文芸作品発表頁
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「蒼天」会員募集へ
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蒼天4月号111号 735円(本体700円)
- ご注文は、新刊案内頁へ
- 聴く
金澤ひろあき
たかだかこれだけの時間で
きみのすべてがわかるはずないけど
しっかり聴くよ
春の虹
人を信じてみたくなる
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- 「蒼天」4月号No,111より転載いたしました。
笑い声
金澤ひろあき
村芝居鳥獣戯画の笑い声
もういいと聞こゆ寝不足法師蝉
力づくで聞かぬ栓ある残暑かな
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- 「蒼天」2月号No,110より転載いたしました。
・・・
岡田尚
狂ったばかりの
夕陽の赤が
水平線に
おちてゆく
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- 「蒼天」12月号No,109より転載いたしました。
- 避難村
金澤ひろあき
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- 避難村疲れた血管浮き上がる
大津波大地の血管切れている
自問して自答あじさい今朝の色
無人にされた町の信号機だけが変わる
長旅の燕到着申し上ぐ
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- 「蒼天」10月号No,108より転載いたしました。
- ・・・
岡田尚
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- 君を
おき去りにして
御免
夢の中に
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- 「蒼天」8月号No,107より転載いたしました。
- 作り笑い
金澤ひろあき
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- 流れ橋流れて残る大枯野
アイドルの作り笑いの暦売る
綿虫と壁の落書きおどり出す
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- 「蒼天」6月号No,106より転載いたしました。
わめきちらす
- 金澤ひろあき
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- ケンカ独楽わめきちらしてはじかれる
わめきちらすどの子守唄おちつくか
けんか凧わめきちらして糸ぷっつん
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- 「蒼天」4月号No,105より転載いたしました。
・・・
- 岡田尚
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- いつまで
泣いておるのじゃ
人は
誰でも
死にまする
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- 「蒼天」2月号No,104より転載いたしました。
風の中
- S・N
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- 冬晴の朝
落葉の階段があった
マフラーの少女が
走り去ってゆく
深呼吸すると
雲がわずかに動いた
透明な一日のはじまり
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- 「蒼天」12月号No,103より転載いたしました。
・・・
- 岡田尚
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- 40才も
すぎると
飲み物は
栄養ドリンクばっかり
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- 「蒼天」10月号No,102より転載いたしました。
夜風
- S・N
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- 月夜の画廊
花びらの両手ひろがる
こわれゆく自画像
反戦詩人の唄始まる
見上げた風の音
夜が丸くなる
本を閉じた
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- 「蒼天」8月号No,101より転載いたしました。
・・・
岡田尚
夕焼け空は
まるで
リンゴのように
やさしかった
「蒼天」6月号No,100より転載いたしました。
・・・
岡田尚
僕の夢
あきるまで
眠ること
「蒼天」4月号No,99より転載いたしました。
・・・
- 岡田尚
「一番
恐い存在は?」
と
きかれたら
「家内」
と
答える私
- 「蒼天」2月号No,98より転載いたしました。
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- まいご
- 金澤ひろあき
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- へんじの来ないお手紙は
なんだかとっても疲れます
帰るおうちもわからない
手紙もまいごで泣いてます
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- 「蒼天」12月号No,97より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 久しぶりですね
社長程
つらい仕事はないですよね
サラリーマンの方が
気楽でいいですよ
- 「蒼天」10月号No,96より転載いたしました。
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- 拝復
- 金澤ひろあき
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- なつかしい
- 皆 ちょっと老いた
- いい顔だった
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- どうやらここが帰る場所
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- 「蒼天」8月号No,95より転載いたしました。
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- 世界征服
- 金澤ひろあき
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- 久しぶりに会った友人。もう十何年ぶりかな。
- お子さん(男の子)、工学部の大学院に進学し、優秀なので奨学金をもらっているらしい。
- 小さいころ、「ロボットを作って世界征服をする」という男の子だった。
- 今、大学院で、ロボット工学を研究しているそうな。
- 世界征服のに向け、ずっとはげんでいるらしい。
- うれしい箱さて春の虹とり出そう ひろあき
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- 「蒼天」6月号No,94より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 人と会うと
- 疲れると
- 言うけど
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- 人と会わないと
- 面白くないよ
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- やっぱ
- 人が
- 一番
- 面白いもの
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- 「蒼天」4月号No,93より転載いたしました。
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- じゃり道
- 金澤ひろあき
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- じゃり道を歩いていて とつじょ
- 「でこぼこ道のそれだからにんげん」
- そんな短詩を思い出す
- 詩の仲間たち いっしょに口ずさんでくれた
- 僕の詩
- きみたちのこと
- なつかしいひとたちよ
- いっしょにコーヒーをのむ僕たちに
- 大きな夕やけ あったよね
- 夕日に浮かぶコスモス見てると
- 人生の秋って ふとおもう
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- 「蒼天」2月号No,92より転載いたしました。
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- 声
- 金澤ひろあき
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- 声はこえていくから「こえ」
- ささやき声も どなり声も
- 笑い声も 泣き声も
- みんなおんなじ速さなの
- でも
- とどき方がちがうのは
- なあぜ
