宝塚歌劇入門2004

 基本的に、「すみれ色片想い」はコラムコーナーですが、私をきっかけに、現在の宝塚歌劇に興味を持ってくれる方もいると思うので(いるのかなぁ…?いたとしたら、ありがたい)、宝塚歌劇への「遠距離恋愛」歴数年の私から皆さんへ、おこがましくも「入門コーナー」をお届けしたいと思います。
 このコーナーは、私として、出来る限り冷静な考えで作っていきますが、途中「熱く」なってもお許しを…。
 データは、随時追加訂正していきます(間違った情報は教えられませんからねぇ)ので、お楽しみに。


◆◆5つの組の特徴◆◆

 現在(2004年12月)、宝塚歌劇団には花・月・雪・星・宙の5つの組があって、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場(以下「大劇場」)と東京日比谷にある東京宝塚劇場(以下「東京劇場」)で、それぞれ1公演約1ヶ月半、1年に8公演(でも今年は、東京のみ9公演…これ如何に;)を行ってます。
 それぞれの組には、公演で必ず主演を務める男役「主演男役」(私としては「トップ」の方が言いやすいので、以下「トップ男役」)と、その相手役を務める娘役「主演娘役」(以下「トップ娘役」)がいて(その他に、組をまとめる役割の「組長」「副組長」がいます…組内で一番のベテランさん2人が自動的に就任)、1組当たり約70〜80人出演の(通常)公演を支えてます。
 一見、どの組も同じように見えますが(私はそうだった…)、5組それぞれに個性があって、たとえ同じ演目をやったとしても何回でも見たくなるのが、宝塚。
 そこで、ひよっこファン・西脇から見た、各組の特徴を書いていこうと思います。おつきあい下さいませー。
 (各トップは、一番端カッコ内が(西脇的)愛称、以下全て愛称で表記…ココだけ芸名呼び捨てで、すみません;)

花組 -Flower Troupe-
トップ男役:春野寿美礼(はるの すみれ)【おささん】
トップ娘役:ふづき美世(ふづき みよ)【ふーちゃん】

 最近の特撮ヒーローものから、次々とかっこいい俳優さんが出て来るのと同じように(!?)、次々とかっこいい男役さんを生み出す組。まさにミラクルッVV
 おささんは、とっても歌が上手(ちょっとしか聴いたことないけど;)!一見「やさしい青年」風の雰囲気ですが、結構濃ゆくてババーンッと強い役も似合うのですねー(ex.『エリザベート』のトート閣下)。ずーっと花組で育って来ただけあって、男役としてスタイリッシュでかっこいいVV「よっ!二枚目!!」とかけ声をかけたくなりますV
 ふーちゃんは、ほんわりニコニコしてる、かわいい人Vそっくりな顔(本当に…)のおささんとは、お似合いのコンビだ♪「公家顔コンビ」とも…。
 昔っからかっこいい男役さんが多い(花組出身の男役で他の組の男役トップに上りつめた人は、ここ10年で4人!10年の間にトップだった人は(花組除き)13人ですから…すごいっす。今も、かっこいい男役さんがいーっぱいV)ということもあって、男役さんの群舞には見応えがあります。時々むずがゆくなるけど;
 「男役と娘役のデュエットダンスより、男役さん同士の絡み(!?)が好きなのっ!!」って人(結構いそうな気がする…)には、もってこいの組です。

