょっと身動きできなかったからしょうがない。あの1回を大事にしよう。

歌舞伎系のBlogではすでにあちこちで取り上げているので今更なんですが中村勘太郎くんが博多座でお父さんの襲名披露公演の舞台出演中、靭帯損傷をしてしまったそうで当分休演することになったそうです。焦らずしっかり養生してから舞台に戻ってきて欲しいです。それにしても今回の博多座での勘太郎くんの配役はさすがに多すぎたんじゃないかと思います。いくら若くて体力があるからといっても限界というものがあるでしょう。昼に『連獅子』、夜に『雨乞狐』ってだけでもかなりキツイと思うのに、他にもですからねえ。勘太郎くんはやらせてもらえるのだったら是非にって感じだったのでしょうけど。

染ちゃんに関してもさすがに無理しすぎじゃと思うことが度々あって、やはり無理したせいで膝を手術したり、声を潰したままいまだにきちんと治してなかったりなんだよね。勘太郎くんと染ちゃんは本人が熱心なあまりというのはわかるけど、他の若手と比べても仕事を引き受けすぎなような気がする。つくづくこの二人、性格が似てると思うわ。役者は体が資本なんだからもう少し体を大事にして欲しいと思う。

それにしてもこの二人に限らず松竹はちょっと歌舞伎役者を酷使しすぎじゃないのだろうか?今、歌舞伎ブームなのは非常に良いことだと思う。色んなところで座を開けることができるのは役者も嬉しいんだと思う。でももう少し興行形態を考えたらどうなんだろう。高齢者が多いとはいえ最近、役者が倒れることが多すぎない?月曜を休演にするくらいのことはしてもいいと思う。


2006.06.26 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.26

6/17に観劇した歌舞伎座『六月大歌舞伎 夜の部』感想を書き終わりました。地味ではあるけど役者の力量でしっかりみせてくれた夜の部だったと思います。ああ、しかし玉の井@団十郎さんをもう一度見たいとつくづくと。右京を海老くんでやっても面白いかも〜(妄想)

ピーター・ロビンスンの新作はどうやらジョン・ハーヴェイ『血と肉を分けたもの』(講談社文庫)と似たモチーフかもしれない。英国では少女が巻き込まれる事件が多いのだろうか。日本でも最近かなり多くなっている印象だけど…。どの国も社会状況は同じということか。

購入本: ピーター・ロビンスン『エミリーの不在』上下(講談社文庫) アン・ペリー編著『ホロスコープは死を招く』(ヴィレッジブックス) ジョージ・R・R・マーティン『氷と炎の歌1 七王国の王座U』(ハヤカワSF文庫)


2006.06.25 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.25

梅雨真っ只中なジメジメとした天気が続きますね…。フィジカル、メンタルとも少々低迷中。そんななかジョン・ハーヴェイ『血と肉を分けたもの』(講談社文庫)をチョイスしたのは大間違い。現実の事件とLinkしてしまい読んでてかなりいやな気分。いったん中断するかな。軽い本でもと思うけど積読のなかにそういう本は無い…。


2006.06.24 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.24

歌舞伎座『六月大歌舞伎 昼の部』の2回目を染友と観てきました。1等の花道寄りのとても良い席。いい芝居の時は1等席で観ると更にいい芝居だというのがわかる。役者から気が伝わってくるのよね。詳細感想はいつものごとく後日ですが印象だけ少し。

やっぱり今月の染ちゃんはかなり可愛い。『双蝶々曲輪日記』では放駒長吉がとても好き。少年ぽさがあるのでほんと可愛い。また真っ直ぐな気性ゆえのストレートな怒りがよく伝わってきた。相撲取りらしい雰囲気もきちんと出てたし声もよく出てた。そして何よりもキメの姿が美しい。与五郎のほうはどうみても濡髪にらぶ。吾妻の存在が薄くないか?をい。幸四郎さんの濡髪は錦絵のお相撲さんのようだ。幸四郎パパの上方言葉は完璧らしい。すごいなあ。

『藤戸』の吉右衛門さん、前半の老母のほうが私は良いと思う。子を亡くした母の無念さがよく伝わってくる。老母の引っ込みで涙を流していたのが見えた。梅玉さんの盛綱はツボ。種太郎くんの動きのキレのよさに感心。松江さんの声のよさに気がつく。お父さんの東蔵さんに似てきたような気がする。