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- 「蒼天」12月号No,91より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 夢さへ あれば
- 生きてゆけるさ
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- 人生なんて
- 所詮
- 夢みたいなものさ
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- 甘いキャンディでも
- なめながら
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- 「蒼天」10月号No,90より転載いたしました。
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- 桜の下で
- 金澤ひろあき
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- にっこりと
- ほっこりが
- 桜の下で
- 出会って
- 生まれた子どもが
- ゆっくり
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- 「蒼天」8月号No,89より転載いたしました。
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- 傘の中
- S・N
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- こおりついた平和の墓
- すっからかんの夜でした
- あるいは
- ザーッザーッザーッと
- 幾重もの雨の音
- おっさんの被爆体験は
- 今も
- 墓を洗っていたのです
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- 「蒼天」6月号No,88より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 武士道の
- すごいことは
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- 死ぬことなのです
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- 武士道の
- 不思議なのは
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- 死んで
- どうするの
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- 「蒼天」4月号No,87より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 梅の木は
- 母の木
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- 桜は
- 女の木
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- 「蒼天」2月号No,86より転載いたしました。
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- 匂い
- 金澤ひろあき
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- かすかな秋風には
- 昔、別れたひとの匂いがある
- なみだの匂いの思い出がある
- とりもどせない
- なみだの匂いを感じて
- そのとき
- 大人になった気がする
- 忘れたフリと演技することに
- 慣れてしまったなんて
- ウソさ
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- 「蒼天」12月号No,85より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 木がらしの夏
- 入道雲の冬
- 桜の秋
- 月見の春
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- 季節は
- たしかに
- 狂ってた
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- 「蒼天」10月号No,84より転載いたしました。
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- リズム
- 坪谷智恵子
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- 朝の訪れに目覚めて
- 一日のリズムが始まる
- 心と体をほぐして
- 今日も笑顔で御機嫌さん
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- 仲間と出会うひととき
- 運動のあとは
- おしゃべりはづむランチ
- そして日が暮れて
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- 「蒼天」8月号No,83より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 困った時
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- 自分を
- もう一人の自分が
- はげましています
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- 「蒼天」6月号No,82より転載いたしました。
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- 立春の夕日
- 坪谷智恵子
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- 赤くて大きい夕日
- あったかそう
- 落ちてしまったとたんに
- 心も体も冷えてきて
- さみしい気分を味わう
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- 夕焼け雲を眺めながら
- 物思いに耽るひととき
- 太陽のエネルギーって
- すごいと思う
- 人々を明るくしてくれるから
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- 「蒼天」4月号No,81より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 山の頂上に
- いる奴は
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- さびしいのでしょう
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- ジョン・レノンのように
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- 神様は
- 殺される
- ジョン・レノンのように
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- 「蒼天」2月号No,80より転載いたしました。
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- フォークダンス
- 坪谷智恵子
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- 残り火を掻きたてるように
- ガタついてきた足を気使いながら
- フォークダンスに明け暮れている
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- 美しい音楽の流れを耳に
- 世界をめぐるフォークダンス
- 海外旅行は行かなかったけれど
- 様々な国のダンスに巡り会えた
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- この楽しみがあったから
- 一人になっても生きてこられた
- あと何年位つづけられるか
- 自分に問いかけている
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- 「蒼天」12月号No,79より転載いたしました。
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- 大小
- 金澤ひろあき
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- 大きいのから
- 小さいのまで
- 人生でいくつ嘘を
- つくのか
- つかれるのか
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- いやいや
- 人生でいくつピュアな
- ことばを言うのか
- 聞くのか
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- はたしてどっちが多いのだろうね
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- 「蒼天」10月号No,78より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 雨の日が
