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定期・日常のメンテナンス


教科書

メンテナンス上の拠り所とするマニュアルを手元に置いておきたいとは常々考えているのだが、純正のワークショップマニュアルをturbo用として揃えようとすると、かなり高額な買い物になってしまうので入手に踏み切れない。turbo専用のマニュアルは、NAモデルとの差分しか綴じられていないため、NAモデル用マニュアル+turboモデル用という風に揃える必要がある。

NAモデル用マニュアルを市販の書籍でカバーするという手もある。Haynesのワークショップマニュアルでは少々内容的に物足りない。それに変わるものとしては、Porsche Service Manual という百科事典サイズのマニュアルも存在する。売られているものは3.2カレラ用とSC用で、それぞれ2万円前後の品だ。'88turboに合わせるとすると、エンジンマネジメントとしてはCIS(=Kジェトロニック)であるSC用を、それ以外の部分では同年代の3.2カレラ用で対応出来る。

それにしても、サンデーメカニックが困ったときに開いてみる程度のマニュアルとしては、ちょっと値が張り過ぎるというものだ。

これまでは、そういったマニュアルを本屋の立ち読みで頭に叩き込むことや、あるいはじっくり時間をかけて実車を観察して理解するということで凌いできた。そして都度解らないことがあれば、専門ショップに問い合わせてみるという感じだ。

しかしプロのメカニックを相手に、何の予備知識もなく話が通じ合うはずもない。しかもそんな場面では、Porscheのマニュアルなどから得られる知識と言うよりも、自動車の仕組みや造りそのものに対する知識と理解が必要になってくる。仕組みを理解していれば、トラブルが起きたとしても、どういったチェックを行って、どういう処置になるかは大体想像がつくものだ。

専用マニュアルにある、メンテナンスの箇所とその手順といったPorsche固有の情報は、メカニックとの話や整備風景から学ぶことも出来る。が、そのためには自動車工学としての基礎知識を自分なりに持っておく必要があるのだ。

そして基礎知識を学ぶための教科書ということであれば、自動車工学の専門書を一通り揃えたとしてもたいした金額にはならない。

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教科書と勉強風景

役立つ書籍紹介

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整備日誌アラカルトNo.4 / 鉄道日本社

自動車工学誌の連載記事「整備日誌アラカルト」のまとめ。No.4となる本書は、特に輸入車編としてトラブルシューティングが数多く取り上げてある他、K(A)・KEジェトロニックの構造と作動が特集されている。


textbook.03

点火系統のカンどころ / 鉄道日本社

点火(電気)系トラブルの実例を基に、関連する基礎知識と一般理論が解りやすく解説されている。



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