『荒川の佐吉』では仁左衛門さんが気持ちが入り込んでの熱演。染ちゃんの辰五郎もより気持ちに沿った芝居だった。仁左さんがかなり若々しい佐吉を演じてるというのもあるけど、そこに染ちゃんがぴったり兄弟分として傍らにいてしっくりくる存在感があった。「辰五郎の家の場」では、息の合いようがやっぱ夫婦のようだった(笑)らぶらぶ?それにしても佐吉も純粋な男だとは思うけど大人のなかでは辰が一番純粋で根っからの人の良さがある。だからやっぱ私にはこの物語では泣けない。置いていかれる辰と卯之吉が可哀想だ。

今日は染友経由で染ふぁんの方とお初にお目にかかりお話させていただきました。いやあ、拡がるものですねえ。染友の輪。楽しかったです〜。


2006.06.23 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.23

日本の夏は終わった(by中田(英)ふぁん)らしいです…。気持ちはわかるけどね、まだ梅雨空けてませんから。日本代表を応援するために早起きしたら夕方になって眠くなってます。眠いよ〜。にしても今回は良いとこ無しだったなあ…日本代表。まっ、何も言うまい。日本のW杯は終わりましたがW杯本番はこれからです。私はアルゼンチンとイングランドをいつも通り応援中。主催国のドイツはバラックとノイヴィルが個人的に好きなので頑張ってほしいです。メキシコもなにげに好きです


2006.06.22 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.22

キターーーー!!歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』詳細演目が出ました。うわわ、どうしましょう。昼の部は幸四郎さんと吉右衛門さんがガチンコ対決ですよ。同じ舞台に立つなんて何年ぶり?しかも『寺子屋』ですよーー。それから『引窓』でお早が芝雀さんだよ(感涙)。『車引』の若手三人も楽しみ。夜の部はなんって言っても『籠釣瓶花街酔醒』の福助さんの八橋でしょ〜。んで『菊畑』の皆鶴姫が芝雀さんですよ〜、うわん、嬉しいよお。『鬼揃紅葉狩』では染ちゃんが久々に女形も見せてくれるし。

それにしても今年の入ってから染ふぁん&芝雀さんふぁんの私は嬉しい悲鳴をあげっぱなしです。財布も悲鳴をあげっぱなしですが…。観劇を減らす方向に、なんて言ってられません。ああ、もう興奮して眠れない。いやいや、明日は4時起きしないといけないから寝ないと…。昔からの読者の皆様には分っているでしょうがW杯、4年前のようにレビューは書いてないけどモチ観てるわよっ。

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『秀山祭九月大歌舞伎』初代中村吉右衛門生誕百二十年

  平成18年9月2日(土)初日→26日(火)千穐楽

  【昼の部】(午前11時開演)
  一、菅原伝授手習鑑『車引』
     梅王丸-----------------------松緑
     桜丸-------------------------亀治郎
     松王丸-----------------------染五郎

  二、双蝶々曲輪日記『引窓』
     南与兵衛後に南方十次兵衛-----吉右衛門
     女房お早---------------------芝雀
     平岡丹平---------------------歌昇
     三原伝造---------------------信二郎
     母お幸-----------------------吉之丞
     濡髪長五郎-------------------富十郎

  三、『六歌仙容彩』業平小町/文屋
     <業平小町>
     小野小町---------------------雀右衛門
     在原業平---------------------梅玉
     <文屋>
     文屋康秀---------------------染五郎

  四、菅原伝授手習鑑『寺子屋』
     松王丸-----------------------幸四郎
     武部源蔵---------------------吉右衛門
     春藤玄蕃---------------------段四郎
     園生の前---------------------福助
     戸浪-------------------------魁春
     千代-------------------------芝翫

  【夜の部】(午後4時30分開演)
  一、鬼一法眼三略巻『菊畑』
     智恵内実は鬼三太--------------幸四郎
     虎蔵実は牛若丸----------------染五郎
     皆鶴姫------------------------芝雀
     笠原湛海----------------------歌六
     吉岡鬼一法眼------------------左團次

