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連載:コーヒーについて その6 ---コーノ式ドリッパー
さてわが家で愛用しているコーノ式だけれども、珈琲サイフォン株式会社の社長さんである河野氏が考案した方式で、特徴や利点などは「珈琲問屋」の「コーノ式ドリッパー&ペーパーフィルター」紹介ページで上手にまとめて紹介されているし、コーノ式ドリッパーを使ってのコーヒーの淹れ方は「自家焙煎珈琲 タカチホ」の「コーヒーの抽出方法」がとても分かりやすいと思うので、そちらを参照してくだされ。というわけで、紹介終わり(>_<)\PESI!
なんていうんじゃ味気ないので、使っているのを少し紹介しておこう。(^^;; わたしが使用しているのは1〜2人用のドリッパー「名門 TF-25」とペーパー「名門 MD-25」、そしてそれらをセットしたところ(ちなみに下から見るとこう)で、そこに計量スプーン4杯分(推定32g)のコーヒー豆粉を入れるとこう、あるいは計量スプーン2杯分(推定16g)のコーヒー豆粉を入れるとこうなる。
コーノ式の特徴は、一つ穴とか三つ穴とかいうんじゃなくて、円錐形の先が大きく空いているところ。ネルドリップと同様、少しづつお湯を落としてゆっくり抽出させるも、多めにどんどん注ぎ込んであっさり味にしあげるのも使い手の加減次第。だから、どぼどぼと注ぎ込んでドリッパーのなかで水位を上げちゃうっていうのは、あまり考えられないので、カップ4〜5杯分を淹れるときでも1〜2人用の「名門 TF-25」で不自由はない。というか、2〜4人用の「名門 TF-45」では、ドリップポットの注ぎ口とコーヒー粉の表面との距離が開きすぎて淹れるのが難しくなっちゃうと思うんだ。
ともあれ、抽出!・・・最初は、まん中だけに集中してお湯を点滴状態で落としたい。コーヒーの豆、粉というのは意外と脂分が多い。つまり水をはじいてしまう。だから、「蒸らし」のつもりでお湯を表面に垂らしてみても、湯は実はちっとも中まで浸透していない。だから、一点集中でお湯をゆっくり落としていって、お湯の通り道がまん中を通って(つまり斜め横に道を作って、ドリッパとペーパーの間へとバイパスしちゃわないように)下の出口にまで届くのを待つ。通り道ができて、カップやポットにぽたぽたとコーヒーが出てき始めたら、おもむろにお湯を注ぎこもう。まんじゅう状態に膨らんだコーヒー粉を、カルデラ湖にするようなつもりでお湯をやさしく注ぎ込んでいくんだけど、そのとき拙速にお湯を注いでカルデラ湖の堤防が決壊しないように気をつけたい。とくに抽出の始めの方の段階で決壊させてしまうとなんだか味気ないコーヒーになってしまう。
ところで、コーノ式は、ペーパーフィルターでありながらネルドリップのような味わいっていうのを謳い文句にしているんだけど、実際、他のペーパードリップより格段においしいし、ネルのように管理がめんどうでもなくて、わたしは非常に満足している。でも、難点は、入手が容易ではないということなんだよねぇ。わたしは通販で買っているけど、少なくとも福岡市内では店頭販売しているところをわたしは知らなかったりする。
(11/23/2005 追記:このコーノ式だけれども、福岡市内では「珈琲の家」福岡店で購入できることを、その後に知った。・・・それから、コーノ式の陶製のドリッパーがHarioから発売になった(正確には、V60シリーズとして、プラスティック製ドリッパーやペーパーフィルター、耐熱ガラスサーバーなども一緒に発売になっている)。例によって珈琲問屋さんによる紹介ページ“「ハリオ V60透過ドリッパー」について”にリンクを張っておく。)
(1/29/2005のVOCES VOCALISより)
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