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あれれ日記 2006年9月


2006.09.30 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.30

奥泉光『グランド・ミステリー』上下(角川文庫)
奥泉さんお得意の現実と虚構の境界世界の物語。国の歴史、個人の歴史、運命に司られているのか、意志が動かしていくのか。何重にも仕掛けられた謎。この多重構造の物語は一回読んだだけでは咀嚼しきれない。物語を引っ張っていく冒頭の事件の謎は綺麗に収斂されていく。が、時空の流れは混沌としたまま。歴史認識の苦さに胸が詰まりました。私的に要再読本。


2006.09.28 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.28

27日に劇団☆新感線×染五郎『朧の森に棲む鬼』の製作発表があったようです。いくつかWeb上にも記事が載りはじめたようなので随時収集していきます。染ちゃん、相変わらず眉無しだー(歌舞伎の拵えのため眉はいつも剃っているそうです〜)。にしても、一昨日まで更科姫をやっていたとは思えない。記者会見の写真、よくみたら頬がかなりこけてるかも。やっぱ痩せたよな…。まあ、これから戻していくと思うけどね。デイリースポーツは他の共演者と一緒の写真。古田さん、相変わらず服が凄い色の組み合わせ(笑)サダオくんは記者会見にいなかったのかな?

日刊スポーツ:http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060928-96161.html
サンスポ:
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200609/gt2006092800.html
報知:
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060928-OHT1T00099.htm
デイリースポーツ:
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/09/28/0000123398.shtml

動画きました!期間限定かもしれないのでお早めに!yahoo!、gooとも同じ動画です。あらやっぱ、染ちゃん、いじられキャラですよ(笑)とことんな悪役をどこまでできるのか?期待してますよ。
yahoo!動画ニュース:http://bb.goo.ne.jp/news/showbiz/index.html
goo動画ニュース:
http://news.goo.ne.jp/douga/

『朧の森に棲む鬼』にかまけていて、すっかり来月のこと忘れているかのようですが(笑)『染模様恩愛御書』もとーっても楽しみです。復活狂言なのでいつもより早めに稽古を始めていたようで秀山祭出演の染五郎さんは出演の合間をぬって歌舞伎座地下稽古場に駆けつけ、関西の役者さんはこの為にわざわざ上京されていたということ<梅之さんBlog情報。で、今日からは大阪松竹座で稽古始まっているようです<附け打ちさんBlog情報。染ちゃん、昨日は製作発表だったし、ほんとに忙しすぎ…(--;)。くれぐれも体だけは壊さんといてな。


2006.09.27 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.27

10月11日の『マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル』の演奏曲目が決定しました。きゃー、ベートーヴェン『ピアノソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」』が入ってる〜うれしい。あとはシェーンベルクとリスト。ポリーニさんのシェーンベルクは好きだ。リストは今までポリーニさんでは聞いたことがない。そもそも私はリストってあまり聴かないので楽しみ。

カジモト:http://blog.eplus.co.jp/kajimotoeplus/2006-09-25-2


2006.09.26 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.26

本日、歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』の千秋楽です。今月は久々に非常に見応えがあり昼夜とも大満足でした。吉右衛門さんは秀山祭を毎年続けて行きたい意向のようなので続くことを期待します。幸四郎さん、吉右衛門さんの兄弟共演もこれからもたまにやっていただきたいです。初代吉右衛門の曾孫として、また高麗屋、播磨屋の芸を受け継いで行く期待を背負った染五郎さんは松王丸から更科姫までかなり幅の広い4役をしっかり務めたと思います。これからも応援していくぞ、と気持ちを新たにした今月でした。千秋楽に合わせて、というわけじゃないのですがさっくりと9/23(土)に観劇した夜の部の詳細感想を書きました。

歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎 夜の部』2回目詳細感想(9/23鑑賞)

『朧の森に棲む鬼』染五郎インタビューがっ。ぴあサイトに劇団☆新感線『朧の森に棲む鬼』に挑む染ちゃんへのインタビューが載りました!ますます楽しみになってきた。「染ちゃんたら悪い人なのね」って思わせてください!でもどこかしら切な系になりそうな予感も。
ぴあインタビュー:http://info.pia.co.jp/et/play-p/shinkansen_oboro/shinkansen_oboro.jsp


