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プレMYSCON雪樹的レポート(暫定版)


●歌舞伎町の夜は恐かった

いよいよ私とりおさんはMYSCON会場へ。りおさんがかなり緊張ぎみなので、それをほぐそうと「大丈夫だよ〜」と言いつつ実は私も内心ドキドキ。歌舞伎町へ向かうが途中、道1本間違え、怪しげな通りに入ってしまい思いっきりびびってしまった。小さな公園にはゲイらしき男の子の集団はいるし、変なおじさん「店で働かない?」と声をかけてくるしでほんと恐かった〜。早足で道を横切り、あっ、コマ劇場の看板があ〜(ホッ)

色んな集団が東宝会館の下に集っていたので「あれは違うよねえ」と気になりつつも横目に眺めエレベーターに乗る込む。あれ?どこかで会ったような気がする女性が。5Fで降りると集団が並んでいる。「あら、もうこんなに」と並びかけた私たちの横でその見覚えのある女性が店員さんになにやら聞いている。「ミスコンのお客様はあちらです」きゃあ〜、違う集団に並んじゃった。その時にその女性の名前を思い出しました!織さんだあ、DASACONでお見かけしてるじゃん。織さんの後を追いかけようやくMYSCON受付へ。

●女性軍団

中に入るとヒラノマドカさんが所在無げに立っていた。他にはスタッフの数人と作家さん以外、知っている顔がない。私は知っているマドカさんの顔を見てなんとなくホッと緊張が解ける。以前譲ってもらう約束の管浩江「メルサスの少年」をもってきてくれた。うれしいです「ありがとう!」。マドカさんにりおさんを紹介して、とりあえず空いている席に座る。

ほとんどが女性のそのテーブルには七夜さんとか桜生青さんなどWEBで名前を知っている方々が。さっそく「雪樹デース」とご挨拶。ふと、りおさんの隣を見やると冴理理央さんが「あれえ、同じりお仲間だあ」となんか外したご挨拶。受付でもらった名簿を見ながらキョロキョロしつつ、ミステリ度アンケートをやってみるも「題名は挙げられるけど読んだことない、うわ、全然判らないよー」。

●プレゼントおよび本が飛び交う

そんなこんなしているとスーツで決めた給仕犬さんが登場。知っている人が増えるとやはりなんだか安心。給仕犬さんからは東野圭吾「秘密」を譲っていただく。なんとなく世間話をしているとカワカミさん掲示板でお世話になっている作家、浅暮三文さんが私のテーブルに来てくださり、おねだりしていた「魚と戯れる猫」というお題の絵をいただく。とっても可愛らしくユーモラスな絵で感謝感激。自慢気にみんなに見せびらかす私。

ちょっと遅れて青木みやさんが登場。「あっ、みやさ〜ん」と無理矢理、満席のテーブルにイスを足して座らせちゃった。みやさんが揃ったところで「雪樹的おすすめ海外ミステリ(およびダブリSF少々)無理矢理ただ配り」を始める。
りおさんにアガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」
マドカさんにK・グリムウッド「リプレイ」F・フォーサイス「オデッサ・ファイル」
みやさんにR・ゴダード「千尋の闇」ル・グィン「辺境の惑星」
かわかみさんにS・キング「シャイニング」メアリー・ウォーカー「神の名のもとに」
給仕犬さんにも「秘密」のお礼に進呈したかったのだが持ってるものばかりだそうで、次の機会に持ち越し。

●有名人チェックそして始まり

かわかみさんから「あそこに座っているのが、綾辻行人さんだよ」と教わり見やると、おおっ、皮ジャン、サングラスでなかなかかっこいい。そちらのテーブルは他にもマンガ家の喜国夫妻や近藤史恵さん貫井徳郎さんなどの業界人が。初代DASACON大将の大森望さんも登場、相変わらず邪悪系のTシャツで目立っております。

みなさん揃ったところでフクさんがご挨拶。いよいよプレMYSCON開始。最初はまずメンバー紹介、あいうえお順で青木みやさんから次々と名前を呼ばれる。WEB有名人には「おおっ」「へえ」などの声があがる。この後は少し自由にご歓談をというので食事をしながらおしゃべり。

