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定期・日常のメンテナンス


ABCペダル

数少ないモディファイとして、所謂ABCペダルはアフター物を取り付けている。過去の愛車にも同様の変更をしてきたが、操作として直接タッチする部分の変更は気分も一新する。911に取り付けたのはジュラルミン削出しのペダルで、過去に取り付けてきたアルミペダルよりさらに軽量で、強度もありそうなものだ。

但しこのアイメック製ペダル、964以降の911用として販売されているもの。しかしデザインと仕上がりの良さでチョイスした。購入にあたり、ブレーキ、クラッチの各ペダルに取り付けられているゴムカバーを外し、仮合わせした感じでは問題なく取り付けられそうだった。アクセルペダルに関しては、ノーマルペダルはそのまま残して重ねる形で取り付けるので問題ない。

ブレーキ、クラッチペダルともボルトナット2点留めで、ナットはナイロンナットだ。各ペダルをその間隔などを見ながら位置決めし、穴あけ作業に入る。ノーマルのペダルもなかなか硬く、キリが耐えられるか心配であったが4本の穴あけに何とか持ち堪えてくれた。

さてこの930用ではないペダル、取り付けにまったく問題がなかったかというと、そうでもない。ノーマルペダルはペダル裏面でステーと溶接されているのだが、この溶接のビードが太いためにペダル取り付け位置を微調整しても左右いずれかのボルト位置と干渉してしまうのだ。幸いビードが干渉するのはブレーキ側だけで、クラッチペダルの方はうまくかわして取り付けられそうだ。

溶接ビードの幅の問題なので、930であっても何ら問題なく取り付け可能な個体もあると思う。或いはペダル取り付けの位置決め微調整でかわせるものもあるだろう。製品の穴のピッチがもう少し広ければ問題なかったのだが、930用とはどこにも謳っていないものなので仕方ない。実際には1点留めでも取り付け強度は十分で、問題ないと言えばないが、一箇所空いたままというのも気持ちが悪いため、ボルトを通し、裏面から金属パテで固定した。

アクセルペダルは一旦取り外し、t15のコンパネに当てて型を取る。コンパネを型通りにエアソーで切り抜き、ベルトサンダーで整えて、仕上げに黒色スプレーでブラックアウトする。木材を自動車パーツになんて、と思う方も多いと思うが、これ程入手しやすく整形も自在で耐久性もある素材を利用しない手はない。911を見ても、実際にキックボードは木製であり、特別仕様turboのリアフェンダーのフィンも木製だ。

塗装がある程度乾いたコンパネをノーマルペダルに重ねて数点タッピング留めする。その上にジュラルミンペダルを重ね、コンパネに向かってタッピングをもむ。これでコンパネ15mm+ジュラルミンペダルの厚み分アクセルペダルが嵩上げされることになり、ブレーキペダルとの高低差がぐっと少なくなる。

ノーマルのペダルセッティングは、レースでハードブレーキを多用するのでもなければ、やはり若干ブレーキとアクセルの高さの差があり過ぎと思われ、このモディファイで操作感もアップさせることが出来た。定番であるアクセルペダルの2枚重ねは、仕上がりの面で美しさに欠ける。

911専用に製作されたペダルのフィーリングが悪いはずもなく、十分満足が得られるモディファイだと思う。機能性もアップし、足元にキラリと光るペダルは気分を盛り上げてくれる。

ABCペダル.01

取り付けられたジュラルミンペダル


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