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Eudora 4.0Jから4.2-Jへのアップデートファイルはクニリサーチインターナショナルからダウンロードすることができる。容量は約5MBだが、分割ファイルもある。ファイルはアップデータという名前になっているが、既存のEudora 4.0Jをアップデートするものではなくて、新しい「Eudora Pro 4.2-J」のフォルダを作成し、そこにアプリケーションや周辺ファイルをインストールするものだ。
インストールが終わったら、「Eudora Pro」を起動する。起動するときに、アプリケーション名にバージョン名が入らなくなったことに気がつくハズだ。
起動すると最初に下のようなダイヤログが出て、ビックリするかも知れないけど、これはこのバージョンからシステムフォルダ内の「Eudoraフォルダ」とか、その中に内包されるファイルの名前を英語で表示するように変更されたためなので、以前の「Eudoraフォルダ」をそのまま使い続けるなら「変更」を選ぶ以外に道はない。英語名に変更されるのがイヤなら「新規作成」だが、これだと旧フォルダはそのままにして新しい「Eudora Folder」を作ので、設定からメールボックスまで、全部が新しいものになってしまい、シリアルナンバーの入力から全部やり直しになる。
ただし、過去に英語版を起動したことがあって、システムフォルダ内に「Eudora Folder」という名前のフォルダが存在する場合は、そっちの方が適用される。

てなことで、「変更」を選んだ場合には「Eudoraフォルダ」が「Eudora Folder」となり、その他のファイル(フォルダ)は下のように変更される。なお、この場合、何かの都合で4.0Jに戻したくなったときには、ファイル・フォルダ名を全部元に戻す必要がある。
なお、この「Eudora Folder」を、別のところにコピーしてそのエイリアスをシステムフォルダ直下に置くという技も使える。システムフォルダを肥大させたくない人には良い方法かも。
| Eudora Pro 4.0-J(従来の表記) | Eudora Pro 4.2-J(英語での表記) |
| Eudoraフォルダ | Eudora Folder |
| 添付書類フォルダ | Attachments Folder |
| Cache Folder | Cache Folder |
| Delivery Folder | |
| Eudora Items | Eudora Items |
| Eudora ニックネーム | Eudora Nicknames |
| Eudora 設定 | Eudora Settings |
| Eudora 設定.bkup | Eudora Settings.bkup |
| IMAP Folder | |
| メールフォルダ | Mail Folder |
| 受信 | In |
| 送信 | Out |
| ゴミ箱 | Trash |
| Parts Folder | Parts Folder |
| 署名フォルダ | Signature Folder |
| 署名 | Signature |
| 別署名 | Alternate |
| Spool Folder | Spool Folder |
| ステーショナリフォルダ | Stationery Folder |
| ニックネームフォルダ | Nicknames Folder |
また、Mac OS 9の環境の下では、最初の起動時にキーチェーンを使用するかどうかも聞いてくる。
肝心のバージョンアップによる改善点だけど、0.1のバージョンアップだから大きな変化はなく、パッと見ではメールボックスの表示が2分割表示になった(他のメールソフトみたいに、上にメールリスト、下に選択したメールの内容が表示される)ことが目につく。しかし、昔ながらのEudoraスタイル (リストとメールの内容とは別ウィンドウ) がいい場合には、リストとメッセージの境目の左端にある▽ボタンをクリックすればいい。これはメールボックスごとに設定できるので、「受信」ボックスだけをメッセージウィンドウ表示にするなんていうのもOK。逆に全部まとめてスタイルを切り替えるには、「特別」→「設定」の「メールボックス表示」にある「デフォルトでメッセージプレビューを表示する」のチェックを外す。その次に開いたメールボックスからは従来のメッセージウィンドウがない形で表示される。
以前から「なんとかならないのかなあ、これ!」もんだった「検索」がとても分かりやすく、かつ細かな条件を設定できるようになっていて感激しました。本来、こうでなくっちゃという感じではあるのですが、これで検索も苦にならなくなりました。条件検索のユーザーインタフェースは昔のMac OSの「ファイル検索」にちょっと似ていて、検索する項目 (ヘッダとか本文とか) と検索条件とをポップアップメニューで選び、検索したい文字列を入力、さらに検索対象のメールボックス (複数可能) を選んで、[検索]を押せば良い。検索スピードもメチャメチャ速くなったと思う。
ただし、日本語検索には問題が残ってる。実際に何度も日本語検索を試してみたのだが、その結果というのは信頼をおけるものではなかった。なお、この件に関しては、クニリサーチも現在原因究明中だそうだ。今後に期待するしかないだろう。
最初にこの現象に出くわしたときには驚いたものだが、半角英数字を入力したときに文字が赤く表示されアンダーラインまでついてしまうという現象が起きるのは「スペルチェック」がONになっているからです。どうやらこのバージョンのEudoraProはスペルチェック機能が強化されたのは良いのだけど、これがデフォルトの設定で、「入力中に自動的に(スペル)チェックする」になっているので、半角英数字のあやしげな単語が全部真っ赤になるのだ。こういう現象でお困りの場合は「設定」から「スペルチェック」へ行き、「スペルをチェックする」の項目のラジオボタンを「要求がある時のみチェックする」にすると直るでしょう。