2006.09.25 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.25

9/17に観た『秀山祭九月歌舞伎 昼の部』2回目の詳細感想を書きました。荒事はニンじゃないと思っていた染五郎さんの松王丸が予想外に良かったので、これからこういう役もやっていって欲しいなと思いました。今まで荒事の役はほとんどやっていないので場数を踏めばもっと良くなっていくと思うんだけどな。

歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎 昼の部』2回目詳細感想(9/17鑑賞)


2006.09.24 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.24

国立小劇場『仮名手本忠臣蔵 第三部』千秋楽。八段目『道行き』戸無瀬が煙草吸ってる…歌舞伎ではあのシーン無いよね?無いよね?と驚いた一場面でした。九段目『山科閑居』が素晴らしい出来でした。住太夫さんの情感あり語りが絶品。義太夫、人形とも非常に気合の入った締まった舞台でした。にしてもやはり『仮名手本忠臣蔵』はよく出来た物語だなとつくづく。文楽で拝見するとそれがよくわかります。

文楽の人形遣い、吉田玉男さんが逝去。国立小劇場で『仮名手本忠臣蔵 第三部』の千秋楽を拝見し友人と玉男さんの話題をしたばかり。帰宅して玉男さん逝去を知りました。千秋楽を待って、だったのかしらとフト思いました。私はたった一度しか拝見しておりません。それがとても残念です、でも一度だけでも拝見できたのだからとあの一度を大切に心に残していこうおと思います。存在感、風情、的確な心理描写、すべてに長けた素晴らしい人形遣いさんでした。心よりご冥福をお祈りします。
毎日新聞:http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060925k0000m060030000c.html
朝日新聞:
http://www.asahi.com/culture/update/0925/001.html


2006.09.23 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.23

歌舞伎座『秀山祭九月歌舞伎 夜の部』2回目です。今月の歌舞伎観劇のラストです。昼夜とも見ごたえがあって大満足な今月の歌舞伎座でした。

『菊畑』はやっぱり皆鶴姫@芝雀さんにつきるかなあ。赤姫としての姿がほんとうによく似合う。虎蔵@染五郎さんはお疲れ気味かな?動きにキレがなかったような?ただ、前回より台詞の義太夫のノリがかなり良くなっていた。

『籠釣瓶花街酔醒』は「縁切りの場」が秀逸。次郎左衛門@吉右衛門さんが気持ちがかなり入ってて良くなっていました。もしかして吉右衛門さんてスロースターターなのかなとちょっと思いました。八ッ橋@福助さんもこの場が本当に良い。どうしようもなさ、というのが伝わってきて切なかったです。九重@芝雀さん、今月どの役も大当たりだと思う。

『鬼揃紅葉狩』の更科の前@染五郎さんがますます可愛らしくて、なんとジワまで起こってたよ。1階の前で観てもちゃんと可憐なお姫様だった。今回もあまりにも私的ツボに入ってしまったので染ちゃんばっかり見てしまった〜。萌え萌え。


2006.09.22 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.22

昨夜、大好きだった翻訳家さんの訃報を聞く。あまりのショックに昨日は書く気が起こらなかった。本当に大好きな翻訳者さんだった。私は浅羽さんのおかげでタニス・リーをジョナサン・キャロル、アン・マキャフィをドロシー・セイヤーズを知ることができた。私が興味を惹かれた翻訳本には「浅羽莢子」の名があった。翻訳者を気にしたことがなかった私が「この人の翻訳本なら」と信用していた。

そんな私の気持ちが通じたのか、実は機会があって数回お目にかかったことがある。そんなにお話はできなかったけど浅羽さんと話せるだけで嬉しかった。作品に愛情を持って翻訳されているとのが伝わってきた。そして、翻訳のお話とは別に「ファン道」のお話も聞かせていただいた。その頃、私は自分にファンになる対象がいなくて、うわーすごいなあとただ拝聴するだけだったけど、今なら浅羽さんの気持ちがよくわかる。浅羽さんは熱狂的だったけど見る目はバランスが取れていた。本当に素敵な方だったなと思う。心からのご冥福をお祈りします。


2006.09.21 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.21

現在、奥泉光『グランド・ミステリー』(角川文庫)を読書中。第二次大戦中、戦艦と潜水艦で起きた事件から始まる歴史ミステリ。戦記ものって苦手なのよねと敬遠ぎみだったのだけど奥泉さんだし、とようやく手に取った次第。上巻が終わり下巻に突入したとこですが、奥泉光は奥泉光だった(笑)。こういうことなら早く読んでおけば良かった。


