Boost Up Web

トラブルと対策


ODD METER009 クラッチヘルパースプリング破断

クラッチペダルの戻り具合に少し引っ掛かりがある。最後まで戻りきらない分、踏み始めに少し遊びがある感じだ。が、クラッチが切れない訳でもない。ワイヤーの調整不足なのかとも思ったが、ちょうどパーツの購入も兼ねて、いつもお世話になっているショップで相談してみた。

早速ジャッキアップ、一緒に潜らせてもらう。アジャストボルトのクリアランスが少し開き過ぎであるという指摘を受けた。カレラではちょうど良いくらいなのだが、ターボではこのクリアランスは僅かに隙間が出来る程度・・・見た目殆ど0(ゼロ)に近い程度で正解らしい。一つ勉強になった。クリアランスをなくす方向で調整すると、ペダルも多少重めのタッチに変わる(かと言って重過ぎる程ではないが)。

それでもやはりペダルの戻り具合については、最後の数センチに遊びがあるようだ。クラッチのヘルパースプリングがダメになっているのかも知れないということだ。時々あるトラブルで、と言うよりもこれは、経年劣化でのパーツ交換の類になるだろう。15年も経過している車両で、恐らくこれが初めての交換になるのだろう。キックボードを取り外すと、やはりスプリングが折れていた。このまま乗り続けていたら、他への負担が増し、もっと大掛かりな修理・整備が必要になったのかも知れない。

折れたスプリングを観察してみる。スプリング部分とフック部分がジョイントされて、一つのパーツを構成している。今回破断してしまったのはちょうどジョイント部の根元に当たる。長い間の疲労で最初に破断を来たすとしたらやはりこの部分かも知れない。逆にこれが千切れる程に良く走ったものだと感心もするが・・・。新品は在庫もあり、交換して頂いた。新品パーツもまったく同じ造りで、強化対策品に変更されてはいないというのも、特段このパーツの強度が不足という話ではないことを示している。

スプリングを交換した後のペダルタッチは、ああこれだ、とハッキリ体感する程に蘇った。このような小さなフィーリングの変化も運転の楽しさという意味では結構大きく効いてくるものだ。常に違和感をどこかで感じながらの操作から解放されるのだから。しかし、このヘルパースプリング。「単なるバネ」と思って改めて眺めると、いい値段だ。

クラッチヘルパースプリング.01

破断したヘルパースプリング


10,0004,000
Copyright © 2004 - 2008 Boost Up Web. All Rights Reserved.