  二、『籠釣瓶花街酔醒』
     序幕  吉原仲之町見染の場
     二幕目 立花屋見世先の場
           大音寺前浪宅の場
     三幕目 兵庫屋二階遣手部屋の場
           同  廻し部屋の場
           同  八ツ橋部屋縁切りの場
     大詰  立花屋二階の場

     佐野次郎左衛門-----------------吉右衛門
     八ツ橋-------------------------福助
     立花屋女房おきつ----------------東蔵
     下男治六-----------------------歌昇
     九重---------------------------芝雀
     繁山栄之丞---------------------梅玉
     立花屋長兵衛-------------------幸四郎

  三、『鬼揃紅葉狩』
     更科の前実は戸隠山の鬼女-------染五郎
     平維茂------------------------信二郎

  ◇ご観劇料(税込)
  1等席     15,000円
  2等席     11,000円
  3階A席     4,200円
  3階B席     2,500円
  1階桟敷席 17,000円
http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0609/9kg_1.html
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2006.06.21 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.21

気分悪いわ、胃が痛いわ、でグッタリな一日でした。急性胃炎かなあ?

今期ドラマで唯一マジメに見てた『プリマダム』最終回。古田さんは白タイツではなく黒タイツでした(笑)生放送ということでしたが発表会だけが生だったみたいですね。生のハラハラ感があまり無かったのが残念。古ちんの笑いどころに反応無しな会場にちょっとイラッとしてみました(笑)。あそこ笑って拍手するとこじゃないの?古ちんファンが少なかったのかなあ。

『プリマダム』はドラマとしてはかなりぬるい出来でしたけど、古ちんのぶさかっこいい姿が観られたし、小林十市さんがなかなか素敵だったり、うのちゃんが演技は大根だったけどパレエ姿がさすがに綺麗だったり、うっかり黒木瞳さんが可愛いと思ったり、中森明菜さまの健在ぶりにまた『冷たい月』のようなドラマに出演してほしいと思ったり、なかなか楽しく観ておりました。


2006.06.20 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.20

気分的にわたわたしてるせいか集中力が欠けているらしい。今日の大失敗。砂糖と塩を間違って入れてしまった…。なんでこんなにしょっぱいんだろう?と食べても一瞬気が付かなかった私。ドジすぎる。失敗したのが副菜でよかったよ。


2006.06.17 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.17

歌舞伎座『六月大歌舞伎 夜の部』観劇。歌舞伎系blogなどで夜の部の感想はサクッと拝見していたのだけど、期待していた『暗闇の丑松』がどうも評判がよろしくない。舞台が暗すぎて、お話暗すぎて、ということらしい。まあ、お話は暗いけどね、と思いつつ拝見。百聞は一見にしかず、ですね。面白いじゃないですか!舞台美術、照明、転換、音、の演出の妙が素晴らしい。あの暗さを「単に暗い」と思う観客が多いのが残念だ。『暗闇の丑松』という戯曲のもつ緻密さを改めて確認。丑松というキャラクターのゆがみをそのまま提示してみせた幸四郎さんも見事。復讐譚として男の切なさを描かず、心の底に闇を持つ男の転落譚。それゆえに「女」の哀れさが前面に押し出された。その「女」たち、お米@福助さん、お今@秀太郎さんが秀逸。『六月大歌舞伎』のなかで私的に一押しです。他の役者がやったら「丑松」の一途な男の哀れさを前面に出すものになるのですが今回は「人殺し」をする男の「狂」を見せています。今回はまさしくノワールですね。

『身代座禅』は菊五郎さん、仁左衛門さんともあっさりしすぎでは?もっとたっぷりやって欲しかった。可笑し味が薄い。翫雀さんが上手い。『二人夕霧』は今月の狂言立てのなかではかなり損をしてますね。舞踊劇を二つ並べたことに疑問です。夕霧の魁春さん、時蔵さんの美しさ可愛らしさは堪能。


