ちきゅうおまわり ひとくちメモ
環境ホルモンの巻 その3
- またまたゆ〜ごです。
- 忙しいのにわるいね〜。ちきゅうおまわり。
- 今回はなに?
-
- >んとね、今回は色々な対応をまとめてみたよ。
- >まず、 企業編ね。
- >これらの問題に最も関わってくるのが化学業界です。
- >塩ビやポリスチレンなどについては、
- >使用を控える動きが需要家の間で広まっています。
- >特徴としては素材を代替物に変更するといった動きが多いですが、
- >では代替物の安全性はどうなのかといった問題もあります。
-
- >一方の化学業界側の対応としては、
- >対策協議会などを設置し独自の調査を行なっている例が多いです。
- >総じて「問題はない」との論調ですが、
- >研究者側と業界側ではそもそもの内分泌撹乱物質の毒性の段階から意見がすれ違っていて、
- >実験データも乏しいために、科学的因果関係の解明にはまだ時間が必要なようです。
-
- >次、 行政編ね。
- >国は様々な法令で有害物質の排出を規制しています。
- >その中で最も化学物質と関わっているのが、
- >「化学物質の審査および製造等の規制に関する法律」(化審法)です。
-
- >化学物質の審査および製造等の規制に関する法律(化審法)
-
- >現在日本の工場では3万種以上の化学物質が作られていますが、
- >それは使用後焼却されたり、埋め立てなどで環境への放出がなされています。
- >昭和40年代のPCB汚染事件、1968年のカネミ油症事件など、
- >人の健康被害をもたらすケースが増えてきたことから制定されたのが、
- >この「化学物質の審査および製造等の規制に関する法律」(化審法)なんだ。
-
- >これは製造または輸入前に新規化学物質の事前審査をし、
- >分解性、蓄積性、慢性毒性のすべての性情を持つものを「特定化学物質」に指定、
- >製造・輸入の許可、用途制限をするものです。
- >審査によってすべての物質は@第一種特定化学物質
A安全物質 B指定化学物質 の
- >いずれかに判定されます。第一種は製造・輸入に許可が必要で、用途も制限されます。
- >指定化学物質は、製造・輸入については届出制。
-
- >人の健康被害の防止が目的ですが、環境や生態系の保護は考慮されていません。
- >主な第一種特定化学物質としては、PCB,HCB,クロルデン,DDTなど。
-
- >また、最近になって問題になりはじめた内分泌撹乱物質については、
- >1998年に環境庁が
- >「外因性内分泌撹乱物質問題への環境庁の対応方針について
- >−環境ホルモン戦略計画
SPEED’98−」を取りまとめたよ。
-
- >でもね〜、これはあくまで対策方針であって、罰則を伴う法令とは異なるために、
- >さらなる対応が望まれているんだ。
-
-
- >よくきいてね。内分泌撹乱物質の一番の特徴・怖さは、
- >ほんの微量でも生態系に影響を及ぼしてしまうという点なんだ。
- >雑誌や一部の書籍には「人類の危機」とまで書かれた記事もあったけど、
- >これは少々大袈裟すぎる気もしますが、生殖に影響するホルモンを阻害するという点においては、
- >あながち間違いではないな。
-
- >さらに、その「微量」というのが曲者で、内分泌撹乱物質の中でも、
- >体内のダイオキシン濃度などについては既に調査が始まっており、
- >ある程度の結果も出ています。
- >しかしその数値が人類にとって「安全」なものなのか「危険」なものなのかは、
- >何世代も後になってみないと分かんないね。
- >これがこの問題への対応を難しくさせ、
- >そして余計に市民の不安を煽る結果となったにたいだよ。
-
- >いや〜、いっぱいお話しちゃったね。
- >次で環境ホルモンの巻は最後だからがんばって読んでね。
