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定期・日常のメンテナンス


クーラーコンプレッサーベルト

【ファンベルト】では911独特のメンテナンスが手間はかかっても面倒には感じないということを書いた。クーラーコンプレッサー用のベルトが交換しなければならなくなる頻度はぐっと低い(多少の傷みは無視可能)。そして、クーラーが効かないことを別にすれば、たとえ切れてしまったとしても車の始動になんら影響しない。

しかし、クランク側のプーリーはファンベルトプーリーとコンプレッサーベルトのプーリーが連結しており、ファンベルトのプーリーが内側であるため、コンプレッサーベルトを取り外さなければファンベルトを抜き取れない。つまりファンベルト交換と同じ頻度で、傷んでいなくともコンプレッサーベルトを取り外さなければならない。これを打開するとしたら、クーラー撤去(撤去しないまでも、不使用)しかない訳だが、実際はそうも言っていられないから、その都度脱着をすることになる。

ベルトの脱着にはコンプレッサー本体の固定を緩め、スライドする必要がある。固定用の4点のボルト・ナットのうち右奥は真上からエクステンションでアクセスすることも出来ず、かといってコンプレッサー廻りに十分なスペースもないから、ショートのレンチを掛けて渾身の力を奮うか、ユニバーサルジョイントを用いて角度をつけながらこれまたショートサイズのラチェットを振るか、と案外面倒だ。

工具店を訪れるたびに、このナットを楽に緩めるためにピッタリな工具がないか物色しているのだが、今のところ見つけきれていない。コンプレッサーの位置決め用アジャストボルトの操作にはゴースルーソケットがあれば楽な気がするが、13mmソケット単品で販売されていないため、購入に至っていない。セット内の13mm以外のサイズが手元にあっても絶対使うことがなさそうなのが、なんとなく購買意欲にストップをかける。工具のページ【レンチ類(2)】でも紹介しているギアレンチのショートコンビネーションはここでも役に立つ。


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