落ち着いたところで皆さんそれぞれ少しづつ席を立ち始める。りおさんやみやさんとオークション本の表を見ながら「知らない題名の本ばっかりだねえ」などと話しているとぬいぐるみの黒猫ミーコちゃんを肩に乗せたホラー作家の倉阪鬼一郎さんがオークション表を見にいらした。あまりの可愛らしさに「ミーコちゃん」と声を掛けると、にっこりなさって撫でさせてくれた。倉阪さんとお話ししたければミーコちゃんを誉めるべし。でもほんと可愛いんですよ〜。

いよいよオークションが始まり、溝口さんは相変わらずオークション係を任命されている。古本の鉄人kashibaさんのなめらかな口上で場がだんだん盛り上がっていく。しかし私には少々濃いラインナップだったので最初からこちらは参加せず。

●WEB知り合いにご挨拶

私の掲示板で映画系の話などよくする川村晴明さんにまずご挨拶。思ったよりシャイな方でした。それからみすぺすのともさんを捕まえ、ご挨拶。掲示板でのイメージそのままのやさしく素敵な方でした。WEBマスターとしての真摯なお気持ちに感動させられました。もう少し色々お話しすれば良かったと後で反省。

そして以前オフ会でお会いしたりなりなさんのところへ突撃。りなりなさんは長かった髪をばっさり。ショートヘアがお似合いでますます素敵に大変身。側にはなつめさんと仙台からいらした可愛らしい杏庵さん。なつめさんはおしゃれなかっこいい女性でした。P・D・ジェイムズファンということで盛り上がり、杏庵さんが「何から読めばいいですか?」と質問。おっ、そういえば布教本に「女には向かない職業」を持ってきてたっけ。それじゃあと、杏庵さんに進呈。

余っていた残り2冊を無理矢理りなりなさんとなつめさんに押し付ける私。
りなりなさんにはF・フォーサイス「オデッサ・ファイル」
なつめさんにはなんとSF、パトリック・オロアリー「時間旅行者は緑の海に漂う」を。すいません、SFらしくないSFです。

それから七夜さんとたかはしさんの会話にちょっとだけ首を突っ込むも浅暮さんが通りかかったのをすばやく捕まえ「カニスの血を嗣ぐ」の感想と質問を。「匂い」を文章で視覚化するイメージはどこから湧いていらしたのかどうしても聞きたかったんです。ホラー色を私は感じていたのですが御本人は幻想文学系とのこと。

●おせっかいばああモードに変身

浅暮さんとりなりなさんやなつめさんと歓談中のかわかみさんの元に行くが話が佳境中だったらしく話題に入れず、店の中央をぶんどって歌いまくっている異様な集団に驚く浅暮さんにひとりぽつねんとなさっていた綾辻さんを見つけた私は「あちらに移動しましょう」と声をかけその場を離れる。浅暮さんは綾辻さんに紹介したい人がいたらしく(お名前失念)を呼びに。

私は綾辻さんをジーッと見つめる若者に「僕、綾辻さんのファンなんです」とうるうると訴えられる。ここでおばさんな私は「じゃあ、綾辻さんの側に行きましょうよ」とひっぱるように連れて行く。私も綾辻さんとは初対面だったりしたんですけど、いいのかね。彼、DANくんは本を読み始めたこと自体が最近で最初にハマった作家が綾辻さんだったらしい。「握手してください」とお願いする彼に便乗し、私も握手してもらう(ここでも出た私のずうずうしいモード)。DANくんには浅暮さんも紹介してあげて「カニス読んでね」とさりげなく宣伝。少しおしゃべりをして、綾辻さんからサインをもらっていいものか悩む彼にハッパをかける。うれしそうな彼の笑顔におばさん満足。

●若手ミステリ談義

浅暮さんとDANくんに失礼して、楽志くん、春都くん、GAKUくん3人の若手ミステリ談義のテーブルへ。かわかみ、給仕犬、まどか、雪樹、みやの見事にださこん繋がりが並んでの拝聴。向かいにりおさんと章帆さんがなかよくおしゃべりしていたのでりおさんをほっておいた私はホッとしてうれしかったり。薄いミステリ者おふたりでこの談義を楽しんでいたらしい。

