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定期・日常のメンテナンス


夏の工作(キーヘッド)

以前ゴルフⅢのキーヘッドを改造する際に、埋め込まれたライトをLED化したのを思い出しながらラジオセンター内を一回りしてみる。電子部品の価格は仕入れる量次第、ラジオセンターはやはり安い。高輝度白色LEDだけでも相当な種類が取り揃えられている訳だが、定格(許容)電圧が最も高い3.6V(4.0V)のLEDを購入した。1個200円。まとめ買いならばさらに買い得というところ・・・

つくばエクスプレスの乗り入れに合わせ、秋葉原駅周辺が大きく生まれ変わった。再開発により駅ビルも新しく、周辺に高層ビルが建った。が、秋葉原駅電気街口を出るとそこには電子部品と工具のメッカ、秋葉原ラジオセンターが昔ながらの変わらない風景を残していた。たまに店頭を覗くと、なんとなく製作意欲が湧いてくる、そんな不思議な空間だ。

夏もいよいよ終盤に差し掛かってきたところで、「なつやすみの工作」としてPorscheのキーヘッドを改良することにした。元々輝度も照度もない純正の埋め込みライトだが、電池の消耗によってキーシリンダーを確認出来るか出来ないかというところまで弱々しい光になってきていた。そこで、いっそ豆電球をLEDに変更した上で、もっと入手しやすい電池で対応させることにした。

VARTAのV625もしくはMR9をやめ、CR1616を2枚使ってLEDを点灯することにする。キーヘッドを開け中身を一旦取り出した上でLEDと電池のそれぞれの納まりをあたってみる。どちらもそのままでは納まりきれず、キーヘッド本体をリューターでほんの少し削ってあげなければならないようだ。工作らしくなってきた。

元々備わっている接点の銅版にキリで穴あけしてLEDの(−)配線を半田付けする。寸法取りが必要な程シビアな作業ではない。あとはガタの無いように組み込むだけだ。誰にでも簡単に出来る工作だが、敢えて注意点を挙げるとすればLEDの極性を間違わないことくらいか。(+)(−)を逆転させてしまうと、点灯しない。またその状態を長く続けているとLED自体を壊しかねない。

200円で済んでしまう改良企画。その費用対効果は、日常的なメンテナンス上の様々な工夫の中でもズバ抜けているかも知れない。キーヘッドは携帯の懐中電灯としても十分役に立つ程になった。

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キーヘッド.01

LEDに換装されたキーヘッド内部


(追記1)

問い合わせもいただいたので、補足としてポイントを2点。

まず、ボタン操作で接点そのものに動きが生じる構造なので、LEDの足をそのまま伸ばして使うよりは撚線としてフレキシブルに動作させる方がベターだろう(カリカリという音も無くなり、スムーズにボタンが押せる)。今回はLED用のソケットで受け、その先は撚線とした。こうすることでLED本体に直接力が加わらないため、足がポッキリ折れることもなく、また球がボタン操作に合わせて動いてしまうこともない。

もう一点、CR1616のような上端がフラットな電池に押ボタンをかぶせて使用する場合、ボタン裏にゴムやスポンジのスペーサー(かぶせた時に僅かにはみ出す程度の厚み)を入れると、点灯はより確実でソフトタッチに出来る。配線サービスホール用のゴムブッシング12φなどは、厚みを半分にすれば丁度良いサイズになる。

(追記2)

割と真面目に記事をUPしている当webサイトだが、極まれには苦言をいただくことも。今回はこのキーヘッドへのLEDの使い方が少々乱暴で「らしくないですね」と仰るようで・・・

その言葉をきちんと受け止め、内部構成を改善することにする。商品として市販されている小型ライトにも実は、LEDが電池に直接接続されているものもあり、実害はない。しかしここは正当なやり方、つまり抵抗を挟んで電流値をきちんと制限するように改造する。納まりを考えたときCRDを使う方がよりスッキリするが、値段が安い抵抗を使うことにする。

合計6Vのボタン電池使用、LEDは3.6V(4.0V)/20mAタイプなので、100Ωの抵抗を選択した。

改めて。約200円でしっかり効果を体感出来るモディファイ、としておく。

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キーヘッド.02

100Ω抵抗を組み込んだキーヘッド内部


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