2006.09.17 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.17

歌舞伎座『秀山祭九月歌舞伎 昼の部』2回目を観に行きました。初日での客席の妙な緊張感(笑)はさすがに無かったのですが、芝居のほうはますます充実していました。舞台写真がかなりの量出ていました。今月は出演者が多いんだなと実感。いつもより枚数多く買ってしまった。主は更科姫@染ちゃん。だって〜、可愛いんだもん。

『車引』松王丸@染五郎さんに大きさが出て、また敵役としての悪さと苦渋、そして静かな威圧感がありました。顔も大きく見えほんと良い出来ではないでしょうか。桜丸@亀治郎さんは切々としたものが台詞に乗り、梅王丸@松緑さんはだいぶ台詞にメリハリが利いてきた。三人のバランスが非常に良いですね。他の演目でも観てみたい組み合わせ。

『引窓』それぞれが役柄にピタリと嵌って、文句なしの出来栄えとしか言い様がない。濡髪@富十郎さん、ほんとにこの方の華と台詞回しが良いわ〜。

『六歌仙容彩』小町@雀右衛門さんが可愛らしい&濃厚オーラ。でも足元はやはりきつそう(;;)。業平@梅玉さん、色気が出てきた?文屋@染五郎さん、おおっ、初日より断然踊りにキレがあるし、愛嬌もしっかり。軽妙洒脱とまではいかないけど魅せる踊りにしてきた。

『寺子屋』松王丸@幸四郎さんと源蔵@吉右衛門さんのテンションが初日から衰えずというかますます気合入りまくり。それなのに、二人ともしっかりと押さえたハラのある芝居。千代@芝翫さんが情味のあるなんともいえない味わいの千代でした。さすがです。前回薄かったように思った松王丸と千代の夫婦のありようがしっかり見えました。切なさ倍増。また、源蔵@吉右衛門さんの苦渋が深くなってました。涎くり@松江さんが少年らしくて可愛らしい。


2006.09.16 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.16

国立小劇場『文楽九月公演 仮名手本忠臣蔵』二部を観ました。一部は今回はパスしたんですが四段目が評判が良いようでちょっと観たかったかなと。それにしても今回、つくづく『仮名手本忠臣蔵』は非常に良く出来た物語だなあと思いました。二部は六段目と七段目がよかったです〜。人形のほうでは特におかるがよかった。勘十郎さん操るおかるは品のある柔らかい色気があって、なにより親や勘平を思う情感がありました。蓑助さんの由良之助は色気がありますなあ。詳細感想後日。

自宅のノートPCの調子が悪いです。かなり不安定で、このままだと再セットアップも視野にいれないと…。何が原因なんだろう。今は騙し騙し使用中


2006.09.15 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.15

うわあ、やばいっ、やばいっです。松竹サイトに劇団☆新感線×染五郎『朧の森に棲む鬼』の新チラシとみどころがupされました。新チラシの染ちゃん、がっごいい〜〜〜。濁音になってます…正直かなり興奮ぎみです。どーしよ、どーしよ、浮き足立ってますよ私。みどころには載っていませんが染ちゃんのお役の名前は「ライ」だそうですわ〜@ぴあ。チケットを取る算段を本気で考えなくては。
松竹サイト:
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/0701/index.html


2006.09.14 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.14

『染模様恩愛御書』のノベライズ本の挿絵がasahi.comに載ってました。朝日新聞夕刊関西版の記事らしいですね。「新たな観客層が歌舞伎に興味を持つ糸口になれば」by松竹、らしいんですけどほんとに糸口になるのかしら。このノベライズ本を読んでから歌舞伎を観たら「違う〜」とか、なりそうな予感。だって挿絵がね、特に数馬の挿絵が可愛らしすぎるっ。らぶりん、大丈夫か、をい(^^;)。友右衛門の挿絵は、まあなんとか染ちゃんとのギャップはそれほどなさそうだけど…って贔屓目で私の目が曇ってる可能性は否定できないが。
asahi.com記事:http://www.asahi.com/culture/stage/kabuki/OSK200609130038.html

