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定期・日常のメンテナンス


左右非対称デザイン

【ステアリングホイール・ドライビングポジション】では純正のハンドル位置が少し遠いため手前に出すことで運転のし易さが改善されることを書いた。同じような乗り易さの問題として、シートセンターがステアリングホイールのセンターと左右に若干ずれて取り付けられているということも挙げられる。

数値にするとほんの数cmだろうが、シートのほうがやや外側に(ステアリングホイールが内側に)寄っている。ゴルフを始めこれまで経験したどの車でもこのような芯のずれはなかったと思う。が、雑誌メンテ記事などではあまり改善事例として芯ずれの修正については取り上げられていないようだ。あまり気にされないのだろうか。

比較的コアなオーナーでは、シートレールを見直してステアリングホイールと芯が合うように調整している方もいる(つまり可能だということ)ようで、やはりその方が操作において自然な動きが出来るような気がする。かといって最も安価なバージョンであっても1000万円クラスの911シリーズにあって、なんの理由もなくシート位置が決定されることもないだろう。ビッグバンパーの911だけでも15年間殆どその基本デザインを同じく生産された訳で、その15年間「改善」としての変更が加えられていないことも何かしらの理由があると思いたい(信者として)。

左右非対称であることは、自動車のデザイン上よくあることだ。運転席が左右のどちらかにレイアウトされている限りは、機能・操作性を重視すれば当然左右非対称のデザインとなるだろう。それは外観でも同様だ。ヘッドライトが左右非対称でないことはあり得ず、また911ではドアミラーの取り付け位置も左右で微妙に違う。ゴルフⅠのドアミラーは左右対称だったが三角窓の枠のせいもあり多少見にくさを感じる場面もあった。

これまでも何度かシートの左右位置を変更しようかと考えたことがあった。しかしその度に、オリジナルの位置にどんな理由があるか(ないか)も知らずにただ変更するのもなんとなく気が引けたのだ。理由なき変更は言い換えればPorscheに対する理由なき反抗だ。と言うものの現実には単純に、ヒーターコントロールのユニットとシートベルトのキャッチャーがギリギリの納まりだということが真の理由かもしれない。

いずれにしても社外スポーツタイプのシートに変更などしない限り、純正シートのままでは今以上にセンター寄りに位置をずらすことは出来ないのだが。

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