2006.06.16 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.16

なぜマグダフはマクベスを倒せたのか?マクベスは「女から生まれた者には倒されない」と魔女から予言されるが「帝王切開」で生まれたマクダフに倒されます。なぜ「帝王切開」で生まれた人だとマクベスを倒されるの?女から生まれたことには変わりないのに?と普通疑問に思いますよね。『メタルマクベス』でもその回答は得られませんでした。まあ、そういうもんかとツッコんではいけないとこなのか?と思ったのですが疑問に思う人はやはりいるもので。検証している文章を見つけました。

加藤行夫氏のサイトから「帝王切開と〈女〉の死――『マクベス』の〈謎〉は解かれたか?」
http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/cato/teiou.html

10月大阪松竹座『蔦模様血染御書』、どういう内容なのかと調べてみたけど詳しい筋は判らず。とりあえず最近では上演されていない演目のよう。いわゆる復活狂言になるのでしょうね。『蔦模様血染御書』は仮題みたいだし、だいぶ脚色する予定なのかも。綺堂ものといったら情念系だからね、結構ドロドロ系かしらん。

相原コージ氏に捧ぐ 慣用句辞書より:【ちい】〜【ちち】の血達磨の項に参考として載ってました。『蔦模様血染御書(つたもようちぞめのごしゅいん)』 
血達磨物。岡本綺堂。明治22年(1889)。市村座初演。猛火の中、忠臣・大川友右衛門自らの腹を切って御朱印(将軍などが領地や特権を与える許可状)を腹中に守るというもの。火がかりの大道具が観客を驚かせた。
http://www.geocities.jp/tomomi965/ko-jien04/ta06.html#tita

↑を元に「細川」「血達磨」で調べてみたら…出てきました!うきゃー、すごいお話です。染ちゃん、どっちやるのかしら…?にしても染ちゃんとラブりん、よくやる気になったなあ(笑)ま、10月大阪行きは決定だな。


2006.06.15 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.15

昨夜、青山劇場に劇団☆新感線の『SHINKANSEN☆RS『メタル マクベス』』を観にいきました。RSとは「RockするShakespeare」の略だそうです。シェイクスピアの『マクベス』を宮藤官九郎さんが脚色(脚本ではないんですね)、いのうえかずのりさん演出。西暦2206年のESP王国の将軍ランダムスターの話と1980年代のヘビメタバンド「メタルマクベス」の話を交差させ、Linkさせていくお話。思った以上にきちんと『マクベス』でした。そして4時間弱という長丁場の芝居をほとんど飽きさせない。しっかりとした素材をクドカン流に上手く料理したという感じですかね。マクベス夫妻の描き方はクドカンならではという感じでした。それを華やかな皿に盛り付けたのがいのうえさん。相変わらず場面転換の処理の上手さには感嘆します。しかしながら料理と皿の色具合がミスマッチ?という部分もあったようにも思いました。役者さんはやはり客演の役者さんたちが際立ってるなあという印象。詳細感想後日。

 ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』(創元FT文庫)
スランプに陥った作家サム。久ぶりに彼は故郷に足を踏み入れ、30年前に起きた殺人事件を描こうと思いつく。サムは少年時代に憧れの少女の死体を見つけた経験があったのだ。サムは少年時代友人だった警察署長マケイブと、自身のファンで知りあったばかりの恋人ヴェロニカと共に事件の真相を探っていく。しかし探っていくうちに…。

ジョナサン・キャロル9年ぶりの訳出。そしてなんとダークファンタジィーではなくどこからどう読んでも「ミステリ」でした。へええ、そうくるか。いわゆる過去探しものなミステリです。しかしながら人物造詣はキャロルならではでした。過去を探すうちに悪夢へといざなわれる。怖いっす。あちらこちらへと飛んでいく「ポリーンの事件」の主題をきちんと収束させる手腕は大したもの。ミステリとして合格点。ただしこの小説には「事件」とは別にもうひとつ軸がある。その軸は投げ出されたまま。ダークファンタジィであれば投げ出されても気にならなかったと思うが、「ミステリ」としては回収して欲しかったかなあ。ファンタジィーが苦手でジョナサン・キャロルを手に取らなかった人たちには十分、らしさは伝わるし、ミステリとして複線の張り方も上手いので「ミステリ」好きの方はぜひ手に取ってみてください。