本日、11月巡業『松竹大歌舞伎』の三鷹公会堂のチケットを無事入手。幸四郎さん@弁慶と信二郎さん@富樫と高麗蔵さん@義経の『勧進帳』です、楽しみだわ〜。10月には国立大劇場『弁慶二態〜能と歌舞伎による〜』を拝見する予定なので吉右衛門@弁慶と梅玉さん@富樫と芝雀@義経を比べてみるのも楽しみ。たぶん、同じ『勧進帳』でもかなり印象が違うと思う。


2006.09.13 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.13

9/8に観劇した『秀山祭九月大歌舞伎 夜の部』の詳細感想を書きました。夜の部はやはり『籠釣瓶花街酔醒』が見ごたえありですねえ。染ファンとしては更科姫に萌え萌えなんですけどね(笑)舞踊じゃオペラグラスは使わない主義なんですが今回は思いっきり使って染ちゃんばかりガン見してましたから。

歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎 夜の部』詳細感想(9/8鑑賞)


2006.09.12 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.12

来年1月に新橋演舞場で上演予定の劇団☆新感線×染五郎コラボ、新感染の『朧の森に棲む鬼』のチケット販売日と上演日程がようやく決定。情報が出るのが遅かったなあ。製作発表は今月末あたりでしょうか。

んで、なんとプレビュー公演が12月29日〜30日の2日間あって、12月31日にはカウントダウン公演を行うようです。ええっー、なんちゅう公演形態だよ。せめて大晦日〜正月くらい大人しく家族孝行したらどうなの、染ちゃん、古ちん、と思わなくもないんですけど。えっ?だって私どう考えてもカウントダウン公演になんか行ったら家族に総すかんくらうし、甥っ子に泣かれる…。うわーん、なんでこんなことするのよっ。むーん、まずはとりあえずプレビュー公演初日を狙ってみるかな。歌舞伎会先行使えるのだろうか?まあ最低4回は行きそうな予感、というか行く気満々。

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新橋演舞場
『朧の森に棲む鬼』
チケット発売日:10月 29日(日) 10:00〜
公演日:2006年12月29日(金)〜2007年1月27日(土)
座席料金:
プレビュー公演(12/29〜12/30):一等 8800円 /二等 5300円/三階A 4400円/三階B 2500円
カウントダウン公演(12/31) :一等 13600円/二等 8500円/三階A 7300円/三階B・4500円
本公演(1/2〜1/27):一等 12600円/二等 7500円/三階A 6300円/三階B 3500円
ぴあ情報:
http://ap0.pia.co.jp/pia/et/onsale/ons_perform_list_et.jsp?ons_search_mode=ON&ONS_COL_SHEET_NO=154956&P_CODE=372167#koen_detail
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2006.09.11 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.11

9/2に観劇した『秀山祭九月大歌舞伎 昼の部』の詳細感想を書きました。観た直後の感想を膨らませただけですが、観た直後に感じたことが少し時間がたった今でも鮮明です。良い舞台を観たなあとつくづく。
歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎 昼の部』詳細感想(9/2鑑賞)

新橋演舞場『魔界転生』の感想も書きました。あんまりワクワクしなかったので感想のテンションも低めかも。
新橋演舞場『魔界転生』詳細感想(9/3鑑賞)


2006.09.10 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.10

ジョージ・プリンプトン『トルーマン・カポーティ』上下(新潮文庫) 


2006.09.09 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.09

久々の読書会。今回のお題目はトルーマン・カポーティ『冷血』でした。読書会は人それぞれ色んな読み方があり、その自分とは違った視点を教えてもらえるのが楽しいのだけど今回も色々な視点があって面白かったです。

『冷血』はノンフィクションというより小説だろう、という方向ではなんとなく認識が一緒だったのでモラルのお話にはならず小説としての「読み」の部分での話しが中心になりました。また『冷血』単体で読んだ場合とトルーマン・カポーティの他の作品を読んでいる場合で、だいぶ印象も変わるようでした。


2006.09.08 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.08

会社環境が変わったばかりでどーなの?とほんの少しばかり自問自答してみましたが、やっぱり計画通り今日は早退して『秀山祭九月歌舞伎』夜の部を観てきます。夜の部は個人的に女形目当てです。芝雀さんの皆鶴姫と九重、福助さんの八ッ橋、染五郎さんの更科姫(鬼女)。うっふふ、想像しただけでも楽しい。仕事頑張るぞ!

