図を見るといろいろなことに気がつかされます。
気軽に使用する紙ですが、A4用紙1枚の消費は実は水を10リットル使用していることになります。パン1切れでも40リットルの水消費となります。ハンバーガーに至っては1個食べると何と2400リットルという膨大な水消費につながることに驚きます。
似たような食品でも水の使用量がかなり異なる場合があります。紅茶1カップは、茶葉3g分の生産に要する水資源を考えに入れると、実は、30リットルの水の消費に。一方、コーヒー一杯は140リットルと紅茶1カップの4倍以上の水を消費している勘定ととのことです。これは、コーヒー豆の生産の方が多くの水を要するためとのことです。
農畜産物に関しては、穀物より畜産物の方がウォーターフットプリントは大きいとされています。トウモロコシ100gの水消費は90リットル、牛肉100gは1550リットルと17倍の水が必要となります。家畜は食肉に至るまでに大量の飼料作物を食べるほか水を飲み、水を浴びもするからとのこと。
日本の中でも「水不足を感じない日本でも、身近な商品に表示があれば環境意識を向上させるきっかけになる」としてこうした取り組みを企業も現れています。
数年後には、このような表示がなされている製品が巷にあふれて、少しでも国際的な水不足解消への関心が高まることを願います。
ウオーター・フットプリント:「水の足跡」の意で、商品の原料作りから加工、流通など、消費者に届くまでの全工程で使われる水の量をたどって数値化する考え方。
参考文献:日経MJ新聞2011年8月14日号、社会実績データ図録より
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