浅羽莢子さんの訳は相変わらず流麗で素敵。キムタク好きは今でも変わらないのかしらん。


2006.06.14 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.14

物見高いタチで、ぬるいながらフェミ寄り人間としては興味があるのでmixiの例の二つのフェミ系議論はヲチしてます。噛み合わない相手と議論するのは難しいと思うのですがお互い諦めずにやっているのは凄いなあと思います。個人的にフェミコミュのほうが勉強になりました。フェミの定義に関しても漠然とした知識がなかったので、その部分でも勉強になったし、議論の仕方も勉強になった。それにしてもガチガチ頭の某ねこさん相手にあれだけ冷静に丁寧に的確に粘り強く議論ができる方々には敬服する。

SF系に関しては個人的感情から始まった議論なので焦点がどこにあるのかさっぱり。フェミ寄りだと自身思っている私ですが春風先生の意見のほうに近いです。個人の感情の発露を全体的な男女対立問題にすり替えてるようにしかみえない議論になっていると思う。現場に居合わせてないのでどうだとは言うつもりはありませんが。しかしパフォーマンスに関しては逆のことを連想してみたほうがいいかもとか。

【男性の権利をうたう集団が男性の気持ちを見事に描き出していると思えた本に賞を与え、その授賞式で素人の半裸の男性集団が踊ってみせた】

「うわー、キタナイものを見せられた」という気分になりそうです。これは私が女性だからということではなく私個人の感情の発露です。喜ぶ人もいると思います。この私の感情は男性差別になりますか?この場合、私が面と向かってパフォーマンスをした人にこの言葉を投げかけたとしたら、それは非常に失礼なことだとは思います。なので言われた相手が謝ってほしいと言ってきたら謝ると思います。でも男女対立問題にされちゃうと困りそうです。

速報:10月大阪松竹座
10月の大阪松竹座での演目が発表されました。
『通し狂言 蔦模様血染御書』だそうです。どうやら岡本綺堂の新歌舞伎らしい。染五郎さん&愛之助さんの出演が決定。うわー、これまた噂は本当だった。行かねばならぬ?10月は歌舞伎座、国立大劇場、クラシックコンサートでいっぱいいっぱいになりそうなんだけど…。でも行っちゃうんだろうなあ…。

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大阪松竹座『十月花形歌舞伎』
平成18年10月2日(月)〜26日(木)
『通し狂言 蔦模様血染御書』
1等席・・・・11,550円
2等席・・・・6,300円
3等席・・・・4,200円
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/0610/haiyaku.html
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2006.06.11 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.11

国立大劇場に六月歌舞伎鑑賞教室『国性爺合戦』を観にいきました。着物率が異常に高かったです。しかも着慣れた感じの人ばかりでした。日曜の今日は歌舞伎を見慣れてる方が多かったようで歌舞伎が初めての人は2割〜3割程度のようでしたね。芝居のほうは皆さん頑張ってるなあという印象。しかし初心者向けか?といわれるとちょっと微妙かな?とも。あの場をやるならもっと切々したものを伝えないと、と思うんですが…。詳細感想は感想ページに

7月歌舞伎座の歌舞伎特別会員売り出し日。友人に頼まれた分と自分の分をGet。繋がったのは早かったけど土日の3等A席はそれほど良い席は残っていない模様。3等B席は良い席が取れました。7月は夜の部の『天守物語』だけが目当てです。『海神別荘』は日生で観た時にそれほど感心せず、もう1回観たいとは…。海老蔵さんのコスプレを楽しむ分にはオススメです。日生の時、とてもかっこよかったです。玉さまは村娘はニンではないと思うんですけどね…。あの当時は海神の海老蔵さんのほうがよほど人間らしく見えました。玉さまは『天守物語』の富姫のほうが絶対にニンです。それに海老蔵さんの立ち回りが見られるし、やはり7月は夜の部でしょう。


2006.06.10 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.10

 アストリット・パプロッタ『死体絵画』(講談社文庫)
ドイツミステリ大賞作品。サイコものと思わせながら最終的に社会問題へと繋げていく物語設定がとてもいい着眼点で好み。ドイツの今の社会が描かれ、そのなかで生きる人物像の描写も上手い。小さくまとまらないミステリとしては非常にいいとは思う。ただシリーズものの第三巻目ということも大きいとは思うのだが主人公の内面描写に上手く入り込めない部分があったり。一巻、二巻で語られたであろうキャラ背景の前提なしだとわかりずらい部分が。また翻訳も少々読みずらい。こなれてないというか、たまに主語が変だったり…。翻訳者のせいか地の文が悪いのか。物足りなさはあったもののもっと読んでみたい作家なので一作目、二作目も訳してほしいです。

