繊維素材の種類と、その発展過程に於ける必然性、

更には未来への新しいヴィジョン

 

                           古関 祟尚

 

                   序章

 

 衝撃や温度変化といった外部からの刺激より、身を守るための外皮というものを持たな

い私たち人間は、長い年月のうちに数多くの、様々な種類の繊維を使いこなしてきたので

あった。

それら繊維は、ある時は保温のため、ある時は外傷より肌を守るため、また暑い夏を快適

に過ごすため、さらに、そういった機能的な面ばかりではなく、外観的な美しさや、他の

個体との識別のために様々な数えきれぬほどの繊維素材を人類は発見、開発してきた。

これら様々な数多くの種類の繊維素材に対しての知識というものは、私たちのように繊維

を普段から扱っている者であっても熟知しているとは言い難いものがある。

よって、ここで繊維について、例えば繊維の種類やその特性や、歴史、その発展過程で生

じる必然性についてまとめ、さらに、それらに基づいて考えられる繊維のこれからという

ものをここに導き述べていきたいと思います。

 

 

            目次

 

I 繊維の種類

 1 繊維の分類

 2 繊維の種類

   一、綿花

   二、麻     

   三、羊毛

   四、その他の獣毛

   五、絹

   六、その他の天然繊維

   七、レーヨン

   八、ポリノジック

   九、キュプラ

   十、アセテート系

  一一、プロミックス

  一二、ポリアミド系(ナイロン)

  一三、ポリエステル系

  一四、アクリル、アクリル系

  一五、ポリビニルアルコール系(ビニロン)

  一六、ポリ塩化ビニリデン系(ビニリデン)

  一七、ポリ塩化ビニル系

  一八、ポリオレフィン系(ポリプロピレン、ポリエチレン)

  一九、ポリウレタン系(スパンデックス)

  二十、ベンゾエート

  二一、ポリクラール

  二二、ポリフッ化エチレン(ポリテトラフロルエチレン)

  二三、シデリア

  二四、ガラス繊維

  二五、ステンレスチール繊維

  二六、炭素繊維

  二七、炭化ケイ素繊維

  二八、スーパー繊維と呼ばれるもの

  二九、その他の先端素材の繊維(芳香繊維、筋肉繊維など)

  三十、回収繊維

 

II 加工法、繊維加工品の種類

 

III 繊維の歴史とその発展過程に於ける必然性

 

IV まとめと未来への新しいヴィジョン

VII 用語の解説

 参考文献

 引用文献