予定通り夕方から歌舞伎座『秀山祭九月歌舞伎 夜の部』を観てきました。昼の部とは違う面白さ。かなり昼夜の雰囲気が違うような気がしました。んで、夜の部はやっぱり女形が良かったです〜。

『菊畑』では芝雀さんの皆鶴姫がとにかく可愛いったら。お持ち帰りしたいくらい可愛い。やっぱり芝雀さんは基本赤姫役者だなあつくづく思いました。

『籠釣瓶花街酔醒』は福助さんの八ッ橋が絶品。見初めの笑みの哀しいこと。先の運命が見えるような笑みでした。玉三郎さんとはかなり違うタイプの八ッ橋。同時期に素晴らしい八ッ橋を二人の役者で観られるとは観客の一人として幸せです。そして芝雀さんの九重もとても素敵でした。心根の優しい九重でした。芝雀さん、お父様にほんと似てきた。

『鬼揃紅葉狩』染五郎さんの更科姫が自分の目を疑ってしまうくらい綺麗でした。ええっ?まじで染ちゃん?と何度もオペラグラスでのぞいてしまいました。今まで染ちゃんの女形は品があってとーっても大好きではありましたが、それでも綺麗とか可愛いの範疇ではなかったんですけどぉ…。今回ほんとに綺麗で楚々してて可愛いんですよ〜。そして姫の舞が、これまた想像以上に柔らかく、たおやかで見応えあり。ここまで持ってきたか〜。私は染ちゃんの弥生が観たくなりました。


2006.09.07 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.07

国立大劇場で10月から12月にかけて通し上演される『元禄忠臣蔵』の紹介記事をみつけました。10月分が一般販売されましたがチケットの売れ行きも好評のようです。3ケ月もかけての通し上演は次があるかどうかですから必見ですね。

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赤穂浪士の討ち入りを題材にした「元禄忠臣蔵」が、10月から3カ月間をかけ、「国立劇場開場40周年記念」公演として東京・国立大劇場で上演される。真山青果作の昭和歌舞伎史に残る傑作、全10編40場が、時間軸に沿って一挙に上演されるのは初めて。後略、以下詳細はこちらで↓
毎日INTERACTIVE:
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/archive/news/2006/09/05/20060905dde018200016000c.html
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2006.09.06 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.06

今までがあまりにぬるま湯状態だったんだというだけなのですが、ちょっと環境が変わっただけでヘバってる自分が情けない。とにかく最初が肝心ですし、ほどよい緊張を保って頑張ります。後は野となれ山となれ。

松竹の宣伝方法っていつもどうにも微妙にダサッと思うのは私だけでしょうか?愛染かつらさんのBlogで知りましたが10月大阪松竹座で上演される『染模様恩愛御書』との連動小説が出版されるそうなんです。まあ、そういう宣伝方法はいいとしよう。でもさー、歌舞伎とボーイズラブのコラボレーションって…orz。BLがもうすでにアンダーグラウンドなものじゃないってことなんでしょうけど。にしても、こうやって堂々とやるようなジャンルか?と思わなくも無いのですが。しかも、このやり方『染模様恩愛御書』の良い宣伝方法とは到底思えないんだけど。だいたい、大半の萌え属性の人たちって、物語のシチュエーションやら会話から「萌え」部分を自分たちで探すのが好きなはずで、単に男×男の話だからってだけで萌えるわけじゃないはずなんだけど。最初からBLを謳い文句にしてどーする?という。『染模様恩愛御書』の舞台を観て、これはいける、と思った作家が書いてくれるんだったら歓迎するけどね。順番違ってるんじゃないのーー?。<私の認識が違うんだったらごめんなさい。

染ちゃんたちが製作発表の時にBL発言したわけはこれで判ったけどね。出版時期を見るにすでにこのコラボが決まっていたんだろう。

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小学館パレット文庫スペシャル版
「染模様恩愛御書 紅蓮のくちづけ」
「史上初!歌舞伎とボーイズラブのコラボレーション!!
ー市川染五郎・片岡愛之助 主演 「通し狂言 染模様恩愛御書」の連動小説ー
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私は本好きだけどライトノベルは苦手なのでどちらにせよ、これはパス。どうせなら三世河竹新七作の原作『蔦模様血染御書』のほうを書籍化して欲しかったよ。これなら読みたいんだけどなあ。