購入本: ローレンス・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』上下(創元推理文庫)


2006.06.09 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.09

東京ではすでに5月のGW明けから梅雨のようなお天気が続いていたわけですがここにきてようやく関東も梅雨入り宣言。明けるのはいつなんでしょうねえ。暑いんだか寒いんだかわからない天気のせいか、冷房を効かせているOfficeが妙に寒いせいか周囲に風邪ひきさんが多いです。クールビズでOffice内は28度設定のはずなんですがもっと低いような気がする。体が冷え冷えしちゃって…風邪ひかないように気をつけよう。

中村芝雀さん今後の予定:
8月は藤間会の舞踊公演に出演する以外はお休み。ここ最近、夏は巡業が多かった芝雀さんですが今年はゆっくりお休みできそうですね。昨年からほとんどお休みなしでしたからねえ。9月は初代吉右衛門さん追善の『秀山祭』です。今からどんな演目がかかるのか楽しみ。10月は国立大劇場で『元禄忠臣蔵』とのこと。吉右衛門さん以外の出演者では一番早い発表だったりするかな?こちらも楽しみ。

06月1日〜24日---国立大劇場『国性爺合戦』
07月3日〜24日---国立大劇場『彦山権現誓助剣−毛谷村−』
08月6日---------国立大劇場『宗家藤間流 藤間会』
09月------------歌舞伎座
10月------------国立大劇場『元禄忠臣蔵 第一部』


2006.06.08 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.08

演劇評論家の上村以和於さんがご自分のサイトで随談第120回 観劇偶談(その58)の今月の一押しで染五郎を押している。勿論、染ファンとしては嬉しい。でもだからと言ってわざわざ取り上げるわけじゃない。言い訳ではなく私はいわゆる劇評は参考にはするけど信頼しているわけじゃないので。だから普段、染ちゃんが誉められていても収集することはない。ただ今回、私には言葉にできなかった染ちゃんの放駒に感じた「何かいつもと違う空気」を言葉にしてくれていたのでここにメモとして置いておく。上村さん曰く「「のほほん」とした放駒」。そうそうこれこれ、「のほほん」とした空気があそこにはあった。今までの染ちゃんからは感じなかったおおらかな空気があそこにはあった。染ちゃんは今月また一歩階段を上ったかもしれない。

上村以和於さんサイト:http://www.iwaokamimura.jp/


2006.06.06 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.06

4日に観劇した歌舞伎座『六月大歌舞伎 昼の部』感想を書きました。なんとなく観劇感想を書くことに疲れてるので簡単にとは思うんだけどどうにも簡潔に書けない…。

そういえば「角力場」の染ちゃん、放駒長吉はお父様に習ったんでしょうけど与五郎はどなたに教わったんでしょうね?どう考えても幸四郎さんが与五郎をやるわけないし。仁左衛門さんかなあ?今回の与五郎の濡髪ラブな雰囲気の可愛らしさは染ちゃんならではの雰囲気でしたけど。筋書きに載ってるかしら?舞台写真が入ってないのでまだ買ってないんですよね。


2006.06.05 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.05

 ギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』(扶桑社ミステリー)
後日補完予定。


2006.06.04 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.04

歌舞伎座『六月大歌舞伎 昼の部』をまずは三階席で観てきました。染五郎がもう可愛いくて可愛くてどうしようかと。『双蝶々曲輪日記』の二役では放駒長吉は血気盛んでやんちゃ。しかも愛嬌も華やかさもありかなり良いわ、可愛いわ。またなよなよとしたつっころばしの与五郎はすっかりこの手の役を手中に収めつつあるかも?な、なよなよぶりで観客を笑わせてたし、なにより濡髪ラブな女の子ぽい与五郎の色気にはビックリよ。んでもって『荒川の佐吉』の辰五郎は人のよさが場の空気を和ませ、またかいがいしい世話役女房ぽいところがなんとも可愛くて。つーか、佐吉と辰五郎が夫婦にみえます…。ううっ、やばい、この可愛らしさはツボ。にしても染ちゃんは、存在感が出てきたというかいいほう方向に一皮向けてきたような気がする。染ちゃんばっかが印象に残りすぎな本日の歌舞伎観劇でした(笑)詳細感想後日。