- 好き
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- やさしさは
- 雨なんだ
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- そんな気が
- する日
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- 「蒼天」8月号No,77より転載いたしました。
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- 出会いたくて
- 坪谷智恵子
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- 今日も
- 誰かに出会いたくて
- 家を出ます
- バスに出会い
- 電車に出会い
- 淡路島に出会い
- 須磨の海に出会い
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- そして車内に目を移し
- いろんな表情の人達と
- お見合いしています
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- 「蒼天」6月号No,76より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- とても
- 嫌な奴を
- 見た
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- よく
- 見たら
- 自分自身でした
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- 「蒼天」4月号No,75より転載いたしました。
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- カバン
- 金澤ひろあき
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- カバンがからっぽになると
- 秋の一日が終わる
- 明日の朝 カバンに新しい荷物
- あした どんな人に会えるかな
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- 「蒼天」2月号No,74より転載いたしました。
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- 月に出会った朝
- 坪谷智恵子
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- まだうす暗い朝目が覚めて
- 西の空の月と目が合った
- 団地の窓達はしんとねしづまっています
- ひんやりとしたベランダに出て
- しばらく月とお見合いしていました
- 素敵な朝を迎えられました
- 薄雲に顔をかくしながら
- お帰りになったお月様
- 朝の光が団地の窓を照らし始め
- 太陽が起きてきました
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- 「蒼天」12月号No,73より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- いいかい
- 一人で
- 自分の力で
- 生きてゆくんだよ
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- 誰も助けてくれるもんか
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- 助けてくれるけど
- でも
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- 自分の力で
- 一生懸命
- やってるから
- 助けてくれるんだよ
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- 「蒼天」10月号No,72より転載いたしました。
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新緑の頃
- 坪谷智恵子
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- 山ぼうし天を仰いで深呼吸
- 蒲公英の綿毛ころがす妖精
- 蒲公英に目線合わせて対話する
- しなやかに八方美人のこでまり
- 咲き競うつつじの花の生命力
- 燃え上がる霧島つつじの情念
- 雨蛙若菜の中でかくれんぼ
- 五月の風頬くすぐって逃げていく
- 鯉のぼり空を泳いで満腹じゃ
- 五月雨を心の内まで受けとめる
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- 「蒼天」8月号No,71より転載いたしました。
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- こんな時代
- 金澤ひろあき
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- すぐに人に譲ってしまう
- 君のやさしさが
- 正しい生き方なのかどうか
- 私にはよくわからない
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- 弱い者が心をはりつめて
- 生きていかなければならない
- こんな時代
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- 自分を守るだけで
- 精いっぱいの
- こんな時代
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- 自分が生きのびることだけのために
- なんでもやってしまう私たちには
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- よくわからない
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- 「蒼天」6月号No,70より転載いたしました。
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- 星の王子様
- 坪谷智恵子
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- 大切な物をなくして
- 心が暗くなっていた
- 電話のベルが鳴り
- 「届いていますよ」との連絡に
- 雨の中を走っていた
- ぱあっと心の中が明るくなり
- 夢のような出来事に
- 拾って届けてくれた少年が
- 星の王子様に見えました
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- 「蒼天」4月号No,69より転載いたしました。
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- はなし
- 金澤ひろあき
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- 人が話しかけるのは
- 蝶々が花をさがすのに似て
- 自分の居場所をさがすんだ
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- 同じ話をくりかえす
- わかっていることくりかえす
- もうやめてねと思うけど
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- 「おはよう」「こんにちわ」
- 「愛してる」
- 何回くりかえしても
- いいじゃない
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- 「蒼天」2月号No,68より転載いたしました。
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- 秋に思う
- 坪谷智恵子
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- 一人ぼっちだった
- 拾って下さる方があって
- 二人の生活が始まり
- 月日の流れと共に
- 四人家族になっていた
- 季節が何度もめぐって
- 又一人暮しに戻っていました
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- 「蒼天」12月号No,67より転載いたしました。
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- おもいで番組(折り句)
- 金澤ひろあき
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- 千と千尋をぬく映画ってほんとうか
- ごまちゃん流行ったが今どこかな
- くまのプーさん蜂蜜取りの光るわざ
- みなみ君の恋人オタクっぽかったわ
- キスから始めよう何もこわくなかった日
- とうきょうラブストーリーまだ夢信じたころ
- ああ、いかりやさん踊る大捜査線なつかしき
- (ご口上)
- 短詩の一番上と下に、私と友人の名(せんごくみきと、
- かなざわひろあき)を折り句にして書いてみました。まあ、
- 一種のコトバ遊び、暗号ですね。皆さんもいかがですか?