2006.09.03 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.03

新橋演舞場『魔界転生』観劇。附け打ちの福島洋一さんが頑張ってました!<見るとこ違うからっ。


2006.09.02 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.02

本日は歌舞伎座『秀山祭九月大歌舞伎』の初日。昼の部に行ってきました!まだちょっと興奮ぎみです。これぞ大歌舞伎でした。初日なのに完成度の高い素晴らしい舞台。久々に歌舞伎座にかなり濃い空気が流れていました。舞台と客席に妙な緊張感と一体感。大向こうも凄かった(笑)そして全演目、かなり良い出来というか素晴らしい出来だったんじゃないでしょうか。役者全員が気合入りまくり。これが初日なの?という、それぞれがしっかり役に入り込んでの芝居でした。

『車引』では若手三人がしっかり舞台の空間を埋めていました。それぞれに存在感が出てきたような気がします。松緑さんは形が非常に良かったですね。台詞回しの部分でちょっと拙さはありましたが声量は十分。亀治郎さんはとても優しげな桜丸。気負わず、しっかり気持ちを伝えようとしていて良かったです。染五郎さんはなんと肉襦袢なしでの等身大の松王丸。細身な雰囲気は多少ぬぐえませんがきちんと長男としての格と大きさも出てましたし、何より台詞の伝え方が良かったです。そして段四郎さんの古怪さが舞台を締めました。

『引窓』はアンサンブルの良さが見事。富十郎さんの濡髪が華もあり、また声の張りが素晴らしくさすがの上手さ。芝雀さんは芸格が上がったかな?と思わせるとても素敵なお早。そしてとっても可愛かったです。お幸の吉之丞さんが切々した母心を伝えて、やはり見事。 与兵衛の吉右衛門さんは手の内の入った役を味わいよく。

『六歌仙容彩』では小町の雀右衛門さんが美しさはまだまだ十分あるのだけどちょっとハラハラドキドキ。でも私的には舞台に上がってくださるだけで十分です。業平の梅玉さん、相変わらず気品ある踊りが素敵。衣装もお似合いだわ。文屋の染五郎さん、活き活きと踊っていました。ちょっと愛嬌ある風情を作り丁寧で大きさのある踊り。手さばきがやはり綺麗です。もう少し飄々とした味わいが出るとなお良し。

『寺子屋』、もう、とにかく素晴らしかったです。緊迫感があり、濃密な見応えのある舞台でした。松王丸の幸四郎さん、源蔵の吉右衛門さんの気合の入り方が凄かった〜。いやあ、この二人もっと共演するべきですよ。間の取り方がさすが兄弟。ピタッと視線が合うシーンは鳥肌ものでした。つーか普段起きないとこで拍手起こるし。舞台の引き締まり方がすごいです。役者としての質感が似ていながらも芸の違いがうまく相乗効果をあげて、どかんと心に伝わってきました。戸浪の魁春さんもほんと良かったです。千代の芝翫さんは存在感がありました。まだ少しエンジンがかかりきってないかな、という部分がありました後半もっと気持ちが入っていくでしょう。


2006.09.01 http://www002.upp.so-net.ne.jp/snowtree/are2006-08.htm#2006.09.01

9月鑑賞予定、なかなか凄いことになってます。週末のほとんどを観劇で潰すのはどーかと自分でも思うんですが…。文楽の第一部は日程のやりくりがキツイので諦めました。読書会には久々に参加する予定。課題図書『冷血』は読んだけど関連図書ももう少し読みたい。現在、ジョージ・プリンプトン『トルーマン・カポーティ』を読み中。カポーティ初期作品の再読は無理かなあ。

<<9月鑑賞予定>>
歌舞伎座
『秀山祭九月大歌舞伎 昼の部』
新橋演舞場
『魔界転生』
歌舞伎座
『秀山祭九月大歌舞伎 夜の部』
国立小劇場
『文楽九月公演 仮名手本忠臣蔵』二部
歌舞伎座
『秀山祭九月大歌舞伎 昼の部』
歌舞伎座
『秀山祭九月大歌舞伎 夜の部』
国立小劇場
『文楽九月公演 仮名手本忠臣蔵』三部