上粕尾の歴史と当社の歩み

 

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上粕尾地域の歴史

 

上粕尾地域は古くは奈良時代に日光開山した勝道上人が、この横根山を中心とする前日光の山岳地域を霊場として修験を積んだことから山岳信仰の地として有名であります。

現在でもその流れを強く残し強飯式という行事として今に引き継がれ国の重要無形文化財にも指定されています。

 

上粕尾の林業

山の裾野は比較的肥沃な地が多く、杉の適地となっています。また、天然林の中には良質な天檜も見られます。最寄りの市場まで約35kmという立地でありながら意欲的な林家が多く、古くより優良材の生産を手がけてきました。粕尾林業技術研究会等地域における林業技術や情報確保に努め、さらに上粕尾素材生産組合の設立により集積土場の共有化や林業機械の共有化を実現し搬出コストの削減を実現しています。作業道等は隣接する所有者との流域でのネットワークを考慮して、路網を構築するケースが多く、協力体制を整えています。

しかし、天候においては恵まれる事ばかりではなく、冬季に気温が大きく下がるため、棟裂や寒風害を起こす事もあり、さらに鹿、熊、カモシカが多く、獣害も甚大であります。

 

経営の歴史50年前

昭和29年、戦後の復興期にあって、将来の木材需要を展望し、所有山林のスギ、ヒノキ造林率約40%を90%位に高めるよう計画し拡大造林を行いました。当時から山林収入を得る際は出来るだけ皆伐をせず、間伐を適正に行い、又、雑木林を積極的に伐採し薪やパルプ材として販売しました。昭和36年には従業員の労務安定化を目的として中小企業退職金事業を導入しました。

結果、拡大造林に伴う春の植え付け、夏の下刈り作業そして年間通して安定した雇用による無節材生産の為の枝打ち作業を行う事が可能になり優良材を作る基盤整備が整いました。

 

経営の歴史40年前

さらに面積当たりの収益性を上げる為、枝打ちの実施、優良クローンの開発、導入を実施し優良材の生産化を進めてまいりました。年間作業サイクルの策定により安定した作業体系を調え労務の安定化にも務めました。搬出の機械化と安全のため従業員の教育や免許の取得そして循環式索道の導入で搬出を図っていきました。さらなる機械化を図るためヤンマーキャタトラの導入林内でのウインチ集材を実現、その頃から積極的に林内作路を作成、運材の実施   作業の一貫化の為ユニック付きトラックを導入し、コストの削減につなげました。特に主な沢に主となる林道を先駆けて開設していきます。

同時に将来生産される枝打ち材の利用の為、自社による製材加工の実現の模索を行っていきます。

 

経営の歴史30年前

基本的に間伐を優先的に行い、枝打ち材、優良材は分別表示して刻印のブランド化をめざしていきます。また、クローン品種の見直しを行い成長と通直性重視から杢と色を考慮した品種選択へ変えていく事になります。機械化も引き続き進めて行い、リモコン付きユニック搭載トラック導入、キャタトラでの循環式索道実施、策張りの簡素化、軽量化の実現。小型軽量ウインチ導入、木寄せ作業の軽減、引き回し作業に使用しました。作業道の充実の必要性を感じ、キャタトラの入れる作業道を間伐作業林分に開設して行きました。

一方、構想のあった製材工場予定地を造成、建物を建築、機器設置まで資材置き場として利用していました。

 

経営の歴史20年前

平成2年に各種経費の明確化と事業拡張の為、法人なりします。同時に平成2年、予定地に製材工場を設置、生産を開始しました。製材事業の開始に伴い栃木県に木材登録を行い、木材業を始めることになります。さらに法人なりに合わせて、社会保険、厚生年金に加入。他業種会社なみの保証をめざし、新しい労働力確保に勉めました。

林業経営としては、昭和59年の大寒波によりスギの高齢木が寒風害の被害を受け、皆伐を余儀なくされた以外は間伐を基本としていきました。

引き続き進められた機械化では平成2年に導入した0.25クラスパワーショベル、グラップル、地引ウインチ付き、2t強化ダンプトラック4WD 2胴式ウインチ、2.5tフォークリフトを駆使し搬出の近代化とシステム化、一層の作業安全を図りました。その後、平成6年に林業改善資金を利用して導入した0.45クラスパワーショベル、グラップル、地引ウインチ付きにより大径木搬出時の効率化と安全、作業道の自己開設化を図りました。平成8年に同様に林業改善資金を利用して導入した4tクローラーダンプは急勾配地等の搬出に威力を発揮、敷砂利作業等が容易になりました。効率アップの成果もあり作業道は年間2,0003,000m開設していきました。

木材業ではスギ丸太テーブル等の製造販売を行い、主に県や町及び別荘等のユーザーに販売、又、ミニ・ログハウスを販売していきます。その際、自社商品紹介と地域の紹介の為ホームページを開設、地域を離れたユーザーの獲得を目指しました。

 

 

 

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