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工具あれこれ


パワーツール(1)

世の中に工具マニアは数多く存在し、メーカー各社の多彩なラインナップの中から拘りの一品をチョイスしている。彼らの、使い勝手や質感を始めとする薀蓄話は、書籍雑誌はもとよりweb上でもかなりの盛り上がりを見せている。

何もかもまったく同じ性能・機能であれば、高い値段で所謂ブランド物に拘ることもないだろうが、そのブランドを特徴付けているものが仕上げの美しさなど機能美であったりするものだから、多少高価な工具であっても人はそれに惹かれることもある。その機能美が手を動かす意欲につながって、楽しく作業出来るということなら十分価値のある選択だろう。

だからこそ手に持って、使ってみたくなる工具を選ぶべきだ。アマチュアにとって工具のブランドはどうでもいい・・・という意見は半分嘘だと思っている。仕事じゃないからこそ楽しく気分良く作業したいはずだから。「お気に入り」や「自慢の」工具である方が楽しいに決まっているのだ。

【工具あれこれ】として紹介してきた工具は、アレが最高、コレをお勧めということではない。自分自身の工具選択の条件であるとか、使ってみた感想を添えた「私はこういうものを使用しています」というひとつの例だ。工具を手にした時の良し悪しの直感に加えて、この例が選定の際の参考になれば、と思う。

前置きが長くなったが、これまで色々と紹介した工具は主に自動車メンテナンス用として、そしてある程度高頻度で使用するものをメインに取り上げた。今回は、あれば便利、自動車メンテナンスに限らずDIY全般で活躍する電動工具を紹介する。

充電式インパクトドライバとして、マキタのTD122Dというモデルを愛用している。もう4年くらいになるだろうか、多くの電ドルが各社から出されている中で、LEDで手元を照らすというギミック付きで発売された。他社製品より圧倒的に軽く造られており、作業時間が長ければ長い程に軽量ボディのありがた味を感じる。当時おそらく軽量コンパクトさでも性能面でも、ナンバーワンだったと思う。

電動工具界では定評のあるマキタ製品は信頼性も高いが、値段も他社同クラスに比べて高かった。が、TD122Dの軽量コンパクトさはその値段の高さも思わず納得してしまう程で、自分の中でこれに競合する商品はなかった。現在はモデルチェンジによりTD130Dシリーズが取って代わっているようだが、回転数・トルクとも従来と変わらないスペックだ。但し、バッテリーは新型でさらに強化され、重量も100g軽量化されている。

充電式のドリルやインパクトドライバーを考えている方には、これはお勧めしておきたい。現在発売中のモデルはいくらかスポーティさが色使いやデザインに反映され、側面にスポーツブランドのネームが入っていてもよさそうな感じだ。逆にそのキャッチーなデザインがマキタらしくなく、少々気になる。当面キリとして使用するだけであっても、ドリルドライバーを買うくらいならインパクトドライバーを買ったほうが後々良いだろう。さまざまなシーンで活用するうちに、ただ単にクラッチ機構の付いたドリルドライバーではトルク不足で役に立たないといったことも経験すると思われるためだ。

TD122D
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