しかし、隣の部屋のへたくそかつ大音量のカラオケで声がいまひとつ聞こえない。ミステリ紹介はネタばれしてはいけないし、紹介するのは大変だったろうが、あらすじ説明が少々長かったかな。もう少し簡潔にして、彼ら自身の作品に対する思い入れをもっと語っても良かったかも。あまりの隣のうるささにギャラリーの突っ込みもみんなの耳になかなか届かない。

ここでのあまりのロケーションの悪さに苛立ちを覚える私とみやさん。おせっかいモードに入っている私たちはフクさんに訴えに走る。ちょうどオークションが終盤に入っていたので終わり次第マイクが使えるテーブルに移動決定。この談義で紹介された本は100円で放出。欲しい人がジャンケンで競り合う。私はクリスチアナ・ブランド「ジョゼベルの死」をGET。

●ウロウロ

若手ミステリ談義の場を離れ、川村さんが声を掛けてくださったのでそのままおしゃべり。デビット・ブリンの話からなぜ歌舞伎の話に飛んだんでしたっけ?本の話以外に映画や舞台系の話に華が咲いて楽しかったです。途中、みやさんとマドカさんが合流。なぜか寮美千子DASACON話になる。川村さんも「ノスタルギガンデス」は読んでくれていたのでした。

通りかかった倉阪さんを捕まえ、ミーコちゃんとまたも遊ぶ。みやさんは「死の影」のオチに関しての質問を。そしたら倉阪さん、しきりに恐縮。倉阪さん、ミーコちゃん中心にかわかみさんに記念撮影をしてもらう。

●トリック

フクさんが中心になっての新刊本オークション。日本作家のミステリにうとい私としては願ったりの企画。りおさんとへばりついて聞き入ってました。フクさん、作品の紹介が簡潔でとてもお上手。私は篠田真由美「美貌の帳」をGET。実はこのオークションにはトリックがあって値段はいくらで競り落としてもすべて200円以下で購入できたのだった。え〜、だったらもっと競り落とせばよかったと後悔するも後の祭り。

●終盤、なぜか私の読書歴

終盤に近づき、私は溝口さんのところへ行き進呈本を渡す。ある程度の有名本はほぼ網羅している彼だけあって、あげる本は悩みました。結果、首尾範囲ではないマンガ本、内田善美「空の色ににている」を。これは私のふぇいばりっとまんがの1冊なのだ。ほんとはハードカヴァー「星の時計のLiddell」全3巻を読ませたかったが値がはるので…(ケチ)。側にいた、たかはしさんにも強力にオススメしたりして。でもこのマンガは本好き、特にミステリ、ファンタジィー好きにはたまらない作品だと思う。絵も美しいし。

この後、たかはしさんに、最近の日本作家の推理小説のおすすめ本を紹介してもらう。私の読書歴は非常に偏っているので、人におすすめを聞いてばっかり。

実は私、本来は純文学読みだったんです。日本では近代文学系、海外は世界名作全集系って感じです。芥川龍之介、夏目漱石、井伏鱒二、太宰治、梶井基次郎、宮沢賢二、安部公房、有島武郎、ジッド、ゲーテ、トルストイ、カフカ、パール・バック、スタンダール、ユゴー、トーマス・マン、バルザックなどなど、書き始めると自分でも、うわあガチガチ文学少女だった?って感じ。(大半忘れてる気が)でも平行して中学でマンガとアニメにハマリ、高校のときには海外ファンタジィにも手を伸ばし、本格的にミステリーを読み始めたのが大学くらいかな。アガサ、エラリー、ヴァン・ダイン、カーなどを読み始め、会社に入って、この流れで翻訳ミステリばかりだったというわけでございます<たかはしさん。

●お疲れさまでしたー

あっという間の4時間がたち、お開きと相成りました。今後の本番に向けての集まりとしては成功の部類だったかと思います。スタッフの方々には本当にご苦労様でした。お話できなかった皆様、次回ぜひお話をさせてください。

●2次会

帰りはださこんメンツで2次会。いつものように話しは拡散ぎみ。結局いつも話し足りない感じで解散。


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