2006.06.02 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.02

先月の歌舞伎座『團菊祭五月大歌舞伎 夜の部』『吃又(傾城反魂香)』は三津五郎さん@又平の演じ方に関して賛否両論があったらしくぽん太さんのところで盛り上がっている。私は『團菊祭 夜の部』は結局拝見していない。観ていない芝居に関して、あれこれ書くことはできないので傍らからその会話を楽しんでどういう舞台だったのか想像するのみである。

実は何人かの方が三津五郎さん@又平の演じ方に感じた違和感は私が以前、猿之助さんが演じた又平に感じた違和感と同じ感覚の違和感なのだ。もしかしたら三津五郎さんが今回演じた又平と2001年に猿之助さんが演じた又平は似ていたのかな?そう思った。もしかしたら、猿之助さんと比べた感想が出てくるかもしれない、とちょっと期待したけど、目にした感想で三津五郎さんの又平に対し引き合いに出ているのは又平役に定評のある吉右衛門さんと富十郎さんだけ。うーむ、やはり自分の目で観て比べて見たかったと今更ながら思っている。猿之助さんの又平は花道の引っ込みはあったもののリアル志向で「不具の哀切さ」を前面を押し出し、そのコンプレックスに潰されそうになっている人間として演じられていた。そしてその又平を信じ支えることに喜びを見出してるかのような甲斐甲斐しいおとくを勘九郎時代の現勘三郎さん。この二人の夫婦像はある意味対等な夫婦であった。そういえば勘九郎さんも鼓をご自分で打ってらしたな。今回の『團菊祭 夜の部』『吃又』の感想をあちこちで拝見するたびにこの猿之助さん@又平&現勘三郎さん@おとくの『吃又』を思い出す。彼らももしかしたら六代目菊五郎さんを意識した型だったのだろうか。

あの頃は歌舞伎の感想をまともに書いてない頃だし、歌舞伎ファンの方のサイトを探すこともなく、ましてや議論することなんて考えてもいなかった。あの時の違和感を今回の三津五郎さんの『吃又』のように意見交換できたら、楽しかっただろうな。

ちなみに私は『吃又』は何度も観ていて少々飽きがきていた演目。それで今回、あまり観る気がしなかったのだよなあ…。この演目、またかの関と言われている『勧進帳』より多くかかってる芝居のような気がするのは気のせいかしら?

「Kabuki, Sadler’s Wells, London」、海老蔵さんと亀治郎さんのロンドン歌舞伎公演の劇評をチハさんが収集してくださっています。私のつたない英語力でまともに読めてるとは思えませんが、亀治郎さんのかさねがとーっても観たくなりました。海老蔵さんは男ぶりをアピールできる与右衛門のほうが好評みたいなので、『藤娘』をあえて選ばなくても良かったかもですね…。日本のようにご趣向で楽しんでもらえないし。海外では女形のほうが好まれるからという理由でしょうけど、海老蔵さんなら立役だけで十分人気出るでしょう。


2006.06.01 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-06.htm#2006.06.01

5/27(土)に観た『五月文楽公演 第二部』感想を書きました。9月の文楽は『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』。歌舞伎では散々観ている演目だけど文楽でもぜひ観たい。チケットが取れるか大問題だけど、いざとなれば平日でも行くぞ、な気分です。

6月鑑賞予定。5月は予定をめいっぱい入れすぎて疲れてしまったので6月は控えめに。それでも5回か…。歌舞伎座は足してしまいそうになってますがとりあえず我慢。

<<6月鑑賞予定>>
歌舞伎座
『六月大歌舞伎』昼の部
国立大劇場
『国性爺合戦』
青山劇場
『メタル・マクベス』
歌舞伎座
『六月大歌舞伎』夜の部
歌舞伎座
『六月大歌舞伎』昼の部