月組 -Moon Troupe-
トップ男役:彩輝直(あやき なお)【さえこさん】
 最近では珍しく、トップ娘役不在のまま本公演に入る組です(10年前の雪組にもこういう事態はありましたが、事実上次期トップ娘役は内定していた)。
 さえこさんは、(男役にするには勿体無い位!?)すっごーくキレイな人です!丸い顔(『ベルサイユのばら2001』(宙組)のオスカルは…確かにまんがのオスカルと違って、丸かった;)、ちょっと上がった目尻、妖艶な雰囲気…とっても魅惑的ですVVまさに「男装の麗人」と申しますか…。そんなさえこさんが、退団に選んだ公演が、かの名作『エリザベート』…(宝塚版)主人公のトートは、是非やって欲しかった役なので、楽しみにしてますが、これで退団だなんてぇ…;;
 次期トップ男役は、あさこさん(瀬奈じゅん(せな じゅん))、トップ娘役は、みほこちゃん(彩乃かなみ(あやの かなみ))。今後の月組には、大いに期待!してまっせー♪
 西脇が初めて東京劇場で見たのも月組(『薔薇の封印』)。きりやん(霧矢大夢(きりや ひろむ))、ゆうひちゃん(大空祐飛(おおぞら ゆうひ))、かっこよかったなぁ…V


雪組 -Snow Troupe-
トップ男役:朝海ひかる(あさみ ひかる)【コムさん】
トップ娘役:舞風りら(まいかぜ りら)【まーちゃん】

 個人的に、昔のビデオをよく見たり(レンタルビデオ店で借りて)、妹がライブビデオ/DVDを買ってきてくれたりしているので、一番よく知ってるかもしれない組。私が初めて生のタカラジェンヌを見たのも、雪組(全国ツアー)だし。他の組に比べて、若干地味ではあるけど(昔から…故に、「日本ものの芝居が上手」といわれる)、そこがまたいいのです。それでなのか(!?)、1本立て大作は『エリザベート』初演('96)以来やってない…しかし、そのインパクトは抜群!
 組の特徴としては、「トップ男役が、強いアピールポイントを持っていること」ですね。「地味な雪組」が『エリザベート』初演を成功できたのも、当時のトップ男役が名歌手だったからですし。
 コムさんは、最初「怖い人なのかなぁ」なんて思ってましたが(すみませーん;)、いつの間にか魅力にひきずり込まれてました。故に、私はコムさんを「アリ地獄タイプのスター」と呼ぶ…。かっこいい男役も、シャキッとした女役も似合う、不思議な人ですね。一見クールな雰囲気なのだけど、とってもダンスが上手で(超細い!!)、ショーでの笑顔がかわいい人です(ヒラヒラブラウス姿が好きV)。風に舞うようにくるくるくるーっとリフトをするところが、私は好きだーっV
 今の雪組(あ、昔からですが…)は、きれいな男役さんが多いような気がしますね。特に準主役のかしげちゃん(貴城けい(たかしろ けい))なんて、頭がクラックラになりそうな超美人さんですよ!?歌もダンスも上手だし…。
 まーちゃんは、コムさんと組むために宝塚に入ったのでは!?という位、ダンスが上手!初めて「まーちゃんだ!」と意識して見た、『宝塚GRAPH』の同期紹介ページのトウシューズ姿、かわいかったなぁ。清楚で明るくてかわいいんだけど、所々で大人っぽいところも見せるのが、また魅力的VV
 他の組に比べて、キザリ度が若干薄いので、わりと初心者向けかもしれません。西脇は、いまだに「バリバリにキメた男役の群舞」というのが、見ていてむずがゆい時がある;
 私の妹は、そんな雪組を称して「引き戸みたい」と…気持ちは分かる。動きが水平方向にスーッとしてるように見えるのですね。だから、地味に見えるのかもしれませんねー。でも、私は好きだ。