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- 「蒼天」10月号No,66より転載いたしました。
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- 夢の世界へ
- 坪谷智恵子
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- 薄暗い入口から貴婦人になりすまして
- ローレルトンホールの
- エントランスに吸い込まれてゆく
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- サロンの優雅なグランドピアノ
- アートジュエリーの煌き
- ステンドグラスの窓
- うすい花びらのようなガラスの花瓶
- ステンドグラスのライプ
- 芍薬の赤い花柄がなまめかしい
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- あたりをゆっくりと見まわし
- 気取ってアフタヌーンティを頂く
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- 「蒼天」8月号No,65より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- ビートルズの歌は
- 神様が
- 作ったんだ
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- この世のリズムじゃないもの
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- 人間が
- 作れるリズムとは
- 想えない位
- 素敵さ
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- 「蒼天」4月号No,63より転載いたしました。
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- ロボット
- 坪谷智恵子
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- 毎日お供してくれるロボット時計
- 時には両手を振り上げる時もあるが
- 文句一つ言わずについてくる
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- あなたと二人連れの時が一番気楽でいいの
- 余計なおしゃべりしなくて済むし
- 気を使わなくてもよい
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- 私のペースに黙ってついて来て
- 刻も知らせてくれる
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- 目玉の可愛いいロボちゃん
- これからはそう呼ばせてね
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- 「蒼天」2月号No,62より転載いたしました。
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- 真実のアタシ
- 西山幸代
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- 真っ赤に熟れた実を踏みつぶして
- アタシはギターを掻き鳴らす
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- 猥雑な街が好き
- 無情の掟がルールならそれも愛してる
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- 心の壁を突き破れば
- そこには大きな闇な広がっている
- アタシはここでギターを掻き鳴らす
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- 昨日のアタシは逃げる事に夢中だった
- でも今日は真っ直ぐ道ばたに立った
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- 喧噪 破滅 欲望 押し寄せてくる
- 気持ちいい 気持ちいい
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- この場所が好き
- 居心地いいから死にたくなるくらい
- アタシはギターを掻き鳴らす
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- 「蒼天」12月号No,61より転載いたしました。
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・・・
- 岡田尚
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- 本当に
- 木より
- 人は
- 偉いのだろうか
-
- 本当に
- 犬より
- 人は
- 偉いのだろうか
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- ただ
- ずるいだけな気が
- して
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- 「蒼天」10月号No,60より転載いたしました。
-
証
- 福島雅人
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- 愛で地球を救えるかなんていう
- 難しい話をずっと考えていたけれど
- 結局わからない
- でも
- 息切れしそうな この時代に
- あなたと出会えたということは
- 僕が生きている証にもなるだろう
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- 「蒼天」8月号No,59より転載いたしました。
-
- 花言葉
- 坪谷智恵子
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- 花の香りに
- 包まれて
- 佇む
- ひととき
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- 遠く
- すぎ去った
- あの人への想い
- 胸に秘め
-
- 時は
- 後戻りしてゆく
-
- 今は花言葉さえ
- 忘れてしまって
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- 「蒼天」6月号No,58より転載いたしました。
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- ・・・
- 岡田尚
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- 46才の私は
- 今の唄は
- 少しも
- 覚えられないのに
-
- 僕が
- 若い頃
- 口ずさんだ唄は
- 今でも
- 覚えてる
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- 子供の頃
- いつも
- やってた野球が
-
- 今でも
- 一番 好きだ
-
- 嘘じゃないけど
- 本当でも
- ない
-
- そんな恋
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- 「蒼天」4月号No,57より転載いたしました。
-
- ロボット
- 西山幸代
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- 応答セヨ 応答セヨ
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- 見えるものを報告セヨ
- 動いているものを報告セヨ
-
- 破壊セヨ 破壊セヨ
-
- 全ての電波は傍受した
- 準備は整った
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- 攻撃セヨ 攻撃セヨ
-
- 理不尽な壁をうち砕け
- 廃墟の向こうは退廃の街
-
- 応答セヨ 応答セヨ
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- 何が見えるか報告セヨ
- もう用はない自爆セヨ
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- 「蒼天」2月号No,56より転載いたしました。
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- 4人掛けの座席で
- 坪谷智恵子
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- お向いに若くて美しい方が座った
- 見とれているとバックの中をゴソゴソ
- プリッツを一本取り出し
- 美事な早さで口の中へモグモグ
- 又一本 横目で数えてみると
- 四本目を口の中へほうりこんだ
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- 次は鏡と睨めっこ
- アイラインを描き始めた
- 楽しみに見ていたが
- 下車する駅に着いてしまった
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- 残念 あの光景は
- 車内で朝食と化粧タイム
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- 「蒼天」12月号No,55より転載いたしました。
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- 海辺の夕陽
- 西山幸代
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- グラスの中で夕陽が沈んで行くのを
- 最後までながめた
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- 西日を浴びて波間が輝いている
- その下には何があるの?