ローマ字入力の際にキーボードからの入力に追随できず、変換できないままローマ字がそのまま表示されたりする現象だが、この問題は"Faster Typing" 機能がオンの場合に起きる。"Faster Typing" 機能は本来、日本語版では機能しないものなのだが、それが機能してしまって、キーダウンのイベントがあると、日本語入力プログラム(ことえりなど)が処理を行なう前に Eudora 側でイベントの先読みをして処理を行なってしまい、タイミングによっては勝手に確定されたりしてしまう現象が起きるのだ。
"Faster Typing" は出荷時設定ではオフになっているが、以前のEudora Pro ではそれを含む詳細設定が特別な操作をしないでもできるようになっており、"Faster Typing" を以前のバージョンでオンにしている場合で、今回のバージョンアップでそれら設定を受け継いだ場合に日本語入力障害が発生する。
したがって、解消方法は下記のように"Faster Typing" のチェックを外す。

これも、バージョンアップして、最初に「返信」しようとしたときにお目にかかって驚いた。しかし、これは言ってみれば"ver4.2-J" における仕様変更なのだ。つまり、これは書式付きメールになっているわけではなく、Content-Type ヘッダに“format=flowed”の表記があった場合、このタグをつけて保存し、ウィンドウサイズが変更されても引用符(縦バー)が先頭にくるように表示をリフォーマットして見やすくしようというもの。
このバージョンでは初期設定でformat=flowedに対応しているため、初期設定のままだと引用符の編集ができないし、返信時に「>」ではなくて縦棒がつくようになったのだが、送信の場合も、このタグを本文に付加して送っているわけではなく、Content-Type ヘッダに“format=flowed”を追加しているだけなので、これをサポートしていないメーラーには無視され、通常の text/plain として処理されるということになる。
んでもって、これを以前のような引用符がつくようにしたり、引用符の編集が出来るようにするには「Eudora Pro 4.2-Jフォルダ」(システムフォルダとかに置いてある「Eudora Folder」ではなくて、アプリケーションの方のフォルダ)の中に「Tips」というファイルがあるので、それをダブルクリックして起動します。

すると次のようなウインドウが開くので、
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この画面の中の
●Format=Flowed を使用しないようにする
Eudora 4.2 では、RFC 2646 の Format=Flowed に対応しています。デフォルトの設定でこの機能が動作していますが、これを使用しないようにするには、下記をダブルクリックしてください。
<x-eudora-setting:260=1>
※Format=Flowed を使用している時は「引用符の編集」機能は使用できません。
という部分があるので、ここのリンク文字(青色の下線部分)をダブルクリックする。

すると、このような画面が現れるので「新しい設定値」に「1」を入力して「設定変更」を押します。
また、この「Tips」では「設定」メニューではできない設定変更が可能になっておりますが、詳細は「見れば分かる」はずですので、いちいち説明はしません。
今回のバージョンからメールの引用部分の文字の色を任意に変えられるようになった。しかし、小生が愛用してきた"Eudora Thing"(機能拡張)のように引用の引用でさらに色を変えるというのはできない。