星組 -Star Troupe-
トップ男役:湖月わたる(こづき わたる)【わたるさん】
トップ娘役:檀れい(だん れい)【だんちゃん】

 この組は、昔から「コスチューム物の星組」といわれてますが、このコンビはまさに豪華なキンキラキンのコスチュームが似合いますね!非常に「宝塚」のイメージとして、分かりやすいといいますか…。私が初めて「宝塚歌劇」をビデオで見たのも星組(『ベルサイユのばら2001』)。
 わたるさんは、「体が大きい」!海の男とか、似合いそうですー。津波が来ても、台風が来ても、絶対に頼れそう(危ないってば;)。
 わたるさんに限らず、星組には比較的「体が大きい」人が多いですねー。でも、準主役のとうこさん(安蘭けい(あらん けい))は、そんなに大柄な人でない…。歌声と瞳が素敵Vな方ですVVV
 だんちゃんは、かしげちゃん同様(!?…ちなみに、かしげちゃんの同期だ)、超きれいな人!まさに「絶世の美女」(以前に中国へ海外公演に行った時、現地の方に「楊貴妃の再来」と言われたようですが…ただのリップサービスだけではないですね(断言))!!星組に来る前は、月組の娘役トップだったそうですが、月組で頂いていたヒロインと今頂いているヒロインは、性格が全然違いますねー…昔は、かわいいお姫さまVタイプが多かったけど、星組に来てからは、強い感じの役が印象的。変わるきっかけになったのは、'02年日生劇場公演『風と共に去りぬ』のメラニーさんでしょうね(ちなみに、その時わたるさんがアシュレ役…)。
 ゴージャスで大人っぽいお芝居やショーを見るのには最適ですね♪

宙(そら)組 -Cosmos Troupe-
トップ男役:和央ようか(わお ようか)【たかこさん】
トップ娘役:花總まり(はなふさ まり)【ハナちゃん】

 6年前に出来た新しい組だけど、一番トップコンビを組んで長いのが、この2人。
 たかこさんは、「背が高い」!(前述「体が大きい」とはニュアンスが違う;)お顔が小さくて、脚が長くて…V黒燕尾服がとってもよく似合いますVVいつか、たかこさんの黒燕尾をカッコよく描くのが、絵描き・西脇(=有栖宮=楓稀)の野望…。
 宙組設立当初から、宙組には背の高い男役さんが多く(一番高いのは、179cm!!ひょえーっ…ちなみに、たかこさんは172cm。それでも、男役の全体平均より高い)、とっても舞台映えします♪でも、ダブル準主役のみずしぇん(水夏希(みず なつき)…雪組異動が内定)とたにさん(大和悠河(やまと ゆうが))は、そんなに大柄!ってわけでもない…。
 ハナちゃんは、「男役10年」ならぬ「トップ娘役10年」(トップ娘役に就任したのは'94年…月組の項に書いた「10年前の雪組・トップ娘役不在時期に、事実上次期トップ娘役は内定」していた娘役こそ、彼女だった)!!組んだ男役トップの人数は、雪組時代から合わせて5人(いちろさん(一路真輝さん)、ゆきさん(高嶺ふぶきさん)、いしちゃん(轟悠さん)、宙組に移ってからずんこさん(姿月あさとさん)、たかこさん)!!!すごすぎ。スカーレットもカルメンもびっくりだ!勿論、過去に5人ものトップ男役と組んだトップ娘役はいないわけですから(ここ25年では、最高で3人なそうだ)、ますます偉大だ。
 雪組の娘役トップの頃から、いろんな役を頂いて(ハナちゃんは、わりと若くして娘役トップになりましたが、若い頃から割と存在感のある役が多かった…個性ともいいますが)進化し、これからもますます進化していくことでしょう。圧倒的な存在感なら、他のトップ娘役の追随を許しません!お人形さんみたいに抜群のスタイル(脚、超きれい!)に小さくてかわいらしいお顔…宝塚で受けないハズがない!!今も昔も、とってもかわいい人だーっVVVあの手の顔には、無条件で弱い私;
 背が高くて脚の長い男役と、スラリとかわいらしい娘役…うーん、まさに「宝塚」だ。
 あまり伝統的なもの(日本ものとか、クラシカルなレビュー形式とか…)が似合わない組のようですが、新しい伝統を作り出すには、最適の環境を持った組でしょう。故に、下級生に退団者が多いのが心配なり;

…ちなみに、組の紹介のバックの色の意味は、各組の色(OSやモニターによって、微妙に違うかもー;)。組ごとに、シンボルマークがあるのですが、カラーで表記される場合は必ずこの5色。
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