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- 長い旅を経てたどり着いたペットボトルは
- どこから来たの?
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- 沈んでしまった夕陽の後で
- 僕らは一体何を探せばいいの?
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- 昼間の喧噪が静寂に変わった今は
- 僕は誰に何を話したいんだろう
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- 「蒼天」10月号No,54より転載いたしました。
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- 向日葵
- 琴音
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- おそらの
- 下の小さな太陽。
- 大きな相手と背くらべ。
- 追いつけ追い越せ。追いつけ追い越せ。
- おそらの上の大きな太陽。
- いつか絶対追いつくぞ。
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- 「蒼天」8月号No,53より転載いたしました。
-
- 青い月
- 西山幸代
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- 見つめる夜空は
- 近いのか遠いのかわからない
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- 鮮やかな昼が終わり
- 地上を覆い尽くす夜がやって来た
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- 闇の中で光る青い月
- 悲しげに笑う青い月
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- 僕を照らす唯一の光
- 僕に見える唯一の光
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- ここにはもう居たくない
- ここは僕の生きる場所ではない
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- 青い月の光について行こう
- どこまでも心のままについて行こう
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- 照らし出される世界では
- 何が見えるだろう
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- 青い月が遠のいてゆき
- だんだん小さく姿を変える
-
- 見えなくなった僕の頭上で
- 悲しげに笑う幻を見た
-
- それは遠いのか近いのか
- 僕には全くわからなかった
-
- 「蒼天」6月号No,52より転載いたしました。
-
- 陽だまりの中で
- 琴音
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- 陽だまりの中でたたずんでいた。
- きもちよかった。
- 外気は冷え、身を凍らす程の風ー。
- 私のまわりにはいつも厳しい現実が
- とりまいている。
- 寒いー寒くてたまらない。
- つらいーつらくて涙が出そう。
- でもね、不思議だった。
- 朝、窓を開けたら、世界がパァーッと
- 明るくなって、ほんの一時、ほんの一時、
- だけだったけど、心がすごくあたたかくて
- まるでゆりかごの中にいた頃の私が
- そこに戻ってきたようだった。
- さあ、今日も一日頑張ろう。
- 闇夜はもう、過ぎたのだからー。
-
- 「蒼天」4月号No,51より転載いたしました。
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- 青空
- 西山幸代
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- 子供の頃を思い出すと
- なぜか空はいつも青空です
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- 過ぎ去った日々を思い出すと
- なぜか空はいつも澄んでいます
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- あなたの事を思うと
- なぜか空はいつも輝いています
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- 私は今
- 夜の中にいます
- 空は見えません
- どこまでも闇が続いています
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- この夜が明けたら
- 私を待っているのはどんな空ですか
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- 「蒼天」2月号No,50より転載いたしました。
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- 誕生
- 琴音
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- かわいい瞳、かわいい口元。
- そして、かわいい笑顔。
- 会いたかったよ、私の愛する子。
- あなたの小さいその手を握るたび、
- 私は幸せの本当の意味を知る-。
- こんにちは、私の赤ちゃん。
- 生まれてくれて、本当にありがとう。
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- 「蒼天」No,49より転載いたしました。
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- 地球儀
- 西山幸代
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- 僕は丈夫な靴をもってなかった
- たくさん詰め込めるリュックもなかった
- お金もなかったし
- 仕事は好きになれなかった
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- 地球儀をながめて
- 行きたい国をさがしてみたけど
- 僕はあまりにも
- 世界を知らな過ぎた
-
- どこかへ行きたいけど
- どこへも行きたくない
-
- ここは居心地がいいけど
- ここには居たくない
-
- 僕はまだ旅を知らないのです
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- 「蒼天」No,48より転載いたしました。
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野谷真治のHPへ
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野谷真治作品集
「身すがらつらら」(近代文藝社刊)1890円(本体1800円)
(短詩集〜短い文章も掲載)
「現代詩人精選文庫第15巻 野谷真治集」(表現社刊)1260円(本体1200円)
(多行詩集)
「赤ちゃんしぐれ」(青ひげ書房刊)735円(本体700円)
(第一短詩集)
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